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課題を細かく見つけ出す

中学受験のカリキュラムが前倒しになってすでに復習回になってかなりの回数がたってきています。

で、それが2学期も続くことになる。

何のテーマということではなく、いろいろな問題がまざって、演習形式になっていく。当たり前ですが場合の数だけの入試問題は有り得ないので、いろいろなテーマの問題を練習していくのはもちろんきわめて妥当なことです。

しかし、毎回同じような演習が続いていくと、ともすると、できなかった問題をやり直しておしまい、ということになりやすい。

つまり、不得意なところを根本的にやり直す、とかここは絶対に覚えていない、というのでそこだけがんばって覚えなおす、みたいなことが時間的に余裕もないからできない、ということになるのです。

これはもったいない。

せっかくいろいろなテーマを勉強して、その穴が見つかっているのに、手を打たない、というのではなかなか力がつきません。

なので、毎週、必ず何を修正したのか、明確にしていくことが大事です。

課題を細かく見つけ出して、手を打つ。

その蓄積がやがて、得点力になって表れてきます。

問題をこなすことに追われないように注意しましょう。

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学校の夏期講習
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中学受験 算数オンライン塾

8月31日の問題
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受験する学校は家庭が決めること


時々、受験校面談をしていて、「先生決めてください。」と言われることがありました。

???

と思ったものです。

だからていねいにお断りして、「何度でもお目にかかりますから、じっくり家庭で考えてください。」とお話しました。

確かにどこだと安全かという判断も難しいし、どの学校が子どもに合うか、という判断も難しい。だが、我が子のことだから、それをないがしろにしてはいけない。

塾のスタッフと話をしていて、

「まだ、良くわかってもらえない。あんなに高い学校ばかり並べたら全落ちしてしまう。」

と愚痴を言う先生もいました。

確かにそういう考えを持つ塾の先生は多いでしょう。でも、全部落ちても納得行く学校しか受けたくない、という選択は存在するはずなのです。

中学受験は高望みになりやすい、とよく言われます。

当たり前のことですが、中学は義務教育なので行く学校は必ずあるわけです。それをあえて受験しようというわけだから、それなりの見返りがほしいし、納得のいかない学校に6年も通って、かつ月謝まで払うのか、というのはやはり考えるべきことではないのかと思うのです。

また親として我が子に大いに期待を寄せるのは当たり前の話。

データはデータでその通りなのかもしれませんが、最後、自分の子だもの、大いに期待したって悪いことではない。

そういうことを含めてやはりお父さん、お母さんと子どもがいろいろ話し合って、やっぱりこうしよう、と決めるべきなのです。

塾は本来、その戦略を聞いた上で、じゃ、あと3カ月何をするか、みたいなことを考えるべきではないのか、とよく思います。

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浮力に関する問題
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今日の慶應義塾進学情報

体育実技とタイム
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慶應進学オンライン
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「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)
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長い拘束時間

6年生の2学期になって塾の回数が増えるのはまあ、よくあることでしょう。

しかし、わけがわからないような長い拘束をする塾も出てきます。

これは単に勉強させる、ということではないようで…。

つまり、他の塾に行けないように、拘束するらしいのです。

そうなると、本当に子どもが自分で勉強する時間というのはなくなり、また自分で工夫する余地もなくなる。

ここはもうちょっと、こうやってみようか、と考える前に、先生から「ああしろ、こうしろ」という指示が出ているから、逆に何も考えなくてもよくなってしまう。

これはさらに逆効果になるわけです。

つまりできるようにならない。

ならないから合格者が減る。そうなると、また疑心暗鬼になって拘束時間を増やす。限界になっているところがあるのではないでしょうか?

本人たちにしっかり考えさせ、自分で勉強する余裕を与えないとできるようにはなりません。

そうすると保護者が困るから、という仮説を立てていること自体がすでにおかしいと、気が付いた方が良いのに、と思うことがあります。

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断定する先生
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中学受験 算数オンライン塾

8月29日の問題
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作られた大変さ?

