百条委が7つの告発文が真実ではないことを着実に暴いていく

百条委が7つの告発文が真実ではないことを着実に暴いていく


 20m程手前で 公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らしたパワハラは事実てどなかったことが百条委で明らかになった。証人である職員がパワハラではなかったと証言したのだ。斎藤知事への告発文は事実を捻じ曲げた嘘の告発文であるのだ。百条委は7つの告発文が真実を捻じ曲げた嘘であることを明らかにしていくだろう。
 橋下氏をはじめ多くの政治評論家が斎藤氏は辞任するべきと主張している。私は辞任するべきではないと考える。沖縄では7つの告発文のようなものは昔があった。事実を捻じ曲げて目的実現のために県民を誘導するのだ。7つの告発文の目的は斎藤知事を辞職に追い込むことだ。その狙い通りになっているのがマスメディアや評論家たちである。


 沖縄では普天間飛行場の辺野古移設に反対する連中が辺野古埋め立ては海を汚染する嘘をついた。嘘を信じた県民の70%以上が県民投票で埋め立てに反対した。今の7つの告発文が県民投票した時の辺野古に似ている。
 辺野古は埋め立てが進み、埋め立てられた。埋立地の海は全然汚染されていない。そのことを知った県民は埋め立てを容認している。
 百条委は埋め立てと同じだ。百条委を進めていけば7つの告発文にある嘘がはがれていくだろう。
 


 12年前のブログである。米兵についての考えを書いてある。
2012/05/22
沖縄タイムスで「基地で働く」シリーズを掲載している。昨日のタイムスにはタイピストの宮城公子さんの体験が掲載されていた。


「善意裏切られ」では、沖縄の女性と結婚の手続きに使う女性の履歴書を書いてほしいと米兵に頼まれて、善意でやってあげたのに、ある日米兵が、女性が帰った途端に履歴書を破った。女性は妊娠もしていてアメリカに行けると信じきっているのを裏切った米兵を見て、「沖縄の人を、そんな簡単に扱うのか」と反発して、履歴書を書いたのを止めたという。
結婚をする気がないのに沖縄女性とつきあったアメリカ兵は多かったと思う。なにしろ彼らは若いのだから。


しかし、この問題はアメリカ兵と沖縄女性の問題ではない。若い男女の問題だ。沖縄人でも妊娠した女性を裏切る男はいる。いや、日本にもいるし、中国にもヨーロッパにもいるだろう。
アメリカ兵の中には真剣に沖縄の女性と付き合い結婚する人間も多い。沖縄が気に入って退役後に沖縄に住んでいるアメリカ兵も多い。アメリカに渡るのを嫌がってアメリカ兵と別れた女性もいる。若いアメリカ兵を手の上で転がす沖縄女性もいた。アメリカに渡って幸せになった女性もいれば、アメリカの生活になじめないでノイローゼになって帰ってきた女性もいる。
アメリカ兵は色々だし、沖縄女性も色々だし、恋愛も色々だし、結婚も色々である。
私は幸せになった女性も不幸になった女性も知っている。読谷村ではアメリカ人と沖縄女性の老夫婦をよく見る。


宮城さんが体験した問題はアメリカ兵と沖縄女性の問題というより、若いアメリカ人と沖縄女性の問題であり、根本的には男と女の問題である。
宮城さんが、米兵が沖縄女性の履歴書を破ったのを見て、「沖縄の人を、そんな簡単に扱うのか」と思ったのなら、宮城さんの米兵を見る目が偏向している。その米兵以外は履歴書を破っていないし結婚もしたはずである。結婚した米兵のほうが多かっただろう。宮城さんがたった一人の裏切り行為をした米兵を米兵の本質のように思うのはおかしい。


宮城さんにもっと沖縄女性の幸せを願う気持ちがあったら、次からは女性の連絡先を聞いておいて、履歴書を破る米兵がいたらすぐに連絡するようにすればよかった。


宮城さんは頼まれたからやってあげて、嫌になったから止めた。沖縄女性のやさしさと深くは考えない性質が現れている。


ウチナーンチュを殺した米兵がMPの取り調べになにも答えず、指紋採取も写真も拒否し、牧師が諭しても駄目だったのに、トイレに行くために米兵が入れられている部屋の前を通る宮城さんを見て、「あの人だったら指紋を取らせる」と米兵が言ったという。「ほかにもいるのに何で私なの」と思いながら、宮城さんは恐々としながら殺人者の指紋を取ったことがあったという。米兵が宮城さんに心を許したのは宮城さんからにじみ出る沖縄の女性のやさしさを米兵は感じたからではないだろうか。


今回は結婚のための履歴書を破った米兵、ウチナーンチュを殺した米兵が登場した。「基地で働く」シリーズには悪い米兵しか登場しない(苦笑)。

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百条委員会でパワハラではないことがばらされた

百条委員会でパワハラではないことがばらされた

7つの告発でマスメディアがひんぱんに掲載するのが20メートルも歩かされた時のパワーハラスメントである。しかし、百条委員会でそれはパワハラではなかったことが明らかになった。


7パワーハラスメント
知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる。 執務室、出張先に関係なく、自分の気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつけ る。例えば、出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止のため、20m程手前で 公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし、その後は 一言も口を利かなかったという。


 このパワーハラスメントについて百条委員会が23日に非公開の証人尋問を行った。証人尋問では現場にいた職員が出頭して当時の状況を証言した。読売新聞は証言を記事を掲載している。
パワハラがあった場所は兵庫県播磨町の県立考古博物館である。、

斎藤知事は博物館で開かれた会合に出席した。知事の乗った公用車の到着はぎりぎりの時刻であった。ぎりぎりであったのに知事は車両の進入禁止区間の手前で降ろされたのだ。理由は進入禁止の標識が設置してあったからだ。斎藤知事は標識が手で動かせるのを確認。歩かなければならないことについて、出迎えた県職員2人に「もっと気を使うべきではないか」などと強い口調で指摘したという。
 斎藤知事が怒鳴ったのは20m歩かされたからと7つの告発では述べているが、20m歩くのならもっと早く着くべきであると時間のルーズさを職員に注意したとも解釈できる。20m歩かされたからパワハラしたと解釈するこひとはできない。それにパワハラと言えるほどの怒りではなかったと職員は述べている。パワハラは元西局長のでっち上げである。


証人尋問に出頭した職員は、「(知事の発言は)どなるほどではないが、きつい口調だった。玄関に県職員2人が待っていたので、おそらくそこまでは(公用車で)行けると思ったのではないか」と証言した。
公用車を停める場所はすでに決まっていた。県職員も停まる場所は知っていた。であるなら県職員は車が停まる場所に立っているべきであった。知事がきつい口調になった原因は県職員の怠慢に対するものであったかもしれない。


告発文では、20m程手前で 公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らした書いている。20m歩いたことにきつく言ったことは事実であるが、怒鳴り散らしたことは事実ではない。きつく言ったことを怒鳴ったと脚色したのが告発文である。
知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくるという例として20m歩かされたことを書いてあるがそれがでっち上げであるということが百条委員会で明らかになったのである。
もし、元西局長が生きていたら、元西局長はパワハラではなかったことを認めなければならなかっただろう。パワハラではないのをパワハラであると信じさせるために元西局長は脚色したことを百条委員会で白状しなければならなかった。
百条委員会は元西局長にとって7つの告発の嘘の箇所を指摘されるきついものであっただろう。


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普天間飛行場の移設は辺野古しかないことを断言した本を12年前に出版した

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<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ea/fc2ba91dfcb2f8d898f4363ddccc1242.jpg" width=200></center>
電子書籍
沖縄に内なる民主主義はあるか 350円
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B1TQ1PVF
書籍
沖縄に内なる民主主義はあるか1500円(税抜)
県内取次店
沖縄教販
TEL 098-868-4170
FAX 098-861∸5499
本土取次店
(株)地方小出版流通センター
TEL 03‐3260‐0355
FAX 03‐3235‐6182
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普天間飛行場の移設は辺野古しかないことを断言した本を12年前に出版した


