中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
模擬試験の見方(1)
現在、模擬試験がいろいろな塾で行われています。その中から四谷大塚の合不合判定テストの見方について、お話をしたいと思います。
合不合判定テストは、長年、追跡調査を実施してきた試験です。つまり、実際の入試の結果はどうであったのかを調査することによって、合不合の判定の内容をアップデートしてきています。
合不合では80%偏差値と20%偏差値が出てきます。受験生に送られた成績表で、各判定校についてのグラフがありますが、折れ線グラフで上のラインが80%偏差値、下のラインが20%偏差値です。追跡調査の結果、その学校を受験した生徒を合不合の成績で分布させます。そして偏差値で輪切りにしていった後、受験生のおよそ8割が合格しているラインを80%偏差値、2割が合格しているラインを20%偏差値というのです。
この元になっているのは、以前お話したデータになります。
(参照 またして母親講座 第24回 中学受験の難しさ)
もう一度ごらんいただくと、例えば麻布中学の場合は、次のようなデータになっています。
麻布中学合格者分布
黄色と緑が合格者です。ごらんいただけてわかるように、すでに偏差値69のところで合否が分かれ始めています。したがって80%ラインは67、
ト%ラインは62、20%ラインを57で設定しているわけです。
各中学についてこのようなデータを算出したあと、合不合の結果にあわせて分布させ、かつ、合不合の場合は同日に違う学校を並べてかけませんから、重複を排除した形で実入試と同じような分布を実現させています。
毎年受験者の動向は少しずつ違いますから、その微調整も行った上で合格可能性を判定しているわけです。
しかしながら、20%以下でも合格するし、80%以上をとっていても不合格になる場合はあります。これについて、もう少し詳しくお話しましょう。
まずは試験傾向。合不合は1つの試験ですべての学校を判定するという作業を行っていますので、各校の傾向に出題は配慮してあるものの、「ある学校の出題傾向のまま」の試験ではありません。したがって、記述の問題ばかりをいう学校の判定をするのには、無理があります。
同様に応用問題が数少なく出るのと違い、算数などはかなりたくさんの問題を出しますから、明らかに傾向は違うでしょう。
ただ、合不合の算数はなるべく算数の得点分布を広くしようという配慮で出題されています。したがって、易しい計算問題から応用問題まで数多く出題することで、判定の正確さを出そうとしているので、これは目的からすれば妥当な設問といえると思います。
しかしながら、これだけたくさんの問題をスピーディーに解けるか?という話になると、なかなかそう簡単にいくわけではありませんから、この種の問題に対して不慣れな子のデータは下にぶれる可能性があります。
もうひとつは、やはり1回の試験であるということ。これは、どの模擬試験でも、そして入学試験にもいえることですが、一発勝負ですから、そのときうまくいけば、ラインを越えるし、そうでなければ20%以下になってしまうという面がどうしてもあります。
子どもたちの成績は4回総じて同じレベルになることは少なく、アップダウンが激しいのです。いいときもあれば、悪いときもある。しかも合不合は、差がつきやすいように作られていますから、ちょっとしたミスが大きな得点差を生みます。
例えば80%偏差値が64、340点だとして280点しか取れなければ、合格可能性は20%近くになってしまうでしょう。しかしながら、その差の60点は算数の小問で12問、大問レベルで4問から6問ということになります。算数だけでなく、社会や理科でもできる問題が少し変わるだけで、得点は大きく変化するのです。
ですから、「こういう出来であれば、こういう合格可能性になる」というのが最も基本的な考え方でいいでしょう。むしろ、そこから
1 何に失敗したのか
2 それを防ぐにはどうすればいいか
という2つのテーマを考える必要があるのです。
したがってそこから新たな勉強法が生まれます。これについては次回詳しくお話をしましょう。
