なぜ仲井真知事は嘘をついたのか



「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」
定価1000円(税抜)
12月県内書店で発売予定
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「かみつく」を改名して「沖縄 民主主義」にした。

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なぜ仲井真知事は嘘をついたのか

                                    (1月5日の知事公舎前での抗議行動)
1月5日(日)の朝も知事公舎前での抗議行動に参加した。今日も四〇名ほどの人たちが集まったが、驚いたのは最後にマイクを握った元県職員・Aさんの話だ。

Aさんは、一九九〇年頃、仲井真が大田県政の副知事だった当時、その下で働いていた。仲井真は通産省の役人から沖縄県の副知事になったのだが、その頃、仲井真は、いつもAさんたちの部屋に来て、「何故、沖縄は自治体のくせに中央政府といつもコトを構えるのか? 政府とコトを構えるのは良くない。」 とばかり言っていたという。Aさんは、「あの頃は、国対策の前に、仲井真副知事対策が大変だった。いつも、大田知事に我々の考えを届けようとすると、その前に仲井真副知事につぶされることが多かった。そのため、我々は副知事室のランプが消えて、副知事が退出したことが分かってから、知事室に書類を届けた。」、「仲井真副知事は、自民党議員団と通じ、大田知事イジメの根回しばかりやっていた。」、「今回、仲井真は、『我々は安倍政権の応援団』と言ったが、まさにその正体が正直に現れた。」とも話された。

Aさんの話でよく分かったのは、仲井真知事は、政府の恫喝に屈して埋立を承認したのではなく、当初からの筋書き通りだったということだ。Aさんは、その点について、「県民の中にも弱さがあったのではないか。」と指摘されたが、まさにその通りかもしれない。

 正月休みは今日で終わり、明日(月曜日)からは県庁も開く。知事公舎前での抗議行動はひとまず今日で終わる。明日は仲井真も県庁に出てくると思われるので、OさんやIさんたちは、午前8時~10時まで県庁1Fロビーで抗議行動の予定だ。私は平和市民連絡会の高江便の運転のため参加できないが、火曜日には私も県庁で抗議をしたいと思っている。
            チョイさんの沖縄日記 

チョイさんの沖縄日記を読めば、仲井真知事が「辺野古埋め立て」を承認する腹を決めていたのにぎりぎりまで埋め立てではなく「県外移設」を主張してきた理由が分かる。
県庁の公務員はほとんどが共産党・社民党系の革新系である。彼らの知事への圧力は私たちの想像を超えるものすごいものである。彼らは繰り返し繰り返し波状圧力をかけていく。それは自殺に追い込む「いじめ」に似ている。「いじめ」は長い時間をかけて何度も何度もいじめていく。そのために神経がズタズタになりしまいには自殺をしてしまう。これと同じやり方で公務員組織は圧力をかけて知事を追いこむのだ。知事は神経がズタズタにされてしまう。神経をズタズタにされないないために「県外移設が早い」などと繰り返した。ぎりぎりになって辺野古埋め立てを承認したのである。承認した後の知事はいきいきとしている。埋め立て承認を発表したので、もう、いじめられないからだ。
情けないがこれが沖縄の政治である。


「あの頃は、国対策の前に、仲井真副知事対策が大変だった。いつも、大田知事に我々の考えを届けようとすると、その前に仲井真副知事につぶされることが多かった。そのため、我々は副知事室のランプが消えて、副知事が退出したことが分かってから、知事室に書類を届けた。」、
知事が選んだ幹部ではなく、政策にたずさわる権利がない平の公務員組織が政策をつくり知事に出す。それが当たり前に行われているのが沖縄の県庁である。それをAさんは暴露している。人前で堂々と発言しているということは彼はそれが正しい行為だと信じているのだ。それが沖縄の政治のやっかいな所である。

