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過去問に呑まれる子

最初のうちは、過去問の点数が悪い、という子が多いでしょう。

しかし、本当のことを言えばもっととれる。もっと良い点数になるものなのです。

が、過去問に呑まれていることがあって、「できないんだろうなあ」→「ああ、やっぱりできない」という思考になりがち。

一緒にやってみて、「ここは簡単だ」「これは取れないと」などと言っているうちに、本人もだいぶ感覚が変わってくる。

「なんだ、そんなでもないかな」

こういう経験がこれから大事になります。結構勉強してきているので、解ける問題はあるもの。ただ、しっかり問題を読み取れていなかったり、つい飛ばしてしまったり、で、できなかったりすることも多い。

だからさっさと始めましょう。練習すれば、呑まれることもなくなります。




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8月31日の問題







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スクールカラーとの相性が一番大事

それぞれの学校には学校創立以来脈々と培ってきたスクールカラーがあります。例えば宗教法人から生まれた学校は、ある程度の規律を子どもたちに要求する。

制服の着方から、学校内での過ごし方まで細かい指示がある場合もあるでしょう。これがうるさくていやだ、という子がいます。

しかし、それは全員ではない。むしろそういう生活で自分のペースができるから、その方が良い、と思う子もいるのです。

つまりスクールカラーの善し悪しというよりも、相性の善し悪しといった方が大事になります。その学校のスクールカラーに合えば、学校生活は充実するだろうし、逆に反発が強くなれば学校に行くこと自体がつらくなる。

自由がいい、と思っていても、その自由を奔放とはき違えて努力を怠るようになると、それは本人にとってよかったかどうかわからなくなる。

自分で気がついて、ちゃんと努力するようになればいいが、そうならない場合もあるわけで、そこを見極めておかないといけないのです。

じゃあ、管理型がいいかとも言えないところはたくさんある。管理型はやらされることが多い分、それに反発してやらなくなる、ということも十分にあり得る。

我が子の性格から考えて、どういう学校がいいだろうか。本人ともよく話をしながら決めていきましょう。





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ズルは意味がない、と悟ってからが本番

子どもたちはまだ幼いところがいろいろあるので、しんどいと思えばいろいろなズルが出てくる。

例えば試験中のカンニングもそうだし、宿題の答えを写してしまったり、あるいは過去問でも同じようなことが起こるかもしれません。

で、そういうことをいろいろやったうえで、ある時「ズルは意味がない」と悟る。

ここからが勝負です。

もともと最初から「ズルは意味がない」とわかっていればいいが、いろいろ環境があるので、そのプレッシャーに押されて「つい、ちょっと」とやってしまうことは多々あるもの。

でも、カンニングが見つかれば、学校は黙って落とすし、本人に力がなければ合格しない。

そういうことが一連わかってくる学齢が、実は小学校6年生の秋なのです。で、そこから本人のエンジンががぜんかかってくる。

ズルは意味がないよ、と家でも塾でもいろいろ言われているが、しかし最後本人がそれを悟ってしまわないといけない。だから周りは言い続けることが大事です。

あとは、本人次第、というところはあるけれど、でも多くの子どもたちが悟ります。




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8月29日の問題







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親の第一志望、子の第一志望

子どもたちが思う第一志望が、やはり第一志望です。

しかし、なかなか難しそうだ、ということもあるでしょう。一方で親の第一志望というのもあります。

この学校に入ってくれたら、もう御の字、みたいな感じ。

そういう学校をしっかり考えてあげておくのは親の大事な仕事です。

子どもたちが入りたい学校はそれでしっかり対策しましょう。でも、親の第一志望も外さないようにしてもらいたい。

最後、それが効いてくることがあるものです。




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やっていることが志望校に比べてオーバースペックということはよくある

塾は、なるべく全員に同じことをさせたいから、どうしてもいろいろな要素をカリキュラムの中に加えます。

やる問題にしても、いろいろな学校に対応できるようにする、ということは、自分の志望校に合わないということはよくあること。

さらにオーバースペックなことをやらされて、かえって自信を失うということもあるのです。

模擬試験も1種類の試験ですべての学校の合格可能性を出そうとするから、そういう傾向は必ず出てくる。だから、あくまで志望校の出題レベルを見据えながら、確実に点数を取る練習をしていくことが大事です。

