共産党と社会党は民主主義政党ではない

 憲法改正は国会の3分の2の賛成で国民投票が行われて、国民投票の過半数があれば憲法が改正されるというのは小・中学校の義務教育でならった。当然憲法改正というのは国会でいつでも提出でき、国民投票もできるものと思っていた。多分ほとんどの人は私と同じように思っていたと思う。
 ところが最近判明したことは国民投票のシステムが法律として整備されていないということを知った。このことには驚くやらあきれるやら。国民投票は立憲民主主義社会の最大の国民の権利ではないか。民主主義の根本をないがしろしてきた国会議員の方たちに民主主義思想が欠落していた証拠である。

 共産党と社会党は憲法9条が変えられることを阻止するという名目で国民投票の法案作りに反対している。平和主張するのはいいこどである。憲法9条の改定に反対するのもいい。しかし、憲法9条の改定に反対だからといって国民投票をさせないというのはおかしい。国民投票こそが最大の国民の意思を反映させるものである。
 国民投票を拒否するような政党は民主主義の根本を否定する政党である。共産党と社会党は民主主義政党ではない。

 憲法を最高権威とした議会制民主主義社会には共産党と社会党は必要ない。
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