喜納昌吉氏正式に知事選立候補宣言




「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)。
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○戦後沖縄は60万人から140万人に人口が増えた。
○沖縄の幸福度は全国1位(834.0)である。
○戦後69年間、沖縄は米軍の抑止力で戦争に巻き込まれないで平和であった。
○米軍基地と関係なくリゾートホテルはどんどん増え、観光は発展し続けている。米軍基地が観光発展を阻害しているというのは嘘である。





普天間第二小学校 騒音被害・命の危険

沖国大ヘリ墜落 命の危険


○辺野古基地埋め立ては大浦湾の自然を壊さない。
○辺野古基地は普天間基地の何十倍も安全である。
○辺野古移設は普天間基地の危険を解除する。
○嘉手納飛行場以南の米軍基地返還は90%近くの県民の周囲から基地がなくなる。


喜納氏、民主党本部の指示に従わず…沖縄知事選

 沖縄県知事選(11月16日投開票)に出馬を表明している民主党県連の喜納昌吉代表(前参院議員)は4日、那覇市内で記者会見し、党本部から出馬をとりやめるか、出馬する場合は離党するよう求められていることについて、「立候補(する意思)は変わりない。離党する理由はない」と述べ、党の指示に従わない考えを明らかにした。
         2014年10月04日 20時43分

喜納氏が沖縄二紙にとって目の上のたんこぶの存在になった。喜納氏の登場で翁長市長支援の記事が書きにくくなったのだ。
喜納氏の公約は「承認撤回」である。もし、喜納氏が立候補しなければ、沖縄二紙は辺野古埋め立て反対を公約にしている翁長市長を応援しながら、県民のほとんどが辺野古移設に反対であることを根拠にして承認撤回をするように翁長市長に圧力をかけただろう。
圧力をかけ続けて、しまいには承認撤回を公約にさせることが沖縄二紙の狙いだったはずである。事実、沖縄二紙の圧力によって革新の票が欲しい翁長市長は承認撤回をする口ぶりに変わっていった。

県民や革新勢力が承認撤回を強く要求しているイメージを沖縄二紙がつくりあげれば、革新票が離れていくことを一番恐れている翁長市長は承認撤回をしないとはいえなくなる。
どんどん圧力をかけて最後には承認撤回をすると翁長市長に言わすのが沖縄二紙の狙いであった。これからどんどん翁長市長への圧力をかけていこうとした矢先に登場したのが承認撤回を公約にした喜納氏である。喜納氏が承認撤回を公約にしたために沖縄二紙のもくろみが狂ってしまった。

「県民は辺野古建設に反対している。県民は承認撤回を望んでいる」と翁長市長への圧力をかける目的の報道はそのまま承認撤回を公約にした喜納氏への応援になってしまう。それでは翁長市長への圧力ではなく喜納氏を応援することになり沖縄二紙の本意と違ってしまう。
沖縄二紙の目的は翁長市長が当選することである。そして、翁長市長に圧力をかけて翁長市長を革新色に染めることである。ところが翁長市長に圧力をかけるつもりの報道が喜納氏を応援することになり、喜納氏へ票が流れてしまうのだ。
沖縄二紙は頭を抱えているのではないだろうか。それを感じさせるような新報社説である。