「仲井真副知事は、自民党議員団と通じ、大田知事イジメの根回しばかりやっていた」
仲井真氏は大田知事が副知事にしたのである。大田知事をいじめる地位にはない。大田知事を補助する地位にある。もし、大田知事にとって仲井真副知事が邪魔であれば首にするだろう。知事は公務員を首にすることはできないが副知事を首することはできる。大田知事が必要と思ったから仲井真氏を副知事にしたのである。それが知事と副知事との関係だ。
県庁の公務員は政治家ではない。知事や議会で決めたことを実行していく仕事人である。知事が変われば副知事はは首になるが公務員は首にならない。新しい知事の政策に従っていくのか公務員である。公務員は政策に介入してはならない。介入したいのなら公務員を辞めて議員になるべきだ。議員になって自分の主張を政治に反映していくべきである。
しかし、沖縄県の公務員はそうは考えていない。自分たちのほうが沖縄のことをよく知っているから自分たちの意見を知事は聞き入れるべきだと考えている。自分たちの主張を取り入れない知事は駄目な知事だと考えている。
沖縄の公務員は政治屋であり県の政治への圧力者である。もし、知事が自分たちの要求を聞き入れなければサボタージュをして知事を困らせることも平気でやる。
中国は共産党支配のように見えるは実態は公務員が立法・行政・司法をしている国である。つまり公務員天国の国家である。沖縄の公務員も中国と同じ考えをしているということだ。
もし、一年前から埋め立てに賛成であることを公言していたら仲井真知事はノイローゼになるくらい公務員組織に圧力をかけられていただろう。だから本音を言わなかったのだ。堂々と正面から自分の考えを言わないのは情けないが、仲井真知事は最初からぎりぎりまで嘘をつ は計画的であった。そうしなければ仲井真知事の神経は持たなかっただろう。

  


雨宮さんの言う通りだ。仲井真知事は県外移設を公約にしていながら辺野古埋め立てを承認した。政治家として最低である。公約を破るのなら知事を辞めて県民の真を問うべきだ。辺野古埋め立てを承認した後でも県外移設のほうが早いなどというのは県民をバカにしている。
県外移設は不可能であるのに、県外移設のほうが辺野古移設より簡単と県民に言った仲井真知事は大嘘きだ。「滑走路のある使用していない民間飛行場に移設したほうが早い」と何度も仲井眞知事は言った。知事がそんなことを言えば県外説のほうが早いと信じてしまう県民も多いだろう。雨宮さんも県知事を信じ県外移設をすると思っていた県民の一人だっただろう。
ところが埋め立て承認である。
「承認しておきながら県外移設は必要と訴えるのであれば、初めから承認はするなと言いたい」
雨宮さんの怒りはもっともである。

ところで、雨宮さんにひとつ聞きたい。普天間飛行場をどうしますか。固定化は仕方ないと思っているのか。それとも県外移設をしたほうがいいと考えているのか。辺野古移設に反対するだけで普天間飛行場をどうした方がいいかも考えなくてはならない。
一番肝心な問題は普天間飛行場をどうするかなのだ。辺野古移設、普天間固定化、県外移設、国外移設、閉鎖の五つの案がある。しかし、五つの案すべてが実現可能というわけではない。マスコミでも話題にしなくなった国外移設・閉鎖は無理だとはっきりしている。それでは県外移設は可能かどうか。
県外移設は三年以上も話題になっている。それなら県外の候補地が上がってもおかしくない。ところが一カ所さえ候補地が上がったことはない。雨宮さんは変だと思わないか。もしかすると本土には移設場所がないかもしれない。そう思わないか。
「知事の承認に屈せず、今こそ県民は一致団結するべきだ」
雨宮さんは「知事の承認に屈せず」と雨宮さんは言っているが、その前に実現可能な案はどれなのかを雨宮さん本人が考えるべきだよ。県外移設はでまるのかできないのか。三年間もひとつの候補地さえ示すことができなかったということは県外移設はできないだろうと雨宮さんは思わないのか。
雨宮さんは辺野古移設に反対しているだけで、普天間飛行場をどうすればいいかには関心がないのか。それじゃあおかしいよ。雨宮さんは辺野古移設に反対しているだけで普天間飛行場の危険性除去なは関心がなければ辺野古埋め立ての根本問題を避けていることになる。。雨宮さんは卑怯だよ。
日本政府は普天間飛行場の危険性をなくすために辺野古に移設しようとしている。今私たち県民に突き付けられているのは普天間飛行場をどうするかなのだ。「今こそ県民は団結するべきだ」と雨宮さんは言うが、普天間飛行場問題を無視している雨宮さんの言葉は空しいだけだよ。





