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夏期講習がない時間帯

今はお父さん、お母さんが仕事をしているご家庭が多いので、夏休みは子どもだけになる時間が増えます。

夏期講習に行っている時間は、まあ、人が見ててくれるから、とは思うものの、親がいない時間ずっと夏期講習があるわけではない。

夏期講習のない時間帯、家で子どもたちは勉強しないといけないわけですが、そこが実は問題で、食事の問題を含めて困ることが多いのです。

小さければ学童、ということになるのでしょうが、しかし、学童に行けば当然勉強はしないだろう、ということになるので、親としてもここが工夫のしどころ。

ちゃんと自分でいろいろやれる、というのであれば安心なのですが、そうとばかりも言えないところもあり・・・。

塾の自習室がそういう意味では一番良い解決方法ではあります。民間の学童もありますが、どうしてもいろいろイベント中心に動きやすいので、黙って勉強しててもらいたい、と思うのであればこの選択肢はない。

最近中学受験の個人塾を中心に、自習室が完備され始めているのは良いことだと思っています。まあ、大手には期待出来ないでしょうが・・・。




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第578回 お任せにするか、それとも・・・

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
受験勉強は本来パーソナルなもの






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夏休みの課題をやろうとすると、それだけで終わるようにできている

例の電話帳の宿題にしろ、講習のやり直しにしろ、過去問にしろ、まあ、いろいろと夏休みの課題は出てきます。

一般的に、5年生と6年生は夏期講習の時間を分けるところが多い。5年生が午前であれば、6年生は午後。4年生以下はまあ、適当に割り振られ、教室の空き状況によって時間帯が決まります。

で、当然6年生は午後になれば、午前中が空くわけで、ここで遊ばせるものか、と言わんばかりに課題を出すのが塾の常。

問題はその内容が子どもの合格にとって必要かどうか?ということ。

ある塾の計算の宿題を見て怒っておられた保護者の方がおられましたが、その通り。無駄なこと、不要なことはたくさんある。

なぜなら、他の塾に行かないようにできているからです。だから、良く見た方が良い。

優先順位はしっかりつけていかないといけないのです。


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統計が変わると出題される!?

中学受験 算数オンライン塾
6月29日の問題






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時間を上手に使おう

塾は基本的に他の塾には行かせない、と思っています。

まあ、それはそうかもしれない。だから、時間的な拘束をかける。この方法は2つあるわけで
1)授業日数を増やす。
2)課題や宿題を増やす。

何となく勉強をさせてもらえて、熱心な塾だ、という感じに捉えられているかもしれませんが、その実、裏はそうでもない。例えば、課題や宿題を増やすのなら、そのチェックもしないと効果は薄い。しかし、集団授業でそのチェックをしていたら、あっという間に授業時間はなくなってしまう、という理由でチェックは行われていないので、まあ、この課題の意味は勉強させることよりも、違う目的があるんだろうなあ、とつい思ってしまいます。

で、子どもたちの時間は貴重です。小学6年生の時間は1年間しかない。受験勉強以外にも修学旅行もあるし、運動会もあるし、その他いろいろ小学校6年生でしか経験できないことがある。

それをすべて受験勉強に費やしてしまってはいけないのです。

だから時間を上手に使う工夫をしましょう。そのために、自由になる時間をしっかり確保する必要がある。今やっている勉強が本当に必要なのか、本当に効果が出ているのか、再検討してみましょう。

ただ他の塾に行かせないための時間つぶしになっているのであれば、さっさと止めてしまった方が良い。

受験勉強は合格するためにやることなので、ただ塾の言う通りにやっていれば大丈夫というわけにはいかない場合があるのです。




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どうせ飛び級するなら、同じことを繰り返そう






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暑い時期はさらに消耗するので・・・

だんだん夏が近づいてきた感じがしますね。

また熱中症に気をつけて、とテレビの天気予報が言っていましたが、昔にくらべ各段と暑い夏。

でも塾はクーラーが効いているから、と思いがちですが、しかし、毎年夏期講習中に「気持ち悪い」と言って事務室にやってくる子は後を絶ちません。

多分睡眠不足とか、体力不足とか、そんな原因なのですが、まあ、相当疲れやすいことは事実。

クーラーの効いている家から外に出て、またクーラーの効いている教室に入り、終わればまたそこを出て、とやっているとそれだけでも消耗する。

なので、この夏は特に睡眠時間に気をつけてください。

夏休みだからといって決して夜遅くまで勉強させない。

小学生は元気にしているようで、すぐに体力を消耗してしまうので、気をつけましょう。


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受けない学校の過去問をやらされる?

中学受験 算数オンライン塾
6月27日の問題






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偏差値以外の要素

学校の合格偏差値は、まあ完全に数値化できてしまっているわけですが、それ以外の要素というのは特に数値化されているわけではない。

だから、その分、その学校の良さを見極めるのが難しいのです。

偏差値は置いておいて、それ以外の要素を考えると?

