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わからないことをごまかさない

最後に伸びる子どもたちに共通する要素はいくつかありますが、その中で大事だなと思うのが「わからないことをごまかさない」態度です。

たくさんの問題をやり続けていると、ちょっと間違えても、「まあ、ミスだから」と流してしまう。ところが本当にわかっているか、というとそうでもない。

ところが伸びる子はここで見逃さない。というか、勉強することによって「わからない」ということが気持ち悪くなっている。

なぜ、そうなるのか。どうして、そういう答えになるのか。

疑問に思ってくると、ついほっておけなくなる。

そんな時間はない、と思われるかもしれませんが、そういうことをいい加減にしておいて勉強しても逆にザルで水をすくうようなものだから、決してできるようにはならない。

そしてまた、それが一問わかることで、いろいろ他に応用できるようになるから、やはり一問を大事にした方が良いのです。

わからないことをごまかさないと、ひとつの理解をいろいろな方向に展開できるようになるので、そういう気持ちで勉強してほしいと思います。


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WEB出願

WEB出願を受け付ける学校が増えてきました。

実際にお金を持って並ぶ必要もないし、受付時間に制限がないので、早めに準備もできるわけですが、まずはやり方を早めに調べてください。

各校のホームページに出願のやり方が詳しく説明されていると思いますが、すぐ始めてすぐ終わる、というわけにはいかない。

写真のアップロードについても、早めに調べておいた方が良いでしょう。

写真が要らない学校もあれば、共通システムを使っていて一度登録した写真を使い回せる、という学校もあります。

ただ、慌てて準備するのは大変ですし、インターネット出願といってもいろいろ入力しなければいけないことがある。

志望理由を入力する場合もあるし、学校履歴を入力する場合もあるので、早めに各校のホームページを確認しておくと良いでしょう。

12月になり出願が始まる学校も増えていきますので、準備を進めていきましょう。


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ダブル出願

入試の初日以降、受験結果によって次の日の受験校を変えるようにするのがダブル出願です。

例えば東京神奈川の場合、2月1日の結果で、2月2日は合格したらA、残念であればBというような受け方をしていくわけですが、これをやり始めるとなかなか複雑な構造になってくる。

