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朝、起きられない子

朝、自分で起きるなんてことはもちろん、親が起こしてもなかなか起きれない子がいます。

何度か起こしに行っても、なかなか起きてこない。ようやく起きた後も何となくボーっとしている。ご飯を食べているのか、寝ているのかわからない。

実際に、子どもたちは成長期ですから睡眠が必要です。体が欲している。だから大人に比べて圧倒的に睡眠時間が必要なのです。

で、ここで無理をすると大きくならないわけですが、しかし、学校もあるからそうぐずぐず寝せておくわけにもいかない。

ということは、そう、寝る時間に問題があるわけです。

塾から帰ってくる時間がすでに遅い。そこから学校の宿題をしたり、お風呂に入ったり、夜食を食べたり。

その後すぐ寝ればいいのだが、よせばいいのにゲームをやったり、テレビを見たりする。録画しておいたサッカーの試合を見ている子もいるでしょう。

しかしながら、これは明らかに睡眠には良くない。また興奮してしまうから、なかなか寝られないことになります。

その結果として寝つきが悪くなるから、充分にしっかりとした睡眠がとれていない。したがって、起きられない、ということになるわけです。

中学受験、高校受験、大学受験でやはり最も無理が利かないのは中学受験です。もともとこの頃は例えば睡眠時間を減らして勉強する、みたいなことは難しいのです。

だからうまく時間を使っていかないといけないし、あまり夜遅い塾も考えておかないといけない。

これから夏休みに向けて、さらに時間が自由になっていく分、睡眠不足になりがちなので充分気を付けてください。

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桐蔭、2月2日の午後入試を新設
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6月30日の問題
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あきらめるのはまだ早い


学校の環境もいいし、指導の方針もうちの子に合いそう。でも、成績が・・・ということは良くあることだと思います。

特にまだこれといって志望校を決めていない段階での勉強では、なかなかパワーが出てこないところもあるわけですから、ある意味仕方がないところはあるのです。

でも、いったんこの学校と絞れば、学校別の対策はできるし、あとどのくらいできるようになればいいかも明確になる。漠然としていた勉強がより具体的になるので、案外優先順位は決めやすくなります。

行きたいと思う学校に良く出て、今はまだ得意ではないということに集中していけばいい。

例えば国語の記述の問題が出る学校であれば、これからその対策をすればいいわけです。

だから、今の段階ではあきらめていはいけないと思います。

具体的に何をやらなければいけないか、が決まるだけでそうとう勉強の効率は上がるわけだから、これから半年、まだまだチャンスはある。

この学校に入りたい、入れたいと思ったならば、ぜひ狙っていきましょう!

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記述対策(3)
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算数の基礎
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「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)
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モヤモヤ


子どもの勉強をみておられるお父さん、お母さんは少なくないでしょう。

子どもが過去問を解いて、どうしてもよくわからない、とか、塾のテキストの問題ができない、というのでいっしょに考えてみる。

で、一応解けることは解ける。でもどうやって、これを小学生に教えるのか? しっかり方程式を使ってしまったし、みたいなことはあるだろうと思うのです。

だから、先生に教えてもらった方が良い、親は教えない方が良い、という話もたまに聞きますが、私は教えて何の問題もないと思うのです。

こういう問題は大人も子どもも「モヤモヤ」が残ります。

あれはどう解くんだ? 電車の中で考えたりするお父さんもいらっしゃるでしょう。子どもは子どもで、やっぱり先生に聞いてみよう、とか、あるいは自分でもうちょっと考えてみようとか。

そういう親子ともどもの共同作業があることが大事だと思うのです。

それで、どちらかが解けたり、やり方がわかったりすると、共有しているモヤモヤが解消する。

何と楽しいことではないですか。

多分、子どもの一生の中でこんな経験をするのは、中学受験ぐらいでしょう。だから、せっかくの機会だからもし可能なら大いにお父さん、お母さんがいっしょに勉強してあげてほしいと思っています。

一緒に勉強すれば、子どもがやっている勉強の大変さもわかるし、「こうやったらもっと効率が良くなるかも」という考えも浮かぶはずです。

ただ、勉強しなさい、というよりはよほど具体的になってくるから、決して悪いことにはならないと思います。

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力のつりあいに関する問題
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6月28日の問題
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積み重ね


国語の読解問題ばかりをずーっとやっても、すぐに力がつくわけではありません。だから、組み分けテスト前に国語の読解の練習はしない。どちらかといえば社会の知識を覚えなおしたり、漢字をやったりするでしょう。

