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やりたくないことをやる力


受験勉強とゲーム、どっちがやりたい?

塾に行くのと、ディズニーランドに行くのとどっちがいい?

こんな質問は、まったく意味がないかもしれませんね。答えが自明だから。

しかし、子どもたちは受験勉強をしないといけないし、塾にも行っています。つまり、本当はやりたくないかもしれないことを、やらなければいけないことに切り替えて実行しているわけです。

実は幼い子にはこれができない、のです。

セルフコントロールが利かない、とか、がまんができない、とかまあ、いろいろ表現はあるわけですが、結局は「やりたくないことをやる力」を持っていることが「精神年齢が高い」ということになるのだと思います。

例えば、お母さんが忙しい。

「ごめん、お皿洗っておいてくれる?」

と頼んで、ウチの子はやってくれるだろうか、と考えてみてください。

多分、そう多くはいないでしょう。つまり、まだまだ「やりたくないことをやる力」はついていないのです。だから、一人で勉強する、ということも難しいし、言わないと勉強しないというのも当たり前の話かもしれないのです。

一方で、お母さんが病気だったらどうだろうか。

これは結構、やる子が多いのではないか、と思うのです。

ではこの違いは何か?

「他にやる人がいない」

と思うからです。つまり覚悟ができる。これはやらないといけないんだ、という気持ちが明確になれば、できることなのです。

6年生が本気になって勉強するのはだいたい11月です。さすがに試験3か月前。覚悟ができるから、やるようになるのでしょう。しかし、今はまだまだ。

だとすれば、勉強するシステムをつくらないといけない。つまり「やりたくないことをやる力」を持っていない子が勉強する方法です。

一番簡単なのは、お父さん、お母さんといっしょに勉強する方法。

次は私がよくやるご褒美でつる方法。

あるいはゲームにして、遊んでいるのか、勉強しているのか、わからないようにやる方法。

工夫が必要なのです。

「いったい、だれのための受験なの?」

と聞かれれば、当然「自分のため」と答えられます。でも、だからといって「やりたくないことをやる力」を持っていないのだから、できないのです。

と、考えてみればやはり工夫は必要だ、ということがおわかりになると思います。

全包囲評価法、とか、3回ボーナスとか、会社でもやるでしょう?

子どもたちにだって必要なのです。

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公立一貫校と私立の準備を並行させるには?
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普通部のカバン
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新4年生のノート

新4年生になって、塾に行き始めた子どもたちが多いでしょう。

しかし、なかなか塾の勉強になれない。また、ノートがとれない、という子どもは多いものです。

帰ってきてノートを見ると、何も書いてなかったり、あるいはぐちゃぐちゃで何がどこに書いてあるかもわからない。

「いったい、何を勉強してきたの?」

とお父さん、お母さんはつい思ってしまいがちです。しかし、ノートの取り方がまだ充分でないから仕方のない面があります。

ベテランの先生が新4年生に入ると、まずどうやって授業をもって帰らせるか、と考えます。

したがって説明しているときには、ノートを取らせない。

そして説明が終わると、ノートに板書を写させる、というような段取りになるでしょう。

しかし、6年生からすぐ降りてきた先生だったり、若手の先生だったりすると、一気に話が進んで、先生だけ乗ってしまう。結果として、子どもたちは話をきいて盛り上がったけれど、ノートはとれない、ということもあるものです。

ですから、叱るのではなく、話を聞いてあげる。

授業の様子を聞いたうえで、どうやってノートをとるか、教えてあげないといけません。

少しずつ練習していかないと、なかなかノートはとれないものです。

でも、あまりにスピード重視の授業になってしまうと、このくせが最初につかないので、案外伸び悩みます。

だいたいは室長クラスが新4年生の担当には話をしてくれているはずですが、そうでなければ、一応塾と相談してみるとのもひとつの手でしょう。

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第72回 勉強時間
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2月27日の問題
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無理にクラスを上がる必要はない

組み分けテスト、というのはやはり、お母さんたちの方がつい気合が入りがちなものです。

例えばあるクラス以上になると、先生が専任になるとか、そのラインを越えないと御三家には届かないとか、まあ、いろいろあるでしょうが、しかし、私は子どもに合うレベルで勉強をするのが一番だと思います。

