コップの中の嵐とは違うよ岡田さん

岡田投手は「自民党の中で自民党を壊して、なぜ日本が変わるのか。政権を変えない限り、この国は変わらない」と述べているが、自民党を壊したということは派閥政治を終わらせ圧力団体を排除して国民が望む政党にしたということ。
 民主党に政権が変わる以上の政治改革を小泉首相はやったということだ。政治改革というのは政権が別の政党に変わるということではない。政党の質が変わるということだ。

 郵貯の限度額を700万から500万に低くするというのは郵政の構造改革ではない。単なる郵政の規模縮小だ。小泉首相は郵貯の額は問題にしないで民営化をやろうとしている。郵政民営化こそが構造改革なのだ。

 民主党には構造改革の思想はない。岡田党首は予算削減と構造改革をごっちゃにして考えている。

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田中知事は墓穴を掘るかも

 具体的政策は、郵政のほか社会保障、景気、財政構造改革など計6項目で構成。特に「財政再建のために必要なのは増税ではなく、景気対策だ」と主張し、失業対策や不良債権対策としての公共事業を奨励している。
 さらに「景気が良くなれば、医療保険や年金の保険料を上げずに済み、消費税の増税も必要なくなる」と提言。自民党などが掲げる「小さな政府」に対しても「国民が必要とする政策や行政サービスを縮小する口実にしてはならない」と批判している。(了)

 国民新党のマニフェストは国債を乱発して公共工事をやり、景気を回復するという方法。つまりは過去の派閥自民がやっていたやり方だ。国の借金はどんどん増える。
 この方法は田中知事の財政再建策とは180度違う。まさか新党日本は田中知事の税収入に合わせた予算編成をやる方法をマニフェストにするのだろうか。それでは国民新党と反対のマニフェストを掲げることになり国民新党とは袂を分けなければならない。
 国民新党と新党日本は兄弟政党だ。田中知事と国民新党のねじれは田中知事の墓穴を掘るかも。
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変な理屈

 郵政が民営化されたら切手に消費税が加算されるから切手が値上がりして国民は損するという。私は国民のひとりだがはがきや手紙を何十年も出したことがない。だから私は値上がりしても損はしない。

 そもそも、はがきは50円、手紙は80円だ。例え二倍の値段になっても100円と160円である。私は毎日買うタバコが270円。その方が高い。毎日はがきを出す人がいるだろうか。いたとしても100円160円で困るという人はいない。値上がりで大騒ぎするような問題ではないし切手が値上がりすると国民が困るという理屈は変である。困るのは切手を買う人間であって国民ではない。

 むしろ切手が値上がりし、消費税を加算されると、郵便会社は収益が上がり所得税を国納めるし、消費税も国に納めることになる。その方が国益になるのではないか。切手が値上がりしたり消費税が加算されることは国民の損であるという理屈は変な理屈である。


 もうひとつ変な理屈がある。郵政が民営化されるとアメリカに食われてしまうという理屈だ。その理屈は郵貯民間会社がアメリカの国債を買うことによって貯金がアメリカに流れるかららしい。しかし、アメリカ国債を買うと満期になれば元金+利息として戻ってくる。これは得することであって、禿げ鷹に食われるという理屈は成り立たない。

 郵政民営化反対の理屈は得することを損するという変な理屈である。



 
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3投信決定は民営化移行への準備

郵政公社 取り扱い3投信決定 10月から全国575局で販売
2005年 8月30日 (火) 02:48


 十月から郵便局の窓口で販売を始める投資信託について、日本郵政公社は二十九日、野村アセットマネジメント、大和証券投資信託委託、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの三社が運用する商品を取り扱うと正式発表した。十月三日から全国五百七十五局の普通、特定郵便局で販売を始める。

 郵便貯金の残高が減少傾向にある中で手数料収入など新たな収益源確保を目指す。


 郵政公社では、「リスクが低く、資産形成に役立つ」(吉武洋一郎・投資信託部長)投信商品について、公募を行っていた。


 過去の運用実績や経営内容などを精査した結果、▽国内外の株式、債券などに分散投資する商品については野村▽日経平均株価(225種)に連動した商品については大和▽TOPIX(東証株価指数)への連動を意識した商品についてはゴールドマン-の商品の採用を決めた。


 平成十七年度の販売残高は約千七十三億円、手数料収入は約十八億円を計画している。一年後をメドに商品数を増やし、取り扱う郵便局数も順次拡大する方針。


 郵政公社が元本保証のないリスク商品を本格的に扱うのは初めて。郵政公社では利用者が混乱しないように各郵便局に専用の窓口を設置し、販売は、証券外務員の有資格者が担当する。主要局には投信担当の専従職員を配置する。

