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答えを写す子

宿題や課題が終わらない、と思ったときに、まず一番簡単に解決する方法はこれでしょう。

答えを写す。まあ、あっという間に終わるだろうとは思うのです。しかし、当然のことながら、自分の勉強にはならない。

こんな無駄なことはない、とは思うものの、それをやらなければいけなくなったのはなぜなのか、を考えていかないといけない。

もちろん答えを写すということは何の意味も無いことは本人だってちょっと考えればわかるのです。

でも、それをやらなきゃ、このピンチは脱せないからやるわけでしょう。

もちろんもっと早くから始めなかったとか、遊んでしまったから、という原因はあるのだけれど、それでも遅れてもいいから自分でやる方がプラスになるわけです。

で、その判断ができないのはなぜか?

もちろん、怒られるからに決まっている。終わらない!!よりは終わった方が褒められるでしょ?

そういう風に追い込まれないでもいいように、自分のためにやるということを中心に考えられるように、仕向けていくことが必要です。

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がんばってるつもり?

新6年生になったのだから、もうそろそろ本気だしてもらわないと、と思っているお母さんはきっと多いだろうと思うのです。

あと1年だし、今までと同じようじゃ、困るわよねえ、ってその通りかもしれないのですが、しかし、子どもたちの意識はそうではないでしょう。

「十分がんばってるじゃないか」と思っているところが大きいと思うのです。

子どもたちはこれまで受験勉強の経験をしたわけではありません。どのくらいの努力だと成績が上がるのか、なんてわかっているわけがない。少なくとも今は「先生の言う通りにやる」と思っているでしょう。

で、先生の言う通りにやる、というのは形式的にやる、ということに他ならないのです。このページからこのページまでの問題を解いてらっしゃい、と言われれば解いてくる。

解いてくる、ということが子どもたちにとっては大事です。それができるか、できないか、はまあ、あまり問題ではない。だって解いてこい、と言われたのだから。

だから、わからなかったら、もっと考えるとか、あるいは解答を見て解き方を理解する、とか、そういうところまでは当然のことながら「いかない」のです。

でも、本人はがんばっている。だから、お母さんの判断と大きなギャップが生まれるわけです。

勉強の仕方はあくまで具体的に指示しないといけません。精神論的に何時間勉強する、とか、そういうのは無意味。だってその時間ずっと座っていればいい、という勉強だってあり得るわけですから。

逆に短い時間であっても相当にできるようになっている場合だってあるわけで、子どもたちがどうやって勉強しているのか、まずはじっくりと観察してみると良いでしょう。

え、こんなことしてたの??という発見は結構あると思うのです。

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ピークの持っていき方

カリキュラムの前倒しによって、大分早く仕上がる子どもたちが増えてきました。しかし、仕上がりが早いのは実はあまり良いことではない。

つまり、そこから落ちていく子どもたちも多いのです。

12月に入試があればちょうど良かった、みたいな話を良く聞くようになったのはやはり仕上がりが期せずして早くなっているからだと思うのです。ですから、むしろピークを入試にもっていくような考え方をしておいた方が良いでしょう。

理科や社会の暗記項目などは、あまり慌てずに後回しにするのも一つの方法ですし、夏休みまではしっかり復習に時間をかけるというのも大事なことでしょう。

9月や10月の模擬試験で合格ラインを突破しなくてもいいのです。最高なのは11月の模擬試験で、「あとちょっと」ぐらいになるのがいい。

そうなると残りの2カ月でそのラインを突破できるかも、という強いモチベーションが生まれて、最後の詰めがしっかりできるようになるものです。

ピークの持っていき方というのは大変難しい。ただ、それを多少意識しておく必要はあるだろうと思います。

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解き方を覚えるのは危険

一行問題とか、パターン問題とか言われる問題群があります。

基本の確認として練習もするし、入試にも出されることが多かったので、受験生は練習することが多い問題ではあるのですが、しかし、いくつかの問題はできなかったり、よくわからない場合もあるかもしれません。