2012年7月30日に出版した「沖縄に内なる民主主義はあるか」の第五章の目次である。


普天間飛行場の移設は辺野古しかない
沖縄県の人口の推移 104/
戦前の沖縄の人口は60万人が限度だった 105/
農業中心の沖縄の人口を推計する 105/
沖縄の人口増加は基地経済が原因 108/
宜野湾市の戦後の経済発展の要因 108/
沖縄に米軍基地が存在している理由 111/
沖縄の米軍基地強化と密接な関係がある旧ソ連圏の脅威的な拡大 114/
沖縄の米軍基地強化と密接な関係がある中国の勢力拡大 116/
沖縄の米軍基地強化と密接な関係があるアジアの冷戦 116/
沖縄の米軍基地強化と密接な関係があった朝鮮戦争 117/
普天間飛行場強化は共産主義勢力の封じ込み戦略のひとつであった 119/
普天間飛行場の歴史 120/
普天間第二小学校 126/
普天間第二小学校の移転問題 128/
普天間飛行場のクリアゾーンに人が住んでいるのは誰の責任か 131/
普天間飛行場の移設問題 133/
国外移設運動の歴史 135/
県外移設運動の歴史 136/
沖縄の構造的差別は本当か 137/
構造的差別論は反戦・平和主義ではない 140/普天間飛行場の国外移設=グアム移設は可能か 141/
普天間飛行場の「県外移設」は可能か 143/
県外移設論者たちのずるさ 145/
辺野古移設は可能か 147/
辺野古は米軍基地を受け入れて繁栄した過去がある 148/
今も中国・北朝鮮と周辺国との緊張状態は続いている 150/
米軍基地があるから戦争に巻き込まれない 153/
沖縄にヘリコプター基地は必要 154


「沖縄に内なる民主主義はあるか」を出版したのが
2012年である。出版から12年目で「普天間飛行場の移設は辺野古しかない」が真実であることが明らかになり、県民も辺野古移設を認めた。

 
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「命どぅ宝」を捨てた安和の牛歩戦術

「命どぅ宝」を捨てた安和の牛歩戦術
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https://www.youtube.com/watch?v=w1Lz1VUK0DQ&t=6s

名護市安和での土砂の運搬作業が22日に再開された。出入り口の両サイドには30人ほどの警備員がネットを広げてバリケードを作り、トラックが出入りする時には出入り口に入れないようした。ナットのバリケードをつくる前に侵入している運動家たちは機動隊が排除する。<center>

防衛局はトラックが出入りする時は徹底して反対派を排除する方針に変更したのである。変更した原因は事故死者を出さないためだ。死者を出さないでトラックを出入りさせるために防衛局は機動隊の出動を要請したのである。「命どぅ宝」だからである。「命どぅ宝」を実行しているのが防衛局であり民間の警備会社である。もし、警備員の事故死がなかったら警備員だけが見張っている今までの牛歩戦術が続いていただろう。しかし、死者が出た。二度と死者を出さないために沖縄防衛局が選んだのが機動隊の出動である。


 土砂運搬再開に集まった反対派はユーチューブの映像では20人ほどである。彼らは機動隊の排除に激しく抵抗する。暴れるのも居る。機動隊は手慣れたもので親切に排除した。
 牛歩戦術の辺野古移設反対派は警備員の事故死の責任は防衛局にあると主張している。反対派の主張が正しいとしてもトラックの出入りを遅らすための牛歩戦術を実行しなければ死亡事故は起こらなかった。根本的な原因は牛歩戦術にある。牛歩戦術を続けようとする彼らには「命どぅ宝」の精神はない。
 トラックの出入り口はほとんどの人は通らない場所である。反対派は人たちだけが通る。彼らは那覇など遠いところに住んでいて牛歩をするために安和にきたのである。辺野古移設反対、埋め立て反対だから安和から土砂を運び出すのに反対。だから、安和でトラックの出入りを遅らすために牛歩するのである。牛歩は遅らすのであって阻止ではない。つまり、辺野古埋め立てを阻止するのではなく遅らすのが目的なのだ。阻止はしないのだ。ということは移設を容認していることになる。牛歩戦術をする彼らには辺野古移設反対を主張する資格はない。彼らは「移設を遅らそう」を主張するべきだ。


 彼らを支持する県民はとても少ない。当然である。

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沖縄革新に未来はない



2017年出版
「沖縄革新に未来はあるか」より
第二章 普天間飛行場ゲート封鎖のひどい実態

(写真・島尻)
いよいよオスプレイが普天間飛行場に配備されるという前日の二〇一二年九月三十日に沖縄の反基地運動で前代未聞のことが起こった。
なんと普天間飛行場のゲートを車と座り込みで封鎖し、普天間飛行場の機能をマヒさせたのである。

オスプレイが普天間飛行場に配備されることは避けることができないことである。オスプレイ配備反対の県民大会を開いても、普天間飛行場のゲートを封鎖してもオスプレイ配備を阻止することができないことは明白だ。阻止することができないのに阻止運動をやっているのが時代錯誤の革新団体である。ゲート封鎖の集団が「沖縄を返せ」の歌を合唱したのには驚いた。

固き土を破りて 民族の怒りに燃える島 沖縄よ
我等と我等の祖先が血と汗をもて 守り育てた 沖縄よ
我等は叫ぶ沖縄よ 我等のものだ沖縄は沖縄を返せ (返せ) 沖縄を返せ

この歌は沖縄の人間がつくったものではない。本土の公務員がつくった歌である。だから。民族とは日本民族のことである。「我等のものだ沖縄は」とは沖縄は日本のものだということであり、沖縄を日本に返せと主張しているのがこの歌である。
私はこの歌が嫌いだった。「民族の怒りに燃える島」と民族主義であるのと、「我等のものだ沖縄は」と沖縄を「我ら(日本)」の所有物だと主張していることだ。沖縄は誰の所有物でもない。沖縄は沖縄だという思いが私には強かった。「沖縄を返せ」は祖国復帰運動の象徴的な歌だった。祖国復帰するのは沖縄人は日本民族であり、本土は母なる祖国であるから祖国に復帰するのは当然であるというのが祖国復帰運動であったが、それでは本土が軍国主義国家でも復帰するのかという疑問が私にはあった。もし、軍国主義であったなら本土に復帰しない方がいい。本土が民主主義国家であること、沖縄は弱小であり沖縄だけで米国と交渉するのは不利であり、日本の施政権下になれば米国とはもっと有利に交渉できるから私は施政権を日本の政権下に置くのは賛成だった。日本は祖国だから復帰するという祖国復帰運動の思想には反対だった。「沖縄を返せ」は日本本土の人間が沖縄は日本だから日本に返せと主張している歌である。もし、沖縄に石油が大量に埋蔵されていて独立したほうが豊かになれるとしたら祖国復帰運動をやらないだろう。沖縄の損得で復帰は考えるべきであると、高校生の頃の私は考えていたから祖国復帰運動に反発していた。もう、50年以上も前のことである。
祖国復帰前は「沖縄を返せ」は沖縄は日本だから日本に返せという意味で歌っていたが、祖国復帰した後は、沖縄は沖縄人のものだから沖縄に返せという意味に変え、反日反米の歌にしている。沖縄革新のご都合主義の「沖縄を返せ」である。

300万人という死者を出した朝鮮戦争が勃発し、中国の人民解放軍はウイグル地区、モンゴル、チベットに武力侵略をし、植民地支配した。
アメリカは社会主義圏の拡大を防ぐためにアジアのアメリカ軍を強化した。そのために沖縄では土地接収があったのだが、それに反発した人々が土地闘争をやった。
とても激しい運動だったらしいが、激しい運動になったのは土地を奪われると生活ができないと信じていたからだ。しかし、辺野古が米軍を受け入れたことで経済が目覚ましく発展していったので、土地闘争はした火になっていった。
それに、あの時代はマスコミが発達していなかったから情報が乏しかった。朝鮮戦争の情報が少なかったし、中国の人民解放軍によるウイグル地区、モンゴル、チベットへの武力侵略は報道さえされなかった。沖縄の人々は米軍基地強化がアジアや沖縄や日本を守る目的であったのを知らなかった。
それに加えて戦後の沖縄では反米国・親ソ連・親中国である人民党(共産党)などの社会主義勢力が強かったので反米軍基地運動が盛んであった。

二〇一二年九月三十日に普天間飛行場のすべてのゲートを封鎖して気勢を上げたが、ゲートを封鎖してもオスプレイ配備阻止には無力であり、オスプレイが配備されて時間が経つとオスプレイ配備反対運動は次第に沈下していくだろう。最初から配備を阻止できないことがわかっていながらの配備阻止運動である。

ゲートを封鎖したのは違法行為である。大衆運動は逮捕覚悟の違法行為もありでいい。
しかし、県会議員や国会議員は大衆運動と同じレベルでは許されない。法律を誰よりも遵守しなければならない立場の彼らは違法行為に参加してはいけない。県会議員や国会議員が普天間飛行場ゲート封鎖に参加したのは政治家失格である。

9・9オスプレイ配備反対の県民大会では2万人しか集まっていないのに10万1000人集まったと大嘘をつき、県民大会の議決が県民総意だなどと政府にオスプレイ配備を止めるように要請したが、それが全然効果がないことは初めから分かっていたことだ。