辺野古埋め立て問題はアジアの政治が絡んでいることを知らないと間違った判断をしてしまうよ鈴木さん。
中国は共産党一党独裁国家で、周辺国への侵略を狙っている。それを抑止し、日本を守るためには米軍や自衛隊が必要だ。軍隊というと戦争をする怖い存在に思う人がいるが、でも国を守るには軍隊はなくてはならないものだ。国内社会の安全を守るのは警察である。私たちが平穏な生活を送れるのは警察が居るからだ。もし警察が居なければ盗みや暴行や殺人が横行し荒れた社会になる。それは鈴木さんも想像できると思う。自衛隊・米軍も同じだ。テロリストや外国軍の侵略から守っているが自衛隊・米軍だ。もし日本に自衛隊や米軍がいなければ、テロリストや軍隊が日本を襲っていただろう。
特に中国は日本に侵略して日本を支配していただろう。自衛隊と米軍は日本・沖縄を中国や武装勢力、テロリストから私たちを守るために存在している。
鈴木さんが海をきれいにする活動ができるのも、自衛隊や米軍が侵略を防いでいるからだ。警察が社会の安全を守っていることは誰でも知っているが、自衛隊や米軍が私たちの安全を守っていることに気づいている人は少ない。その理由は、警察が犯罪者を捕まえることを私たちは毎日新聞やテレビで見ているが、自衛隊や米軍が侵略者を撃退したことがないからだろう。なぜ、撃退したことがないか。それは撃退する前の段階で自衛隊・米軍が抑止しているからだ。
戦後ずっと平和だったから自衛隊や米軍がいなくても平和だろうと考えている人もいるだろう。鈴木さんそうなのかな。しかし、それは間違いだ。自衛隊や米軍が存在したから侵略者はいなかったのだ。
海を愛し平和を愛している鈴木さんも私たちの平和を守るために警察、自衛隊、米軍が存在していることは理解してほしい。

鈴木さんに言いたい。
平和を愛すれば平和になるのではないということを。平和は警察や軍隊が守っているから保たれている。どんなに鈴木さんが平和を願う気持ちが強くても、平和を守ることができる「力」がなければ平和にはなれない。チベットやウイグルは自分たちを守る「力」がなかったから共産党独裁国家中国に侵略され、収奪され、自由を奪われている。チベットでは植民地支配に抗議して僧侶が焼身自殺をしているし、ウイグルでは自爆テロや抗議テロを繰り返している。自分たちを自分たちで守ることができない悲劇だ。

警察や軍隊の力が弱い国では治安が悪く、テロも多い。日本は警察も自衛隊・米軍も力が強いから平和であり治安もいい。

「次の世代には怒りや悲しみではなく、理解や愛を広げたい」と鈴木さんはいうが、今の世代でも理解や愛を広げていくのは大事だ。鈴木さん。次ではないでしょ。今でしょ。

辺野古移設に怒るのは、沖縄・日本・アジアの平和に米軍が貢献していることを知らないからだ。県外移設・国外移設・閉鎖は不可能であり、普天間固定化かそれとも辺野古移設かの二者択一を選択しなければならない現実を理解していないからだ。共産党一党独裁国家の植民地支配、搾取、人権弾圧に無関心だからだ。アジアの平和を真剣に考えていないからだ。
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