イランの核保有について

イランには核兵器を持たした方がいい・・・イランはイスラム教の強い国家ではあるが歴然とした民主主義国家である。反米反キリスト国家ではあるが国民選挙で国会議員や大統領は選出されてい議会制民主主義国家である。

アメリカやヨーロッパはイランが核爆弾を保有するのに反対し圧力をかけているが、むしろイランが核爆弾を保有すればアメリカから受ける脅威は半減する。心にゆとりができる。

イラクがアメリカ寄りの政権になり、パキスタンやインドの核保有国もアメリカ寄りである。イランは孤立状態であり、アメリカへの恐怖は強い。核保有はアメリカの進攻を防ぐ防波堤になるとイランが考えてもおかしくはない。
 アメリカはイランを独裁国家にした張本人であるし、民主主義国家でありながら独裁国家を応援したアメリカに非がある。アメリカはイランの宗教ではなく国家体制が民主主義であることを認め、イランの民主主義化を応援しなければならなない。

 核を保有するということは他国から進攻されないという安心とともに、一方では核保有国家としての責任が重くのしかかる。核戦争は人類を破滅させる悪魔の爆弾である。人類を破滅させる核爆弾を持つということは国家として重大な責任を負うことになるし、好戦国としてのレッテルを貼られるわけにはいかない。
 
 核保有国の発言は重いし、イランも核保有国になれば慎重になる。核保有国は小さな戦争が核戦争になる恐れがあるから小さな戦争を無くす努力もするし、戦争が拡大するのを防ぐ努力もする。
 核を保有するということは戦争に対して神経質になり、他国と友好家計を築くことに熱心になる。イランは民主主義国家であるから根本的には平和主義である。アメリカのイランに対する対応の仕方は非民主国家のようである。

 核を保有すると戦争が拡大に慎重になり、国家間の武力衝突を防ぐ努力もする。その例がパキスタンとインドのカシミール紛争だ。パキスタンとインドは大地震が起こったことをきっかけにしてカシミール紛争に終止符を打とうとしている。パキスタンとインドがアメリカ寄りであるということなども影響しているが、両国が核爆弾を保有していることが強く影響している。

 イランが核爆弾を持てば核戦争を起こすかも知れないと考えるのは愚かだ。イランが民主主義国家であることは念頭におくべきである。イランが核爆弾を保有することはむしろ責任が重くのしかかり、紳士的な国家になっていく確立のほうが高い。

 私の推測ではイランが原子力発電所や核を保有するようになれは、イランは今以上に国際非難を恐れるようになり、テロ支援はしなくなると思う。イラクへの隠密な圧力行為も弱まるだろう。

 イランに核開発をさせるべきである。その方がイランは紳士的な国家になる。イランに対する国際的な経済圧力はマイナスである。 むしろ、イランとの貿易を拡大し、資本を進出してイランの経済を発展させるのが国際社会がとるべき道である。
 経済が発展した国は平和優先国家になる。アメリカのイランに対する圧力外交は根本的に間違っている。


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