配備を阻止することができないことは最初から分かっているのだから、政治家たちができる最良の方法は阻止運動を展開することではなく、オスプレイの安全飛行を目指して政府や米軍と交渉することだ。
オスプレイの機能を研究し、日米両政府が作成したオスプレイの離着陸や飛行経路を詳しく調べてより安全なオスプレイの運行を要求するのが県民にとって利益になる。
県民の利益を考えないでオスプレイ配備阻止運動にうつつを抜かしている沖縄の政治家は無能な政治家である。

昨日の新聞には沖縄の自殺率は全国ワースト5位であると載っていた。
労働者の健診では六十五%が異常で全国で最悪だという。
県民所得全国最下位、学力テスト全国最下位、教師のわいせつ行為、中学生売春の蔓延、自殺率ワースト5位、
健診異常全国最悪であるというのに、県民の切実な問題を放棄して県民になんの利益もないオスプレイ配備阻止運動にうつつを抜かしている沖縄の政治家たち。
彼らの存在は沖縄の不幸である。

ゲートで座り込みをしている人たちは警察官によってすぐに排除されると私は思っていた。ところが意外なことに警察官は長時間排除しなかった。座り込みをしている人た
ちは老人が多くしかも元教員が多い。警察官は彼らに遠慮して排除しないのかと思った。
しかし、そうではなかった。革新勢力のゲート封鎖は法律の弱点や米軍や警察がどのように行動していくかを計算し尽くした行動であった。
スピーカーから座り込みをしている集団のリーダーの大きい声が聞こえた。
「外国みたいに火炎瓶を投げたか、こん棒なんか振り上げたか。車を潰したか。私たちは無抵抗だ。オスプレイはみんなが反対している」
無抵抗の抵抗をしているから座り込みを警察が邪魔するのは間違っていると盛んに言っている。車でゲートを封鎖し、座り込みをするのは暴力行為である。ゲートを暴力的に封鎖していながら「私たちは無抵抗だ」というリーダーの自分勝手な理屈には呆れてしまう。
野嵩ゲートの座り込みは意外と人間が少ない。それには原因があった。
警察官が新たに座り込みをしようとしている人たちを食い止めていたからだ。警察官はこれ以上座り込みする人間を増やさないことに集中し、座り込みしている人間を排除する余裕がないのだと思っていたが、この時に私が全然予想していなかったことが起こった。普通なら新たな応援警察官がやってきて、座り込みをしている人間たちを排除しそうだが、なんと警察官は阻止している隊列を崩して引き揚げたのだ。理解できない警察官の行動であった。私はあっけにとられた。警察に止められていた人たちは座り込みに次々と参加して人が増えていった。
なぜ警察官は引き揚げたのだろうか。不思議な警察官の行動である。座り込みに参加した人たちは勝利のシュプレイコールをした。どうして、警察管は隊列を崩して引き揚げたのか。こんなことってあるのか。信じられない警察官の行動だった。




勢いづいたリーダーは盛んにマイクで「ここは米軍への提供地である」と言い、日本の警察にゲート内の人間を逮捕する権限はない、私たちの座り込みを邪魔するなと勝ち誇ったように言った。
私はリーダーの身勝手な主張と思ったが、よく考えてみるとそうではなかった。リーダーが主張していたのは法的には間違っていないのだ。間違っていたのは警察の方だった。
米軍基地のゲートは金網の外ではあるが日本政府が米軍に提供した土地であり、日本の法律が適用できない治外法権の場所なのだ。
ゲート前の広場は私たちでも自由に入ることができるし、入って咎められるようなこともない。咎めるのなら金網を張れと言いたくなる。しかし、金網を張れば車の出入りに支障が出る。ゲートには車が数台並ぶことができるスペースが必要である。もし、周囲の金網と同じように張ってしまうと国道に米兵の車が並び交通渋滞を起こしてしまう。
だから金網を道路沿いに張るわけにはいかない。ゲートは金網で囲ってはないが米軍の敷地であり、日本の法律が適用されない治外法権の場所なのだ。

沖縄革新は金網で囲っていないゲートが米軍敷地だから治外法権の場所であることを知っていたのだ。
突然起こったゲート占拠に警察の方がゲートが治外法権の場所であることを知らなかった。だから、新たに座り込みに参加しようとした人間たちを止めたのだ。日本の法律が適用できない治外法権の場所に居る人間たちを日本の警察が規制することはできない。そのことを知った警察は隊列を解いたのだろう。

米軍基地の金網の中なら治外法権の場所であり日本の法律が適用できないことは知っていたが、ゲートの前の広場も治外法権の場所であることは考えてもみなかった。法律の専門家でないと気が付かないだろう。革新は警察が取り締まりできない場所であることを知った上でゲートを封鎖し座り込みをやったのである。法律の網を潜り抜けた巧妙な戦術であった。
彼らの読みはゲートが治外法権だから警察はすぐに排除はできないということだけではなかった。
ゲート侵入は不法侵入だから米軍が直接逮捕して基地内に連行することができる。しかし、米軍は連行しないだろうと彼らは読んでいた。もし、連行すれば騒ぎが大きくなりマスコミは米軍非難をエスカレートさせていくだろう。それを避けるために米軍はなにもしない。米軍は連行しないだろうし、ゲート封鎖した人たちに損害賠償もしないと沖縄革新は読んだのである。
騒ぎを大きくしないためには、デモ隊排除は警察がやらなければならない。しかし、そのためには米軍からの正式な排除要請がなければならない。警察が行動するには時間がかかる。警察が動けない間は確実にゲート封鎖を実現できる。警察も騒ぎを大きくしないためにゲート封鎖した人たちを排除するだけで逮捕することはしないだろう。そのように予想した上でのゲート封鎖であった。参加する人たちの安全であることを確信したから彼らは実行したのである。身の安全が保障されていれば平気で違法行為をする。それが沖縄革新なのだ。
オスプレイ配備を阻止したい感情が高まり、いたたまれなくなって逮捕覚悟のゲート封鎖ではなかった。安全が保障された綿密な計画のもとにゲート封鎖はあった。
沖縄革新は普天間飛行場の全ゲートを封鎖して普天間飛行場の機能をマヒさせた。それは戦後七〇年近くの反米軍基地闘争で初めてのことであり沖縄の歴史に残る闘いであったと沖縄革新は自画自賛した。しかし、法律の穴、米軍や警察の弱点を研究した、安全を確信してのゲート封鎖であり、ずるい「大人」の計算し尽くした行動であった。闘争としてどれほどの価値があったのだろうか。
警官による座り込みの排除が始まった。
米軍からの正式な要請があったのだろうか。警察は座り込みの人たちを排除した。最後の二人も排除された。座り込みを排除した警察は隊列を組んで座り込みをしようとする人たちを阻止した。

リーダーは排除要請の文書は手渡しでなければならないとヒステリックに主張するが、
治外法権の場所にいる彼らは正当な団体ではない。なんの予告もなくゲート封鎖をした彼らは不法侵入者であり犯罪者である。リーダーは米軍からの排除要請の書類を見る権利があるように主張しているが、不法侵入をした彼らにその権利はない。彼らに書類を見せる必要はない。米軍からの要請があれば有無を言わさずに排除していい。
リーダーは無抵抗の抵抗をしているのに警察は座り込みを排除したと主張しているが、革新政党の街宣車でゲートを塞ぎ、座り込みをしているのを無抵抗の抵抗とは言わない。
彼らの行為は実力行使であり暴力行為である。県警は米軍の要請で座り込みを排除しただけである。米軍施設に違法侵入していながら、警察には法的手続きをちゃんとやるように要求するのはおかしな話である。法治国家だから、警察はちゃんと法的な手続きをやって行動する。リーダーに言われるまでもない。

右下の老人は警官と激しくもみ合っている。彼は一度は外の方に出されるが、再び戻る。警察官が外に出そうとすると、抵抗して、警察官を激しく突く。とにかく、この老人たちは警察官をなんとも思っていない。どうしようもない老人たちである。

