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歴史はどこまで掘り下げればいいか?

中学受験の歴史は、日本史に限られますが、日本史といっても相当範囲は広くなります。

レベルとしては高校受験レベルもあれば、大学受験レベルもある。いったいどこまで掘り下げていけばいいのか、ということになると、これは各塾が出している暗記テキストがひとつの目安になるでしょう。

例えばある塾の暗記テキストで鎌倉時代をひもといてみると、

1192 源頼朝、征夷大将軍になる。
1203 金剛力士像
1205 新古今和歌集
1221 承久の乱
1232 御成敗式目
1274 文永の役
1281 弘安の役
1285 円覚寺舎利殿
1297 永仁の徳政令
1333 鎌倉幕府滅亡

ということになります。例えば北条泰時が執権になるのは1224年ですが、この辺が微妙な位置。1321年 院政の廃止、はやはり範囲外、という感じでしょう。

つまり、中学受験の歴史はやはり出るものが決まっている、と考えてしかるべきであり、その範囲は各塾が研究してテキストや問題集にまとめているわけですから、これを利用するのが一番効率的だということになります。

例えばたまに、この範囲を逸脱した問題が出題されることがありますが、その正解率はやはり低い。つまり、多くの受験生ができない問題は、別にできなくても気にする必要はない。

ただし、みんなができる問題はきちんと得点しなければならない。みんなができる問題とは何か?みんなが勉強している範囲だから、これは塾の暗記テキスト、と結論づければ良いのです。

社会はそれでも地理、歴史、公民とあるわけだから、細かいことを気にしだすともうきりがありません。

したがって、塾のテキストをしっかり仕上げて、あとは過去問の演習で仕上げる、と段取りを決めてしまってそれに集中しましょう。

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