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まずは7割に手をつけて正解率100%を目指せ

多くの塾の模擬試験や組み分け試験は150点満点であることが多いようです。

で、150点満点の7割というと105点でまずは3桁の得点を取れば、そんなに悪い成績ではない。

しかし、なかなかそこまで達していない子は多いでしょう。

その105点をどう取るか。

私はまず7割に手をつけて正解率100%を目指してもらいます。

多くの子どもたちは全部に手をつけて、しかし最初の計算問題から間違えて、みたいなことになりやすい。

なので、後ろの2~3題はもう君の問題ではない、ということにしてしまいます。

そして、なるべく正解を取れるように練習をする。そのために事前の勉強では基礎を徹底的にやるのです。

そうするとそれほど難しくない問題は多くの子どもたちが得点できるようになる。まずはそこを目指しましょう。

実際の入試ではそれだけで合格できる学校が多いのです。あれもこれも、と手を広げずまずこのラインを目指してください。


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4月30日の問題

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一方通行授業のメリット

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ウチの子もあんな風になっちゃうの?

ゴールデンウィーク中、公開イベントがある学校があります。

文化祭とか、体育祭とか、コロナも一段楽したので、公開イベントに自由に参加できるのはうれしいことです。

で、実際に見てみると、高校生もいるわけで、そこでギョっとなる方がいる。

「え、ウチの子もあんな風になっちゃうの?」

制服がない学校だと、まあ、なかなかのファッションをしていることもあるだろうし、髪の色もそれこそいろいろ。

しかし、はっきり申し上げておきますが、

「そうなります!」

なので、覚悟してください。中学受験をする、ということはそういうことです。


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模擬試験の結果から対策を考える

一連の模擬試験が出そろった感じですが、しかし、ここで偏差値とか合格可能性はどうでもいい話なのです。

良いからと言って、それは今の段階の話。で、むしろ大事なのは、子どもたちの得手不得手や、ミスの傾向です。

得手不得手はまだすべての範囲が出そろっているわけでもないところもあるので、秋にさらに考えないといけないが、今でも「ここはできないな」と思われるところがはっきりデータに出ているでしょう。

また、やり直してみると出来る問題というのは結構ある。

しかし、それをなぜ間違えたのか、はあまり分析されていないし、さらにいえば、じゃあ、次どうするか?が考えられていないことが多いのです。

子どもによって出現率の高いミスというのはあって、それはテストの受け方を変えることによって減少することができます。

しかし、「ただ気をつけてね」では解決しない。ここをもっと深掘りしないといけないのです。

そうやって修正するために、模擬試験はあるので、しっかり見直しをみてみてください。


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合理化は手抜きではない。

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意識が変わる子

6年生になると、やはりあと受験まで1年を切るので、それなりに子どもたちに変化が出てきます。

良く志望校の話をするようになるのですが、だんだんに行きたくなってきて、それがやがて「合格したい」という気持ちに変わってくる。

そうなると、それなりに勉強しなきゃ、ということで気持ちに変化が生まれてくるのです。

ただ、それは劇的に変わるわけではなく、少しずつの変化、と言っても良いかもしれません。

だから親から見ると、まだエンジンは全然かかっていない、という感じに見えやすい。

しかし、明らかに変わってきているところは出てくるので、それを待っていましょう。


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斜め読みしたいだろうが・・・

最近長文読解の問題の本文が長くなっているので、斜め読みしたい、という欲求に駆られることがあるだろうな、と思います。

実際に、漢字の問題やって、言葉の問題やって、説明文解いたら、あと10分だったって、ことはあるわけで、そうなると、最早ちゃんと読んではいられない。

かといって同じ記号を入れて怒られるのも嫌だから、まあ問題見ながら、(つまりは本文は読まずに)ア、ウ、エ、イ、とか。

記述はもちろん白紙で、終わったという経験、実は結構している子どもたちが多いのです。

で、まあテストは仕方がないからこうなったとして、もう一度ちゃんと読んで、ちゃんと答えてみることは大事です。

というのも、読まないことにはできるようにならないから。

速読術なるものを、やらせてみても、まあそう上手くいかない。

それよりもちゃんと読む経験をさせておかないと、実際に入試で解けなくなることが多いのです。

ちゃんと本文を読んでから、答える、ということをやっていって、実際に何分かかったか。まあ、その差を詰めるためにどうするかは、もう少しちゃんとやってから考えることにしましょう。


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これ、ホントに出るの?

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授業が消えてしまう?