左側の背中を見せている人物が集団のリーダーである。赤シャツを着ている。マイクで警察官とのやり取りをしている。しかし、警察官は無言なので彼の一人芝居がスピーカーから流れる。
「こっちは軍の提供施設だ。警察は手を出せない。警察、手を離せ。触るな」
「みなさん。見てください。こっちは米軍の提供施設のはずだよ。県警は手を出せないはずだ」
「これは道交法か刑特法か、説明しろ警察」
「警察、聞け」
「私たちは無抵抗の抵抗をしている。それにも拘わらず。警察はゴボウ抜きで手を出し
ている。こっちは米軍提供施設だよ。警察は手を出せない。県警は県民を守れ」
「どうして、どうして沖縄人同士が対峙する。手を離せ警察」
「手を離せ警察。市民はなにもしていない。立っているだけだよ」
「これは道交法か。責任者出てこい」
「ここは米軍提供施設だ。警察は手を出せない」
「沖縄県警。責任者出てこい」警察の責任者の名前を言う。
「手帳を見せてください」
「タシロ・・・」「何歳」「県警のどこの所属か」
「なぜ、排除するのか、法律の根拠を言ってください」
「はいはい、米軍の施設・・・警察はどういう権限があって・・・・はい。じゃ、見せてください。見せてください」
「私たちの表現の自由を奪うことはできない」
「ねえ、(表現を)この場でやることが大事なんだ」
「あっちを見てください。米兵が笑っていますよ」
「一番喜んでいるのはアメリカだよ」「オスプレイを配備したいアメリカ。あなたは県民としてオスプレイを配備したいのですか。どうなんですか」
・・・・・
「法律を守ってやっています」
・・・・・
「だから、法律の・・・。あなたがどういう法律の根拠で僕らに暴力をふるわせているか。どういう理由で退去を求めているのか。言ってください。排除する理由を言ってください」
・・・・・・
「はい。米軍の施設になっています」
・・・・・
「はい。じゃ見せてください。文書を。見せないと私たちは納得できません」
「はい。出ます。(文書を)見せてください。書類を見せていただければぼくたちは米軍施設から出ていきます」
「文書を持ってくるまでね」
「こういう制限はないということですから出て行ってください」
「はい、暴力は止めて」
「はい、あんた名前はなんて言うの。一人一人いってよ」
「はい。警察手帳見せて」
「警察じゃないの。タシロさんの部下じゃないの」
「逮捕する?。どういう理由で。・・・法律もない。なんの理由で逮捕するの。横暴だ。
はい」
「名前教えて。所属と名前」
「タシロ・・・さんの部下なんですか」
「なに黙っているんですか、私たちは納得できるわけないでしょう。後ろを見てよ。ほら米兵が笑っている。なんの法律の根拠もないのになんでこんなことをするのかお前た
ちは」
「人に暴力を振るう。それが警察のやることか」
「二十人の責任者は誰。誰ですか。言えませんか。なぜ黙っている」
「警察の皆さん。法律の根拠もないのに市民の表現の自由を妨害するんだ。暴力を振る
うことは止めてください」
「こんなことを正しいことだと警察は子どもたちに教えるのですか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
普天間ゲート封鎖は八重山教科書問題と同じである。最初に違法行為をやる。そして、違法行為を巧妙に正当化していく。
「こっちは米軍の提供施設のはずだよ。県警は手を出せないはずだ」自分たちは違法行為をしたのに警察には法令遵守を要求する。「これは道交法か刑特法か、説明しろ警察」
「排除する理由を言ってください」
「文書を持ってくるまでね」
米軍からの排除要請をした正式な文書を見せろと警察に要求しているが、彼は違法行為をしている。違法行為をしている人間が警察にはちゃんと正式な手続きをしろと要求している。彼に文書を見せる必要はないはずだ。
まるで自分たちには特別な権利があるとでもいうようなおごった態度だ。

「私たちの表現の自由を奪うことはできない」
不法侵入をした犯罪者であるのに、治外法権の場所で表現の自由の権利を主張している。犯罪行為をしているにも関わらず「表現の自由」を主張するとは。ゲート封鎖は暴力行為だ。表現の自由にあてはまらない。理屈がめちゃくちゃだ。頭がいかれているのじゃないかと疑ってしまう。

「はい。警察手帳見せて」
警察官とはっきり分かるのに警察官であることを証明しろと要求する。

「人に暴力を振るう。それが警察のやることか」
警察は暴力を振るっていない。法律に従って座り込みをしている人間たちを排除しただけである。ところがそれを暴力だという。一方的な理由のない非難である。
違反行為をしながら、まるで特別な権力を持った団体であるように振る舞うのが沖縄革新である。
夕方になるとゲートから警官は離れ、ゲートはオスプレイ配備反対派集団に解放された状態になった。活動家たちの演説が続けられる。

野嵩ゲートだけを見れば米軍からの排除要請の正式な文書がないので規制を解いたと思ってしまう。しかし、それが原因ではなかった。実は警官の人員不足が原因だった。警察は封鎖された五つのゲートを解放しなければならなかった。野嵩ゲートには国会議員も居た。主力が集まっている野嵩ゲートを最後に排除する作戦を警察は立てたのだ。

大山ゲートなど他のゲートは昼のうちに封鎖していた車を撤去した。
夕方になると、野嵩ゲートで座り込みをしている集団は、警察に排除されないように前列は車と車の間に座り込み、後列は車と金網の間に座り込んだ。街宣車の上にも人が乗っている。彼らを怪我させないように排除するのは至難である。
座り込みをしている人たちには高齢者もいるし、沖縄では地位の高い元教師や元公務員が多いので乱暴に排除することはできない。
二〇人の警察官で彼らを排除することは無理だった。大量の警察官が必要であったから野嵩ゲートを最後に排除することにしたのだ。オスプレイ配備賛成派の人間が野嵩ゲートに入ろうとすると、「警察、右翼を入れる
な」と警察に命令した。警察はオスプレイ配備賛成派の人間がゲートに入るのを止めた。

夜になり、基地内からMPのパトカーがやってきて、

「こちらは米沖海兵隊・・憲兵司令官である。こちらは米軍敷地内です。直ちに立ち退いてください。車両もこの場から移動してください」
とスピーカーから繰り返し流す。座り込みをやっている人たちは、
「ゴーホーム」
「アナウンスやっている奴。お前沖縄人だろう。恥ずかしくないかあ」
「ちゃんと降りて、顔見せてみろ」
「お前出てこい」
「海兵隊のほうこそ移動してください」
「ここは沖縄の土地である」
「帰れ、お前らあ」
「米兵は帰れ」
「普天間基地を持って帰れ」
「米軍は帰れ」
「米軍は出て行け」と怒声を浴びせる。
シュプレイコールが起こる。
「オスプレイはんたーい」
「普天間固定化許さんぞう」
「警察は弾圧を止めろう」
「県警は帰れ―」
「アメリカの手先は帰れー」
「暴力団は帰れ―」

これが座り込みをしている人たちの声である。品のないえげつない声である。

MPのパトカーが去ると、県警の広報車から、

「こちらは沖縄県警広報マイクです。ゲート前に集まっているみなさんに警告します。みなさんが立ち入っている場所は立ち入り禁止場所となっています。ええ、速やかに黄色ラインの外側まで移動してください。移動しない場合は強制的に移動させます」県警は同じ警告を何度も繰り返す。

集団のスピーカーからは、
「法的根拠はなんですか」
「答えなさい」
「タシロタツヤさん。米軍から要請された文書を持ってきて下さい。弁護士と国会議員が待っています」
「タツヤさん。やり方が違うだろう。こんな県警の一遍の通告で判断できる内容ではな
いだろう」
「なにを根拠に立ち入り禁止というのか説明を求めています」
「宜野湾署のコンセプトでは私たちは納得できない。根拠を示しなさい」の声が流れる。
なんの予告もなく、普天間基地のゲートを暴力的に閉鎖するという犯罪行為をした人間が、自分が納得できる説明をしろと警察に要求した。なにか変である。

集団の中から男が出てきて、マイクを握り、
「県警はここに入って来るな。集会の参加者ですが。私を説得してください」と県警に向かって言った。拍手喝采だ。

この人たちは日本の法律が適用できない治外法権の場所にいる。彼らは自分の意思で治外法権の場所であるゲートに入ったのである。彼らは自分で日本国民としての権利を放棄したのだ。ゲートの中の彼らは日本国民ではなく治外法権の場所への違法侵入者である。彼らを納得させる必要はない。犯罪行為をやりながらなんでそんなに威張っているのだと言いたくなる。
いよいよ警察官が排除に向かう。

糸数国会議員はマイクを持ち、
「県警の責任者の方。どうぞここに出てきてください。法的な根拠を示してください。話し合いをしてください。国会議員、県会議員がいます。なぜ私たちを排除するのですか。(責任者は)前に出てきてください。ちゃんと法的根拠を示してください。きちんと話し合いましょう。なんの根拠で私たちを排除するのですか」
米軍基地は日本ではない。日本の法律が適用されない場所である。米軍基地に違法侵入した国会議員や県会議員は議員としての資格はない。糸数氏にも国会議員の資格はない。それさえ知らない糸数氏である。
警察官が糸数議員を引き抜く。
「国会議員に暴力をふるうな」
治外法権の場所に立っている糸数国会議員は、日本の国会議員としての地位は自然消滅している。今は密入国者と同じである。彼女に、排除する法的根拠を説明する義務は日本警察にはない。