 ヒジャイの意見

 郵便局の収入を挙げて郵貯に頼らない郵便局つくりの始まりだ。



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自民党にまだいる族議員

経済財政諮問会議が、国内総生産(GDP)に連動して医療費の伸びに上限を設ける総額管理の考え方を打ち出そうとしたが、厚生労働省や日本医師会に近い自民党厚生関係議員の反対などで、見送られた経緯がある。党内を刺激しないよう配慮が働いたようだ。


ヒジャイの意見

 郵政民営化法案は郵政族議員の反対を封じ込めるためにかなり妥協した法案になった。国営から直に民営化なら不可能だったから最初は公社化し、そして民営化するというやり方で族議員を賛成に回すことに成功した。「民営化」に絶対反対の族議員だけが最後まで反対した。
 しかし、自民党には族議員がまだまだいる。厚生族議員の圧力で医療関係は構造改革が進んでいない。自民党の中で強力な存在が道路族と郵政族であり、選挙に勝って郵政民営化法案を成立させた後に、厚生族をやっつけるのはそれ程困難なことではない。
 厚生関係での最大の構造改革は病院の株式会社化である。「医」は商売ではないという理由をつけて病院の株式会社化を阻止してきた日本医師会であるが、郵政民営化法案が成立すれば日本医師会の圧力を簡単に撥ね退けることができる。小泉自民党が自民党への最強の圧力団体である大樹を跳ね除けた現実を見れば、もはや日本医師会の圧力が小泉自民党には通用しないと日本医師会は認識するだろう。

 農業の株式会社化は実現した。病院の株式会社化も難なく実現するだろう。

 厚生族議員を潰せーー
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識者より国民の方が政治識者


≪高い関心いいこと≫
 漫画家、弘兼憲史さんの話 政治に関心が薄かった人が、今回はなぜ投票に行こうとしているのかというと、政治の理念とか政策よりも、“落下傘候補”や自民党の仲間割れなど、今までなかった要素が重なって、小泉劇場と呼ばれる「劇場型の選挙」に巻き込まれているのかもしれない。でも何はともあれ、選挙に行こうと思い始めたのはいいことだと思う。今までは自分一人が投票に行かなくても大勢は変わらないという気持ちだったのだろうが、政治や選挙に関心を持ち、中身に触れた人たちが、「こんなことではいけない」「自分も参加したい」という気持ちになっているのだろう。
(産経新聞) - 9月3日2時59分更新
ヒジャイの意見

 今度の総選挙に関心が高いのは小泉劇場とか落下傘候補で世間を騒がしたからというのが多くの識者の意見である。しかし、ネットで見る限り郵政民営化の是か否かというはっきりした命題があり、国民の投票によって郵政が民営化されるかされないかが決定されることに強い関心があることが分かる。

 識者は国民の政治意識を低くみている傾向が強い。むしろ、識者の方が小泉首相の仕掛けた新しい選挙のあり方に鈍感である。各政党がマニフェストに掲げた公約は本当に実現する政策というより票稼ぎ目的の公約に近い。識者は郵政民営化だけではなくマニフェストを見比べて投票すべきだと昔から言い続けていることを繰り返し言うだけ、古臭い識者・評論家しかいない。実現性の薄いマニフェストなんかそれ程参考にはならない。



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管さんは政治家というより詭弁家

 民主党の菅さんは政治家というより詭弁家だな。政治家は詭弁じやないといけないだろうが、菅さんは詭弁屋が政治家になつたようなもの。

 

 
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岡田民主代表はドンキホーテか


 民主党の岡田克也代表は2日午後、横浜市で街頭演説し、小泉純一郎首相が郵政民営化反対組の参院議員が賛成に転じた場合は処分見送りもあり得るとの考えを示唆したことに関連して、「結局、元のもくあみだ。今、選挙だから厳しく言っている。選挙が終わったら元の自民党に戻るだけだ。それで本当にこの国を変えられるのか」と批判した。(了)
(時事通信) - 9月2日18時5分更新

 国民新党には小沢の腹心が参加し、新党日本は小泉嫌いな田中知事がリーダーである。二つの新党は選挙が終われば自民党ではなく民主党に入るか連携する可能性が強いというのに、岡田克也代表は自民党に復党するという。
 自民党に復党するとは誰も思っていない。岡田代表だけだろうなあ。勘違いというか思い違いというか、小泉自民党を古い体質の自民党であると信じている岡田代表はドンキホーテに思えてきた。

 


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