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雑な子は直らない?

成績の波の大きい子がいます。

うまくいったと思ったら、次はボロボロミスをしている、みたいな感じ。

つまりはていねいに解く力をつけていないのです。

で、こういう雑な子は、なかなかていねいにならない。

特に最近は塾が急いで解くように指導するので、ていねいさは微塵も持たない、みたいな感じになりがちです。

しかしながら…。

ここに入りたいという気持ちが強くなり、さらには「落ちるわけにはいかない」ぐらいに思いが強くなると、変わります。

ただし、上手に指導してあげていく必要はある。

どうすればていねいに解けるのか、その方法を一緒に考えないといけない。

ただ、ていねいに解いて!と注意しても、本人はていねいに解いているつもりなのですから、どこを直せばよいのか具体的に指示しなければなりません。

まずはなぜ間違えたのか、その分析をしっかりやってみてください。


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塾のテストに過剰に適応しない

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進度を無視してもわかることを積み重ねる

塾のカリキュラムは決まっていますが、そのスピードが10年前に比べれば相当速くなっています。

だから、わからないまま次を重ねるから、さらにわからなくなるところがある。

フリーダムの生徒でかつて5年生の月例テストを8ヶ月ぐらい(もしかするともっと遅くなったかもしれませんが)遅らせた子がいます。

サボったのか、積み重ねていたのかは、定かではないが、本人がわかってからテストをしないと意味がないので、そのまま様子を見ていたところが、その後どんどん進んできて、6年生の夏休みには追いつきました。

で、そこから自分のペースで出来た分だけ、相当に力がつくのが速くなった。

なので6年生の後半に一気に成績を上げていきました。

まあ、こういう子もいるので、やはりわかることを積み重ねることが一番。

今のスピードについていけないのは、別に気にしなくて良いことだと思ってください。


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どんな学校にも対応できる必要はない

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「遠い」をあきらめない

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科目の優先順位がおかしい

基本的に知識は忘れます。

理科にしろ、社会にしろ、覚えたはずのことが忘れてしまう。これはよくあること。

だから、覚えるのは試験直前期の方が良いのです。

一方、国語の読解力というのはそう簡単につくものではない。

だから、コツコツ読解の練習を続けていかないといけない。

しかし、実際の勉強はどうか?

科目の優先順位は、どちらかというと組み分けのために知識優先になりがちです。

ここが受験勉強を非合理的にしている点。

実際に6年生後半、塾は組み分けの頻度を減らしていくのは、当然試験の対象を入試に切り替えて行くからですが、これを家庭がある程度折り込んでおく必要があるでしょう。

フリーダムの月例テストに順位や偏差値がつかないのは、このためです。


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組み分けは親の尻を叩くため?

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やめなければいけないほど苦しんではいけない

中学受験は、子どもたちの志望校に入るための受験です。

ですから、本来は行きたい学校、行かせたい学校ができて、そこに向けて勉強をすれば良いだけの話。

塾の組み分けのランキングや学校の偏差値のランキングに目を奪われて、本来、子どもがどういう環境で育てば良いのか、という議論をしないまま、ただ上へ、上へと考えてしまうと、子どもが疲弊してしまうばかりか、親子関係も苦しい状態に追い込まれます。

その結果として、家族の崩壊を防ぐために中学受験を撤退する、という話を聞きますが、本当のことを言えば止めなければいけないほど苦しんではいけない。

子どもの次の教育環境を決めるための準備だから、その準備も教育的であるべきだし、子どもたちの資質を伸ばそうとするものでなければいけないのです。

どうも、最近は苦しむことが当たり前、みたいになっていて、子どもの負担を減らそうという動きにならないのが気になります。

ランキングから目を離して、ウチの子にはどんな学校が良いか、だけを考えてみましょう。


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志望校の解答用紙

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実行が伴わない子

塾は辞めないし、受験もやりたいし、志望校にも入りたい。

でも勉強が実行を伴わない。

やると決めたはずのことができていない。

という子は実は大変多いのです。

これは、基本的にまだ幼いから。やりたいことが目の前に現れれば、すぐそちらに気持ちが動く。

もちろん体力がない、というのもひとつの理由ですが、何となく上手くいかない、のです。

で、これもずっと同じではない。だんだん成長し、入試が近づくにつれて変わってくる。

だからあまり早くから結論を出さないこと。またやらせよう、やらせようとしないこと。

時がある意味解決するところは大きいので、ジックリ構えましょう。


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どこに戻れば良いか






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