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母国語の怖さ

国語の読解の練習をするとき、文章を読む間はできればとなりに誰かいてほしいと思います。

そして、子どもたちの知らない言葉はどんどん教えてしまう。

文章の意味がわからなければ、当然、問題はまともに解けるわけがない。少なくともある程度正しい理解をしていないと、とんでもない答えになってしまう場合があるでしょう。

だから少なくとも語彙はどんどん教えてしまった方が良いのです。

これについて、辞書を引かせた方が良い、と思われるかもしれませんが、それだと子どもはあまりひかない。

それが母国語の怖さ、です。

これが外国語なら辞書を調べるかもしれませんが、ある程度意味がとれているので面倒なことは避けてしまう。

結果として、やはりよく分かっていない、という状態になるのです。

実際に意味がわかれば、あとは本人が問題を解けばいいので、文章を読むときだけはいてあげてください。

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水溶液に関する問題
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地図と鉄道
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なぜ、この答えになるのか?


算数の問題を解いていて、答えあわせをしてみる。

すると自分の答えが違う。なぜ違うのか、すぐわかる場合もあるでしょう。

あ、ここで計算間違いをしている。あ、三角形ABCではなくて、三角形ACDの面積か、みたいな間違いもあるでしょう。

しかし、そうでないこともある。

なぜこの答えになるのかがわからない。

そういうときはまず解説を読んでみるといいのですが、その解説を読んでも今ひとつわからない、ということはあるものです。

で、そんなことをしているとあっという間に時間がたってしまって、本当は1ページやるはずだったのに、そこまで全然行かない、ということもあるでしょう。

だからといって、その解き方を解明できなければ、その時間は勉強にならない可能性があるわけです。

これは多くの方が間違っている。

それでもたくさんの問題を解いた方が良いか、といえば実はそうではない。

できる問題はほっておいてもできるのだから、いいのです。

それよりもこのわからない問題を何とかした方がよい。

最後に先生に質問してもいいが、すでに解答、解説があるのであれば、そこで何とかケリをつけた方が良いでしょう。そうしないと先生に聞く問題が増えるだけになる。

そして、実はその奮闘が、本当に子どもの力をつけるのです。

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管理型受験校と放任型受験校
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2月27日の問題
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大事な日曜日


まだ日曜日の授業が始まっている塾はさすがに少ないでしょう。

6年生の後半は土曜日、日曜日と塾で過ごす時間が長く、指導する先生たちも土日かりだされるので、まあ、かなりハードな暮らしになるわけですが、それは一応9月以降、ということになっているので、それまでの間は日曜日は授業がない塾がほとんどでしょう。

なので、まあ、家で勉強できる時間でもあるが、しかし1日中勉強しているわけにはいかない。

そんなに長い時間、やってもそう効果が上がるわけではありません。

毎週、相当な時間受験勉強に費やすのだから、日曜日は多少なりとも気が抜ける日にしておきたい。

例えば計画を立てて、平日のスケジュールをしっかりこなせていたら、日曜日は一日遊んでもイイ、ぐらいのご褒美はあってもいいのではないかと思います。

まだまだ受験まで先が長いので、ここから息を詰めていったら最後まで持たない。

家族の時間も大事ですから、遊びに出かけてください。

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組み分けテストは気になるが
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何らかの負担減を
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まずは15分

机の前に座っていても、じゃあ、勉強しているのか?といえばそうではないことがたくさんあるでしょう。

実際に授業中であったとしても、実際に子どもの集中力はそんなに続くものではありません。例えば50分、真剣にずっと聞いていられるか?といえばそうではない。

だから、授業をする方も間にいろいろな遊びをしたり、雑談を挟んですこし緩めたりするわけです。

で、当然のことながら家の勉強もそんなに長時間、ずっと勉強できるわけがない。

だからといって、そうちょくちょく、冷蔵庫にやってこられても困るわけです。

そこで最初のウチは15分刻みのスケジュールにしてみると良いでしょう。

まず算数を15分。5分休憩ののちに理科の問題を15分。つぎに国語、と言う具合。だから後後また算数にもどってもいいわけです。

大事なことはその15分で完結するものにする。

例えば問題は2題か3題で終わりにする。

その15分がだんだん長くなってくればいいわけで、まずは15分集中できなければ長い勉強ができるわけがない。

ということで、まずは15分集中して勉強できるようにしてみましょう。

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第176回 この結果をベストにするためにはどうすればいいか
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2月25日の問題
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2015年受験率

