大川わたり(詳伝社)
★★★★(☆):85点
良かったです。
またまた山本ワールドに浸ってしまいました。
が・・・、感銘度は少し前に読んだ「蒼龍」の方がわずかに上でしたか。「蒼龍」に★★★★☆(90点)をつけたので、マイナス5点としました。但し、素晴らしい作品であり高く評価していることに間違いはありません。
ラスト近くには映画の「スティング」ばりの大ドンデン返しがあり、見事にひっかかってしまいました。その分、爽快感があった反面、ちょっと深み・味わい・しみじみ感に欠けていたような気がしました。惜しい!
また、あえて気になった点をもう一つだけ挙げると、弐吉・新三郎(・与ノ助)などの悪党(敵役)が善人に比べて弱すぎる気がしたことでしょうか。もっと強くふてぶてしい悪党であれば、より面白くなったはずです。
最後は大団円で終わるであろうことは予想していました。しかし、それを予想した上で最後まで一気に読まされてしまう、読ませる作者の筆者は凄いと思います。
「あかね空」「蒼龍」プラス本作品で”お気に入り作家の殿堂”入りも考えたのですが、まだ著作がかなりあるようですし、もう1~2作待ってみたいと思います。
★★★★(☆):85点
良かったです。
またまた山本ワールドに浸ってしまいました。
が・・・、感銘度は少し前に読んだ「蒼龍」の方がわずかに上でしたか。「蒼龍」に★★★★☆(90点)をつけたので、マイナス5点としました。但し、素晴らしい作品であり高く評価していることに間違いはありません。
ラスト近くには映画の「スティング」ばりの大ドンデン返しがあり、見事にひっかかってしまいました。その分、爽快感があった反面、ちょっと深み・味わい・しみじみ感に欠けていたような気がしました。惜しい!
また、あえて気になった点をもう一つだけ挙げると、弐吉・新三郎(・与ノ助)などの悪党(敵役)が善人に比べて弱すぎる気がしたことでしょうか。もっと強くふてぶてしい悪党であれば、より面白くなったはずです。
最後は大団円で終わるであろうことは予想していました。しかし、それを予想した上で最後まで一気に読まされてしまう、読ませる作者の筆者は凄いと思います。
「あかね空」「蒼龍」プラス本作品で”お気に入り作家の殿堂”入りも考えたのですが、まだ著作がかなりあるようですし、もう1~2作待ってみたいと思います。
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