オーバースペックなことをやらされて自信を失う、というのは一番もったいないので、そこを気を付けてあげてください。




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早く始めて追いつかれるのは精神的にあまりよくない

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8月27日の問題







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後期の計画を立てよう

そろそろ夏休みが終わった地域もあります。夏期講習は地域ごとに終わりの時期が違いますが、比較的早く終わったところもあるかもしれません。

なので、来週ぐらいからは新学期の授業がスタートします。

で、まずはしっかり後期の日程を確認して、学習の計画を立てましょう。

何をやるか、何をやらないのか、明確に絞り込んでいかないといけません。

あれも、これもと思う気持ちはありますが、塾の日数も増えるし、宿題や復習、さらに模擬試験のやり直し、と前期よりもやることは確実に増えます。

それに過去問もあるから、何をやるのか、いつやるのか、明確にしていかないといけない。

時間がなければ、それはもうできないと決めてしまわないといけません。

やれることを確実に、ていねいに実行していくことで力はついていくので、目移りすることなくやるべきことに集中していきましょう。




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簡単にあきらめない

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入試前にできる限り失敗する

入試で失敗しないためには、それまでに失敗する必要があります。

これは、とても大事なこと。

模擬試験でミスをする、問題を読み違える、自分の字を見間違える、いろいろしでがしてくれると思うのですが、それも大事な経験。

そういうことをする可能性があるのだから、それを防ぐにはどうするのか?

字を少なくとも見間違えない程度にはきれいに書く必要がある、ということがわかればいいのです。

ていねいに書きなさいと今までサンザン言われても、ピンとこなかったかもしれませんが、こういう間違いをするとやはりよくわかるようになる。

だから失敗は成功の母です。

ただし、失敗したら、必ずその対策を考える。ただ失敗して終わり、では成功には結び付きません。




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仕切り直す子

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8月25日の問題







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敵?を知らずにどうやって戦うのか

過去問は敵ではありませんが、しかし、入試問題と格闘するわけだから、やはり相手のことを良く知って戦わないとそう簡単に勝てるわけではない。

塾は、あまり過去問を重視しない傾向にあります。

これはいろいろな理由がある。特に集合塾では、子どもたちそれぞれの志望校が違うのだから、それに対応するためには個別対応をしないといけない。

これは集合塾というスタイルとは合わない。集合塾はなるべく同じことを子どもにやらせたいから、そこにこだわると過去問を重要視できなくなるのです。

だから、ここは家庭でしっかりやらないといけない。

同じ問題は出ないが、明らかに似たような問題は出るのです。だからそれを知って対策をやらないと効率は上がりません。

出ないことをやる必要はない。これは受験対策ですから、出ることに集中しましょう。




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無理は続かない

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最後に伸びる子

合格する要素というのは、いろいろあるでしょうが、特に大事だと思うことが2つあります。

1つは精神的にタフであること。

これから入試まではいろいろなことがある。模擬試験の成績が良いとは限らない。勉強しているのに、成績が上がらない、という場面もあるかもしれない。

しかし、そういうことにたじろがず、「絶対合格するぞ」と思って勉強を続けられるタフな気持ちがまず必要でしょう。

もうひとつはていねいなこと。

ていねいにやるということは、たくさんのことはできないかもしれない。時間がかかるから。しかし、ひとつひとつ、確実に身に付けていく。一問、一問、正確に解いていく。そうなると正解率が上がってくるので、本人も自信がついてくるから、さらにていねいになる、という良い循環で進む。かなり高い確率で合格していくでしょう。

ただ、これを最初から兼ね備えている子はそう多くはありません。また、今の子どもたちはたくさんのことをやらされているから、ていねいさはなかなか身につかない。

ところが、これからの数カ月で、その両方を手にする子どもたちがいるのです。

これが最後に伸びる子。

勉強していきながら、気持ちの切り替え方を覚えたり、自分のミスを見つける方法が身に付いたりして、力を伸ばしていくのです。

そうなるためには、家族みんなでプラスイメージを持つことです。あまり悪いことは、お互いに考えるのはやめて、今できることに集中する

もちろん注意することは必要なのだけれど、本人がへこむようなやり方をしない。これをこう変えれば、うまくいくかもしれない、と考えさせるように仕向けていくことでしょう。

これからしっかり戦略を作って、それを確実に実行していくことで、最後に伸びる子に仕上げていきましょう。




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ゴリゴリ計算するな

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8月23日の問題







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何となく夏休みが終わりそうな子

いろいろ計画を立てたし、塾の講習も行ったし、ということで夏休みが終わりそうなのですが…。

しかし、取り立てて何か達成感を感じない、という場合もあるかもしれません。しかし、それなりにはちゃんと勉強している。

ただ、この成果が結果につながるのはもう少し時間がかかります。9月の模擬試験で結果がすぐに現れるのは少数派。

どちらかといえば点数が下がる場合もあるでしょう。実は勉強して、混乱が始まるところも多いのです。

カリキュラムテストはその月の内容をある程度やれば点数に結びつくが、これからは何がでるかわからない。

その分、いろいろ混乱してミスを犯す場合もあるのです。でも、それも勉強を続けていくことで解決する。

10月、11月とだんだん落ち着いて点数がとれるようになれば、この夏の成果が現れたと考えればいいのです。

結果を焦らず、コツコツ続けていきましょう。




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つい口うるさく言ってしまう親

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