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あと半年

各塾のカリキュラムは以前に比べて半年早くなりました。

昔であれば、夏休み前に全部のカリキュラムの学習が「一応終わる」ということでしたが、今は5年生の3月に終わっている塾も多い。しかし、それが本当に終わったか、ということではやはりないようで、その後結局1学期は不十分なこところを復習する、ということになるわけで、まあ、ここでみんなそろう、ということになるわけです。

残り半年。

ただ、ここでできるようには当然なっていませんし、それは当たり前の話。充分に準備が終わったと思うのはやはり入試の直前です。これから練習してできるようになっていけばいい。

4年生や5年生のみなさんは、まだそういう先が見えないまま、とにかく毎週、毎月にカリキュラムに追われているかもしれません。

でもペースについていけなくても仕方がない部分があるので、あせらないでください。

できないことがあれば、またやろう、という気持ちを持っていた方が良い。

ここでできないと、もうウチの子はだめかも、などとは絶対に思ってはいけません。

最後、帳尻を合わせればいいのです。間に合わせる相手は入試だけですから。

6年生はこれからが大事。いよいよ、志望校に向けての勉強が本格化しますから、ここから気合を入れていけばまだまだ力はつきます。



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第一志望を優先したい理由

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集団塾は競争で支えられている

昔は、中学受験を教える先生が少なかったのです。

だから大手予備校のごとく、1クラス100人の授業などというものが存在しました。今からするとあり得ないことですが、しかし、そういう時代があったのです。

しかし、今は違います。たくさん教えられる先生がいる。

だから、基本的に個別指導の方が子どもたちの指導にはプラスになるのです。その子一人一人の問題にきちんと対応できるからです。

でも塾は個別中心になったら、今のシステムが崩壊します。だから、集合塾として成り立つようにシステムを作る。

それが組み分けです。つまり、子どもたちを競争させ、順番を付ける。個別では、わかりにくいといわれる全体の順位で煽るわけです。

その煽りにやられて、精神的につらい思いをしている子どもたちや保護者の方が増えました。

しかし、その順位で入試の合否が決まるわけではありません。最終的に入試でできるかどうか、が勝負です。

だからその競争からいったん距離を置くことも大事。

なに、6年生の後半にはいろいろな塾で模擬試験があるのだから、その位置は自然とわかるので、最初から煽られる必要はないのです。

そろそろ個の勉強に注力していった方が、子どもたちの負担は減るでしょう。そして大事なことですが、それで子どもたちの問題が解決すればいいのです。




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この練習をするのはなぜ?

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7月30日の問題







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予定は狂うもの

1日1日の学習計画を立てていても、その予定がうまくいかない、という場合は多々あるものです。

例えば算数の過去問のやり直しをしているうちに、思わず時間がかかってしまって、他の予定に食い込んでしまい、それができなくなった、というのはよくある話。

だから、常に予定は変更しなければならないわけです。

逆に予定が順調に進んでいるのは、実はどこかおかしいかもしれない、という部分がある。わからないところをそのままに済ませてしまって、「もう終わった」と言っている場合もあるかもしれません。

予定は狂うものだから、それを狂わせてはいけない、と本人にあまり思わせてはいけません。

そうなるとどこかで帳尻を合わせようとする。そうすると本来できるようになるべくものが、そうではなくなってしまうからです。

予定はいつでも変えられる。むしろきちんとわかるべきことをわかる、ということに力をいれていきましょう。



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ずっと応援してるよという気概を持つ

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ていねいにやれていれば心配ない

夏休みの宿題に出た問題集がなかなか進まない、という場合もあるでしょう。しかし、しっかり式を書いているし、図も自分で書き直していたりしていれば特に心配はありません。

