新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

加齢効果

2008年11月15日 06時36分02秒 | 身辺雑記

 古来から、不老長寿は人間の悲願でした。

 しかし、どれほどの財宝を積んでも、購い求めることはできません。

 もちろん、これは私の話です。

 どんなに頑張っても、顔の皮膚はたるみます。

 聞いた話では、顔の皮膚を引っ張ったり縮めたりする医術があるようです。でも、姑息な一次凌ぎに過ぎないのではないでしょうか。万有引力には逆らえません。

 血圧を下げようとして、ウオーキングをしてみました。ランニングもしてみたのです。思うようには下がりません。結局、薬に頼ることになりました。

 物忘れもひどい。

 聞いたところでは、どうやら私だけのことではなさそうです。みなさんも同じらしい。少しはホッとしています。

 聴力も衰えました。特に中間の周波数帯がひどい。つまり、人間の話し声付近が聞こえにくいのです。

 高周波帯、つまり「ピッピッピッ」という電子音などは聞こえます。

 離れた家でやっているアイドリング音も聞こえます。低周波帯が聞こえるということです。

 私の書斎は2階にあります。「ご飯ですよー」というカミさんの声は聞こえにくい。

 しかし、仏壇のお鈴の音は、高周波なので聞こえます。

 わが家の朝食は、仏壇にご飯をお供えし、お線香を上げてから始めます。そのときのお鈴の音が、食事の合図みたいなものです。

 嗅覚も衰えてきています。

「金木犀が咲いたわァ、いい香りねェ」と言われても、私はポツリと、「そうかい」と言うだけです。私は香りを実感していないのです。

 感動を共感できない苛立ちが、カミさんにはあるようです。

 こんな話が際限なく続きます。キリがないので止めることにします。

 一つだけ得なことがあります。

 聞こえないフリや知らないフリができます。これは私の都合次第で決められます。

 これはたった一つの「加齢効果」です。 

 ただし、仕事場では活用できません。相手にされなくなるからです。

 こんなボヤキを記事にしているようでは、ブログ友のみなさんからも嫌われますね。

 今日は外出日です。

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コメント (15)
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