さて、ではこの合格可能性をどう見るか。
多くのみなさんが複数回受験されると思いますが、上下を平均するのはあまり意味がありません。いいときだとこのくらい。下がでればこのくらい。という考え方でみてください。
そして20%偏差値から下に5~10ポイントの幅で「合格者」が存在することを忘れないでください。先の麻布中学の例で言えば、20%が57ですが、54まで合格者がいます。したがってその幅であるならば、「受験してもいい」ということになるでしょう。
もちろん合格可能性は低いので、その分併願校を考えなければいけませんが、いずれにしてもそのくらいを目安にしていいでしょう。
特にこの時期第一志望を変更することは、あまりいいことではありません。本人が自信がなく、勉強もしないというのなら別ですが、やる気になって勉強しているのであれば、安全は併願校で考える方が良いと思います。
合不合判定テストは、長年、追跡調査を実施してきた試験です。つまり、実際の入試の結果はどうであったのかを調査することによって、合不合の判定の内容をアップデートしてきています。
合不合では80%偏差値と20%偏差値が出てきます。受験生に送られた成績表で、各判定校についてのグラフがありますが、折れ線グラフで上のラインが80%偏差値、下のラインが20%偏差値です。追跡調査の結果、その学校を受験した生徒を合不合の成績で分布させます。そして偏差値で輪切りにしていった後、受験生のおよそ8割が合格しているラインを80%偏差値、2割が合格しているラインを20%偏差値というのです。
この元になっているのは、以前お話したデータになります。
(参照 またして母親講座 第24回 中学受験の難しさ)
もう一度ごらんいただくと、例えば麻布中学の場合は、次のようなデータになっています。
麻布中学合格者分布
黄色と緑が合格者です。ごらんいただけてわかるように、すでに偏差値69のところで合否が分かれ始めています。したがって80%ラインは67、
ト%ラインは62、20%ラインを57で設定しているわけです。
各中学についてこのようなデータを算出したあと、合不合の結果にあわせて分布させ、かつ、合不合の場合は同日に違う学校を並べてかけませんから、重複を排除した形で実入試と同じような分布を実現させています。
毎年受験者の動向は少しずつ違いますから、その微調整も行った上で合格可能性を判定しているわけです。
しかしながら、20%以下でも合格するし、80%以上をとっていても不合格になる場合はあります。これについて、もう少し詳しくお話しましょう。
まずは試験傾向。合不合は1つの試験ですべての学校を判定するという作業を行っていますので、各校の傾向に出題は配慮してあるものの、「ある学校の出題傾向のまま」の試験ではありません。したがって、記述の問題ばかりをいう学校の判定をするのには、無理があります。
同様に応用問題が数少なく出るのと違い、算数などはかなりたくさんの問題を出しますから、明らかに傾向は違うでしょう。
ただ、合不合の算数はなるべく算数の得点分布を広くしようという配慮で出題されています。したがって、易しい計算問題から応用問題まで数多く出題することで、判定の正確さを出そうとしているので、これは目的からすれば妥当な設問といえると思います。
しかしながら、これだけたくさんの問題をスピーディーに解けるか?という話になると、なかなかそう簡単にいくわけではありませんから、この種の問題に対して不慣れな子のデータは下にぶれる可能性があります。
もうひとつは、やはり1回の試験であるということ。これは、どの模擬試験でも、そして入学試験にもいえることですが、一発勝負ですから、そのときうまくいけば、ラインを越えるし、そうでなければ20%以下になってしまうという面がどうしてもあります。
子どもたちの成績は4回総じて同じレベルになることは少なく、アップダウンが激しいのです。いいときもあれば、悪いときもある。しかも合不合は、差がつきやすいように作られていますから、ちょっとしたミスが大きな得点差を生みます。
