橋下氏の生の意見を見ろ・目からうろこだ







「かみつくⅡ 」の目次
「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介


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中国が共産党一党独裁国家である限り、アジアの冷戦は終わっていない。
米軍はアジアの民主主義と平和を守っている。
沖縄の米軍基地もその一翼を担っている。
中国が民主主義国家になった時、沖縄の米軍基地は閉鎖される。
このことを念頭に沖縄の米軍基地を問題にするべきである。


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橋下氏の生の意見を見ろ・ツイッターを転載


2013年05月18日(土)38 tweets
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10時間前
毎日新聞は、当初はきちんと報道していたと僕が評価していたのに、今頃誤報とはなんだ!と言う論調。毎日は頭が悪いからな。最初の一問一答をじっくり見て、200字以内で要旨をまとめてみろ。高校入試レベルだ。
4時間前
【橋下徹出演情報】このあと、6時50分頃から、TBS系「みのもんたのサタデーずばッと」に、大阪より中継生出演いたします。ぜひご覧ください!

TBS朝ズバ終了。いやー、まいったね。これが日本の政治報道の能力なんだろうね。TBS政治部長の竜崎氏。これはこれまでのメディア関係者で最高にランクだ。僕は、世界各国が戦争当時、女性を利用していたからと言って、日本の慰安婦制度は正当化されない。ここを番組内で繰り返し言った。
3時間前
「他人がやったから自分たちも良いでしょの論理ではない。これまでの政治家はそのような主張をしていた人が多いから、メディアも固定観念に凝り固まっている。僕の論理は自分たちは悪いが、あなたも悪い、だから一緒に反省して未来を共に築きましょうの論理だ。」と言うことを繰り返し言ってきた。
2時間前
そして最後にTBS政治部長の竜崎氏。「橋下さんの論理で言ったら、沖縄の米兵の犯罪を日本が追及したら、米軍も日本も慰安婦制度をやっていたじゃないかと反論してくるでしょ」だって。竜崎氏はこの時点でクビでしょ。これだけ国語能力のない人が政治部長だって?日本のメディアも死んでるね。
2時間前
TBS政治部長竜崎氏。もう一度言うぞ。「他国がやっていたからと言って日本の行為が正当化されるわけではない」この言葉をこれから毎日朝起きたら100回唱えろ。そうしたら1年後には僕の言いたいことがやっと理解できるだろう。他国もやっている!=自分の正当化と言う論理に完全に毒されている。
2時間前
日本のメディアは皆そうだね。国内での視点しかない。自分は悪い、だけどあなたもでしょ?これが僕の論理。要するに、日本はこれまで他国を批判することをしなかったんだろうね。いやーTBSの政治部は酷過ぎますわ。この話を丁寧に30分以上やっていたのに、政治部長の超ド間抜けなコメント。
2時間前
TBS政治部長の竜崎氏「橋下さんの論理で言ったら、沖縄の米軍が自ら犯罪を犯した時に日本も慰安婦制度を利用していたでしょと言われるでしょ」もうぶっ飛んだよ。こういうメディア相手に意見を述べるのはほんと至難の業。TBSは政治部長を交代した方が良い。これはトップマネジメントのアドバイス
2時間前
さて、そして本日のTBS朝ズバ出演での最大の収穫は、あの岩見氏ですら「戦争時において軍が女性を利用することは必要だったのは皆分かっている。それが軍の本質」だって。客観的な事実として述べたんだろうね。この発言は何も取り上げないのか。
2時間前
新聞も僕の「必要」と言う言葉だけを取り上げるし、ほんの少しの前後の文章だけを取り上げるが、この「必要」と言う言葉は、戦争当時日本だけでなく世界各国の軍も女性を利用していた、ということを述べた後の言葉。僕が必要だと言ったわけではなく、当時の客観的状況を述べただけ。これは文脈で分かる
2時間前
岩見氏ははっきりと「戦争当時、軍は女性を必要としていた。それは皆分かっている」と言った。客観的事実としてはその通りなんだろう。僕の発言とどこが違うのか。だからそういうことはもう止めよう。戦争は止めようという結句に繋がる。
2時間前
だいたいね、この発言が取り上げられた際の質問のやり取りを要約すればこの「必要」と言うことは全然論点ではない。そして朝日がネチネチと今になって質問してきているが、そうであればその場で質問して来い。こっちは時間無制限で取材を受けているんだから。日本のメディアの能力もたいしたことないね
2時間前
週刊バカ文春も同じ。またバカっぷりを発揮した RT @ysitter: 岩見氏がいえば客観的事実、政治生命を殺したい政治家が言えば主観的感想。それが日本報道機関のレベル。筆で権力者を引きずり降ろせると思っている勘違い君が多すぎ。 
2時間前