それなりにじっくり考えているわけで、だから時間がかかっている。

しかし、その分、解いた問題は良くわかっているわけです。

宿題というのは締め切りがあるのですが、ただ終わるということだと、適当に答えを書いたりすれば確かに終わるでしょう。

しかし、それでは本来の目的が達成できない。本人に力がつかなければ何も意味がないわけです。

だからただたくさんやらせれば良い、などと考えてはいけない。そうなると子どもは終わらせることにばかり頭が行き、力をつけることにはならないのです。

じっくりていねいに勉強している子は、最後しっかり力をつけてきますから、ていねいに勉強することにこだわってください。




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第543回 ストレス解消も必要

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7月28日の問題







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何ができるようにならないといけないか

受験勉強は志望校に合格するために勉強するわけだから、何ができるようになっていないといけないかは割と明確です。

つまり志望校の問題が解ければよい。

逆に一生懸命勉強したとしても、志望校の問題ができなければ受験勉強としては成り立ちません。

だから過去問をやらないといけないのです。

今、過去問をやってもできない、というのはその通りでしょう。しかし、何ができないといけないのかはしっかりわかる。

そして残り半年でこれができればいいのか、というイメージは子どもたちにとっては大事なポイントなのです。

漠然とした不安に苛まれるよりも、これができるようになれば良い、というはっきりとした目標を子どもたちに持ってもらいたいと思います。



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よくがんばってるから

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グリーンに変わって自信がつく

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できなかった問題の中身

できた、できないで、子どもも大人も一喜一憂しがちですが、しかし、できなかった問題を振り返ってみるといろいろなパターンがあります。

解いたけれど間違えた問題。

これは、やはり途中でミスが生じているところがあって、それがなければ〇がついた、ということなので、一通りやり方はわかっていた、ということになります。

一方、時間がたりなくて手がついていない問題。

これも、実は時間があればできたかもしれない問題が含まれている。実際にテストのあとでやり直してみると、「なんだ、簡単じゃない」という問題もあるものです。

ですが、できないと点がつかないので、みんな同じに見えてしまう。しかし、そこは本当は全然ちがうものなのです。

それがこれから半年で修正されてくる点。

つまりできる可能性のあった問題が本当にできるようになる、ということ。

だからできなかったことをあまり問題にしない。それよりはしっかり復習して「次は解けるようにしよう」とすることが大事です。




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間違えるから間違えなくなる

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7月26日の問題







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ばてる子

小学校6年生といえども、やはりまだ成長途中。

がっしりしている子ばかりではなく、まだ体力がない子も少なくないでしょう。

そういう子どもたちがこの夏の暑さの中で勉強を続けていくためには、やはり休憩が必要です。

本当のことを言えば昼寝も結構効果がある。しかし、なかなかその時間がとれないということがあるかもしれません。

ただ、やはり眠くなると効率は下がる。眠いなら少しでも寝た方がスッキリするのです。

コロナの感染が広がっていますが、第七波は子どもたちに気を付けないといけない。

なので、ばてないようにしていきましょう。



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ミスはその場で見直すことでかなり減らせる

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家庭の力が大きくなければいけない

大学受験でも高校受験でも一定の割合で学校が関与します。

しかし、中学受験ではほぼ学校の関与はない。つまり中学受験は「塾の論理」で成り立っているところがあるのです。

だから「塾がこれ」といったことがまかり通る。

なので、それなりに何が必要で、何が必要でないか、切り分けることが本当は必要で、それが家庭にゆだねられている。

しかし、やはり家庭としては塾の言うことを聞かないと、ということになりがちで、それが子どもたちの負担増加につながってきたところがずっとあるのです。

そろそろこれはおかしい、という意見が出てこないときりがない。

どんどん受験期間も長くなり、ついに6年間中学受験という話になってきそうな感じがしているのですが、本当に必要でしょうか?




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予備日を作ろう

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7月24日の問題







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ミスをどう防ぐか

テストの復習をしてみると、いろいろミスが出てくるでしょう。

「ミスをしてはいけない」といったところで、ミスはなくなりません。具体的な方策を考えないといけない。

そういうルーティンを決めて、ひとつずつ実行できるようにしていくことが大事なのですが、だからといってすぐには直りませんし、ルーティンも実行できない。

なぜか?

急ぐからです。

試験は制限時間があるので、それなりに急いでやらないといけない。そのために、例えば式を書くのが面倒だったり、ひっ算の確認を怠ったり、条件を見落としたり、ということがやはり出てしまうもの。

それを練習していって、だんだんできるようになってきて、最後6年生の12月ぐらいに「間違えなくなったねえ」と言われるようになればシメタもの、ぐらいの感覚なのです。

だから仕上げるのに時間がかかります。

子どもたちはどうしても急ぐので、そことの折り合いをどうつけさせていくか、辛抱強くやっていくことが大切です。



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海外の大学を目指す学校

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残り半年の戦略を考える

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この問題はやらなくていい

志望校を決めて、準備を進めていくと、やはりいらない問題というのが出てきます。

例えば、模擬試験の復習をさせても、「ああ、その問題はやらなくていい。本番で見送ったのも正解」ということは良くあることです。

これにはいろいろな議論があるでしょうが、しかし、時間は限られるので、優先順位を決めてやっていかないとすべてに手が回るわけではない。

いくら早く始めたところで、4年生で入試問題は解けないのです。入試問題が解けるようになるのは少なくとも6年生の夏休み以降。

だから、その時にすでにターゲットが決まっていれば、やるべき問題も決まってくる、と考えてください。

出題されるレベルはある程度絞られてくるので、そこに集中する。

それでも結構な問題数になるので、余分なことをする時間はありません。




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宿題や課題を調整できない塾

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7月22日の問題







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