少子化が進んで、浪人の数も少なくなるし、大学受験の競争率も下がっています。

で、中学受験だって同じこと。本来的に言えば、小学校6年生の人口もどんどん減少しているわけです。ただ、中学受験は受験率が16%前後の話になるから、そんなに大きな影響がないように見えますが、実際はそんなことはない。

明らかにやさしくなっているはずなのです。

大学が定員割れを起こしているように、私立中学でも定員割れを起こしている学校はたくさんあります。

ところが…

どうも、決して受験準備が楽になっているようには見えない。

むしろハードさが増している。そのハードさがかえって受験人口をさらに減らしているところもあるような感じがします。

しかもカリキュラムが1年前倒しになっているから、4年生の前半でもう大変になってしまっている。

これ、おかしいです。

つまり、「そんなことしてたら、合格できませんよ」と焦らされているだけの話。

だってみんなやってるから。

そう、だから大変さがなくならないのですが、最後の最後に、入試でその落差が実感できるかもしれません。

ある校長先生がこんな話をしてくれました。

「近年、うちの学校の合格偏差値はずっと上がり続けています。でもね、入ってくる子どもたちのレベルは下がってるんですよ。」

全体の数が減少するというのはそういうことなのです。

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2月2日以降校の学校別対策
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面接は1日になったが・・・
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目標は自分で考える力をつけること


中学入試で合格点をとるためには、当然、問題が解けないといけないわけですが、問題が解けるというのは

1 問われている知識を知っている

2 問われている問題を考えて解く

の2つがあるわけです。

1は歴史の年号が典型的でしょう。日清戦争は何年に始まった?という問題は知っているか、知らないか、だけの話です。どう考えたって、それを編み出すことはできません。1894年だと知っていれば得点でき、そうでなければ得点できない。

これはわかりやすい。

しかし、2は1と同じではないのです。つまり、解き方を覚える、というようなことはほんの一部の公式にとどまることであって、算数や理科の計算問題、あるいは国語の読解問題というのは、自分で考えて答えを出す。

中学入試の問題を分析すれば、2の方が多いのです。

だからたくさんの解き方を覚える、というのではなくて、その問題をその問題としてとらえ、それを考えて、答えを出す力をつけるということになる。すなわち解き方を100個覚えたからまだまだだが、1000個覚えれば大丈夫だろう、みたいな話では決してない。

これから入試までの間に、何問解こうか解くまいが、その力がついていれば良い、ということなのです。

ところがこういう練習というのは、つかみどころのないところがあって、定量的になりにくい。だから200問やる、とか過去10年分を3回やる、みたいな形になるわけですが、1回だけやっても合格する子は合格するわけで、むしろ自分で本当に考えられるようになっているのか、をしっかり把握するべきなのです。

6年生の2学期になると、塾に通う回数が増えたり、個別指導をつけたり、家庭教師を頼んだり、まあ、いろいろするご家庭が増えるわけですが、しかし、本当にそれらは「子どもが自分で考える力をつける」ことに役立っているのか?考えてみてください。

最近の子どもたちの様子を伺ってみると、何か方向性にずれがあるように思います。

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第150回 やることを増やすのは簡単なことだが…
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中学受験 算数オンライン塾

8月27日の問題
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直前の失敗の切り替え

入試でも、模擬試験でも良くありますが、解けたと思っていた問題がどうも違っている、と気が付く。

例えば試験の間の休憩時間に、他の受験生が「3番は35だろう」みたいな話を聞いてしまう。「え、34じゃないの?」

こうなると、気になり始める。え、34だよ、どこか、間違えたかな? いや、あってるよ。でも、エラく自信ありそうだな。

しかし、出してしまった答えは最早どうにもならない。今できることは、次の試験でがんばることだけです。

ですから、こういうときの切り替え方というのは、そろそろ心得させておいた方が良いのです。

昔は、「簡単だと騒げ」みたいなことをいう先生もいました。他の受験生を動揺させる、みたいな話ですが、まあ、こういうことをやらせても結局本人ができていなければ仕方がないところはあるわけです。