まあバカ文春はバカだからしょうがないが、しかし今回の無理やり押し込んだ、悪口記事はもうどうしようもないレベル。単なる悪口だけ。これ大の大人が顔を突き合わせて作っていると思うと、反吐が出るね。こういう連中ってどんな人間なんだろ?どうしようもないね。
2時間前
そして週刊文春の最大のバカっぷりは、僕がロシア大使と密会をやって、エネルギー問題など、日本の国益に反する外交をやっているだって。まあ、単なる大阪市長を外交当事者として見てくれるのは光栄だが、僕にはそんな力も権限も何もない。
2時間前
僕は今、大阪都構想の実現に向けて、大阪府と大阪市の役割分担の明確をしている。そして外国との窓口は大阪府にやってもらっている。そのような事情で、僕が大阪市長として前面に出ることはない。ただ維新の会の代表としては外国と折衝する。ロシア大使が大阪まで来られたので食事をした。
2時間前
ロシア大使以外にも、大阪で各国の大使と食事をしている。大阪市長としてではないから、いちいち大阪市役所でスケジュールはオープンにしない。ただそれだけ。日ロ関係の話をするなど、極めて有意義な会食だった。政治家だったら大使と会食するのは当たり前だろ。それをバカ文春は、くだらない記事に。
2時間前
書くことがないからと言って、適当な推測だけで書いている。会談の中身など、何も報じずに、僕がロシア大使に会っていることを国益に反すると悪意に満ちて書き放つだけ。まあバカ文春だから仕方がないが、それでもどんな大人がこの雑誌を作っているだろう。もうちょっと真正面から批判して来い!
2時間前
@TBS政治部長の竜崎、あの人のCM明けの橋下さんのに対する問いは本当に馬鹿丸出しで酷かった(わざと?)。その後、橋下さんからの充分すぎる程の再度説明に対し竜崎はふて腐れた様な顰めっ面のまま一切反論出来ずカメラ切り替わりましたね。竜崎のあの姿は本当に醜かったです。
2時間前
それでも、TBSの朝ズバで、まあ日本のリベラル論客と言われる岩見氏も「当時、軍が女性を利用する必要があったのは皆分かっていること。それが軍の本質」と明言した。この発言に、日本のメディアや、人権団体、それに馬鹿な国会議員は何を言うんだろう。しかし日本の国会議員も国語能力がないね
2時間前
辻本議員も反省がない。僕を大阪の恥だって。全く経験に学ばない人だ。他人を徹底して批判して、そして自分にも秘書給与疑惑の問題が降りかかって、一度国政から退場したのではなかったのか。他人を批判するときには、徹底して相手の主張を吟味すること。これがディベートの鉄則だ。
2時間前
僕がなぜ大阪市で近現代史の教育施設をつくろうとしているのか。日本はディベートの原則を知らない。自分の主張を展開する前に、相手の主張の本質を徹底的に吟味すること。表面的な言葉ではなく、その思考過程を吟味すること。これをしなければディベートには絶対に負ける。
2時間前
日本の主張が世界に響かないのは、世界の思考過程を吟味していないから。竹島も、尖閣も、北方領土やその他外交関係においては、政治家はとにかく国内向けに、威勢の良いことばかり言う。解決する意図がないから言いっ放し。相手の思考過程の吟味がない。だから近現代教育施設を作ろうと思った。
2時間前
僕が作ろうとしている施設は、日本の主張を言いっ放す施設ではない。日本を巡る諸問題について、相手国はどのような思考過程をたどっているのか。相手国の主張の本質を掴む施設だ。相手国の主張の本質を把握すれば、それへの対応をする。これがディベートの鉄則だし、最終解決の鉄則だ。
2時間前
あれだけ僕に対する批判の急先鋒だった、TBS関係者や吉永みち子氏。何も批判してこなかった。僕はどんどん批判して下さいよと言ったのに。要は、吉永氏も、岩見氏も、僕の主張の本質を何も理解せず、全くその努力もせず、単にメディアで流れる言葉尻だけを捉えて批判していたんだね。
2時間前
その最悪が、TBS政治部長の竜崎氏。あんな赤っ恥なコメントをしたら、僕だったら二度とテレビには出ないし、しばらく政治の事は語らない。しかし竜崎さんはその意味も知らず、また堂々と政治部長の仕事をするんだろうね。はーーー。岩見さんも吉永さんも、今日の僕の論に反論しなさいよ。
2時間前
僕を批判しているメディア関係者やコメンテーター、有識者。いや、なんといっても、今回、日本の国会議員のレベルの低さを見せつけられた思いだけど、国会議員。今回の件で、論戦しましょうよ。
2時間前
日本が戦争当時、慰安婦を利用していたことは悪い。ただ、日本だけが性奴隷を利用していたと言うアメリカ政府の批判はおかしい。そしたら今回、僕の発言に対するコメントの中でアメリカ政府は性奴隷と言う言葉を使うことを止めたようだ。アメリカは相手の異議に合理性があれば受け入れる民主国家だ
1時間前
日本のメディアにも有識者にも、世界からの日本の評価に目を向けさせるのは大変な作業。メディアも有識者も日本の責任追及の視点ばかり。日本の責任は認める。それで世界は日本をどう評価しているのか。ここに不当性はないのか。他国に異議を出す必要性はないのか。この視点が日本にはない。