例えば80%偏差値が64、340点だとして280点しか取れなければ、合格可能性は20%近くになってしまうでしょう。しかしながら、その差の60点は算数の小問で12問、大問レベルで4問から6問ということになります。算数だけでなく、社会や理科でもできる問題が少し変わるだけで、得点は大きく変化するのです。
ですから、「こういう出来であれば、こういう合格可能性になる」というのが最も基本的な考え方でいいでしょう。むしろ、そこから
1 何に失敗したのか
2 それを防ぐにはどうすればいいか
という2つのテーマを考える必要があるのです。
したがってそこから新たな勉強法が生まれます。これについては次回詳しくお話をしましょう。
さて、ではこの合格可能性をどう見るか。
多くのみなさんが複数回受験されると思いますが、上下を平均するのはあまり意味がありません。いいときだとこのくらい。下がでればこのくらい。という考え方でみてください。
そして20%偏差値から下に5~10ポイントの幅で「合格者」が存在することを忘れないでください。先の麻布中学の例で言えば、20%が57ですが、54まで合格者がいます。したがってその幅であるならば、「受験してもいい」ということになるでしょう。
もちろん合格可能性は低いので、その分併願校を考えなければいけませんが、いずれにしてもそのくらいを目安にしていいでしょう。
特にこの時期第一志望を変更することは、あまりいいことではありません。本人が自信がなく、勉強もしないというのなら別ですが、やる気になって勉強しているのであれば、安全は併願校で考える方が良いと思います。
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優先順位
ここのところ、6年生の学習の優先順位のご相談が多くなりました。
実際にやるべきことはたくさんあり、いったいどれから手をつけていいのか、よくわからないというのは実際のところではないかと思うのです。
で、ひとつの考え方をお話したいと思います。
まず模擬試験等で算数の偏差値が50に到達していない場合は、まず算数の偏差値を50に持っていくことです。他の教科は犠牲にしても、とにかく算数。
え?と思われるかもしれません。しかし、これが一番効率がいいのです。なぜでしょうか?
実はどの学校でも合格者平均と不合格者平均で一番差があるのが算数なのです。だから算数が悪いということは他の受験生に差をつけられやすい。中学受験はやはり算数ができないと、なかなか合格しません。
偏差値50に行かないということは、平均に達しないのだから、差をつけられるほうに回っています。これでは勝負としては苦しい。だからまずは算数の偏差値を上げるということが重要になるのです。
で、どうあげればいいか。
実際に難しい問題よりも、ミスで落とす問題をいかに少なくするかが鍵です。計算問題や一行問題、簡単な問題で間違えれば他の受験生ができている分、これもまた差をつけられる可能性が高いのです。難しい問題はできる受験生が少ないから、差をつけられる可能性も低くなりますが、簡単な問題ではそうはいきません。
ここからは得点力の問題になります。算数が好きでも、考えることを苦にしなくても、得点が少なければ勝負としては負け。だから、まずはその練習をすることが鍵です。
そしてここが重要ですが、そうやって算数を一点突破することで、自信ができます。「がんばれば、できるようになる」という実績ができたわけだから、これほど強いものはない。男の子が何の実績も出さないのに「おれは合格する」といっているのはプレッシャーの裏返しに過ぎず、こういうのは実績がない分、本番ではもろいのです。
今からでも遅くはありません。
ぜひ算数の得点力をつけてください。これがあれば、一歩有利な勝負に持ち込むことができるのですから。
実際にやるべきことはたくさんあり、いったいどれから手をつけていいのか、よくわからないというのは実際のところではないかと思うのです。
で、ひとつの考え方をお話したいと思います。
まず模擬試験等で算数の偏差値が50に到達していない場合は、まず算数の偏差値を50に持っていくことです。他の教科は犠牲にしても、とにかく算数。
え?と思われるかもしれません。しかし、これが一番効率がいいのです。なぜでしょうか?