社説・米議会報告書 県内移設断念しか道はない

米議会調査局がこのほど公表した日米関係に関する定期報告書では、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に関する沖縄県内の状況について「仲井真知事の決断(埋め立て承認)にもかかわらず、ほとんどの県民が政治、環境、生活の質など複合的な理由から新基地に反対している」と分析した。約半年前の前回の報告書に続いて、県内移設反対の民意の高まりを報告している。この指摘は県内の動向を極めて正確に把握していると言ってよい。
8月末の県内世論調査では辺野古移設に向けた海底ボーリング調査について80・2%が「移設作業は中止すべきだ」と回答している。普天間問題の解決策を県外・国外移設や無条件閉鎖・撤去を求める意見の合計が79・7%に達した。昨年12月の調査では73・5%、ことし4月は73・6%で、調査のたびに割合が高くなっている。もはや辺野古移設が現実的でないことを日米両政府は直視すべきだ。
さらに報告書はこう記した。「安倍政権は仲井真知事の承認を得るために重大な時間と金を投じてきたが、重大な遅れなく、また県民との対立をこれ以上深刻化させることなく基地建設を進めるため、さらなる政治的資源を投じ続けなくてはならないだろう」
米側が政府と県民との対立が深刻化していることに強い懸念を示していることが分かる。知事が政府の意向に沿うよう埋め立てを承認するまで「時間と金を投じてきた」ように、基地建設を進めるためには県民に対しても政治的資源を投じるよう指南している。しかしこの部分の指摘には同意できない。県民の頬を札束でたたけば基地建設を受け入れると思っているのならば間違いだ。
米政府内で普天間交渉にも長年携わった知日派重鎮の日米外交筋は、11月の県知事選で移設反対派が勝利した場合、日米政府が移設作業を強行し沖縄と「全面対決」になれば「ディザスター(大惨事)になる」と警告している。
県民を懐柔して辺野古移設を継続することは不可能だと認識すべきだ。議会報告書の指摘する県民との対立の深刻化を回避する道は一つしかない。県内移設を断念することだ。
報告書にある「複合的な理由から新基地に反対している」県民の意向を正確に把握し、日米両政府は県外・国外移設に向けた作業にかじを切るべきだ。
         「琉球新報」2014年10月4日

今までの新報と変わらない社説である。でも、だからおかしい。知事選に突入しているのだから、仲井真知事への批判を強くし、一方翁長市長支持を強くしていくのが当然である。
社説に「承認撤回」の文言がない。新しい知事は承認撤回をするべきであるというニュアンスがない社説なのだ。
「県内移設を断念することだ」「日米両政府は県外・国外移設に向けた作業にかじを切るべきだ」と日米両政府批判をしているだけで、「仲井真知事の決断(埋め立て承認)にもかかわらず、ほとんどの県民が政治、環境、生活の質など複合的な理由から新基地に反対している」と仲井真知事の埋め立て承認に県民が反対していることを書いていながら承認撤回の文言はない。
喜納氏が立候補していなければ承認撤回の文言はあったはずである。辺野古埋め立て反対の強い意思表示が承認撤回であるからだ。承認撤回を主張しにくくなった沖縄二紙である。だから、社説もトーンダウンせざるを得ない。

沖縄二紙と翁長市長を窮地に追いやる発言をまたもや喜納氏は発した。「翁長市長が承認撤回を公約にすれば立候補を辞退してもいい」と発言したのだ。翁長市長が承認撤回を公約にすれば自民系の保守票が逃げてしまうだろう。しかし、承認撤回はしないことを強調すれば革新票が逃げていく。翁長市長は承認撤回についてはうやむやにするしかない。
しかし、承認撤回のうやむやを喜納氏は許さない。承認撤回をすれば立候補しないと発言した喜納氏に対して無言を押し通すということは承認撤回はしないと宣言したようなものである。無言の翁長市長に我慢できない喜納氏は知事選出馬することを決意した。

「翁長雄志氏が埋め立て承認の撤回を公約すれば出馬しない意向だったが、翁長氏の姿勢は変わらなかった。私は承認の取り消し、撤回を公約として明確に掲げ出馬する」と明言した。
         「沖縄タイムス 」

喜納氏が立候補するということは翁長市長が承認撤回しないことを公約にしたようなものである。
共産党、社民党、社大党、沖教祖、統一連など革新勢力の幹部は翁長市長が承認撤回をしないことを承知の上で支持した。「裁判になり、敗訴すれば辺野古埋め立て反対運動の敗北が明確になるから承認撤回はしないほうがいい」と発言した革新幹部もいる。しかし、幹部のそのような判断は下部の革新支持者たちには伝わっていない。辺野古移設反対をしている革新支持者たちは翁長市長が知事になれば承認撤回をして反対運動がますます盛り上がると思いこんでいる。
喜納氏の立候補は翁長市長が知事になっても承認撤回をしないことをはっきりさせた。もし、喜納氏の立候補した理由が革新支持者に広がれば翁長市長に失望して喜納氏支持が増えるだろう。