引き抜かれた糸数議員はすぐに開放される。

前列の人たちを排除した警察官は後ろ側の車と金網の間に座り込みをしている人たちの排除に取り掛かる。

「暴力反対」
「暴力を振るわないでください」
「排除の理由を言え」
「アメリカの奴隷」
「米軍の手先になり下がったかー」

警官=危ないから下がって。
座りこみ人=なんで下がるか。なんの権利があるか。お前らが居るから危ないんだー。

「市民を守っているのか。米軍を守っているのか。どっちだ」」
「奴隷だ奴隷」
「おいこらあ。暴行だぞ」
「汚いぞお前ら」
「おい。やり方汚いぞバカヤロウ」

「暴力反対」の連呼

「市民に対する弾圧を止めろ」
「我々納税者に牙をむくのはやめろ」
「女性に手を出すな。恥ずかしくないのか」
「痴漢行為だよ」

「弾圧反対」の連呼

「これが警察の実態だ」
「女性にこんなことをしていいのか。恥を知れ」
「女に手を出すな。恥を知れ」
「婦人警官、お前もだバカ」
「おい。でぶっちょ。かっこつけるな豚」

女性の絶叫・悲鳴。

「こいつらは市民の敵なんだ」「県民に怪我をさせて、アメリカの言いなりに、アメリカの奴隷のように・・・」
「こんなことをするために警察になったのですか」
「米軍基地は撤去させなくてはいけないでしょう。県民を守らなくてはいけないでし
ょう」
「米軍を守るために県民に暴力をふるうのですか」
「お前ら人の心がないのか」
「県民に暴力振るうな」
「暴力振るうのが仕事ですか」
「県民はオスプレイの犠牲になろうとしているんだよ」
「アメリカが戦争するために沖縄県民を犠牲にしようとしているんだよ」
「県民殺す気か」
「県民死んでもいいのか」
「バカヤロウ」
「誰が県民守ってくれるんですか」
「子供たちに恥ずかしくないんですか」

「市民に対しての弾圧は止めろ―」
「我々納税者に牙をむくのはやめろー」
「おい、女性に手を出すな」
「恥ずかしくないのか」
「弾圧」「止めろ」
「手を出すな。恥を知れ」(女性)
「人間かお前らは」
「わー」女性の絶叫。
「県民に怪我をさせて。アメリカの言いなりに、アメリカの奴隷のように・・・・」

文章だけでは警察官が激しく排除しているように感じるだろうが、警察官はゆっくり丁寧に怪我をしないように一人また一人と排除していった。彼らは県民、市民の権利を自ら放棄した不法侵入者である。自分から権利を放棄した人間が権利を主張するとは・・・あきれるしかない。
この人たちは革新とか左翼というより、理論やイデオロギーのない反米軍を頑なに妄信している反米軍主義信仰者ではないかと思ってしまう。

基地被害はあったし、基地被害をなくすための運動を徹底してやるのは必要であった。
しかし、米軍が駐留していたから沖縄は侵略されなかったし、七十年近く戦争被害はなく平和であった。復帰前の沖縄の経済や民主化を進めたのも米民政府だった。この人たちの思想は反米軍主義だけがあり民主主義思想はない。この人たちは沖縄の民主化には全然貢献していない。この人たちが沖縄を支配していたら沖縄は貧困な独裁社会になっていただろう。

警察官の隊列の後ろはスペースがあり座り込みに参加しなかった活動家たちは自由に移動している。
警察官の前に女性が現れ、ある警察官を指して、「あ、この人、この人よ」と言い、写真を撮る。
指摘された警察官の後ろに立っていた老人が警察官を突いたり叩いたりしながら、
「いんじ、あんた、評判悪いよう」という。警察官は黙って立ったまま。

街宣車の屋根に上った活動家も居る。しかも彼らの多くは年配者なので、警察官は彼らの体のことに気を使いながら車から降ろす。神経の疲れる難儀な仕事だろう。

つれ出された人たちは激しく抵抗し、地面にうつぶせになる。彼らの手足を持って運ぶ警察官は大変だ。
機動隊のバスと金網の間に座り込みをやった人たちを押し込める。レッカー車がやって来て、ゲートの車を運んでいく。





翌日の昼である。オスプレイ配備反対の活動家たちが数百メートル道路沿いに並んでいる。ゲートは解放され、次々と車が出入りしている。
歩道を占拠されているので市民は車道に出て歩いている。
開閉式のフェンスをつくり、ゲートに入れないようにしている。 <center>

結局、最後はこのようになる。警戒が厳重になっただけで、なにも変わらない。


辺野古で沖縄革新は終わった。


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デニー知事は日本の民主主義を理解していない

デニー知事は日本の民主主義を理解していない


訓練場建設に反対したのは建設に影響を受ける住民たちが中心であった。自衛隊基地に反対しているのではない。生活空間の安全が損なわれるから反対したのだ。生活者の権利を奪うことを議会制民主主義は避ける。だから、訓練場建設をあきらめたのである。建設中止を決めたのは自衛隊ではない。政府である。


デニー知事は防衛省が整備を断念する方針という報道を受けて「住民の声に政府は真摯に向き合うという姿勢をこれからも堅持してほしい」と述べた。デニー知事が言うまでもなく政府は住民に真摯に向き合っている。むしろ真摯に向き合っていないのはデニー知事のほうである。デニー知事は「県内のどこにも訓練施設はいらないという声があり、引き続きわれわれも住民の声、民意を尊重してもらうよう要望していきたい」と言っているが、石川の住民は自衛隊の訓練施設に反対しているのではない。住宅の近い場所に建設することに反対しているのである。反対する理由は自衛隊の訓練施設はいらないという考えからではない。訓練場はどこにもいらないと住民が言ったことはない。石川のゴルフ場跡に設置するのに反対しているのだ。自衛隊に反対していない証拠に同じうるま市に陸上自衛隊勝連分屯地を設置することには一部の自衛隊反対派が反対しただけで自衛隊訓練施設のように住民は反対しなかった。だから、分屯地は設置されている。ところがデニー知事は自衛隊の訓練場だから反対しているのである。自衛隊基地ならすべて反対であるのがデニー知事であり、デニー知事は自衛隊基地だから反対しているのである。


政府は住民の声、民意を尊重している。尊重するというより尊重しなければ政府は成り立たない。政府は議会制民主主義によって成り立っているからだ。
日本は議会制民主主義国家である。民主主義のルールが法律として存在する。政府は民主主義のルールを守っている。というより守らなければ政府として成り立たない。


デニー知事は民主主義のルールを破った。裁判で大浦湾の埋め立てを最高裁は認めた。デニー知事にも認めるように判決を下した。しかし、デニー知事は判決に従わなかった。デニー知事は日本の議会制民主主義の民主ルールを破ったのである。デニー知事には内なる民主主義はない。デニー知事にあるのは左翼流のエセ民主主義である。




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警備員の事故死 辺野古移設反対運動はますます県民の支持を失う

警備員の事故死 辺野古移設反対運動はますます県民の支持を失う


 辺野古埋め立ての土砂の運搬をしている安和桟橋の出入り口で埋め立て反対運動による死者が出たのは辺野古埋め立て反対運動にとって大きなマイナスである。。
 5月18日には県議会選挙で辺野古移設反対派の与党は大敗した。大敗した12日後の死亡事故である。県民は辺野古埋め立て反対運動をますます支持しなくなるだろう。
 
 キャンプ・シュワブではゲート前に老人たちが椅子を並べて座って、入ってくる土砂ダンプを停める。ダンプを通すために機動隊が椅子の老人たちをゲートから排除する。座り込みでダンプを停めるのは違法行為である。だから、機動隊が老人たちを排除することができる。しかし、安和は排除することができない。座り込みではなく出入り口をゆっくりと歩くからだ。牛歩戦術であるからだ。
 牛歩による抗議活動が行われてきた名護市安和(あわ)の国道では令和4年12月以降、事業者側から何度もガードレールの設置を求める要請が県にあった。事業者側は費用を負担するのでガードパイプを設置させてほしいと要請もした。だが、県は「歩道であることからガードレールを設置する予定はない。事業者によるガードパイプの設置は歩行者の横断を制限することになる」として認めなかった。


 県は安和に隣接する本部町の本部港塩川地区に「大型車両の往来を妨害する行為」などについて、県港湾管理条例で定める禁止行為に該当する旨を明記した警告看板を2枚設置した。禁止行為を行った場合は「条例に基づき過料を処することがある」と警告した。辺野古埋め立て反対運動をしている団体から「なんで過料を科すのか」などと反対された県は看板を撤去した。辺野古反対派の圧力に負けて、県は警告看板を撤去したのだ。


