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チェックリスト

模擬試験を受けていくと、いろいろとチェック項目が出てきます。

条件に下線を引いたか。

条件を数えたか。

計算を見直したか。

答えが出たところで、もう一度見直したか。

まあ、毎回、いろいろ言うよりは子どもたちにチェックリストを持たせてしまうという手があります。

チェックリストというのは、飛行機の操縦で使われました。昔は副操縦士がいちいち全部のチェックリストを読み上げて確認していましたが、今はコンピュータがチェックリストを画面に出して、それを人間がチェックするそうです。つまりは、リストに出たことをやったか、を確認することで、ミスを防ぐわけですが、さすがに試験中にチェックリストを出すわけにはいかない。

したがって、試験前と試験後にチェックリストを確認する。

どういうチェックリストを作るかは、お子さんのミスの傾向によって異なりますが、まあ、それでも5つぐらいが精一杯でしょう。

それをカードに書いておいて、かばんの中に入れておく。

試験前に一度、見る。

かばんの中にしまう。

試験後に、もう一度見る。できればチェックリストにチェックを入れる。

これをこれからの試験でいつもやるのです。

さすがに5つぐらいはもう身についてしまうでしょう。

これがルーティン化です。自分で考えて行動しろ、といっても、試験前はいろいろ心の動揺があるもの。だったら、カードを見て、チェックして、試験後もう一度チェックする、というルーティンを組み込んでしまう。

試験が終わって、チェックリストをもらえば、何もいわなくとも済む。(だって、落ち込んでるときだってあるだろうから。)

しばらくしたら、次のチェックリストについて本人と相談して、もう一度項目を確認して、新しい1枚を作れば良いでしょう。

いろいろ口うるさく言うよりも効果があると思います。

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