実はどの学校でも合格者平均と不合格者平均で一番差があるのが算数なのです。だから算数が悪いということは他の受験生に差をつけられやすい。中学受験はやはり算数ができないと、なかなか合格しません。
偏差値50に行かないということは、平均に達しないのだから、差をつけられるほうに回っています。これでは勝負としては苦しい。だからまずは算数の偏差値を上げるということが重要になるのです。
で、どうあげればいいか。
実際に難しい問題よりも、ミスで落とす問題をいかに少なくするかが鍵です。計算問題や一行問題、簡単な問題で間違えれば他の受験生ができている分、これもまた差をつけられる可能性が高いのです。難しい問題はできる受験生が少ないから、差をつけられる可能性も低くなりますが、簡単な問題ではそうはいきません。
ここからは得点力の問題になります。算数が好きでも、考えることを苦にしなくても、得点が少なければ勝負としては負け。だから、まずはその練習をすることが鍵です。
そしてここが重要ですが、そうやって算数を一点突破することで、自信ができます。「がんばれば、できるようになる」という実績ができたわけだから、これほど強いものはない。男の子が何の実績も出さないのに「おれは合格する」といっているのはプレッシャーの裏返しに過ぎず、こういうのは実績がない分、本番ではもろいのです。
今からでも遅くはありません。
ぜひ算数の得点力をつけてください。これがあれば、一歩有利な勝負に持ち込むことができるのですから。
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6年DVD教材「これでわかる電気」のお知らせ
田中貴.netも、始まって7年になり、今年はその見直しをしています。先日の頻出問題ノートもそのひとつだったのですが、ご相談で多いのは実は理科です。
しかし理科は実際に教えてみないとなかなか教えきれないという面があり、理科重要問題ノート以降これといった教材も作らず今日にいたっています。
一方でここ3年間ぐらい、インターネットでストリーミング教材を作っていて、これまでに250本近く制作してきたでしょうか。インターネットは便利なのですが、回線の問題もあり、うまく使っている方とそうでない方といらっしゃるようです。
そんなとき、あるお母さんから「先生、DVDはないんですか?」と尋ねられました。お恥ずかしい話しながら、動画教材を作っている一方で、DVDはあまり詳しくありません。ただ、きっと作るのは高いんだろうなあと思っていたのですが、調べていくうちにだんだんそうでもないことがわかってきました。
じゃあ、作ってみようということになり、懸案の理科について、子どもたちの大嫌いな(そういう子多くありません?)電気をやることにしました。
できたのは3本のDVDと90ページのオリジナルテキストです。
全部で3章に分かれていて
(1)豆電球の明るさ
(2)電気と磁力
(3)発熱量の計算
というテーマに絞られています。
ここ5年の入試問題から見て、モーターなどいくつかの分野はカットしました。その前に理解しなければいけないことがたくさんあり、この3つのテーマが最近の入試ではよく出題されています。
各章は基本事項の説明とサブノート、そして入試問題に挑戦の3つからなります。
内容は説明を長く聞いていても飽きるので、しっかり覚えていなければならないことだけに絞りました。
その理解を試すために、サブノートとして問題を加えてあります。これもDVDで解説しました。
またここ3年ぐらいの入試問題の中から重要な問題を選んでこれも解説しました。編集してみると、動画だからできることもたくさんあり、結構わかりやすくなっているのではないかと思います。
もちろんコストもあるので、プロ用のカメラで取っているわけではありませんが、映画を作っているわけではないので、ご家庭のテレビで十分見ていただけると思います。
目標は120分で一通りの勉強を終えるという企画だったのですが、全部の解説時間をたすと113分。うーん、ちょっときついかなあと思います。
事務局は「120分でわかる電気」を推薦してくれたのですが、「これでわかる電気」に落ち着いた次第です。
電気なんか問題も見たくない!と思っている子どもたちが、少しでもわかってくれればいいと思います。
扱っている問題は基本から始めて偏差60前後の入試問題までですが、あまり電気は得意でないという気持ちをもっている子を想定して作りましたので、お役立ていただければと思います。
詳しくはこちらから
