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算数の記述式

最近、若干増えてきているのが、算数の記述形式の問題です。

算数は答えだけを書かせる、という単答形式の問題が多かったのが、途中の考え方を書かせ、部分点を与える、という形式を一部採用している学校が増えているのです。

単答形式の場合はall or nothingの採点ですから、微妙な出来具合がわからない。惜しかったのか、それともまったくできなかったのか、が判定しづらい。間違っていれば0点になるからです。

だからといってすべての問題を記述式に変えるのは、当然、採点に時間もかかるし合格発表の時間は決まっているから、やりにくい。

そこで、一部の問題を記述式にする。

「この問題は考え方や式を書いて答えなさい。」という指示とともに、大きな白紙部分が用意されます。

では、どこまで書くか? 例えば、算数の詳しい解説のように書くべきなのかと言えば、そうではありません。

実際には式とその答えが表す意味を横に書き添えるだけで充分でしょう。

つまりA×B÷C=D・・・太郎君の分速

というような書き方です。

三角形ABCと三角形DEFの相似からAB:DE=5:3 など一部理由を添えられれば、さらによいでしょう。単にAB:DE=5:3と書くよりは明快であると思います。ただ、それがあまり詳しくなりすぎると、スペースも足りなくなるし、時間もかかる。

採点の先生は、かなり詳しく読んでいきますから、そこそこ書いてあるだけで、部分点の基準は満たすことができます。

過去問をやりながら、記述の書き方も練習していき、たまに算数の先生に見てもらって詳しさの基準を身に付けてください。

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