新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

退行傾向にストップ!

2008年11月30日 08時48分05秒 | コラム・エッセー

 今の日本、色々な局面で、退行傾向が目立っている。

 もちろん、素晴らしいこともあった。

 たとえば今年度における日本人のノーベル賞。4人の科学者が受賞され。まさに画期的なことで、世界に誇れるほどの慶事だった。

 そんな一面がありながらも、退行傾向にありそうに思えてならない。

 オリンピックのメダルの数が減ったとか、大相撲はモンゴル勢にやられているなども気になるが、もっと根幹のところに問題が出ている。

 たとえば、北朝鮮の拉致問題。一向にラチが明かない。

 中近東などの日本人誘拐事件では、あれほど喧噪するメデイアも、拉致問題に関しては、すっかり腰を引いている。無策な政府を叩きもしない。

 政府や外務省が裏側でどんな策謀を計っても、結果が出なければ言い訳もできない。

 国民の意識も高まっていない。家族会の人たちが悲痛な声で訴えているのに、国民の側には意識の高まりがあるのだろうか。

 かく言う私も、何もできずにいる。

 領土問題もしかり。北方領土、竹島、尖閣諸島などが惨めな形になっているばかりか、このごろは、対馬の土地買い占め問題まで浮上してきてしまった。

 首相が「世界第二の経済大国」と叫んでみても、金融不況の波は被ってしまった。言葉ではしゃいでいても、実績がなければ説得力はない。

 ましてや、国際的な影響力はない。

 また、経済問題だけで、国民の意識は変わらない。

 この弱気な日本の病巣は、一体どこに根っこがあるのだろうか。

 自虐史観に洗脳さてしまった国民の胸に、罪の意識が深く巣くっているのだろうか。

 それとも、防衛力が弱いからか。

 単なる無気力か。

 国民の側に責任があるわけではない。政治家、官僚、メデイアの側の正しい眼と具体的な行動がないのだ。

 だから国民も覚醒しない。動かない。

 この際だから、拉致問題の一点主義で、早期解決をしたらどうだろうか。

 ご家族の苦しみは痛いほど分かる。由々しき人権侵害だ。

 しかも、国権が侵害されているのですぞ。

 国民の生命と財産、国土を守るべき国は、何をしているのだろうか。

 拉致問題の解決をキッカケとして、この退行傾向にストップをかけなければならない。

 そうしないと、日本という国がなくなってしまいそうだ。

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コメント (10)
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