1時間前
日本のメディアも有識者も、国会議員も、世界、他国からの評価を気にしないので、それで結局日本の国際的プレゼンスは弱まる。慰安婦問題は、国内としては責任を認めることでもう議論は決着。視点は、世界へ。日本が不当な侮辱を受けているなら、異議を申し立てなければならない。
1時間前
慰安婦の強制連行の有無の議論は、日本の責任回避の議論ではない。ここはこれまでの日本の議論設定のミス。世界からは日本が責任を回避しているように見えている。だから日本の責任はしっかりと認めなければならない。しかし、世界からの評価には大きく影響する。世界へ異議を唱える議論なのだ。
1時間前
日本は悪いことをした。しかし日本だけが特別なんじゃない。当時は世界各国同様のことをしていた。だからと言って日本を正当化するわけではない。日本は悪かった。しかし、日本だけを不当に侮辱するのは止めろと言う議論だ。
1時間前
そして日本もアメリカ同様、人権を尊重する世界を目指していく。人権は普遍的なものだ。アメリカ国内だけの話ではない。そうであれば、島国日本の、沖縄の人権についても、アメリカは目を配るべきだと言う論だ。
1時間前
石原代表が、第二次世界大戦は日本の侵略戦争ではなかったとの認識を示したとの報道がある。僕は侵略との評価を受け止める。これから石原代表としっかりと議論をしたい。ただ一定の理解が必要なのは、石原代表は戦争を実際に体験した人ということだ。僕も爺さんに戦争の話を聞かされたことがある。
1時間前
皆日本が絶対的に正しいと言う思いで命を捨てて闘った。自分は間違っていると思いながら命をかけて戦争をやる者はいないだろう。もちろん、当時、批判をした者がいたのかもしれないが、それは少数だ。だから戦争を経験した石原代表の思いに聞く耳持たずというのは、理想だけを語るインテリのやること
1時間前
しかし日本は敗戦した。僕は敗戦国家の中で生まれ育った。敗戦国としての評価を全部変えるために政治のエネルギーを費やすのか。それは違う。敗戦国は敗戦国の責任をしっかりと引き受けながら、どうせなら、自由、民主、平等、人権、法の支配を重視する一級の国家になることに力を費やすべきではないか
1時間前
一政治家が政治でやれることなど限られている。敗戦国としての世界からの評価を全部ひっくり返すことに政治のエネルギーを注ぐぐらいなら、未来に向けて、世界一級の国家になることに力を注ぎたい。ただし、日本が不当に侮辱されることには徹底して抗議する。
1時間前
敗戦国としての評価をひっくり返そうと思って国内で威勢の良いことを言っても、それは国内で一部拍手喝さいを浴びるだけ。ここにも世界からの評価の視点がない。過去の評価を全部ひっくり返すよりも、未来の日本を第一級にする。僕は限られた政治エネルギーをそちらに注ぎたい。石原代表と話をします。

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「石原代表が、第二次世界大戦は日本の侵略戦争ではなかったとの認識を示したとの報道がある。僕は侵略との評価を受け止める。これから石原代表としっかりと議論をしたい。ただ一定の理解が必要なのは、石原代表は戦争を実際に体験した人ということだ。僕も爺さんに戦争の話を聞かされたことがある」