 安和、塩川の辺野古埋め立て反対運動に県の指導はことごとく反駁されて、県の方針は崩れた。県の指導を覆すことができるのが安和の反対派である。阿波の辺野古埋め立て反対運動を主導しているのは共産党である。共産党だから県の規制を跳ね返し、県に圧力をかけ事業者が自己負担するのでガードレールを設置させてくれという要請さえもはねつけたのである。
共産党はデニー知事県政のリーダー的存在である。辺野古移設に関する政策は共産党の影響が強いのだ。牛歩戦術は共産党のやりたいようにできるのだ。
 「やりたいようにやる」と言っても違法なことはやらない。共産党は法律を徹底して遵守する運動をやる。安和での牛歩運動は徹底して法律を違反しない運動であった。だから、県の規制も法律を守っていることを根拠に跳ね返したのである。しかし、順法である牛歩運動で死者が出た。警備員が死亡した原因は牛歩運動であることは事実である。
埋め立て反対運動は「今回の事故の原因は、防衛局が工事を急がせるために、ダンプの回転を早めるよう無理を強いたことにある」と事故の原因は防衛局にあると主張している。「現場で抗議運動に参加している市民には、非難されるべき事情は全くない」として、「民意と憲法に従い、安全に配慮した抗議運動を尊重すること」を防衛局に求めた。


 県議会選挙で辺野古移設反対を主導してきた共産党は7議席から4議席と激減した。与党も大敗して、過半数割れになった。辺野古移設反対に固執したデニー知事の与党は敗北したのである。
 死亡事故の責任は防衛局にあり、牛歩運動をしている市民に責任は全くないと政府を非難しても牛歩運動が警備員の事故死を招いたことは明らかである。牛歩運動と警備員の事故死を切り離すことはできない。牛歩運動には関係ないことを説明して弁解しても辺野古埋め立て反対運動への県民の支持はますます低くなるのは確実である。


 70%以上の支持があった辺野古移設反対は今では県会議員選で大敗するほどに県民の支持を失っている。警備員の事故死によって牛歩戦術も県民に反発されているだろう。辺野古移設反対に固執すればするほど県民の支持を失っていくだけである。


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辺野古移設反対運動で初めて死者が出た 原因は牛歩運動

辺野古移設反対運動で初めて死者が出た 原因は牛歩運動


辺野古埋め立てが進むにつれて埋め立て反対の県民は減っていった。
辺野古移設については、最高裁判決で、玉城デニー知事が軟弱地盤の改良のため設計変更を承認する義務を負うことが確定した。にもかかわらず判決に従わなかったため、国は承認を代執行し、工事は1月に着手された。さらに2月末には、代執行のために国が起こした訴訟で県の敗訴が確定した。
埋め立て反対のデニー知事は裁判で敗北したのだ。政府が埋め立ての執行権を県から政府に移す代執行権利を最高裁は認めたのだ。それに加えて、県会議員選で埋め立て容認の自民党が勝利した。辺野古埋め立ては法的にも政治的にも阻止することが不可能であることがはっきりした。デニー知事派敗北し辺野古は終わったのである。


ところが辺野古容認が決まった県議会選挙の12日後に名護市安和で辺野古埋め立て反対運動の犠牲者が出た。犠牲者は反対運動家ではない。警官でもない。民間の警備員でぁる。辺野古埋め立て反対運動で死者が出たのは初めてである。
死者が出たのは辺野古ではない。名護市安和である。辺野古とは反対の西海岸で犠牲者が出た。安和は土砂の搬出港である。反対派は港の出入り口で牛歩戦術でトラックの出入りを邪魔していた。
 牛歩戦術とは車道をゆっくりと横断してトラックを停める戦術である。横切るときに停まったら違法行為であるがゆっくり歩くのは違法ではない。牛歩戦術は効果があり、写真のように土砂を運ぶトラックが立ち往生する。運ぶ土砂はかなり減る。牛歩戦術は埋め立てを阻止することはできないが遅らすことはできる。埋め立てを遅らすのが目的の牛歩戦術である。遅らすことが反対派の勝利である。反対派は牛歩戦術で土砂運びを遅らせることを勝利としている。アホらしい。




◎反対派は埋め立てを遅らすのを目的にして牛歩戦術の運動を展開しているが、政府も米軍も埋め立てが遅れることを気にしていない。遅れても困ることはないからだ。普天間飛行場を辺野古に移設することが政府の本当の目的ではない。
 自民党政府が辺野古移設を決めたのは反米軍運動を鎮静化するのが目的だった。
1995年に三人の米兵による少女暴行事件が起こった。それを発端に沖縄の米軍基地に反対する運動が激しくなっていった。翌年には8万5000人の沖縄県民総決起大会が開かれた。反米軍運動がこれ以上高まっていくことを恐れた自民党政府は運動を鎮める方法として普天間飛行場の移設を考え出した。
県内は普天間飛行場の国外、県外、県内などの移転に関心は移った。辺野古移設は県民の反米軍感情を抑えるのが目的である。反米感情が高まらなければ辺野古に早く移設する必要はない。




移設反対派が移設阻止ではなく、移設引き延ばしの牛歩戦術を展開しているのは政府の望むことである。
米軍は辺野古に移設したくない。辺野古は海に囲まれているからだ。暴風などの塩害で戦闘機の被害は大きいだろう。できるなら普天間飛行場に留まりたいのが米軍の本音である。しかし、日米政府が辺野古移設を決めた。米軍は政府の決めたことに従わなければならない。牛歩戦術で移設が伸びるのを米軍は歓迎している。


辺野古移設反対派が牛歩戦術を展開している港で死亡事故が起こった。事故が起こったのは港の出入り口である。
上の写真のように真っすぐな国道であったなら事故は起こらなかっただろう。港の出入り口であったために事故が起こったのである。道路は広いし写真では事故が起こるような場所とは思えない。しかし、事故は起こった。

 反対派の牛歩戦術によるトラックへの接近は異常なほど接近していた。事故が起こる可能性が高かった。だから、土砂を運ぶ会社は県に警察を派遣するように何度も申請した。しかし、県は「法的根拠がない」いう理由で会社の要請を無視した。会社は事故を起こさないために独自に警備員を雇ったのである。事故を防ぐために雇った警備員が事故に巻き込まれ死んだのである。

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米兵差別の8・10県民集会

米兵差別の8・10県民集会



米兵の少女暴行を糾弾する集会である。沖教祖国頭支部と沖教祖ののぼりが見える。ほとんどの集会は沖教祖と沖縄自治労が参加している。マスコミは市民団体の集会であるように報じるが実際は沖教祖と自治労の集会である。<cent

米兵の少女暴行事件を弾劾する集会に辺野古埋め立て阻止、日米安保粉砕を掲げているのは集会を主導したのが共産党だからである。
600人が抗議集会と書いてあるが、実際は数百人くらいである。垂れ幕を見れば大集会のようであるが、実際は数百人の小さい集会である。




.
 8月10日に宜野湾市でアメリカ兵による性的暴行事件に抗議する県民集会が開かれた。県民大会ではない県民集会である。県民大会と呼べるほどの人数を集めるめどが立たなかったのだろう。だから、県民大会ではなく県民集会にしたのだ。集会への動員力が落ちているのだろう。


 県民集会に集まった人は米兵を人間と見なさない。米兵は性的暴行をする犯罪者であると決めつけている。米兵=暴行犯罪者なのだ。これは明らかな米兵差別である。


 在日アメリカ兵から性的暴行を受けた被害者であり、性暴力の根絶を求めて活動を続けているキャサリン・ジェーン・フッシャーさんは「戦争は終わったけど、沖縄に被害がありすぎて戦争みたいです」と述べたが、それは間違っている。戦後の沖縄は戦争の被害は全然ない。米兵が沖縄の人々を銃で襲ったり迫害したことはない。沖縄は平和である。




 この写真は沖縄戦が終わった直後の写真である。戦後の食べ物さえない貧困の中で米兵たちは沖縄の人たちを助けていった。陽気で親切な米兵が沖縄の人たちを助けた。この写真がこれを象徴
している。

 米兵は普通のアメリカ人である。少女を性的暴行するような米兵はほとんどいない。ほとんどいるはずのない米兵が沖縄には一杯居るように思い込んでいる人たちがいる。その人たちが8・10県民集会に集まったのである。彼らは多くの県民が自分たちと同じ考えだと思っているが、そうではない。多くの県民は彼らとは違い米兵の普通のアメリカ人と重さっている。彼らのような沖縄人は少数だ。8月10日県民集会は少数の県民の集会である。

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二大政党の実現は立憲民主党の保守が左派と決別することにある

