沖縄に維新の風が吹いてほしい




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沖縄に維新の風が吹いてほしい


12月11日、那覇市おもろまちの交差点に、歩道からあふれるほど聴衆が集まった。日本維新の会の橋本代行の演説を聞くためである。
橋下氏は、米軍普天間飛行場の移設先について「一度、辺野古にお願いしたい。受け入れるところは今のところ本州にはない」と明言した。

本土に「県外移設」を受け入れる場所はないと明言したのは橋下氏が初めてである。橋本氏のように事実をはっきりという政治家がいれば沖縄の政治状況は違っていた。

政府は「県外移設」を無視したのではない。小泉首相、鳩山首相が「県外移設」を模索した。二人の首相が「県外移設」をやろうとしてできなかった事実は「県外移設」が非常に困難であることを示している。
政治は現実問題を扱う世界であり、実現できることとできないことを見極めるのは政治家の重大責任である。しかし、沖縄の政治家は誰ひとりとして「県外移設」が実現できるかできないかを見極める努力をしなかった。

維新公認として2区に立候補した金城利憲氏は、
「抑止力や地政学を振り回すのは、実態を知らない者の妄想、移設先は県外をお願いしたい」と橋下氏に訴えたという。
典型的な沖縄の政治家の考えである。

軍事問題は抑止力と地政学が重要である。抑止力のない場所に軍隊を配置するのは馬鹿げている。ところが金城氏は「抑止力や地政学を振り回すのは、実態を知らない者の妄想」だというのである。
今まで、沖縄が他国に侵略されないで平穏であるのは、戦後からずっと米軍が沖縄に駐留して他国を抑止していたからである。
竹島はサンフランシスコ講和条約発効直前の1952年(昭和27年)1月18日、大韓民国大統領李承晩が李承晩ラインを一方的に設定して竹島を占領した。
もし、沖縄に米軍が駐留しないで他国の侵略を抑止していなかったら尖閣諸島は竹島と同じように確実に中国に占領されていた。尖閣だけではない。宮古、八重山も占領されていた可能性は高い。

軍事力が弱く、米軍が駐留していなかった平和な仏教国チベットは数万人の人民解放軍に侵略され植民地にされた。同じようにウイグル地区、東モンゴルも中国に軍事支配され、自治区とは名ばかりの植民地支配が続いている。

台湾、韓国は米軍のお陰で北朝鮮・中国に占領されなかった。日本・沖縄も同じである。
米軍の抑止力が他国の侵略をくい止めてきたことを金城氏は認識していない。尖閣諸島は沖縄が米軍の施政下にあったときは、完全に他国の介入を許さなかった。沖縄が日本の施政下になった瞬間に中国や台湾が尖閣の領海に侵入してきたのだ。八重山の領海内の赤サンゴは台湾や中国の漁師にねこそぎ取られて絶滅している。

金城氏は「抑止力や地政学を振り回すのは、実態を知らない者の妄想、」と述べている。金城氏のいう実態とは県民が辺野古移設に反対していることである。それを実態と呼ぶのは間違いだ。稲嶺名護市長は僅差で当選した。しかし、当選するとすべての名護市民が自分の考えと同じであるように振る舞っている。これは全体主義、独裁主義思想である。名護市にも辺野古移設に賛成している人はいる。特に、辺野古区は移設に賛成している人が圧倒的に多い。
県民はできることなら「県外移設」がいいと思っているだけであり、「県外移設」は困難であり、実現するとしても20年以上かかることを知れば、辺野古移設はやむを得ないと考えるはずである。

金城氏はマスコミや既成の政治家の発言をうのみにしているだけである。自分の目で沖縄の「実態」を調べていない。金城氏は辺野古民と膝を割って話しただろうか。恐らく話していないし、移設賛成の辺野古民の新聞記事さえ読んでいない。
2区では辺野古移設に賛成したら落選する。当選するためには市民にこびをうるのが一番という沖縄の当選主義政治家と同じ姿勢だから「県外移設」などというのだ。そんな政治家は沖縄にごまんといる。維新に金城氏のような政治家はいらない。

普天間飛行場を辺野古に移設したら、フィリピン、ベトナムなどへの海兵隊の移動が速くなり、中国の周辺国の軍事訓練は今まで以上に進み、中国への抑止力は今まで以上に強固になる。

莫大な工事費は過疎化した北部に経済効果がある。飛行場が完成すれば辺野古周辺の経済は活性化していく。将来は岩国や三沢基地のように民間飛行場としても利用できるようになるだろう。
三沢基地=三沢飛行場(みさわひこうじょう)は、青森県三沢市所在の飛行場。日本で唯一、航空自衛隊とアメリカ空軍が使用し同時に民間空港でもある飛行場である。「三沢空港」、「三沢基地」とも呼ばれ、市民には単に「ベース」と呼ばれている。

普天間飛行場の辺野古移設は中国への抑止力は高まり、過疎化が進む北部の東海岸の経済回復に大きく貢献する。


戦後の沖縄の大衆運動は教員組織、自治労、共産党、社民党、社大党、マスコミが煽動し続けている。金城氏のいう「実態」とは教員組織、自治労、共産党、社民党、社大党、マスコミがねつ造した「実態」である。
「実態」の虚実を見抜けない金城氏は沖縄の普通の政治家であり、腐った政治家だ。日本維新の会の政治家として失格である。橋下氏はこんな腐った政治家は除名するべきだ。

金城氏は「維新はファシズムではない」と驚くべき発言をしている。金城氏は橋本氏が大阪府知事時代から現在までの政治活動を全然知らないようだ。橋下氏は民主主義政治家であり、ファシズム大阪教員組織と激しいバトルを展開し、教育を市民の手に戻していった。

「沖縄について勉強不足なだけ。地方の声を聞いてくれる」との期待は届かなかったと金城氏は述べている。
金城氏のいう「地方の声」も教員組織、自治労、共産党、社民党、社大党、マスコミがねつ造したものである。
彼らは米軍基地撤去だけを目的にしているだけであり、沖縄の経済を発展させる気はゼロである。
「基地のない平和で自然豊かな沖縄」をつくるのが彼らの目的であるが彼らの目的を達成した場合、奄美大島のようになる。奄美大島はさとうきびを中心とした農業の島であり、自然豊かなところである。過疎化が進み人口は3分の一になり、老人の島になっている。有名な奄美民謡を歌う若手がいなので維持が危惧されている。これが「基地のない平和で自然豊かな沖縄」の実態である。

沖縄は彼らの主張とは逆の道を歩んできたから経済は発展し、人口が140万人に増加したのだ。彼らの主張通りの沖縄なら奄美王島のように人口は40万人くらいになり、「基地のない平和で自然豊か」である人口40万人の貧しい沖縄になっていただろう。

「県外移設場所」は本土にない。辺野古移設は北部の東海岸の経済効果が大であるということを力説する沖縄の政治家がいれば状況はかなり違っているだろう。

沖縄には橋下氏のように現実をはっきりという政治家が必要だ。
沖縄維新は橋下氏からもっと学び、真剣に沖縄問題に取り組み、橋下氏が大阪でやった政治改革を沖縄でもやってほしいものだ。沖縄維新は市長選、知事選から始めたほうがいい。

「硬直状態の普天間問題はどの政治家もビビって口にしない。県民を愚弄する選挙」と橋下氏は指摘した。その通りである。
「党の意見として反対を唱えるのであれば偽りになる。維新から出て行ってもらわないといけない」と橋下氏は言った。それもその通りである。
現実をはっきりと県民にいう。そんな政治家が沖縄には必要だ。

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