石原代表が侵略ではないというニュースを見た時、維新の会は本当にヤバイなと思った。しかし、ツイッターを読んで安心した。同時に橋下氏の人間としてのすごさを感じた。
私は侵略戦争と考えていて石原氏の侵略ではないという考えには反発していた。私は反発するだけだが、橋下氏は石原氏が実際に戦争を体験したことを理解しようとする。石原氏を理解しようとしている橋下氏の態度は素晴らしい。石原氏と徹底して討論してほしい。

「日本が戦争当時、慰安婦を利用していたことは悪い。ただ、日本だけが性奴隷を利用していたと言うアメリカ政府の批判はおかしい。そしたら今回、僕の発言に対するコメントの中でアメリカ政府は性奴隷と言う言葉を使うことを止めたようだ。アメリカは相手の異議に合理性があれば受け入れる民主国家だ」

そうだ。その通りだ。アメリカは合理的で論理が正当であるならちゃんと認める国だ。そのこともちゃんと橋下氏は理解している。

「メディアも有識者も日本の責任追及の視点ばかり。日本の責任は認める。それで世界は日本をどう評価しているのか。ここに不当性はないのか。他国に異議を出す必要性はないのか。この視点が日本にはない」
「日本のメディアも有識者も、国会議員も、世界、他国からの評価を気にしないので、それで結局日本の国際的プレゼンスは弱まる。慰安婦問題は、国内としては責任を認めることでもう議論は決着。視点は、世界へ。日本が不当な侮辱を受けているなら、異議を申し立てなければならない」

「日本は悪いことをした。しかし日本だけが特別なんじゃない。当時は世界各国同様のことをしていた。だからと言って日本を正当化するわけではない。日本は悪かった。しかし、日本だけを不当に侮辱するのは止めろと言う議論だ」

マソコミや反橋下派たちはこの橋下氏の主張に蓋をしている。蓋をしてから橋下氏が慰安婦が必要であることを認めたうんぬんで橋下氏を非難している。
このような人間たちには心の底から湧きあがる人権思想はない。本の字ずらをとってつけたような人権思想しか持ち合わせていない。そんな連中が橋下氏を批判している。
だから、内容の質はぐんと落ちる。

批判とは相手の主張をしっかりと理解した上で相手の主張を正面から批判するものだ。相手の言葉尻をとらえて批判するのは批判ではない。冒涜だ。

橋下氏を批判する沖縄の識者や政治家の質の悪さに反吐が出る。しかし、反吐を出しただけではなんの意味もない。
丁寧に丁寧に批判をしていかなければならない。


「そして日本もアメリカ同様、人権を尊重する世界を目指していく。人権は普遍的なものだ。アメリカ国内だけの話ではない。そうであれば、島国日本の、沖縄の人権についても、アメリカは目を配るべきだと言う論だ」

橋下氏はアメリカの沖縄政策を誤解している。
沖縄の民主化に尽力したのはアメリカだ。沖縄の政治家たちではない。沖縄の自立経済に尽力したのもアメリカだ。この事実は沖縄関係の本を読んでも沖縄紙を読んでも知ることができない。

「沖縄産業の恩人」という本がある。沖縄経済発展へ尽力してくれたサムエル・C・オグレスビーの追悼版である。アメリカが沖縄の自立経済を目指して尽力していたことがわかるのはこの追悼版くらいである。
沖縄に三権分立を確立させたのはアメリカである。主席は米民政府が任命したが、沖縄に三権分立制度を導入したのはアメリカである。

復帰前は加害者がアメリカ人なら米軍が裁判をする。加害者が沖縄人なら沖縄が裁判をする制度になっていた。米軍が独裁政治をしていたのではない。沖縄男性がアメリカ女性をレイプした時に逮捕して裁判するのは沖縄の警察・裁判所だった。殺人でも同じだった。
有名なコザ騒動で、捜索・逮捕・裁判をしたのは沖縄側だった。米民政府は一切口出ししなかったと当時の検察官は証言している。
車を焼かれた米兵たちの沖縄人への怒りを鎮め、アメリカ兵が暴動を起こさないために車を弁償したのは米民政府である。もし、車を焼いた沖縄の人間たちに弁償させようとしたなら、弁償することができなくて、アメリカ兵の怒りが沖縄の人間に向けられ悲惨な事件が起こっていただろう。

コザ騒動は朝になると嘘のように人間たちはいなくなった。その時の沖縄の失業率1%未満だった。騒動に参加したほとんどの人は仕事をしていたのだ。
沖縄の人々の不満はアメリカ兵の起こす事件・事故を米軍が裁くことだった。
日常生活で米軍に弾圧・搾取されていたわけではない。
日常生活ではアメリカに感謝することがいっぱいあった。