森上教育研究所が今年の中学受験率を公表しています。

東京・神奈川中学受験率

これは2月1日の受験者数を比較しているもので、今年はサンデーショックでしたが2月1日が日曜日だからといっても、受験しない受験生が増えるわけではないので、大方、その年の東京、神奈川の受験規模を見ることができます。

今年は合計が35764人で、受験率が12.3%。

そんなに受験率が低いわけがない、と感じられるかもしれません。小学校によっては2月1日が学級閉鎖状態だったところも当然あるわけですが、しかし、全体から見ればそういう数字になるのです。

今年は受験率は昨年とほぼ変わりませんでした。これは受験者も減ったが、総員も減ったので、同じだった、ということで、ほぼだいたいこの辺で下げ止まりかな、という感じがします。

が、今年の12才人口は、全国でおよそ117万人ですが、今の0才の人口は104万人とずっと減り続けていきます。

先日塾の新規事業の話が特集された番組がありましたが、これからさらに市場の増加が見込めることはないので、新たなビジネスに事業を転換していくところが増えているそうです。

第二次ベビーブームの時は、1学年で約200万人いたので、それと比較するとすでに半分になってきているのです。

浪人の数は第二次ベビーブームのときは全国で41万人いましたが、今は7万人程度。

したがって、本当は競争は厳しくなくなっているのです。

にもかかわらず、塾の勉強がハードになっているのは、やはり塾が生徒を囲い込んで競争させているから、ということなのです。

一方で学校の先生は「さほど優秀ではない」と思っているフシがあり、その辺が近年入試問題がやさしくなる傾向にあるもとなのかもしれません。

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つるかめ算
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擬音語に関する問題
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幼い子

精神年齢が幼い子、というのはまず一見してかわいい。

だからつい、親が手を出していることが多いものです。本当は自分でできるはずのことを、ついついやってしまう。

やってもらう方は「やってくれるなら、ラッキー」と思っているから、自分でやらない。

ここで幼くない子は「いいよ、自分でやるから。」というのですが、そういう反応はないのです。

また、かわいくなくても(?)自分をコントロールするということはまだまだ、ということが多い。

頭でやらなくちゃいけないことがわかっていたとしても、他にしたいことがあれば、そっちへ関心が行ってしまって、戻ってきません。

だから中学受験には向かない、ということになるわけです。

しかしながら・・・。

やはり子どもは成長するものですから、どこかでそこから脱してくる。

だからそこまではやはり多少親もガマンしておく、というのが大事です。

遅かろうと、うまくできなかろうと、これは本人が自分でやるべきだ、ということは自分でやらせる。

そして、辛抱強くできるようになるまで待つことです。

そこで、「もういい、お母さんがやってあげるから」などとは決して言ってはいけません。





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比や割合でつまる理由
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2月23日の問題
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わからないことをごまかさない

教室で「わかったふり」をする子どもたちをたまに見かけます。

どうして、そういうくせがついてしまったのか、わからないが、「わからない」ことは恥ずかしいことだ、と決めてかかっているところがある。

小さいころから期待に応えようとしてがんばってきたのだが、どこかで限界がきて、後はもうごまかすしかなくなってしまったとしたら、それはやはり直さないといけない。

わからない、というのは恥ずかしいことでは決してない、ということはまず教えておかないといけないことだと思います。

世の中、わからないことはたくさんある。

しかし、勉強していく過程で、わかるようになることもあるわけで、その結果を大事にすればいいのです。

最初からわからなくても心配しない。

わからなかったら、また教えてもらうなり、また調べ直してもいいかもしれない。

その繰り返しの中で、だんだんわかっていけばいいのだ、ということをまずはしっかり「わかってもらう」必要があるでしょう。

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まずは一緒に勉強してみる
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節句に関する問題
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算数の復習はできなかった問題をやり直すこと


最近は復習型の塾がほとんどになりました。

授業で初めて習って、多少なりとも問題を解いて帰ってくる。で復習をしてください、と塾には言われているが、どうします?

