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ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

2004年の神戸ルミナリエ

2005-12-04 19:50:15 | アート・文化
2004年の神戸ルミナリエの写真です。

今年も(12/9~)行くつもりですが、ゆー.さんのブログ でアップされていた「イルミネーション in 多摩センター」の写真が綺麗だったのに刺激を受けて、急きょ昨年の写真をアップしました。今年のイルミネーションの写真がないもので・・・(^_^;

自分自身のブログでも3年ぶりのルミナリエとしてアップしていたのですが、写真をもう少し大きくしてみました。

☆ゆー.さんへ:こんな感じでいかがでしょうか?

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和風旅館建築の美(宮本和義)

2005-12-04 00:01:00 | 旅行記
wafuuryokan-1和風旅館建築の美(JTBキャンブックス)

こんな本もありますね。
僕は基本的にはちょっと古い洋風建築が好きなのですが、意匠に凝った和風旅館などにも気をひかれます。建築主、建築家(なしの場合もあり)、棟梁、職人などの想いが込められていますし、あいちこちに見られるこだわりが見事。この本にはぞくぞくするような和風旅館が多数紹介されており、写真を見るだけで「はあー」とため息が。やっぱり日本人やな・・・。
素朴な建物、贅を凝らした建物のどちらも好きです。何か矛盾してないかい?

~Amazon 内容(「MARC」データベースより)~
  日本各地にしっかりと生き続ける木造の和風旅館。
  全国の代表的な33の旅館の美しい建築様式を、ふんだんなカラー写真で
  紹介する。ほか44の和風旅館のデータも収録する。



セレッソ、冬桜咲かず&ガンバ、優勝おめでとう!

2005-12-03 22:05:00 | スポーツ
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5チームが優勝の可能性を残す大混戦となったサッカーJ1最終決戦。セレッソ大阪初優勝の瞬間を見ようと長居スタジアムには4万3000人の観衆がつめかけました。こんなのは久しぶりです。ワクワクドキドキ。

試合は西沢(2得点!)、森島(よく動き回った!)らの活躍で2-1でリードして迎えた後半44分。FC東京のコーナーキックのピンチ。逆サイドなのでよく見えず、なんか狭いところでゴチャゴチャっとしたなあと思った瞬間に無念の同点ゴールがネットに。
優勝ほぼ間違いなしと信じ、全体に手拍子に近い応援が起こっていたスタジアには「あ~~~」という悲鳴が上がりました。そしてその後の静まりかえり・・・。ここで追いつかれるか・・・。その後、ロスタイムが約3分あったと思いますが結局攻めきれず、無念のホイッスル。その瞬間も場内はシーンとした感じでした。

試合終了後、少し経ってから他会場の結果が知らされ、ガンバ大阪の優勝が分かりました。
同じ大阪勢の優勝は嬉しいですね。
でも優勝の可能性があった5チーム中4チームが今日の試合に勝利する中、引き分けていてはどうしようもありません。セレッソには残り数分を耐えきるだけのあと僅かの力と運が足りなかったのでしょうね。終わってみれば、前半のPKを外したのが痛かったなあ。なーんか、弱々しいキックやったしなあ。外してもいいから思い切ってズバッと蹴ってほしかったなあ。結果論やし、まあ、しゃーないですけど。今日は守備陣がどうも不安定で、絶体絶命のピンチも再三あったし。

優勝すればみんなで焼き肉屋!という声もありましたが、熱狂的なセレッソファンではない我々(総勢15名)でもさすがにそんな気にはならず、おとなしく帰宅しました。

長居には優勝杯まで来ていたとのこと。優勝やったら賑やかなセレモニーで超盛り上りやったはずなんですけど、静かでちょっともの悲しい幕切れでした。
今年はガンバが優勝してくれたからまあ我慢するけど、来年は頼むで!




「極み」の日本旅館(柏井壽)

2005-12-02 23:43:00 | 旅行記
brutus-1kiwamino-1「極み」の日本旅館(光文社新書)
★★★★:80点

最近、ちょっといい日本旅館(できれば温泉付き)に行きたいなと考えています。相変わらずの温泉ブームで、雑誌にはカラフルな写真と共に温泉や温泉旅館の情報テンコ盛りですが、ここは地味目に新書版(写真もモノクロ)の本書を呼んでみました。質実剛健じゃ。これが実に面白かったです。