喜納氏のブログより
「報道されているとおり、翁長氏が辺野古埋立の承認撤回を公約するならば、私は出馬しないという意向を表明し、翁長氏の選対に対してこれを申請しました。昨夜頂いた選対からのお返事は、残念ながら,翁長氏の姿勢は変わらず、承認撤回の公約はできないというものでした。私以外の候補者はだれ1人として辺野古埋め立て承認の取り消し・撤回を公約に掲げないことがはっきりしました。これでは辺野古新基地反対を思う県民の思いは死んでしまいます。
改めて私は知事選に「辺野古埋め立て承認の取り消しもしくは撤回」を公約として明快に掲げ、出馬することをここにご報告します」


喜納昌吉 地球に愛を!


喜納氏の主張が県民にどれほど浸透するかは不透明であるが、沖縄二紙や革新の幹部たちに動揺と混乱をもたらすことは間違いない。動揺と混乱は情熱を低下させる。 

県民のほとんどが辺野古移設に反対していることを根拠に、翁長市長に承認撤回をするように圧力かけることが喜納氏の応援になるので沖縄二紙は承認撤回を強調することができなくなった。

喜納氏が承認撤回を公約にして立候補しなければ翁長市長の承認撤回拒否はうやむやにされて、翁長市長が知事になれば承認撤回があり得ることを沖縄二紙や革新は宣伝し、革新の選挙活動は盛り上がったはずである。しかし、喜納氏の立候補によって革新の選挙運動は覇気がなくなるだろう。

翁長市長が承認撤回しないことに強固であることを知った勘の鋭い革新活動家なら、翁長市長が知事になったら確実に革新は見捨てられることに気付いているだろう。翁長市長寄りの革新と翁長市長拒否の革新に分裂するのではないかと思う革新活動家も出てくるに違いない。
むしろ、翁長市長が当選したほうが革新の主体は不透明になり分裂が起こり衰退は早まる。

四人も立候補者が出たのに革新の立候補者が一人も居ない。そのこと自体が革新衰退の象徴である。仲井真知事が再当選するにしろ、翁長市長が当選するにしろ、革新の衰退は止まらない。

第37回世日フォーラム沖縄

沖縄と日本の未来を考える講演会


9月7日の統一地方選挙が終わり、いよいよ11月16日投開票の県知事選挙戦に突入しました。3選を目指す自民党推薦の仲井真弘多知事に対し、「オール沖縄」を掲げて、革新諸派の支持を受けた翁長雄志那覇市長、それに元郵政民営化担当相の下地幹郎氏が出馬表明し、保革中道の三つ巴の様相を呈しています。

そこで当フォーラムでは、全国的に人気の高いブログ「狼魔人日記」の管理人である江崎孝氏を招いて、最近の沖縄情勢から見た知事選の行方について講演していただくことになりました。ご多忙とは存じますが、読者の皆様始め、知人、友人の方、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。           

演 題 「沖縄がアジアの中心となる日」

        ~沖縄の将来にとって誰が知事にふさわしいか~

講 師   江崎 孝 氏(コラムニスト)


プロフィール;江崎 孝 えざきたかし
1941年 沖縄生まれ。 慶應義塾大学(経済学部)卒業、
東京にて商社勤務の後、沖縄にて貿易会社経営。
同時に雑誌『WILL』や『正論』などで評論活動開始。
現在人気ブログ「狼魔人日記」の管理人、チャンネル桜沖縄支局
のレギュラーキャスターを務めている。
著書『マルチ商法を斬る』、『沖縄「集団自決」の謎と真実』(共著)


【日 時】平成26年10月12日(日)午後1時30分開場

     午後2時開演、4時終了    

     10月26日(日)午後6時30分より 

【会 場】沖縄県立博物館・美術館 講座室

     〒900-0006 那覇市おもろまち3-1-1

      電話 098(851)5401(博物館班直通)

【会 費】 500円

【主 催】世日フォーラム沖縄 

【後 援】世界日報社那覇支局、自主憲法制定沖縄県民会議、勁草会

【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局  電話&FAX:098 (862) 9195
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