ミュージシャンたちの反戦平和主義は尊重する




「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介

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朝の普天間基地野嵩ゲート前、
野蛮なオスプレイ阻止派の
えげつない行為。
沖縄の恥だ。
 
  

ミュージシャンたちの反戦平和は尊重する




こんなにたくさんの人が集まるとは思わなかった。
ここに集まったミュージシャンや人々の反戦平和を祈る気持ちは認めるし、私も反戦平和を願う人間の一人だ。

しかし、国内政治、国際政治は複雑に絡み、反戦平和の思想が通用するような甘いものではない。ミュージシャンは音楽に打ち込む時間に生活のほとんどを使う。だから政治の世界を勉強する時間は少ない。

彼らが得る情報はマスコミや評論家などの意見である。

軍隊があるから戦争をする。米軍はベトナム、アフガン、イラクで罪のない女や子供を殺した。オスプレイはいつ墜落するかわからない。沖縄は植民地である。沖縄は戦場である。

このような情報が沖縄では定着している。だから、純粋な反戦平和主義者たちは米軍基地撤去の気持ちが高まる。

米軍基地に賛成する主張は、基地で働いている沖縄人が9000人もいる。基地が沖縄経済に貢献しているというものだ。

このような主張で反戦平和を願う人々やミュージシャンを説得できるはずがない。「貧しくても戦争のない平和な沖縄がいい」と彼らは思っているからだ。

米軍基地を容認する理由に「米軍が中国の侵略を抑止している」という意見もある。その意見に対しては、「沖縄と中国は大昔から友好関係にある。中国とは友好関係をはかるべきだ。そうすれば中国との平和交流は発展する」という平和主義的な立場からの反論がある。

基地経済論も中国危機論も反戦平和論に負けていて、心情的に反戦平和を願うミュージシャンや人々の気持ちを米軍基地容認に向けることはできない。

反戦平和運動を扇動している理論的支柱が共産党である。大衆の心を掴むキャッチフレーズを次から次へと生み出し、配下の沖教祖・自治労を通じてキャッチコピーを広めて反米軍基地運動を高めている。

「日本軍の居ないところでは集団自殺はなかった」「命どぅ宝」「育鵬社の教科書は軍国主義」「沖縄は植民地」「県民総意」「少数派の正しい意見」「民主主義は少数派の意見を大事にする」「子や孫のために軍事基地をなくす」「軍隊があるから戦争を起こす」・・・・・(「命どぅ宝」を最初に口にしたのは瀬長亀次郎氏である。1969年「命を守る県民共闘会議」の結成県民大会が与儀公園であり、瀬長亀次郎氏は演説で何度も「命どぅ宝」を連呼した。学生だった私は自分の耳で直接聞いている)

全てを共産党がつくったキャッチフレーズではないと思うが、多くは共産党がつくったものである。

社民党は議員になるのを目的にしている政党であるが、共産党は大衆運動を広げて、大衆の力で国を変えるという革命論を持っている政党である。資本主義社会の次に社会主義社会が来ると信じていて、国家はもう一度変革させなければならないと考えている。国家を変革するには国会で多数派になることと大衆の結集による国家の転覆がある。
中東で独裁国家を倒したのが大衆の結集であった。

大衆の心をつかんで大衆運動を広げていくのに熱心なのは共産党だ。だから、大衆の心をつかむキャッチフレーズつくりにも熱心なのだ。

民主主義国家である日本で共産党の野望はすでに破たんしているが、沖縄での反戦平和・反米軍の大衆運動は健在である。





17日にキャンプシュワブでな名護署長が新たに配備された海兵隊員800人に講和をした。
渡真利名護署長は、日米の法律の違いや県内の犯罪情勢などを紹介し、米軍関係では飲酒後の事件、事故が多いという特徴などを説明し、注意を呼びかけた。
ホール大佐は、
「署長の言葉は重みがあり、大変な効果ある」
と感謝。渡真利署長は、
「来日前に教育を受けるらしいが、実際に米軍関係の事件事故で問題になっている点などを伝えることは意義があると思う」
と話した。

このように米軍は米兵が事件・事故を起こさないように懸命に努力している。それは認めるべきである。
一方被害を受けるのは沖縄の人間であるのに、被害を受けないような対策をなにもしないのが沖縄の政治家だ。
米兵が事件・事故を起こしたら大騒ぎして抗議決議をやるだけである。

沖縄駐留をしていない米兵二人による婦女暴行、夜間外出禁止令を出したために起こった米兵の犯罪。
事件の内容を正確に分析すれば、米兵を基地に押し込めるように主張できるようなものではなかった。
事件の内容を分析しないで、米兵が起こした事件を全て凶悪事件のように大騒ぎして、米兵への抗議運動から米軍基地撤去、安保廃棄運動に転換していくのは大衆運動の指導者が反米主義・反資本主義に凝り固まった連中だからである。

彼らは米軍の努力を一切無視し、米兵=凶悪人と決めつけて運動をする。
彼らは沖縄の人の人権を守る気はない。
米兵の婦女暴行には沖縄の女性の人権を踏みにじっているなどといい、女性の人権を守ろうと声を大にしていたのに、
沖縄の女性の性被害者の心のケアを目的にしたワンストップセンター設立運動には静かである。

彼らは反米主義者であって、民主主主義思想家ではない。

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