人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

懲りない野田首相・推進派へ-よく聞け!これが福島県民の声だ!

2012-06-15 19:36:53 | 原発問題/一般
相も変わらず脱原発を求める市民の声は完全無視し、一部の立地自治体首長・議員の声だけを「国民」の声だと言い繕いながら、野田首相は大飯原発再稼働に向けて突き進んでいる。野田首相にとって福島県民はおろか、地元・おおい町の原発廃止を求める人たちも「国民」ではないらしい。きっと1%の支配層だけが「国民」なのだろう。

史上最悪の原発事故を経験した福島県民がこの事態をどう思っているのか。やや古いが、5月11日付福島民報「みんなのひろば」(読者投稿欄)に掲載された会津坂下町在住の男性の意見をご紹介する。野田、そして推進派よ、よく聞け。これが被災地福島の声だ!

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2012年5月11日付福島民報「みんなのひろば」掲載の読者投稿から

進まぬ体質変革 高慢な電力会社

 今夏の電力不足が心配されている。各電力会社によると、電気が足りないらしい。電気がないとエアコンは使えない。熱中症の患者が増える危険がある。工場が操業できなくなる。日本の経済が停止する。それでもいいのかと政治家は言っている。

 しかし、福島県民は覚悟ができている。原発はいらない。電気が足りないなら私の家から止めてかまわない。関西電力は原発再稼働を重視して火力発電所の再稼働の準備をしていないらしい。一年間も時間があったのに何も準備していないで15%電力が足りないと発表した。思い上がりの体質だと思う。国民は電力会社の企業体質の変化を要求してきたが、全く何も変わっていない。

 原価が増えれば利益が増える料金体系のため火力発電に使う燃料は通常の六倍の価格で買っているとも聞いた。このような企業に原発という凶器を扱わせていいわけがない。私は「夏暑く、冬寒い生活」をしてでも、豊かな自然あふれる日本を守っていこうと思う。

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