みんなの党の渡辺代表はお山の大将だ







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中国が共産党一党独裁国家である限り、アジアの冷戦は終わっていない。
米軍はアジアの民主主義と平和を守っている。
沖縄の米軍基地もその一翼を担っている。
中国が民主主義国家になった時、沖縄の米軍基地は閉鎖される。
このことを念頭に沖縄の米軍基地を問題にするべきである。


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みんなの党の渡辺喜美代表はお山の大将だ


戦後、自民党が長期政権を維持できたのは保守は大同団結して自民党として結集したのに、左系である旧社会党と共産党は合同しなかったことが大きい。長期政権が続き自民党が派閥政治になった責任は結束して自民党の対抗馬の政党をつくれなかった旧社会党と共産党の責任も大きい。

安倍政権が国民に高く支持される政策を進めているのは民主党に政権を奪われたことが大きい。下手な政治をして国民の支持を失えば政権の座から下ろされる。その心配が自民党にはあり安倍政権も国民に支持される経済政策を優先している。
しかし、自民党に代わることができる政党がなければ、再び自民党が長期政権になる可能性がある。そうすると次第に派閥政治が復興していくだろう。派閥政治を阻止するためには自民党と拮抗する政党かなければならない。
民主党は壊滅状態である。民主党が大政党になれる見込みはない。そうであるならば自民党の対抗馬になれる政党を民主党以外につくらなければならない。

維新の会、みんなの党、日教組・自治労を切った民主党の結集が自民党に対抗できる政党になると私は予想していた。維新の会と太陽の党の合併は橋下代表と石原代表の英断であり、このような英断がなければ大きい政党はつくれない。
私にとって維新の会と太陽の党の合併はありである。いづれは政策で対立することが起こるだろう。その時は討論と妥協で解決する。それで解決できなければ賛成多数で決める。それが民主的な党運営である。その方法を適用しないと大きい政党は維持できない。

みんなの党の渡辺代表は維新の会との合併を拒んだ。その時、渡辺代表は自分がお山の大将でなければいられない人間だと私は批判したが、やっぱり渡辺代表は自分がお山の大将でなければいられない人間であった。

みんなの党の渡辺喜美代表は19日、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が従軍慰安婦問題などに関する発言を撤回しないのを受け、参院選の選挙協力について「解消にいかざるを得ない。一緒に組むべき相手ではない。関係を断ち切る」と明言した。(毎日新聞)

維新の会と関係が深まれば深まるほど渡辺代表の存在感が薄くなる。だから、渡辺代表は維新の会との関係を遠ざけたかった。橋下代表の慰安婦問題の発言がマスコミや政治家に総スカンにされのを絶好のチャンスと見た渡辺代表は維新の会との連携の解消に走った。

辺野古移設などの政治問題で対立したのではない。慰安婦の歴史解釈で対立したのだ。渡辺氏は橋下氏の対応を「言語道断だ。常軌を逸している」と批判しているが、そのように感じる渡辺代表のほうが常軌を逸している。歴史認識だけで連携を解消するのは考えられない。
渡辺代表は、橋本代表に発言の真意を確かめることもしないで、「言い訳を100万べん繰り返しても国民は理解しない」と切り捨てた。
渡辺代表はこんな横暴な政治家である。ワンマン政治家である。

この程度のことで発言の真意を聞きもしないで連携を解消するような政治家に大きな政党をつくるのは不可能だ。渡辺代表は自分がみんなの党のボスであるままで自民党と対抗できる大政党を目指しているが、自分が政党のボスに居座り続けることにこだわる限りみんなの党が大政党になるのは不可能だ


石原氏と会談し「申し訳ない」 歴史認識の党統一見解はまとめず 橋下氏慰安婦発言


産経新聞 5月19日(日)19時33分配信
 日本維新の会の石原慎太郎、橋下徹両共同代表は19日、名古屋市内のホテルで会談。戦時中の慰安婦をめぐる橋下氏の発言や歴史認識について意見交換し、党としての統一見解はまとめないことを確認した。同席した幹事長の松井一郎大阪府知事が19日、大阪市内で記者団に明らかにした。

 松井氏によると、ほかに浅田均政調会長と園田博之国会議員団幹事長代理が同席。「歴史認識は世代によっても違う」とし、政治家それぞれの価値観を認め合う党の方針を確認。

 石原氏は、橋下氏の発言に「日本の立場を外国に向けて言うべきところは言わなければいけない」と理解を示したが、党内が混乱したことへの反省から、今後は事前相談するように要請。橋下氏は「一方的な情報発信で、誤解を生むような発言をしたことは申し訳なかった」と陳謝したという。(産経新聞)
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歴史は学問であり切実な政治問題ではない。まとまらないものは無理してまとめないで継続して討論していけばいい。
侵略か侵略でないかは歴史認識としては大きな問題であるが、あれほど侵略ではないことにこだわっている石原代表が橋下発言を軽く流したのはさすが大物政治家だと思う。
石原氏は政治にとって何が重要か否かを冷静に判断できる政治家である。       そのことを知らないのが渡辺みんなの党代表である。

維新の会では橋下徹代表、石原慎太郎両代表、松井一郎幹事長らの維新の会の幹部が出席した幹部会で協議をした結果、旧日本軍の従軍慰安婦を巡る橋下氏の発言を撤回しないことで一致した。このように維新の会は幹部の協議に最終決定権がある。党を大きくしていくためには必要なことだ。
みんなの党は渡辺代表が独善的に決めることが原因で党内不和が勃発したりしている。
みんなの党は個人商店で、維新の会は株式会社のようなものである。
こんどの維新の会との絶縁宣言に反発する党員がみんなの党を出て、維新の会に入る可能性が高くなった。


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