で、そういう時に「やり方を覚えなさい」という指導があり得るわけですが、これはあまり頻繁にやらない方が良いだろうと思うのです。

やり方を覚えるというのは、もちろん公式とかは良いとしても、理屈がわかった上でやらないと、ちょっとしたことで間違える。

手法を覚えるというのは、あまり賢いやり方ではないのです。

理屈を覚える、というのならまだわかる。しかしここで割って、次に3倍して、とか、そういう形になってしまうと、絶対に間違える。

かつ、そういう勉強の仕方をしてしまうと、できない問題はすべて解き方を覚える、という対策になってしまう。

そんなのは不可能です。

だから解法を覚えさせるのはやめた方が良い。

なぜここで割るのか。

なぜここで1引くのか。

そういう理屈を理解していくことの方に力をいれた方が良いでしょう。目先の点数を取ろうとしないことです。

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どのくらい成績は上がるのだろうか

1年後、どのくらい成績は上がるだろうか、ということを考えるにあたって、いくつか要件があると思うのです。

1)本当に一生懸命勉強しているのだろうか。
勉強の仕方、というのはやはり個人差があります。本人は一生懸命やっているつもり、であっても、時間の使い方が下手だったり、あるいは集中している時間が短かったりすれば、当然改善の余地がある。改善の余地があるということは、これまた当然のごとく成績が上がる可能性はあるわけです。

2)勉強する内容は効率的だろうか。
塾のカリキュラムというのは、いろいろなことを考えて作られているものの、結局「どこを受けても受かる」ように考えるわけです。しかし、実際に子どもたちが行く学校はひとつだから、そこに当然ギャップがある。今塾でやっていることが全部できなくとも、行きたい学校の試験内容に絞れば成績は上がる可能性はあるわけです。しかし、今の時期はそういうことが全く認められない。塾が決めたカリキュラムをどの学校を受ける子もみんな等しくやっている。よく考えてみるとおかしい話でしょう。でも、これは塾にとって合理的なのです。(あくまでも塾にとってであって、子どもたちにとってではありません。)だから、そこからいったん距離を置いて、別の方法論を組み立てることができるのであれば、それもまたひとつ可能性が広がるということになります。

これから成績が上がる、ということについて言えば、少なくともこの2点を吟味する必要があります。

逆に今のようなペースでしか勉強できず、相変わらず塾のカリキュラムにしたがって勉強していけば、当然のことながら「今の位置から変わることはない」と思った方が良い、ということではあるのですが・・・。

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褒める


中学受験を始めたら、子どものできないところに目がいきます。

しかし小学生ですから、そんなに器用にたちまわれるわけではありません。

ノートだってまだまだだろう。宿題も進まないかもしれない。

できないことを考えたら、親も不安になるかもしれない。だから、できない、ということに対してあまり敏感にならないことです。

それよりはできることに目を向けた方が良い。そして褒めるのです。

褒めるためには探さないといけない。褒めることを。

そうすると自然に子どもの良いところに目が向く。それが子どもを前向きに育てるコツです。

しかし、特にお母さんは子どもたちとの距離が近い分、むしろできないことにどうしても目が行きがち。

新学年になったのだから、ここはちょっと変革を起こして、まずほめることから始めましょう。

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第228回 結果を気にせず
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終わらない


新学年が始まって2週間あまり。

そろそろ新学年になれたころかもしれませんが、毎週の宿題や課題に負われていて「本当にこのままやるの?」と思っているご家庭も少なくないのではないでしょうか。

近年通塾回数が増えて、課題も多く、またテストもあり、それを復習する時間はないから、もうやりっぱなし、みたいな感じになっていることも多いのです。実際、家での学習は期待できないから、とにかく塾でやらせるだけやらせるという感じになっているところもあるようですが、しかし、それではやはり本当の意味で力がつかない。