ただ、そういう意図とは裏腹に、それが気になる子はやはりいるので、ここはよく言い聞かせておかないといけない。

過去は変えられない。

これからやることをがんばればいいんだ。

例えば、算数ができなかった、という場合も当然あるわけで、でも、まだ試験が終わったわけではない。残りの科目で逆転することもあり得るから、そこでがっかりしてはいけないのです。

そういう練習としても、模擬試験は大事な機会であることは間違いない。

子どもたちの話をよく聞いてあげるのと同時に、そういう気持ちの切り替え方はぜひ教えてあげてください。

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規則性に関する問題
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知識を覚える
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覚えられない子


6年生の後半になると、やはり知識を覚えてもらわないといけないので、暗記テキストの範囲を決めてテストをします。

範囲も決まっていて、出るものもわかっているのだから、当然、満点をとってもらわないといけない、と言えば簡単ですが、そうは問屋がおろさない。

実際にそれを覚えるのに十分な時間をかけられなければ、ぼろぼろの点数になることもあるわけで、実際にそういう子どももいます。

しかし、お母さんにも手伝ってもらってがんばってやった、にもかかわらず合格点がもらえない子、というのもいます。

「だめなんだ、覚えられない。」

と、テストの前からぼやいている。きっとお母さんともさんざんやったけれど、それでも覚えきれない、ということなのでしょう。実際にいろいろやらなければいけないことがあるのだから、仕方がない部分はあるわけですが、時間切れになってしまう。

で、案の定再テスト。再テストは合格するまでやりますから、下手をすると再テストがどんどんたまってしまう。これは早めに追いつかないとどうしようもないことになるわけです。

だから、最後の方はほぼ毎日やらせる、みたいなことになるわけですが、でも、やはりやってみると覚えられない、ということはない。

つまり、それだけの時間をかけられれば、やはり覚えられるのです。

ここが大事なポイント。

覚えられない、のではなく、覚えるための時間をかけられていない、ということなのです。

確かに他にやることがあるのは充分わかるが、しかし、この先確実に1点を積み重ねることは大事なので、やはり覚えて点数がとれるものはとっておきたい。

その意味では覚えるのに時間がかかる子は、その分の時間を最初から確保するように計画を立ててください。そうでないと、積み残しばかりになってしまいますから。

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学校が始まったら
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8月25日の問題
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第一志望を変える場合


基本的に第一志望を変える、ということは私はあまりやりません。行きたい学校に合格するために、やりたいゲームを我慢し、サッカーも退部してやってきたわけだから、模擬試験の成績が悪いぐらいでは変えない。

何とか合格の目が出てこないか、これを考えるのが塾の先生の役目だと思うのです。

「あ、この成績だと難しいからね。」

って、数字を見りゃあ、わかるわけだから、それを言っても仕方がない話。そこで、あと何をすると合格できる可能性が広がるのか、残された時間が短い分、あれもこれもとやっている暇もないから、優先順位をたてて、要らないと思うものは切り捨て、何とか合格させたいと考えます。

しかし、唯一、第一志望を変える場合があります。

それは本人があきらめている場合。

受験するのは本人ですから、本人ががんばっていろいろなことをやらないと何も変わらない。しかし、本人があきらめてしまうと、もう何も進まなくなる可能性がある。だから、そういう時は本人としっかり話をした上で、目標を変えます。

本人が行きたいと思う学校はそう簡単には変わらないので、難しい部分もありますが、本人がやはり「何とかしたい」と思うことが一番大事なのです。

だから、成績を見て、「あ、無理」とか「これじゃ、受かんないわよねえ」みたいな言葉は安易に口にしてはいけない。

そういうことを言えば、少しは発奮してくれるかもしれない、と思われる方は少なくないが、まず逆効果であることは多いのです。

数字を見れば、本人たちはどういう状況かはよくわかるわけで、それを何とかしないといけない、と切り替えないといけないところを、傷口に塩を塗りこまれるようなものだから、そりゃあ、ちっともやる気がおきないでしょう。