二大政党の実現は立憲民主党の保守が左派と決別することにある


 立憲民主党は保守と左派に分離するべきである。
左派系の立憲民主党に保守系の希望の党が合流して左派保守混合の政党になったのが現在の立憲民主党である。合流前の立憲は56議席であり、 希望の党50議席だった。合流後の2021年の衆議院選で96議席に減った。分離すれば51議席と45議席前後だろう。
希望の党は立憲から離脱したほうがいい。そして、保守の維新、国民と連携したほうがいい。維新、国民と連携すれば100議席になるから現在の立憲民主と同じ勢力になる。維新、国民、希望の連帯のほうが野党第一党になる。保守政党の連合なら与党になれる可能性がある。


左派がいる限り立憲民主党は与党にはなれない。それを示したのが2021年の衆議院選である。
 2021年衆議院選では辻元清美氏をはじめ黒岩宇洋、今井雅人、川内博史各氏らの国会審議で政権批判やスキャンダル追及をしてきた左派系の「論客」が落選した。左派系は国民の支持を下げていくことが2021年の衆議院選ではっきりした。左派系の共産党や社民も議員を減らしている。
共産党は2014年21議席、2017年12議席と議席を減らし続け、2021年は10議席となり半分に減らしている。社民党は2009年に7議席あったが現在は1議席である。


立憲、共産、社民が強く連帯したのが東京都知事選であった。2位争いで左翼の連帯は無名の保守候補に敗北した。はっきりしたことは東京は左翼より保守を支持する都民が圧倒的に多いということである。


左派系は55年体制からずっと減り続けている。少勢力になった左派が結束して勢力回復を目指したの都知事選だった。しかし、減少が続いていることを証明しただけだ。左派が減り続けるのは歴史的な必然である。国民は左派を支持しない。これからも左派議員は減り続ける。


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元県民局長を自死に追いやったのは百条委員会設置である

元県民局長を自死に追いやったのは百条委員会設置である


マスメディアによる今までの経過を述べたものである。ほとんどは次の内容と同じである。


斎藤知事告発文書は元県幹部の男性が作成。斎藤知事が出張先で公用車を降り20メートル歩かされただけで職員を怒鳴り散らしたパワハラや、視察企業からの贈答品受領などの疑惑を挙げている。男性に対し、斎藤氏は当初「うそ八百」などと完全否定。県は告発を誹謗中傷と認定し、男性に懲戒処分を課した。その後、告発の一部が事実と判明し、事態を重くみた県議会が地方自治法に基づく強い調査権を持つ調査特別委員会(百条委員会)の設置を6月13日に決めた。百条委設置が決まった翌月の7月7日に死亡した。自殺とみられる。
この問題を巡り、県政の混乱を招いたとして7月31日付で片山安孝氏が副知事を辞職。斎藤氏の肝いり政策の担当理事だった小橋浩一氏は、体調を崩して休んでおり、自ら申し出て今月1日付で総務部付の部長級に降格した。
また、元県幹部の男性が3月に内部告発の文書を一部の報道機関や県議に送付したことについて、内部調査を行った人事当局を所管する総務部のトップだった井ノ本知明総務部長が、7月30日から病欠していることが明らかになっている。


告発文には、2023年11月の阪神・オリックスの優勝パレードについて、県内の金融機関に対し補助金を増額する見返りに、開催資金を寄付するよう働きかけたということも記されていた。この優勝パレード“資金還流疑惑”について、斎藤氏は7日の定例記者会見で「事業をソフトランディングさせるためで適切だった」と述べた。


マスメディアが書かない事実がある。3月25日に元西播磨県民局長が告発文書の内容は、噂話を集めて作成したと県に供述したことである。そのことを県は発表した。ところがどのマスメディアも噂話を集めたと供述したことを書かない。供述は県が強引に言わせたのかもしれない。だとしても元県民局長が噂話であると供述したのは事実である。だから、県はその事実を発表したのだ。しかし、マスメディアは無視している。
元県民局長の自死は「告発文書は嘘八百と決めつける斎藤知事の弾圧が原因である」と思う人が多いだろう。百条委員会が開かれなかったら斎藤知事の弾圧が原因だと考えることができる。しかし、百条委員会が開かれるとなると事情が違ってくる。
斎藤知事は告発を「うそ八百」と完全否定し、誹謗中傷だと懲戒処分を課したが、告発の一部が事実と判明したので、県議会が調査特別委員会(百条委員会)の設置をした。百条委は知事の「嘘八百」を疑って設置したのだ。百条委は斎藤知事の圧力から元県民局長を開放したのだ。だから、自死の原因を斎藤知事の圧力にすることはできない。自死には必ず原因がある。自死の原因が斎藤知事でなければ何が原因なのか。
7月19日には百条委に出席予定だった。ところが7月7日に自死した。県が元県民局長を出席させないために暗殺したのではないかと思ってしまうほと元県民局長の死は謎である。


マスメディアが7つの告発文書に注目し斎藤知事批判をやり始めたのは元県民局長が自死した7月7日以後のようである。元県民局長の自死によって7つの告発文が注目され、マスメディアが斎藤知事非難を展開するようになった。
元県民局長は4月4日に県の公益通報制度を利用し、内部通報に対して県の人事当局は5月7日に告発文書を「核心的な部分が事実ではない」とする内部調査の結果を公表している。男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。県は公表したのだからマスメディアは県の判断、元県民局長の処分を知っていた。しかし、告発を根拠にした斎藤知事批判はしなかった。


 7つの告発文書の真偽を追求する百条委員会が開かれる。マスメディアは7つの告発書を根拠に斎藤知事を批判している。しかし、重要なことは7つの告発書の真偽ではない。百条委員会によって真偽は明らかにされるだろう。明らかになった時、斎藤知事が辞職するのかそれとも知事の座に続けるか。それが問題である。


斎藤知事は維新的な改革を大阪との連携強化など「維新志向」とも取れる政策を展開している
大阪・関西万博を見据えた海上交通や観光分野での連携を中心に協議した
2022年1月に維新の門隆志兵庫県議は、行財政改革を議論する特別委員会で「次の県議選で1議席でも多く獲得し、知事と一緒に県政改革を進める」と公言した。
  19年 23年
自民 31   24
公明 12   13
共産  5   2
立民  4   4
維新  4   21
国民  1  0
無 22    22


兵庫維新の会は1議席どころか17議席も増やして21議席になった。大幅増である。大幅増した兵庫維新は大阪維新の会との連携を強化していき、斎藤知事が先頭に立った維新流の政治改革によって兵庫県民の支持はますます増やしていくだろう。
注目することがある。共産と立民で6議席しかない。維新の3分の1しかない。兵庫は保守の二大政党になっている。維新が知事になる地方自治体は保守の二大政党になるのだ。


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関西テレビと読売が「斎藤知事7つの告発の欺瞞を説明」を掲載

関西テレビと読売が「斎藤知事7つの告発の欺瞞を説明」を掲載


斎藤知事は8月7日午後2時すぎの定例記者会見で、7つの告発は「信じるに足る相当の理由はない」「公益通報制度として保護されるための要件が満たされていないと述べた。 「元県民局長による『パワハラ・おねだり』疑惑告発後の時系列」なども説明した。それを関西テレビがライブ配信した。


斎藤知事はこれまでの経緯を時系列にまとめ、説明していて、パワハラ・贈答品の「おねだり」疑惑を告発した元西播磨県民局長の懲戒処分理由についても説明しました。
■【ライブ配信】進退について語るか 兵庫県・斎藤知事定例会見


懲戒処分に至った理由は、文書を作成配布する行為、人事データの専用端末の不正利用、職務専念義務の違反行為、ハラスメント行為だということです。
通報行為に対して懲戒処分をしたのではないとも話しました。


懲戒処分は先月いっぱいで辞職した、当時の片山副知事から報告を受けて判断したということです。また、公益通報制度として保護されるための要件が満たされていないと認識していて、今回の懲戒処分対応に問題はなかったと説明しています。
元県民局長が配布した文書は、噂話をまとめたものだと本人が認めていて、斎藤知事は文書について「信じるに足る相当の理由はない」と繰り返しました。
■斎藤知事が会見で提示した『告発問題の時系列』
フリップで問題の時系列や「公益通報制度」について説明