沖縄のマスコミは加害者が沖縄人で被害者がアメリカ人の裁判についてはほとんど取り上げない。基地内から物を盗むのを「センカ」と呼んでいたが、「センカ」で多くの人間が金持ちになった。「センカ」を専門とする暴力団もあり莫大な利益を上げたという。なぜあれほどまでに盗み放題だったのか、MPが容疑者を捕まえても沖縄警察に引き渡した。私は沖縄の警察に問題があったと予想している。
「センカ」がなくなっていったのは復帰して日本の警察が介入するようになってからだ。

米軍は沖縄経済を豊かにし、戦前からの権力者を弱め、庶民を自由にした。
米民政府が琉球銀行を設立したのはお金がなくても商売ができるという経済の近代化のためであった。(ところが賄賂が横行し、キャラウェイ高等弁務官が琉球銀行に乗り込み幹部の首を切って、銀行の正常化を計った。それが沖縄の政治家や有力者の反感をかった。戦前に近代化が全然進んでいなかったために戦後の沖縄は賄賂は当たり前の社会だった)

琉球大学を設立したのは沖縄の政治・経済・文化の自立発展のためであった。
一方、経済・学力が劣る沖縄の生徒が本土の大学に行ける国費・自費制度を容認している。アメリカは沖縄を植民地支配する気はなく、沖縄が日本であることを認め、沖縄の発展を望んでいたからである。

「沖縄の人権についても、アメリカは目を配るべきだ」と橋下氏はアメリカが沖縄の人権を蹂躙してきたように思っているがそれは違う。
戦後の沖縄社会を知るには戦前の沖縄社会を知らなければならない。戦前の沖縄は近代化が進んでいなくて、沖縄の人々の思想は封建社会の思想に近かった。
そのために戦後の沖縄は人権、自由、平等、民主主義、近代的経済の思想は低かった。

祖国復帰運動は沖縄の祖国は日本であり、親である日本に帰るという思想であった。日本が軍国主義国家であろうが民主主義国家であろうが関係がなかった。だから、民主主義思想に芽生えていた高校生の私は親の元へ帰るという祖国復帰運動を「瞼の母」じゃあるまいしとアホらしいと思っていた。

祖国復帰運動には裏があった。戦前は「三歩下がって師の影を踏まず」と教師は絶対的な存在であり給料も高く地位の高い存在だった。しかし、戦後米軍統治になると、教師の威厳は落ち、給料は軍作業員よりも低かった。
本土の教師は戦前ほどではないにしても教師の威厳は高く給料は沖縄の教師の二倍だった。本土に復帰すれば地位も給料も高くなる。それが教師や公務員が祖国復帰運動に熱をあげた原因である。

アメリカは民主主義国家だ。多くの民主主義を沖縄にもたらした。しかし、沖縄は古い思想が蔓延していたし、古い民族主義社会だ。異民族に支配されているという反発が強かった。教師や公務員が冷遇されていることへの不満も強かった。(私の母のような庶民は権力者たちとは違う感覚だった。琉球王朝も、日本政府も、アメリカ政府もみんな同じ沖縄を統治する偉い人たちだと感じていた。民謡に唐の世から日本の世、日本の世からアメリカ世という歌があるがそれが私の母の感覚だった。支配者が変わることにそれほど関心がなく、生活が少しでもよくなることに関心はつよかった。
母にとって日本の支配からアメリカの支配に変わっただけであり、日本が祖国であることに強いこだわりはなかった。沖縄戦も自分たちではとうしようもないものすごい台風のように感じていた。)

米軍の事件・事故や基地被害と政治・経済=日常生活とは区別するべきである。マスコミではほとんど知らされていない沖縄の政治・経済のほうが沖縄の90%の現実であり、事件・事故・基地被害は10%にも満たない沖縄の現実だ。

90%の沖縄の現実に目を向けない限り橋下氏の沖縄への認識は誤ってしまう。

誰が橋下氏に沖縄情報を伝えているのだろうか。沖縄の本当の現実を伝えることができないその人物はさっさと首にしたほうがいい。
大阪維新の会には橋下氏の政治姿勢を理解しているのは一人もいないのか。沖縄の現実をマスコミ、政治家、識者の嘘に騙されないで認識できる人間は一人もいないのか。嘆かわしい大阪維新の会だ。
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