苦しい数字をひっくりかえす、ということはそうたやすいことではないのです。

だからまず気持ちで負けてはいけない、ということはあるわけで、子どもたちにまずその力をつけてあげなければいけません。

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また復習?
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受験しない慶應諸学校の過去問
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合否判定のしくみ


9月から模擬試験が始まります。そして、模擬試験を受ける際に登録した志望校の合否判定というのが算出されてきます。

総合合否判定試験というのは、1種類の試験ですべての学校の判定を行う、というやり方をします。

中学入試は独自入試ですから、それぞれの学校で出題傾向が異なるので、それをなるべく要素として反映させた上で模擬試験を作るわけですが、ただ、合否判定はその学校別傾向に準じた出来不出来で判定しません。

例えば記述式しか出さない学校の判定は、選択肢の問題からは判断しない、というようなことはないのです。

いろいろな要素を盛り込んだ、ということでおしまいにして、あとの判定はすべて偏差値で決めます。

昨年までの合格者の統計から、Aという偏差値で初めて80%の受験生が合格していれば、そのAを合格可能性80%偏差値として決め、それ以上の偏差値を出せば、自動的に80%以上の判定がつきます。

先の話でいえば、記述の問題はできなかったが、それ以外はよくできて、結局合計点では80%偏差値を越えたから合格可能性80%以上、となるわけで、その良し悪しは議論の余地があるでしょうが、しかし、こういう風に決まっているのです。

同様にBという偏差値で初めて50%以上の受験生が合格していればBが合格可能性50%と偏差値となり、50%と80%の間は比例配分というわけにはいきませんが、偏差値に準じで合格可能性が算出されるようになっています。

ではこのデータは当たるのか?

当たるともいえるし、当たらないともいえる。

当たらない場合は、傾向が違うということもあるし、その学校の受験生が集まっていない、という場合もあるでしょう。

例えば上位校のデータが不足していれば、合格可能性偏差値を高めに設定する。でも、実際にそのレベルの子が受験していなければ、そのデータは狂う場合もあるわけです。

つまり、こういうデータに絶対性を持たせてはいけません。あくまで参考のデータに過ぎないのです。

P校だと80%以上だけどQ校だと65%だから、やはりP校にした方がいいかしら、というような迷いは当然出てくるでしょうが、しかし、その位の差なら当然Q校を受験して合格する可能性だって十分にあるわけです。

よく数ポイントの差で考えらえる方が多いのですが、もともとのデータがそこまで細かい判断ができるようにはできていないので、多少の差はあまり気にしない方が良いのではなかろうかと思います。


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力のつりあいの問題
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8月23日の問題
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ミスは絶対に起こるものだという前提で


子どもたちの模擬試験の答案や普段のテストの答案を見ていると、「あ、ここでミスった」というところがいっぱいあります。

なぜ、この計算がこうなるのか。ちょっと見ればわかりそうなものなのに、と大人は思うかもしれませんが、しかし、本人だって実は見直していたりするのです。

でも間違っている。

つまり、それは本人が合っていると思っているから、違うということに気が付かないわけで、こういうことはもう、たくさんあります。

だからミスは絶対に起こるものだ、という前提で考えないといけない。

ミスは起こるはずはない、ではないのです。

ミスは起こる。だから、その発生する確率をなるべく下げる工夫がいる、ということです。

ゼロにはまずならない。パーフェクトというのは、本当に難しいのです。

だから子どものミスは分析しないといけない。

どういうミスが起きやすいのか。

そして、その対策法を具体的に考える。

どうすれば、このミスは防げるのか。

「ていねいに解きなさい」と注意してもあまり意味がない。だって、本人はていねいに解いているつもりなのだから。

といってたくさんのチェックリストは実行が難しいのも事実なので、やはり優先順位を決めてひとつずつつぶしていくしかないでしょう。

これからこういうことを細かに詰めていくことで、点数を上げていかなければいけません。やる問題数を増やすことよりも、具体的な手順を実行していくことが大事です。

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根気の育て方
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2015年慶應湘南募集要項
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