人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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報告書検証委メンバーに柳田国男さんら

2009-10-16 21:57:26 | 鉄道・公共交通/安全問題
福知山線報告書の検証、柳田邦男さんら内定(読売新聞)

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 JR福知山線脱線事故で、JR西日本が事故に関する意見聴取会の公述人に発言の一部を変更するよう働きかけた問題で、前原国交相は16日の記者会見で、「許されることではない。大変な憤りを感じる」と強い口調で批判した。

 航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の最終報告書案の漏えい問題についても、同社に対して早急に経過報告を求める考えを示した。

 漏えい問題ではこれまで、JR西の山崎正夫社長(当時)が、報告書案の文言を削除するよう同委員会の元委員に求めていたことなどが明らかになっている。

 また、運輸安全委員会が月内にも発足させる検証チームのメンバーには遺族や負傷者のほか、ノンフィクション作家の柳田邦男さん(73)と、信楽高原鉄道事故の遺族らでつくるNPO「鉄道安全推進会議(TASK)」事務局長の佐藤健宗弁護士(51)が内定した。
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尼崎事故の事故調報告書を再検証する委員会メンバーに柳田さん、佐藤弁護士らが内定した。いずれも妥当な人選だと思う。

柳田さんは、尼崎事故直後から「月刊現代」などに論考を発表し、JR西日本の責任を追及してきた。佐藤健宗さんも、信楽高原鉄道事故の中から生まれたTASKの事務局長を長く務め、被害者のケアなどに当たってきた。当ブログは、これらの人たちを運輸安全委員会の委員として登用したらどうかと以前から思っている。今回の問題を契機にして、運輸安全委員会に利用者・市民代表枠を設け、一般市民の中からある程度事故原因を科学的に検証できる人物を登用したらいいと思う。

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