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算数の過去問は解答用紙とノートで解く

お盆休みから、過去問が始まる、というので、解答用紙のコピーが忙しいお父さん、お母さんがいらっしゃるかと思います。

確かに、子どもたちが問題を解くのに、解答用紙があった方が便利でしょう。実際に解答用紙があれば、ミスも減る部分がある。

解答欄を確認して答えを書く、というルーティンも身に付くし、解答するスピードも速くなるかもしれません。

しかし、算数に関して言えば、ひとつひっかかることがある。

それは式と計算をどこに書くか?ということです。

実は、学校によっては解答用紙はきつきつになっているが、問題用紙にかなりのスペースがあるところが多い。つまり、余白が多い。

しかし、過去問集はそんな余白はとっていません。

したがって、子どもたちが式や計算を書く欄がない。勢い、計算がちょこちょことされていたり、式が書かれていない場合も多いでしょう。

だからといって、計算用紙を渡すと、計算用紙だと思うから、雑に計算を書いたりする。これがミスの元です。

そこで、算数についてはノートに式や計算をきちんと書く。

つまりノートを問題用紙の余白として使うようにしてください。ノートを使うのは、式や計算をていねいに書いて、確認するルーティンを実行するために便利だからです。

もちろん白紙のノートが一番良いでしょう。

そして、実際に計算を見直したり、式を確認したりして、間違っていない、と確信を持ってから解答用紙に答えを書きこむようにしてほしいのです。

これはクセをしっかりつけた方が良い。

計算用紙だと、なぜか計算のための紙、という意識が出来て式を書かなくなるのです。

算数の過去問については、これを必ず実行してください。

あくまで、ミスをしないことが大事。自分が取れる点数を確実に得点することが大事ですから、式や計算をおろそかにさせないように注意してください。

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