確かに上位に入って自信を得て、さらに刺激を受けて良くなっていく、というのはその通りです。

ただし、それはそれなりに本人に力がついていないと、当然のことながら続かない。むしろ、プレッシャーがかかり、さらに上辺だけわかったようなふりをすることになりかねない。力がついて上がって行けばいいのであって、それまでの間は、子どもに合うレベルに入れば良いのです。

問題は、そのレベルでやるべきことをちゃんとやるということ。問題がやさしくなった、と思っても実際に解けなければ意味がないのです。やさしいから、解ける、ということであれば、自分で難しい問題を考える時間を作ればいいだけの話。つまりは勉強を自分で創る、という意識を持てばいいだけなのです。

ところが塾ベッタリになってくると、その意識があまり働かない。塾から与えられたものだけをやる、ということになってしまうから、塾の組み分けに対する忠誠心が高くなってしまうのです。

以前、学校別のクラスに入るのに最初に資格試験があって、それに落ちた子がいました。

まだ入試半年前なのに門前払い。

それはやはりおかしいのです。だからその子は、やり方を変えて自分で学校別の対策を始めました。それでいいのです。

そういう対策というのは、いろいろやろうと思えばできることであって、与えられるものを待っているだけでは子どもの成績にはプラスになりません。

子どもは、まだそういうところに考えが及ばないから、お父さん、お母さんが上手にヒントをあげるべきところなのですが、ついお母さんの方が組み分けに対する忠誠心が高くてそこに眼が行っていない。

子どもに合わせた勉強を創らないと、事態は改善しません。

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数の性質の問題
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通学時間
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チームをやめられない子


新6年生になって、塾も忙しくなってきたから、そろそろ野球やサッカーはお休みにしよう、というご家庭は多いかと思います。

しかし、中心選手になると、なかなか休めないという場合も少なくありません。

「練習は1回でいいから、試合だけ出てください。」

「彼がいなくなると、チームが成り立たなくなるから、夏の試合まではがんばってください。」

と監督やコーチに言われ、あるいは他のチームメイトにもそんな話をされると、なかなか休むとはいえなくなる。

私は、できるならば続けた方が良い、と思っています。

もちろん勉強はしないといけないが、やめても本人が気になって集中できないことが多いのです。

「今頃どうしてるかなあ。」

という気持ちが残っていると、勉強は進むものではない。

それならば、上手に時間をコントロールして、できる時間でプレーを続け、その残りの時間もまたうまく使って勉強する、というようにしていくのが良いのです。

かえって時間が大事だということがわかってくるし、時間がないならないなりに、いろいろ工夫をしていこうという気持ちになるものです。

それに、その分だけ貴重な体験を続けられるわけだから、子どもの成長にプラスにならないわけがない。

というので、「やめなければいけない」とは考えないようにしてください。

少なくとも夏休みまでは、まだ何とかできるものです。

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お金の話
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中学受験 算数オンライン塾

2月25日の問題
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何かを変える


同じ塾で5年生から6年生に進級すると、やはりそれほど勉強の仕方が変わるわけではありません。

2月から新6年生にはなったものの、宿題をやったり、復習をやったりしているが、相変わらず成績は上がらない。という場合は、このままではやはりいけないと思うのです。

確かにカリキュラムが終わるまで、毎週のように新しいことを勉強していくわけだから、それに追われている、というのはわかります。

しかし、結局その理解が充分でないから、成績が悪いわけで、理解不充分のところにさらに不充分を積み重ねても、もっと不充分になるだけの話なのです。

だから、具体的に何かを変えないといけない。

例えば、本当に基礎がわかっていない、ということであるならば、それは反復練習が必要でしょう。そのための時間がないとすれば、やはり時間を確保していかないといけない。

今の塾は総合塾ですから、科目的にある程度バランスがとれています。だから、どの科目に力を入れる、というのがなかなか難しい。でも同じやり方をしていても埒が明かないのだから、ここは手を打つべきなのです。

パッケージになっている塾はこの調整が利かないのが困るのです。ただ、ひとつ方法はある。

休む。

これは、塾には明確に伝える。

「しばらく木曜日は行きません。」

もちろん、相手は疑心暗鬼になるでしょう。だから、明確に「基礎の練習をする」と伝えます。

「じゃあ、塾でやりましょう。」

に乗ってはいけません。だって、今までできていないのだから。

何かを具体的に変えて、まずここまではできる、という実績を積むべきです。

毎週のカリキュラムと塾の宿題をやって、成績が上がらない、ということは「効果がない」と、考えるべきです。

だから具体的に手を打つ必要がある。

それを曖昧にしていると、時間ばかりが過ぎてしまいます。

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勉強しない理由
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400点満点
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塾の日の夕食のヒント