しかし、国語は勉強しなければやはり力はつかない。

ただ、集中的にやってもできるようにならないのは、やはり語彙や文章を読み取る力というのは経験に裏打ちされるものだからです。

経験を一気に積み重ねても、その場で忘れてしまう可能性は充分にある。だから、少しずつ、経験を積み重ねていかないとできるようにはならないのです。

だから、1週間にやる勉強をしっかり決めて、毎週毎週一定のペースで練習を続けていく。

いろいろな文章をゆっくり読んで、語彙を確認して、少しずつ文章の意味がわかってくれば、それが子どもの国語経験として積み重なっていき読解力が生まれるのです。

だから、入試までペースを変えることなく、淡々と練習を続けていくのが良い。

これは計算練習も同じです。少しずついろいろな計算を練習していき、とにかく間違えないようになってくれば、算数の問題でも理科の問題でも考える力の元になっていきます。

これはそういうやり方でないと身につかない力ですから、一定のペースを守ることが一番効果的なので、たとえ組み分け前でも続けていってください。

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空回りを止める
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こだわりと余裕
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子どもたちのすることは100%ではないが・・・


6年生ともなると、まあ、口はいろいろ言うでしょう。きっと・・・。

「自分で勉強するから」とか「ちゃんと自分でやるから」みたいなことをいう子が増えてくるわけですが、実際のところで言えば、ぜーんぜん、ということも多い。

でも、それを指摘すると、まあ、素直ではないというか。

「え、ちょっと間違えただけ」

「あとでやろうと思ったんだから」

みたいなことを言ってるでしょう。

しかし、よくよく考えてみると、それでもずいぶんいろいろなことができるようになったのではないですか?

子どもたちのすることは100%ではありません。まだまだ十分でないところはたくさんある。しかし、それが少しずつできるようになって今があるわけであり、その先にはもっとできるようになっているはずなのです。

で、大事なことは待つことと言うべきことはいうこと。

ウェイトは絶対に待つことを多くするべきだと思います。しかし、ただ待っていてもだめなときもあるから、その時は言う。

言うんだけど、その場合は絶対に相手の耳に届くように言う。つまり、怒っては言わない。

本当にいけないことをしたら、当然怒ってかまいません。ただし、そのときに言ったことばはあまり届いていない、と思った方が良いでしょう。

なぜ怒ったのか、あとで説明する必要があるかもしれない。そのくらい、怒った言葉は届いていないのです。

で、そういうときもあっていいのだが、やはり待つ方を優先しましょう。

なぜなら、自分でやってくれないと、できるようにはならないから、です。

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やり切るくせ
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6月26日の問題
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カリキュラムテストと総合テスト

6年生の夏休みまでのテストと言えば、カリキュラムテストと総合テストの2種類があります。

カリキュラムテストというのは、月例テストのように出題されるものが決まっていて、その内容を勉強して成果を問われるテストであるのに対して、総合テストというのは特に範囲が決まっているわけではない。

今まで習ったところが全部範囲になるテストなので、入試に近いテストです。

で、カリキュラムテストはできて、総合テストができない、という子がいて、その逆の子がいます。

本当はカリキュラムテストも総合テストも両方できるのがいいのだけれど、なぜか片方の点数が良くない。

しかし、これにはあるカラクリがあるのです。

総合テストができる子、というのはまあ、いろいろな問題に対応する力がある。つまり、問題そのものを本質的にとらえられるところがある。ではカリキュラムテストができないのはなぜか、といえばそれは偏差値上できない。言い換えればカリキュラムをしっかり勉強してきて、そこはできる、という子には勝てない、というだけなのです。

で、逆にしっかりとカリキュラムに対応できる子は、ある意味パターンをしっかり覚えこんでいるところはあるわけだから、月例テストの点数はいいわけですが、総合テストとなるとそこまでパターンが通用しないから偏差値がカリキュラムテストの時ほど上がらない、ということになります。

どちらがいいかはもう明白でしょう。

当然総合テストができる方が良い。カリキュラムテストの成績が良くても、それはパターン対応しているから、ということだと実はあまり力がついていないこともあり得るので、そろそろ始まる模擬試験を上手に使いながら「本当のところ」をしっかり把握してください。

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第141回 うまくいかないことをどう乗り越えるか
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いろいろなことをやらせる学校
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中学受験をした保護者

以前はそれほど中学受験をした保護者の方は多くはありませんでした。

しかし、最近は結構たくさんおられる。お話をしていると、だいたいまあ時代がわかるというか。でも、多分、お父さん、お母さんのころはここまで塾は大変ではなかっただろうと思うのです。

塾に行く、ということよりはテスト会に行くという方が多かった時代があり、そこからテスト会と塾になり、テストの要素が塾に取り込まれて今は子どもたちが完全に塾に依存しているような形になっています。

昔は理科と国語で違う塾に通ったりしたものですが、今はもうそんなことはあまりない。だから、お父さん、お母さんが経験した受験勉強とはちょっと違っているのです。

お父さん、お母さんが中学受験をした頃は、多分、まだ家で勉強する要素が大きかったように思います。しかし、今は塾で勉強することが中心になっている。

ところが問題なのは、すべてが塾で完結しないところ。これはある意味当たり前です。子どもによってわからないところも違えば、志望校も違うわけだから、やる勉強がそう統一できるわけではない。個の勉強をどうしてもやらないといけないのが受験勉強なのです。で、お父さん、お母さんの頃はその余裕が時間的に十分にあったのですが、今の子どもたちはそうではない。