できた問題の解法をツラツラと読んだところで、それは眠くなるだけの話です。

できた問題はもうできたのだ、でいい。

もちろんアテカンであたったという問題もあったかもしれないが、それが本当にわかっていなければまた、後からあぶり出されてくるからあまり気にしない。

それよりも明確に「できなかった」という問題の中から「これはできなきゃいけない」という問題をしっかりやり直すべきなのです。

ただ、今は塾で扱う問題が多かったり、あるいは宿題に出される問題が多かったりする。

そんなにたくさんできやしない、ということであれば、これはもうとっと絞り込む以外に道はないわけです。

本来は「これはできなきゃいけない」と思われる問題にしるしがついていた方が良いのだけれど、案外そういう塾は少ない。

とにかく全部やってもらわないと、みたいなところが多少なりともあるわけですが、それだと時間が足りないので、ある程度これは、と思うものをがんばってやり直してください。

それができるようになればいいので、解き直してもまだできなければ、どうやったらできるのか、ぜひ解答を読み込んでみる。

それをまたやり直せれば本当はいいのだけれど、今は毎週、毎週新しい問題がやってくるので、それはどこかにとっておいて、総合の時間とか組み分けテストの前にその中から問題を何問か引き抜いてやってみると良いでしょう。

そうやってできない問題が減ってくれば、必然、力がついてきている、ということなのです。

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2月21日の問題
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通学時間

東日本大震災直後、やはり、子どもが通学中に震災にあったことを心配するご家庭が増えました。

それまで多少、時間がかかっても行きたい学校に行けばいい、という考えもあったとは思うのですが、やはり1時間以内にしておいた方が良いと思っています。

朝練はありません、という学校もありますが、朝練習をする方が良いという場合もあるでしょう。そういうときにあまり通学時間が長いと、負担が大きくなる。

ある程度大きくなれば、長時間通学にかけることも可能ではあるのかもしれませんが、やはり中学1年、2年のころは成長期てもあるので疲れやすい。

よく中学生が電車の中で寝てしまい、そのまま終点まで行ってしまう、ということがありますが、やはり通学時間は短い方が便利でしょう。

学校選びのときに、いろいろな判断基準があるとは思うのですが、通学時間は大事な要素です。

引っ越す予定はない、というのであれば、やはり1時間以内で通学できる学校を選んだ方が良いでしょう。

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自由な学校のねらい
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行きたい、行かせたいが一番


志望校を決める条件はいろいろあるでしょう。

スクールカラー、通学時間、大学の合格実績、クラブ活動、いろいろ要因はあるけれど、それを何点、何点と数字化してもやはりピンと来ないところはあるでしょう。

しかし学校説明会を聞いて、「あ、この学校に行かせたい」とか文化祭に行って「この学校に行きたい」と思うことは多々あるわけで、それは何が良かったか、まあ、はっきりとはしないのだけれど、でもいい、みたいな気持ちが湧くことはあるわけです。

で、それが一番いいと思うのです。

フィーリングが合う、という感じが一番わかりやすいかもしれませんが、自分がそこにいて、あるいは自分の子どもがそこにいて違和感がない。

きっと楽しいだろうなあ、と思えるのがやはり一番です。

大学の合格実績なんかは、多少何とでもなるところはあるが、フィーリングが合わないとなると学校生活が長い分、つらくなります。

だから見て、聞いて、これはいいな、と思うことが一番大事です。

で、もしそういう学校があるのなら、そこをまず狙ってみる、というのが大事です。

偏差値はまだまだ、と思うところがあっても、それが決まったとたん、本人ががんばり始めるということだってあるので、まず、狙う、という姿勢を貫いてください。

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良く出るものをまずやる
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2月19日の問題
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