斎藤知事は記者会見で、元県民局長が告発してからの時系列について以下のような内容をフリップにまとめて説明しています。
●3/12(火)
元西播磨県民局長がマスコミ、県議会等へ文書(以下「本件文書」)を送付
●3/20(水)
本件文書を把握
●3/21(木)
片山副知事等、幹部職員と対応を協議
▶本件文書には個人名、企業名が記載されており、しっかりと調査するよう指示
▶その際、本件文書の作成・配付を行った者の可能性として、元西播磨県民局長の名前があがる
●3/23(土)
◆ 元西播磨県民局長の公用メールから、本件文書作成への関与の可能性が高いとの報告
◆ 本人等への事情聴取の実施について了承
●3/25(月)
元西播磨県民局長に対する事情聴取 1回目)
▶PCを確認したところ、本件文書のデータや顔写真データ等、4つの懲戒処分事由に該当 する可能性のある資料等がデスクトップ上のフォルダ内に保存されていることを確認
▶元西播磨県民局長が本件文書を作成・配布したことを認める。本件文書の内容は、噂話を集めて作成したことを供述


※ 懲戒処分事由
①本件文書の作成・配布
②人事データ専用端末の不正利用、個人情報の不正取得・持ち出し
③職務專念義務違反(勤務時間中に私的文書を多数作成)
④ハラスメント行為 (特定職員に人格否定の文書を送付)


(以降、計6回の事情聴取を実施)


●3/27(水)
◆元西播磨県民局長 を総務部付(部長級) とする人事異動を実施
◆定例会見で当該事案について説明
●4/4(木)
元西播磨県民局長が「兵庫県職員公益通報制度」の通報相談窓口に通報 (本人発表)
●5/7(火)
元西播磨県民局長 に対する懲戒処分の実施
【停職3月】
         関西テレビ


読売新聞も取り上げている


兵庫知事、パワハラ告発を把握直後に調査指示…「公益通報とは認識していなかった」
2024/08/08 09:19


 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、斎藤知事は7日の記者会見で、前県西播磨県民局長の男性職員(7月に死亡)が報道機関などに送った告発文書の存在を把握した直後に、県幹部らに内部調査を指示していたことを明らかにした。公益通報との認識はなかったとし、「文書に信用性がなく、対応に問題はない」と述べた。
内部告発への対応について記者会見で説明する斎藤知事(7日、兵庫県庁で)=増田博一撮影
 斎藤知事は記者会見で、内部告発への対応について時系列で説明。それによると、男性職員は3月12日、パワハラなど7項目の疑惑を指摘する文書を作成し、報道機関などに送付した。
 斎藤知事は知人の指摘で同20日に文書の存在を把握。翌21日に県幹部らと対応を協議し、団体や企業名が記されていたことから影響が大きいと判断し、作成者などを調査するよう指示した。文書は匿名だったが、内容から男性職員と想定。片山安孝副知事(辞職)が同25日、男性職員から事情聴取したところ、文書の作成を認め、「うわさ話を集めて作成した」と説明したという。
 公益通報者保護法は、通報内容に「事実と信じるに足りる相当の理由」などがある場合、通報者を保護するよう定め、報道機関などへの「外部通報」も対象としている。同法の指針では、告発者捜しを禁じる「通報者探索の防止」も規定している。


県は4月中旬になって、男性職員の行為が公益通報に当たるかを弁護士に相談。うわさ話を集めたという男性職員の説明から、「公益通報には当たらない」との回答を得たという。


 男性職員は4月4日には県の公益通報制度を利用し、内部通報も行ったが、県の人事当局はこの通報に基づく調査を待たず、5月7日には文書を「核心的な部分が事実ではない」とする内部調査の結果を公表し、男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。
 斎藤知事は記者会見で、「文書には裏付ける証拠や信用性の高い供述がなく、公益通報とは認識していなかった」と説明。報道機関などへの文書の送付が公益通報になり得ると認識した時期について問われると、「法的な内容を含めて明確に認識したのは5月7日までの間」と述べるにとどめた。<center>

 男性職員が県に公益通報した調査結果がまとまらないうちに懲戒処分を決めた対応については、「通報した行為に対する処分ではなく、通報以前の文書を作成した行為について処分しており、問題ない」との認識を示した。男性職員が県の聴取にどう答えたかは詳しく答えず、「改めて説明させてもらいたい」と語った。記者会見は3時間40分に及んだ。
                読売新聞
3月25日に元西播磨県民局長は告発文書の内容は、噂話を集めて作成したことを供述している。そのことを県は発表した。ところがマスメディアは無視して7つの告発を根拠に斎藤知事を非難し続けた。7つの告発はデマであることを県の調査で認めたのに本当であると信じられて斎藤知事を攻撃している。県民局長はどんな気持ちだっただろうか。


今月19日には県民局長は百条委に出席し証人喚問を受ける予定だった。百条委で嘘はつけない。しかし、ほんとうのことを話すとマスメディアや人々に軽蔑される。局長にとって百条委は地獄であっだろう。
百条委に出頭しないために県民局長は死を選んだ。


県民局長を自死に追いやったのはマスメディアである。

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7つの告発文は居酒屋などで聞いた単なる噂話で作成した文書だった

7つの告発文は居酒屋などで聞いた単なる噂話で作成した文書だった


 7つの告発文が嘘であると思わせるために居酒屋などで聞いた噂話であると斎藤知事が言っている。とマスメディアは決めつけている。斎藤知事が自分をかばう目的ででっち上げているというイメージがマスメディアには定着している。実は最初に噂話であると言ったのは斎藤知事ではなかった。藤原正広弁護士(兵庫県弁護士会)であった。そのことを産経新聞が書いている。
 


県の調査に協力したのは、藤原正広弁護士(兵庫県弁護士会)。県人事課によると、藤原氏は斎藤氏の聴取を担当するなどした。


県が開示した資料を調査した藤原氏は告発文書について「居酒屋などで聞いた単なる噂話で作成した文書」とし、「真実だと信じる相当な理由にはならない」と指摘。「告発者の利益を守る対象ではない」と言及した。公益通報者保護法が、保護されるべき公益通報者の要件について「真実と信ずるに足りる相当な理由がある場合」と定めていることを念頭に意見を述べたとみられる。また、文書の配布についても「報道してほしいという意図しか考えられない」などとしていた。


県人事課は、公益通報者としての保護対象になるかを議論した上で男性への懲戒処分を決めたとし、「弁護士の意見も聞き、総合的に判断した」としている。
                 産経新聞


 藤原弁護士は県が開示した資料を調査した結果、7つの告発文は「真実だと信じる相当な理由にはならない」と判断したのだ。斎藤知事は藤原弁護士の判断を記者団に言ったのだ。
 産経新聞は「居酒屋の噂話」は弁護士が最初に言ったと指摘している。弁護士が言ったとなると真実味が強くなる。


 百条委員会が近づくにつれて「7つの告発」を疑うマスメディアが増えたきた。

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職員自死の原因は知事の告発潰しではない 橋下氏は間違っている

職員自死の原因は知事の告発潰しではない 橋下氏は間違っている


 「斎藤さんが事実調査なく自らに反対する特定職員に嘘八百と公言して告発を潰しにかかり、結果としてその職員が自死したことは既に事実。国政維新はこれを容認するということ」と指摘している。
 職員が自死する前に彼が要求していた百条委員会の設置が決まった。斎藤知事が嘘八百といってつぶそうとしている7つの告発が事実であることを職員は堂々と主張できるのが百条委員会である。百条委員会こそが知事の圧力をはねのけて知事を追い詰める場所である。それなのに職員は自死した。自死の原因は斎藤知事よる告発つぶしでないのは明らかである。現在は知事が告発つぶしできる状態ではない。


 橋下氏は西播磨県民局長の自死は斎藤知事の告発つぶしと思っているがその考えは間違っている。百条委員会設置が決まったときから知事と職員は五部護符の関係になり告発つぶしはできなくなる。むしろ、職員は百条委員会で知事を攻撃することができる。知事の告発つぶしが職員の自死の原因でないのは確実である。職員の自死の原因は知事の告発つぶし関係がない。自死の原因は別である。


 職員の自死について真剣に追及したマスメディアはいない。自死の原因を追求したくないのだろう。

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橋下徹氏 100条委に「斎藤知事が辞めるほどの事実は出てこないだろう」

橋下徹氏 100条委に「斎藤知事が辞めるほどの事実は出てこないだろう」


 橋下氏は、「100条委員会では知事を辞めるほどの事実は出てこないだろうとSNSで述べている。弁護士であり、大阪府知事も経験している橋下氏である。彼の見解は正しいだろう。
 100条委員会で斎藤知事を辞職させることはできないは確実である。


橋下氏は問題は100条委員会で7つの告発を審査することにあるのではなく「知事に反対する特定の職員に対して調査前に嘘八百と公言して潰しにいった権力行使」に問題があると述べている。「これは中国、ロシアなどの権力行使の仕方と同じ。ここは絶対に否定しなければ危険だ」と述べている。それは維新の会が問題にするべきであり、100条委員会とは関係がない。


維新の会が斎藤知事に辞職を提言するかどうかは不明であるが、100条委員会で斎藤知事を辞職させることができないのは確実である。

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