決めるのはいいが、しかし、その対策をする、ということになると、あれも、これもということになって、当然のことながら全部手が回りません。

だから、ダブル出願はあまり多用しない方が良いのです。

ダブル出願は当日になって迷う事も多い。

子どもがやはりもう一度同じ学校を受けたい、と言い出す場合もある。そうなると、まあ、本人の受験だから、というのでシナリオが変わってくることも良くあるのです。

だから、やはりメリハリのある受験校選びをしておいた方が良いでしょう。ここで挑戦し、ここでは抑える、というような柔軟な受け方を考えてください。



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お試し受験

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強気な子

この時期、子どもたちの心も揺れます。

第一志望に絶対に受かる、と繰り返し言っている子がいる。

かと思うと、安全校のことばかり考えている子がいる。

まあ、どちらがいいか、といえば、やはり強気な子が良い。

ただ、強気なだけで、あまり勉強しない、というのはダメ。絶対に受かる、という気持ちを持ちつつ、しかし、しっかり勉強を続ける、というのがいい。

過去問や模擬試験で、できない問題があると、結構不安になることはあるのだが、「今、わかってよかった」ぐらいに思えていれば、なかなか頼もしい。

残りの時間、できるだけのことをやればいいわけで、その間、合格することだけを考えていろいろな準備を進めてくれた方が良いのです。

もちろん落ちる不安を打ち消そうとして、強気なことを言い続けている子もいますが、それを指摘してもあまり意味がない。

ぜひその気持ちを持ち続けて、入試を迎えてもらいたいと思います。


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疲れてはいけない

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あと何点、積み重ねるか


いろいろやらなければいけない、と思っているものの、使える時間も限られている。

なので、具体的に何点伸ばすか、という点を考えながら、残りの時間でやることを決めておくと良いのです。

例えば、社会の知識を覚えて、あと10点加える。

算数のミスを減らしてあと10点加える。

電気の勉強をやって、電気の問題で少なくとも半分は得点する、などなど。

志望校の過去問をやった後、必ず課題を考えるのです。あと、何ができれば合格点がとれたのか。

それを今の勉強にフィードバックする。合格点を取らなければいけないわけだから、それに直結する勉強を具体的に実行していけば良いのです。

今の勉強が、あと何点伸ばすことにつながるのか、具体的にイメージしてください。


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やる過去問が増える

受験校を決める時期になりました。

第一志望は先に決まっていたものの、併願校もようやく絞り込めてきた。

ところが、併願校が決まると、当然のことながらやらなければいけない過去問がまた増える、という面があります。

なかなか、この時期、もうすべての過去問をやりきる、というのは難しくなる。

それでも2年分ぐらいは何とか手をつけて、様子をみておきたい、と思うもの。だからしっかり計画を立ててください。

そしてやり残しは苦にしない。

全部が終わらなくとも良いのです。

実際に併願校は、合格しやすい学校を選んでいるところもある。

だから第一志望ほどやらずとも準備は進んでいきます。

慌てずにしっかりと計画を立てて、やれるものだけに絞っていきましょう。


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人体に関する問題

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自ら勉強する習慣を作るために

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一通り過去問が終わったら

早くから過去問をやっていると、そろそろ大方やったかな、という感じになってくるでしょう。

で、その場合はまた繰り返すよりは、違う問題をやってみてもいいかもしれません。ただし、これは一通り終わった、という感覚がある場合に限ってください。まだ十分に終わっていない、という場合はやはり受験校の過去問を練習した方が良いのです。

ただ、もう答えも覚えてる、みたいな場合は、勉強にはならない。それよりは新たな問題に挑戦した方が良いでしょう。

その場合、やはり出題傾向が似た学校をやった方が良い。なので、いろいろな学校の入試問題が入っている問題集(いわゆる電話帳)から、似たような傾向の問題を練習してください。

特に国語はこの方法が良いでしょう。

国語は問題形式で受験校に似ているかどうかはわかるので、見つけやすい。

当然、全部終わらないでしょうが、それでかまいません。自分がやったことのない問題に挑戦してください。入試もきっとまだ読んだことのない文章が出題されるでしょうから。


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5年生は社会に逃げるな

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普通部、算数の記述の書き方







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できるようになっているから・・・

半年前の月例テストを6年生にやらせてみました。

いやあ、以前の成績と全然違う。さすがにできるようになっているのです。半年前と比べても、相当に違う。

これはみんなそうなのです。それなりにみんなできるようになっている。仕上がっていくのです。そして本番は、本当に僅差の勝負になってくる。

だからミスが恐い。

とれるものをちゃんと得点してくれれば、かなり合格可能性は高くなります。なので、ここからはとにかくていねいに問題を解かせる必要がある。

別にたくさんの問題を解かなくてもいいが、計算でも何でもていねいにやって、ちゃんと確認をして、ゼッタイにこれは間違えていない、と確信を持って答えを出すようにするのです。

子どもたちの答案を見ていると、まだまだ荒い。ここまできてまだ式も書かなければ、確認もできないのでは、ザルで水をすくうようなもの。

せっかくできるようになっているのに、もったいない、という話なのです。

本番は普段のように、普段は本番のように、ていねいにやっていきましょう。


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遅い子は正解率で勝負

読むのが遅い、問題をやるのに時間がかかる。模擬試験はいつも3分の1ぐらいやり残す、という子がいます。

どうやって早くすればいいですか、とこの前も聞かれたのですが、早くするというのはなかなか難しい。急いで読ませてろくなことがない、のです。読み飛ばすから取れるところまで落とすようになってしまう。

だから、遅い子は正解率で勝負です。

全部やって7割の正解率で取る70点と7割やって正解率100%の70点。同じ70点なのです。で、本番では間違いなく、正解率が100%の子が合格する。

やった問題は間違えない、というのが強みだからです。

遅い子は、急いではいけない。その代わり、正解率で勝負しましょう。


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ムリはしない

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記述問題の採点

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算数で決まる







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答えよりも解く過程

算数の答え合わせを見ていると、間違った答えの横に正解を書いてしまう子が多いのですが、これはあまり良い習慣とはいえない。

つまり、そこに正解を書いてしまうと、それで終わってしまう。ああ、24だったのね、みたいな感覚で、もう思考が途切れてしまう。

どうしてそうなるのかを考えるのが本当は大事なのです。

それをしっかり考えることで、だんだん思考力というのは身についてくる。これは試験直前でも同じ。

できる問題は良いのです。できるのだから。

それよりはできない問題を考えないといけない。たった一問でも、それを考えることで思考力をつけることができる。

もしわからなければ、やはり解説をしっかり読むことです。

解説を読む、という勉強は案外、読解の力を増すところがあって、さらにプラス効果が大きい。

だから、たくさんの問題をやる、というよりは解く過程をしっかり考え抜くようにしてください。


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