だから、案外できるようになりにくい面があるのです。お父さん、お母さんのころは家でもっと勉強した、という実感があるかもしれません。つまり、その時間が与えられていたのです。

でも、今の子どもたちはそうではない。ここを忘れないでください。

「もっと私は勉強した」と思っておられる方も多いと思いますが、それならば子どもたちにも同じ時間的余裕を作ってあげる必要があります。

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規則性に関する問題
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6月24日の問題
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撤退する子

中学受験をいったん始めると、やはり途中で止める、というのはなかなか難しい。

ここまで時間もお金もかけたのだから、何とか最後までがんばらせたい、と思われるお父さん、お母さんは多いでしょう。しかし、子どもにとってそれが本当にプラスになっていない場合もあります。

私が一番気になるのは、どんどん自信を失うとき。

勉強はそこそこやっているのだけれど、実際には身になっていない。で、「自分はできないんだ」と思ってしまう場合。できないなら、できないで開き直って「なんとかしよう」となってくれればいいのだけれど、どんどん自分を追い込んでしまう。例えば鬱のような状態になってしまっては、これはやはり撤退してしまった方が良い。

子どもも本当はあまりよくわからずに「僕も塾に行きたい」とか言い出すことは多いのです。

で、塾に行けばテストがあり、宿題があり、ということでがまんしなければいけないことが多くなる。みんな、行ってるし、とは思ったものの、どうしてこんなことをするの?みたいに思ってしまう場合もあるかもしれません。しかし、そういう場合、なかなか言い出しにくい。そしてそのままになってしまうと、今度は自信がなくなる方へ移ってしまいます。

子どもが充分に受験のストレスに耐えられるかどうか、本当はわかっていないのです。

高校受験ぐらいになれば、多少なりとも耐性ができてくるだろうが、小学生ですから充分ではないところもある。それをお父さん、お母さんのフォローで何とかバランスをとるのが中学受験の本当の姿みたいなところがあって、ひとりでなんでもかんでも、というわけにはいきません。

したがって親が見ていて、これはいくらなんでもちょっと無理だ、と思う時は、撤退した方が良い、ということも多いのです。実際にいろいろなことを我慢しているうちに、そのストレスから体調を崩すこともあるので、日ごろから良く子どもたちの様子を見ておき、これは、と思う時は休むなり、止めるなりと考えてあげてほしいと思います。

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オープンキャンパス
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6年生で新たなスポーツを始めてみる
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テストのやり直し

算数のテストが終わって、もう一度やり直すとき、できれば解答や解説を見ないでもう一度やり直すと良いのです。

多少なりとも時間に余裕を持たせて、しっかり解いてみると、案外できたりすることが多いでしょう。

テストの時間内にできなかったわけですが、自分で解き上げることができたらならば、その問題はテスト内でも解ける可能性があった、という問題になります。

で、この「解ける可能性があった問題」が「テストの中でできる問題」になることが一番大事なのです。

これだけやっても解けなかったら、テストの中でできる可能性はないわけだから、解答・解説を読んで「こういうやり方で解くのか」と納得すればいいわけですし、自力で解くことができた問題は「テスト内でもできる可能性があった問題」と認識することで、「惜しい問題」になるから、子どもの経験値としてはさらにプラスになります。

忙しい毎日の中で、こんなにゆったりと復習はできない、と思われるかもしれませんが、これに勝る勉強は他にはないと私は思います。

子どもたちは真剣にテストを受けているわけだから、その意味ではフルに頭を使っているわけで、テストに出た問題はあまり時間を置かない限り、印象の強い問題です。だから、間をおかずにじっくりやり直し、復習することによって、テストの問題が本当に自分の力になる。

問題をたくさん解けばいい、ということではないのです。本当に集中して解いた問題を上手に利用することによって、たくさんの問題を解かずとも力はついてくるわけですから、テストのやり直しはぜひじっくり時間をかけてください。


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記述対策(2)
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6月22日の問題
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生活のリズム


いろいろ忙しくなってくると、どうしても夜やらなければいけないことが出てきます。

例えば塾で遅くなって、気が付いてみると学校の宿題が終わってない。

もう眠いのだけれど、でも明日の朝では間に合わないかもしれない。じゃあ、やるか。

で、結局、かなり遅くまでがんばってしまった結果として、次の日はなかなか起きられない。

こういうことは、よくあることなのです。で、もちろん最初から計画的にやっていればいいことなので、やはり準備を怠らないようにした方が良いのです。

特に子どもたちはまだ、決して体躯ができあがっているわけではないので、生活のリズムが崩れると、具合が悪くなることがあります。

良く授業中、「気持ち悪い」と言い出す子がいますが、後で聞いてみるとだいたいは疲労。

そういうときはなるべく早く家に帰して、休んでもらうのが一番なのですが、本当の一番はやはり疲れすぎないようにすることです。

これから暑くなってさらに体力を消耗する時期になるので、なるべく早く寝て早く起きる生活のリズムを作っていきましょう。

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酸化の問題
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