http://www.tanakatakashi.net/knowhow/dvd/
しかし理科は実際に教えてみないとなかなか教えきれないという面があり、理科重要問題ノート以降これといった教材も作らず今日にいたっています。
一方でここ3年間ぐらい、インターネットでストリーミング教材を作っていて、これまでに250本近く制作してきたでしょうか。インターネットは便利なのですが、回線の問題もあり、うまく使っている方とそうでない方といらっしゃるようです。
そんなとき、あるお母さんから「先生、DVDはないんですか?」と尋ねられました。お恥ずかしい話しながら、動画教材を作っている一方で、DVDはあまり詳しくありません。ただ、きっと作るのは高いんだろうなあと思っていたのですが、調べていくうちにだんだんそうでもないことがわかってきました。
じゃあ、作ってみようということになり、懸案の理科について、子どもたちの大嫌いな(そういう子多くありません?)電気をやることにしました。
できたのは3本のDVDと90ページのオリジナルテキストです。
全部で3章に分かれていて
(1)豆電球の明るさ
(2)電気と磁力
(3)発熱量の計算
というテーマに絞られています。
ここ5年の入試問題から見て、モーターなどいくつかの分野はカットしました。その前に理解しなければいけないことがたくさんあり、この3つのテーマが最近の入試ではよく出題されています。
各章は基本事項の説明とサブノート、そして入試問題に挑戦の3つからなります。
内容は説明を長く聞いていても飽きるので、しっかり覚えていなければならないことだけに絞りました。
その理解を試すために、サブノートとして問題を加えてあります。これもDVDで解説しました。
またここ3年ぐらいの入試問題の中から重要な問題を選んでこれも解説しました。編集してみると、動画だからできることもたくさんあり、結構わかりやすくなっているのではないかと思います。
もちろんコストもあるので、プロ用のカメラで取っているわけではありませんが、映画を作っているわけではないので、ご家庭のテレビで十分見ていただけると思います。
目標は120分で一通りの勉強を終えるという企画だったのですが、全部の解説時間をたすと113分。うーん、ちょっときついかなあと思います。
事務局は「120分でわかる電気」を推薦してくれたのですが、「これでわかる電気」に落ち着いた次第です。
電気なんか問題も見たくない!と思っている子どもたちが、少しでもわかってくれればいいと思います。
扱っている問題は基本から始めて偏差60前後の入試問題までですが、あまり電気は得意でないという気持ちをもっている子を想定して作りましたので、お役立ていただければと思います。
詳しくはこちらから
http://www.tanakatakashi.net/knowhow/dvd/
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あわてないで
最近の子どもたちの様子を見ていて気になることがあります。
特に出来る子たちに多いのですが、とにかく急ぐ。早く解こうとする。
早く解くこと自体はそれほど悪い話でもないのですが、しかし、それでミスを
する可能性は上がっているのです。
たくさんの問題を解かないといけない、というプレッシャーがあるのか、
あるいは実際に宿題ややらなければいけない問題が多いせいなのか、
とにかく急ぐ。
だから字がきたない。自分で読めない字を書いてミスをする子も少なくありません。
入試は、「合格点」をとるもの。
したがって、自分のできる問題を確実に得点できる子が有利なのです。
この子はぜったい受かるなあと思うのは、「ていねい」な子です。
あわてないで問題を解いてほしいと思うのですが。
特に出来る子たちに多いのですが、とにかく急ぐ。早く解こうとする。
早く解くこと自体はそれほど悪い話でもないのですが、しかし、それでミスを
する可能性は上がっているのです。
たくさんの問題を解かないといけない、というプレッシャーがあるのか、
あるいは実際に宿題ややらなければいけない問題が多いせいなのか、
とにかく急ぐ。
だから字がきたない。自分で読めない字を書いてミスをする子も少なくありません。
入試は、「合格点」をとるもの。
したがって、自分のできる問題を確実に得点できる子が有利なのです。
この子はぜったい受かるなあと思うのは、「ていねい」な子です。
あわてないで問題を解いてほしいと思うのですが。
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