6年生になって、塾が遅くなった子どもたちも多いでしょう。

今までは、何とか家に帰ってからご飯が食べられたが、さすがに6年生になるとかなり遅くなります。

で、この対応が大きく分かれる。

つまり、塾でお弁当を食べて良い塾と、一切食べさせない塾があるのです。

食べさせない塾の論理は2つ。

1つは眠くならないこと。もうひとつはお母さんに負担をかけないこと。

しかし、子どもたちは相当おなかがすくでしょう。慣れればまあ、大丈夫ということではあるのだが、しかしやはり塾に行く前に何等か食べないといけないから、この準備には工夫が必要になります。

子どもが帰ってくるときにちょうどいない場合は軽食を冷蔵庫に用意しておいて、チンして食べるようになっていたり。あるいはお弁当を作って、家で食べてから出かけるということもあるかもしれません。

一方、お弁当を持っていくのも、これは大変で、早めに作らないといけない。用意できなければ、子どもがコンビニなりで用意して持っていくしかなくなるわけです。

お弁当があっても、なくてもやはり、お母さんには負担がある、わけです。これが1年続きます。

本当は8時ぐらいには終わってくれるのが良いのだが、なかなか6年生を早く帰してはくれません。しかし、子どもたちは大事な成長期なので、そこそこ食べた方が良いのです。

で、ヒントとしては、つなぐ

最後に家で食べることになるのだから、その間つなげればいい。フルにお弁当でなくとも、サンドイッチでもおにぎりでも、あるいは肉まんでもいいかもしれない。ちょっとつなぐだけでだいぶ違います。

それに勉強しているときは、食べることが良い気分転換にはなるので、そういうことを考えてあげるといいでしょう。

ある子はなぜか、どら焼きでした。

「どら焼き、好きだねえ」

と声をかけると、

「大好き。これがあるだけで楽しい」

と言っていました。そういう気分転換は大事でしょう。でも、あれは絶対ドラえもんの影響だと思うんですけど。

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水溶液の問題
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中学受験 算数オンライン塾

2月23日の問題
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ドジノートのすすめ(田中貴.com通信より転載)

これから勉強していくうえで、一番大事なことは「できなかった問題」をどう復習するか?という点です。

最近は塾の日数が増えたために、塾でやる問題が増えて「できなかった問題」の復習がおざなりになってきているように感じます。しかし、できなかった問題をできるように勉強しなかったら、いつまでたっても力はつきません。

私は塾の日数を減らして、むしろ自分でできなかった問題をやり直す工夫が必要だと思います。

その中心がドジノートです。

A4のルーズリーフを用意します。

できなかった問題は、すべてこのノートにまとめます。

表は問題だけ。裏に解答、解説を書きますが、面倒であれば、プリントを切り刻んでもいいし、コピーを貼ってもいいでしょう。

問題と答えがわかればいいので、美しい必要はありません。

ただし、必ず大問1問につき1枚を考えてください。

そして、それができたら、別の綴じノートを用意して、それをどんどん解いていくのです。

といてわかれば、ドジノートから外し、別のバインダーに綴じます。

できなければドジノートに残ります。こうやって分類していくと「ドジノート」にはできない問題が残りますから、これを減らしていくことが勉強になるわけです。

で、一度自力でできた問題は潔く、バインダーから外してください。

もう一度やったらできなかった、ということもあるかもしれませんが、それは気にしない。じゃないと、どんどんたまる一方ですから。

組み分けテストも模擬試験も塾のプリントも全部やります。ということは、1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題 という量をコントロールする必要があるのです。

できない問題がたまってしまえば、それは塾が多すぎる証拠です。

これはまず算数と理科の計算問題についてやってください。これをやるだけで相当子どもたちの力は上がっていきます。

ただし、あくまで

1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題

というコントロールを忘れないでください。これが失われると、逆にどんどん子どもの成績は下がっていきますから注意が必要です。


田中貴.com通信2月12日号より転載。)

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2013年入試を振り返って(3)
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国民の祝日に関する問題
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缶切りと栓抜き

