新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

返り花

2008年11月14日 07時59分17秒 | 身辺雑記

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 初冬の小春日和の中、暖かさに誘われて季節はずれに花が咲く。それを返り花(帰り花)と呼んで愛でている。

 俳句の上では、冬の季語。主に桜について用いているようだが、タンポポ、ツツジ、山吹なども返り花を咲かせている。多少ややこしい。

   何の木ととふまでもなし帰り花   来山

   来山は、井原西鶴や松尾芭蕉と同時代の俳人。大阪の人。

 上の写真は、11月3日に撮った紫陽花。咲いては枯れ、枯れては咲いている。

 紫陽花には申し訳ないのだが、ずっと咲いていたので、「寒かったろうね、ご苦労さん」という気持ちにはなれないでいる。

 どうやら私は、ひねくれ者。感謝の気持ちがすくないようだ。

 紫陽花だって、寒い中を咲いている。

「ありがとうね!」って、言ってやればいいではないか。

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コメント (17)
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