じっくり読んで、じっくり考え、しっかり復習できるような量に絞るしかありません。

この時期決して子どもたち任せにしてはいけないのです。少なくともいったい何をやっているのかはぜひ把握してください。

すでに心が折れて、もう何もやる気がしない、みたいなことになっている子も出てきます。

それでは受験にはならない。1週間にやるべくことを整理して、出ない授業を決める、という手もひとつの方法としてはあり得るのです。

まず大事なことはペースに乗せることですから、よく見てあげてください。

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容積に関する問題
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習い事はなるべく続ける
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行動が遅い子

おしなべて小学生は行動が遅い。

特に男の子はそうですが、これはひとつには自分の世界にこもりやすい、というところがある。前にお話しましたが、小学生は大人ほど気が回らない。それほど外がどうなっているか、気にならないものです。(もちろん、これには当然個人差があるわけですが、女子は男子よりも当然気にする。また、同性であっても違いが当然あります。)

で、割と気にならない子は、自分のペースで良いと思っているから、これはのんびり動く。行動が遅い。ノートをかばんから出して机の前で開き、さあ、黒板の内容を写そう、というところにいたるまでにまた時間がかかったりするのです。

この時間差は積み重ねると相当な差になることは間違いない。しかし、だからといって急がせても、本人にその気がないから、早くできるようにはならない。

むしろ、そう言われ続けることに対してストレスが大きくなっていく場合があるでしょう。

本人には本人のペースでしかできないことがあるのです。

もちろん、子どもは成長しますから、ずっと同じところにいない。だんだん意識が変わってくると、行動の速さも変わってくる。

しかし、早くしろ、早くしろ、とせかせてもそうすぐには直らない、ということは覚えておいてください。

これも本人の成長のスピードによるのです。

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計算練習はやりすぎてはいけない
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音読を聞いてみる


その子の国語の力を測るにあたって、簡単な方法はその子の音読を聞いてみることでしょう。

音読は結構小さい時からやっているはずではあるが、最近はもうあまりやらなくなってしまっているかもしれません。で、練習せずともある程度文章を読める子は、音読もすらすらと進む。多少ひっっかかることはあるかもしれないが、それほどひどいなあ、と思うことはないと思うのです。

一方、やはり言葉が足りないし、読書量も少ない、という子は、やはりたどたどしい。

スラスラという訳にはいかないでしょう。

だから音読を聞いてみるとすぐわかります。

それでも短い文章は、割とごまかしがきくかもしれない。しかし、長い文章になれば実にはっきりわかるものです。

なので、聞いてみて、だめだなあと思ったら練習をするといいでしょう。何の??? 音読です、もちろん。

試験中にはできるはずがないが、しかし自分で読んだ文章を耳から聞くと、また別の意味で理解が進むのです。音読は本当に有効な手段なので、うまくいかないときは練習してみてください。音読だけがうまくなるのではなく、国語の読解力に差が出てきます。

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まずは原理的な理解から
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一発勝負は悪くない

大学入試改革について、なかなか具体的なイメージがつかめてきませんが、先月の話ではどうも複数回というのはなかなか難しいということがわかってきたようです。

最もまだこれからいろいろ方法が考えられてくると思うのですが、一番のネックはやはり採点方法。今はマークシートですから、一気に採点ができるわけですが、これが記述式ということになると、当然時間がかかる。

また、採点基準の設定や具体的な人選、会場ということになるとまだ課題は多いでしょう。

しかし、一発勝負は悪くない。

例えば、今の中学受験で、センター試験のような統一試験が、この夏休みにあり、また合否基準に学校の通知表の成果や各試験の結果などが加わるとしたら?

いやですねえ。

そういろいろ気を遣ってられないし、また子どもたちの生活も今以上に圧迫される部分が出てくるでしょう。

それまで多少成績が悪かろうが、偏差値が低かろうが、最後の試験で帳尻が合えば合格できる、というシステムは決して悪くはない。

まあ、確かに入試に対するプレッシャーはかかりますが、しかし、日頃のプレッシャーがずっと続くよりはましかなあ、と思うのです。

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浮力に関する問題
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2月20日の問題
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