1)まずは立地 
通学時間も1時間以内、できれば30分以内で、まあ、何か起こってもすぐ迎えには行ける距離。

2)面倒見
やはり思春期であり、成長期ですから、先生にしっかり見てもらいたいし、そういう情報をしっかり共有してもらいたい。

3)そこそこ自由
そんなに自由でも困るが、息が詰まるような管理型は勘弁。

4)そこそこの大学進学実績
まあ、ぼちぼち早慶上智青山立教あたりに入ってくれていれば・・・。

他にもいろいろお子さんに合わせた視点が必要でしょう。偏差値を外してみると、いろいろ見えてくるものがあるかと思います。




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親子でがんばる受験

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
夏の計画を立てる






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まだまだ学歴社会というが・・・

企業の採用についていうと、まだまだ学歴社会だ、という人がいます。

「大学だけではなく、中高も重要ですね。どのくらいがんばったのか、というのがよくわかりますから・・・」というのもわからないわけではない。

ただ、それもこの先どうなるんだろうか?というイメージはあるのです。

そういう延長線上でいろいろなことが動くかもしれないが、多くのことがAIやロボット、システムなどにとって置き換わると、やはり創造力というのが重要になってきて、それは先日お話しした
「好きなことに没頭してきた経験」から生まれてくる可能性もあるかもしれない。

もっと、幅広くいろいろなことを考えておいた方が良いのですが、目の前の中学受験があまりに大変なので、そんな余裕がなくなっているところは今の子どもたちにはあるでしょう。

中学受験は学校が受験準備にほとんど関与しないので、塾の考えに支配されているところがあり、塾は私企業ですからその利益最大化のために動くので、子どもたちの将来がどうなろうとも関係ない、と言い切れてしまうところもある。

だからこそ、親が考えないといけないのです。

まあ、すでに日本から飛び出している層も少なくないが、何が子どもに必要なのか、もう少し考えてみる時間が必要なのではないかと思います。


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テストに向けて体調優先

中学受験 算数オンライン塾
6月25日の問題






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山の登り方はいろいろある

中学受験を始めるにあたって、大手集合塾へ行かないと、と思われる方も多いかと思うのですが、やはり合う、合わないというのはあるし、学齢によっても違いがあります。

例えば本格的な受験カリキュラムは4年生からスタートして、それ以前の期間は才能開発みたいなことをやっている塾もある。で、そのコースは人数が限定されているから、割とすぐ埋まりやすいが、しかし、本格的受験カリキュラムがスタートすればまた定員も変わりますから、別に早くから行かなくても良かった、ということはあったりする。

また、もう少しいろいろ自分でできるようになってから塾に出かけて方が良いのに、早くから行ってコンプレックスを持つ子もいる。だから、やり方は上手に選ばないといけません。

今は集合授業の他に、個別指導、オンライン個別指導、オンライン塾、通信教材、などがあるし、またお父さん、お母さんが中心になって組み立てるのであれば、参考書と問題集でお父さん、お母さんが一緒に勉強するというスタイルもあるでしょう。

実際に最後までパパママ塾でやって合格した子どもたちもいます。だから、こうでなければいけない、というものはない。

塾に行けば当然のことながら、早くから競争させられます。組み分けがあり、席も成績で決まる。それがプラスになる子ばかりではありません。

ここを親がしっかり把握しておく必要がある。最終的に我が家の考えと予算の中でしっかり準備が出来れば良いので、あまり流されないことも必要だと思います。




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好きなことに取り組む時間は必要

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
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ていねいさを最優先すべき理由

中学入試は基本的に一発勝負です。つまり、入試の成績で決まります。

だから点数は1点でも多い方が良いわけですが、同じ学校を受験する子どもたちのレベルは割と揃っていると考えた方が良いでしょう。

そうなると、差をつけられると合格できない、ということになるわけで、差をつけられないことを優先しないといけないのです。

だからミスをとにかく防ぐことが大事。

みんなができた問題を間違えると、これは差をつけられる。

しかし、みんなができた問題は自分もできていれば、差はつけられない。

ここが実は勝負の分かれ目なのです。

だからていねいさを最優先した方が良い。最近の塾は急がせる傾向が強いのですが、急ぐから間違えるというのは良くあること。

これから先、ていねいさをしっかり身につけていきましょう。


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第577回 親の経験が役に立たない場合もある

中学受験 算数オンライン塾
6月23日の問題






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中学入試に出題される文章はいつから読めるようになるか?

中学入試に出題される文章は、別に小学生を対象にしたものばかりではありません。

文章そのものは、高校受験でも大学受験でも出ることがある。

つまり、小学生にはなかなか難度の高いものではあるのです。

それを早くから読めるようになるか、といえば、なかなか難しい。子どもたちの精神的な成長や想像力、あるいは語彙、いろいろなものが揃わないとなかなか読めるようにはならない。

実際に出題レベルの文章を読めるようになるのは、小学校5年生の後半ぐらいからではないでしょうか。

だからそれまで練習させる文章の選択は難しい。出題レベルの文章を扱うことは子どもたちにとっては負担になります。

本来は、本人が好きなもの、興味があるものを読み進めるうちに、経験が広がり、語彙がついて、やがて出題レベルの問題文もわかるようになるというのが自然なのですが、今は早期に塾が始まり、難しい文章も読まされることになるから、ちっとも面白くない、と感じる子は少なくありません。

その結果として国語は嫌い、国語はできない、という話になってきやすい。本当は、自分の好きなものを読み始めて力がつけば、本人にも自信がついてくるので、そう悪い結果にはならないのです。

だから早期準備には注意が必要です。何でも早く始めれば良いというわけではありません。




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できることをていねいに

洗足学園進学館
数の性質に関する問題






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決まったスケジュールで陥る罠

夏休みまでおよそ1ヶ月。

この時期、割と1週間のパターンが決まっていて、日々の勉強がルーティン化しやすいのですが、しかし、そこでひとつ問題が出てくることがある。

ただ、決められたことを終わらせる、ということに終始して、力がついていない、ということがあり得るのです。

え、勉強しているのに?

そう、単純に言えば、問題を解いて理解して、「なるほどこう解くのか」みたいに納得しているわけではなく、ただ、終わらせている。

だから後から同じ問題をやってもできない、ということになる。

当然、月例テストでもできない。組み分けでもできない。

勉強する以上、それがわかってくれなければ困るわけで、この辺をしっかり確認しておかないと、ただ時間を使っただけになりがち、ですから気をつけましょう。




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オーバースペック

中学受験 算数オンライン塾
6月21日の問題

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