勤労感謝日の一昨日、銀座で撮影会があった。
モデルは色白な若い女性が一人。カメラマンが１０人だったので、落ち着いて撮影出来た。
写真の出来映えは別として、とても楽しい時間だった。
男性の一人は、隻腕カメラマンであった。右手がなく、ブルゾンの右腕部分は、折られていた。
つまり左手一本で、巧みにカメラ操作をしているのだ。見事だった。
昼食時、私は隻腕氏を食事に誘った。
Ｓさんという彼は、私よりも５歳年下のプロカメラマンだ。
３歳の頃、鉄道事故で右手を失ったのだという。
しかし、もの心つく前からのことなので、不自由さは感じたことがなかったとのこと。知恵が身体の動きを創っていったということなのだろう。
カメラも左手だけで、巧みに操作していた。ただし、１５センチ程度の小さな三脚をつけていた。
シャッタースピードが１／６０秒以下であれば、ブレの問題はないと力説していた。
もとよりプロの言葉だから、説得力十分だった。
手が震えるの、腰がふらつくのと言い訳の多かった私自身、とても恥ずかしくなった。
私にはまだまだ努力の余地がある。努力をすれば上達するかもしれない。
大いにフアイトが湧いた。
Ｓさんは、１２月下旬にアメリカへ行き、そちらで定住するのだそうだ。
勇気づけられた撮影会であった。
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これからの作品つくりに大いに刺激され良かったですね。新しい出会いは、人生のスパイスで嬉しいですね。
虚弱体質ですからと、いつもしり込みしていましたが、
世の中は、それ以上のハンディキャップを乗り越えて
いる人も少なくないのですね。 よい話を聞かせていただきました。
本当にプラス
リフレッシュできたと思います
健康な私はこれが当然だと
感謝することを忘れているように思いました
目的がしっかりある方は素晴らしいですね
のですが、最近はぶれる写真が多くて困ります。
最近は、是はとおもった撮影は同じ構図で、2枚以上
撮影しています。デジカメは、後で消せばいいので、
その点は助かります。
頚椎症で両手両足が痺れているのですから仕方が
ないと言訳していましたが、やはり努力をしなければ
いけないようですね。
体に障害をお持ちの方が努力により克服しているお話、お聞きするたび五体満足な私は反省しきりなのですがその反省がまた長続きしない、結果現状維持です。
今日もまた良いお話し聞かせていただきました。
こういうお話を聞くにつれファイトがわきます。
これからアメリカでいい人生が過ごせますように。
大いに刺激されました。
接写して拡大するならともかく、風景で三脚は要らないと強調しておりました。
ある種の元気が出ました。
しかし、三脚を使わずに撮れるかとなると、別問題です。
当日はモデルを撮ったので、誰も三脚は使っておりませんでした。
しかしＳさんは、風景でも使わないと言っておりました。
プロの言葉なので、勇気づけられましたね。
いいリフレッシュもできましたし、気合いも入れられました。
まだまだやることが沢山あるので、多忙です。
乗り切りたいと思います。
１／１０でブラせずに撮れるとは凄いですね。
私は１／１５０が目安です。
だから明るいレンズを使うのですが、それがまた重たくなるので困ります。
綿毛などは、三脚を使って腹這いです。
三脚なしの努力をしようと思いました。