~Amazon 内容(「BOOK」データベースより)~

長年、日本全国の旅館を泊まり歩いてきた著者の体験に裏打ちされた、日本旅館を百パーセント愉しむためのノウハウが満載。併せて、著者が絶対の自信を持っておすすめする最高の宿38軒をデータ付きで公開する。

  第1章  そもそも日本旅館とは何か
  第2章  こんな日本旅館には泊まりたくない!
  第3章  「進化と伝統」を極める
  第4章  「温泉街」を極める
  第5章  「京都」を極める
  第6章  日本旅館を愉しむための二十のヒント
  第7章  至福の名旅館を極める旅
  第8章  五つのキーワードで紐解く日本旅館の未来像

また、昨日ふらりと立ち寄った書店で「BRUTUS」最新号(特集:やっぱり温泉でしょ!)を見つけ、即購入。
「BRUTUS」でこんな特集を組むこともあるんですね。

~BRUTUS ONLINE より~

「ローカルであることを頑なに守っている温泉旅館こそが、グローバルに共通する温泉旅館だと思います。例えば、海外の人たちが期待し、喜ぶのは、まさにそういう部分ですから」と語るのは、鹿児島の人気旅館温泉Gのご主人。一方、モダンなデザインやホスピタリティーが、旅館というよりは、西洋式のホテルに近いスタイルの温泉旅館が増えているのも事実。どちらを選択するかは、あくまで個人の自由ではありますが……。温泉旅館好きの人たち200人に聞いてみました。「いちばん好きな温泉旅館はどこですか?」。その質問に対する回答をもとに、今どきのいい温泉旅館について考察しました。

両者を読み比べると、結構オススメ旅館が一致していました。私が行きたいのは、建物が昔ながらの和風建築で建物自体に風情があるところ。そこに美味しい料理と気持ちの良い温泉があれば言うことなし。多少お値段が張ってもいいですね。

老舗旅館として東の横綱「蓬莱」、西の横綱「俵屋旅館」。
その他、修善寺「あさば」、「湯布院 亀の井別荘」「湯布院 玉の湯」、同じく湯布院「山荘 無量塔」などなど。

「極み」の日本旅館の著者によれば、日本旅館はランク付けなどするべきではないと書かれていましたが、うーーー、行きたいよー。


お神酒徳利(山本一力)

2005-12-01 21:25:00 | 17:や行の作家
omikitokkuri-2お神酒徳利(祥伝社)
★★★☆’~★★★☆:65~70点

うーーーん、全体に今ひとつだし、特に終盤がなあ・・・。

残りページが少なくなってきて、これでラストをきちんと書き込めるのか心配になってきたら、案の定、終盤はパタパタパタと解決してしまいました。一力さんの作品には最近これが多いのですが、これはいただけませんね。ラスト4ページの”とある”人物のセリフ自体は悪くないのですが、この人物については予想がついたし、「だいこん」に引き続いて尻切れトンボの感は否めませんでした。交響曲で言うと、終楽章のラストには怒濤のコーダが待ちかまえていることが多く、聴衆はいよいよコーダに突入するぞとワクワク・ドキドキするのですが、そのコーダがなくプツンと音楽が終わってしまった感じです。え?終わり?てなもんで、拍手するタイミングを逸してしまいますね。

ラストについては、「だいこん」でのコメントで書かれていた

 ■ゆきうさぎさん
  >ほとんど終わりをはしょったような気がします。

 ■Rokoさん
  >無理矢理終わらせちゃったのかなぁ?ってときもあるしね。
  >全体的にはいい感じなのに、ラストでこけちゃうのは残念です。

がそっくりそのまま当てはまってしまいました。

新太郎、尚平、おゆき、芳三郎、源七、木兵衛・・・前作でなじみ深い人物が揃っているのだから、もうちょっと違う描き方もあったと思うのですが・・・。大のお気に入り”おゆき”もその良さが本作では殆ど表されていなかったこともあり、採点は厳しいです。65点だと、水準作以下になってしまうなあ。
新太郎とさくらは良い仲になりそうだったのに、これも消化不良。さらに続編があるのかもしれませんが、なぜここで出版しないといけなんだろう。上下2巻になっても良いから、最後まできちんと書ききってほしいものです。あっ、切り絵を使った表紙は良かったです。

一力さんは多作家で、旧作から読み進めている私など、なかなか最新作までたどりつけません。今のままでは素材は良いのに内容がやや希薄な作品が増えていきそうで不安です。私にとっては栄光の殿堂入り作家なのですが・・・。

一力はん、えらい辛口の感想でごめんやで~。せやけど、ほんま頼んまっせ~。