![Simg_4698t Simg_4698t](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/74/9614d69cf5e13d796731eb2aa125e51a.jpg)
初冬の小春日和の中、暖かさに誘われて季節はずれに花が咲く。それを返り花(帰り花)と呼んで愛でている。
俳句の上では、冬の季語。主に桜について用いているようだが、タンポポ、ツツジ、山吹なども返り花を咲かせている。多少ややこしい。
何の木ととふまでもなし帰り花 来山
来山は、井原西鶴や松尾芭蕉と同時代の俳人。大阪の人。
上の写真は、11月3日に撮った紫陽花。咲いては枯れ、枯れては咲いている。
紫陽花には申し訳ないのだが、ずっと咲いていたので、「寒かったろうね、ご苦労さん」という気持ちにはなれないでいる。
どうやら私は、ひねくれ者。感謝の気持ちがすくないようだ。
紫陽花だって、寒い中を咲いている。
「ありがとうね!」って、言ってやればいいではないか。
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