昨日、テレビを見ていたら、缶切りと栓抜きを小学生が使えない、という話を聞きました。

そういえば、そうだなあと思うのです。

今はビールやジュースは缶、あるいはペットボトルが多い。缶詰はプルトップ型になっているので、缶切りがなくとも開けられる。

したがって、缶切りも栓抜きもあまり使ったことがない。

ということは、てこの問題なんかで、缶切りや栓抜きの問題は「なんだああ?」ということになるのでしょうか。

そうなると、ぜひとも出してみたい、と思う先生はいるかもしれないなあ、と思います。

例の缶切りの支点はどこ、力点はどこ、という問題。

使ったことがないんだから、当然、どこが作用点なのかわかりにくい。栓抜きも同じでしょう。

もし機会があれば、ぜひ使わせてみてください。

でも、すでに台所から消えたりしているのかもしれませんが。

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2013年入試を振り返って(2)
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2月21日の問題
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計算練習の仕方

「6年生になったから、今年は受験学年だから、毎朝、漢字と計算はしようね?」

と諭されて、毎朝計算の練習をしている受験生は多いと思います。しかし、多くの子どもたちはたくさん、やりすぎているでしょう。

大人でも、分数と小数の複合計算を10題みたら、もうやる気はない、最初から「面倒だなあ」と感じると思います。また、多くの学校で、入試の計算問題というのはせいぜい2題か3題。他にも聞くことはあるわけだから、計算問題はそのくらいになっているのです。

だから、10題練習する必要はない、と私は思います。毎日3題。これで充分。

ただし...。

絶対間違えはいけません。

そんなあ...。

しかし、計算は間違えないように練習するのです。だから練習のときから間違えてはいけない。

だから検算をする。といって、後ろからやるのではない。その場、その場で計算を確認しながらやる。

見直しをしながらやるのです。

10題なら、とんでもないが2題か、3題ならできます。そして

「この計算は絶対に間違えていない!」

という確信をもって答え合わせをするようにしてほしいのです。

お母さんが、○つけをしたら、記録をとってください。

5日連続、全問正解だとアイスクリーム。10日連続、全問正解だと、漫画。なんてのはどうでしょうか?

こういう記録はほめるためにあるようなもの。ぜひ、ご褒美とセットにして楽しみながらやってください。

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第71回 なぜ中学受験をするのか
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中等部 実技試験
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カリキュラムテストの功罪


ほとんどの塾ではシラバスというか、カリキュラムが決まっているでしょう。少なくとも中学受験に出る範囲は6年生の夏休み前までに一応履修を終える、ということで段階的にカリキュラムが組まれます。例えば、算数と理科でもお互いのことを考えてカリキュラムを考えます。電気にしろ、水溶液にしろ割合や比がある程度自在に使えるようになってからでないと勉強しても難しいだけなので、どうしても算数がある程度進んだ時にやることになるから、6年生の前半に集中します。

で、カリキュラムがあれば、それがどのくらい理解できたかをチェックするためにカリキュラムテストがあり、これが多くの塾では組み分けに使われています。

昔は週例テストの方が多かったのですが、やはり忙しすぎる、というので組み分けやカリキュラムテストはマンスリーが主流になりました。ところが、この月例というのが、結構くせものなのです。

つまりテスト前に覚えればいいや、というので、その週、その週はなんとなく理解や作業をぼかしてしまう。その分、試験前にはそれがたまるから必然、試験前は忙しくなる。まあ、どこの中学でも見られる風景なのですが、しかし、こと受験はそれではいけないのではないか、と思うのです。

最終的な目標である中学入試というのは、何がでるか、わからない。だから、そこまでに力を培うわけですが、カリキュラムテストというのは、出るものがある程度しぼれるから、つい対策をしてしまう。

結果として漢字をやったり、社会や理科の知識を覚えることに時間を費やし、肝心の算数の時間が減ってしまっているのです。

私は、もう6年生になったらカリキュラムテストの前の一夜漬けはやめるべきだと思います。そういうことをやっているから、算数に時間が割けない分、算数がなかなか上がらない。特にこの時期は算数が大事で、力をしっかり培わないといけないのですが、それにエネルギーをかけていられない、という状況になっているのです。

一度、何の準備もせず(とはいっても毎日のことはちゃんとやって)、組み分けテストを受けてみてください。多少、上下があるだろうが、結局試験対策をやってクラスを維持しても、最終的には落ちてしまうものです。

それだったら、今からしっかり入試を意識して、「何が出てもどんとこい」ぐらいの気持ちで組み分けを受けられるようにした方が良い、と思うのですが。

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平面図形の問題
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2月19日の問題
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