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夏休みに過大な期待をしてはいけない

確かに受験前、本当に長い勉強時間を確保できるのが夏休みです。

学校がないから、朝から受験勉強ができる。ということは、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思われるかもしれません。しかし、そんなに自由な時間がない。

まず塾がある。これが最近は非常に長い。拘束時間が長くて、その後復習だ、宿題だ、というのがあるから、それをこなすのに精一杯になっている。さらにお盆過ぎから過去問の課題が出るから、さらに大変になる。というので、不得意だと思う分野を勉強したり、知識を覚えたりする時間がとれなかったりするものです。

しかし、塾の講習を受けるのであれば、やはりそれを最大限に活かした方が良いので、復習や宿題はしっかりやった方が良いでしょう。だから自分の課題が解決できる時間はそう多くはないと考えた方が良い、のです。

それでも勉強すれば、それなりに力はついていくものです。ただし、あまり過大な期待をしてはいけない。まだまだ子どもたちが本気になるのは先の話です。11月になったら、多少なりともみんな目の色が変わってくるでしょうけど・・・。



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過去問の勉強は時間がかかる

通っている塾で、過去問を始める時期が11月だ、というのを聞いて危機感を感じたお母さんがいました。

「そんなに遅いのであれば、間に合わない・・・。」

そこで、塾に通う時間を減らして、家でいっしょに過去問を解き始めた。わからないこともあるだろうし、勉強の仕方もフォローしないといけないから、というので始めてみたところが、やはりすごく時間がかかる。

「先生が言われた通り、これは早く始めないと絶対に終わりませんね。」
と言われました。

子どもたちの受ける学校はそれぞれ違うので、やるべき過去問も当然違います。しかし、集合授業の塾は、できるだけ子どもたちに同じ事をさせたい。それが集合授業ですから。カリキュラムが進んでいるときは、それで良いのですが、しかし、カリキュラムが終わってしまえば子どもたちの課題はそれぞれだから、やるべき内容を取捨選択しないといけない。

でもそれだと一斉授業は成り立たない。最初予備校がゼミナール方式をとっていたのは、ある意味非常に良い考え方だったのです。自分に必要な授業を取ればいいのですから。

しかし、中学受験の授業はすべてセットになっていることが多いので、自分ができる勉強をまた繰り返す、というようなことが起こっているのです。

過去問の勉強は時間がかかるし、時間をかけないと効果はあがらない。そろそろ個人の課題をどう解決するのか、具体的な勉強方法を実行していってほしいと思います。


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あの子、ゲームやめたらしいよ

クラスでそんな話が出始める頃になりました。

「絶対にやめない」という子もいるでしょうし、「時間がもったいない」とさっさとゲーム機をしまう子もいるでしょう。塾にゲーム機を預けに来た子もいます。

ゲームはつい時間がかかるので、やり始めるときりがないところがある。だから昔は6月からゲーム禁止令を出していましたが、しかし、禁止令を出したところで、友だちの家でやる「隠れゲーム族」も増えてくるので、禁止令に効果があるわけではない。

やはり自主的に「もうやめよう」という決めてしまわないとなかなかやめられるものではないのかもしれません。

でもそうやってクラスメートがやめると、
「僕もやめようかなあ」
という子も増えてくる。

それだけ優先順位が気になる、ということになっているわけで、こういうこともひとつの成長の現れでしょう。



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口ばっかり・・・

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長い問題文

近年理科や社会の問題が長くなっています。

以前は国語の過去問集が一番厚かったのですが、今は社会や理科も十分に厚い。以前に比べて画像の処理がやさしくなった分、写真やグラフなども増え、問題文がどんどん長くなっているのです。

ところが、子どもたちがその長い文をしっかり読めているのか、というとそうでもない。問題によっては長い問題文を読まずとも答えが出る場合もあるので、どんどん読むのを端折る傾向にある。

で、その結果問題文を読み切れずに間違える子どもたちが多いのです。

算数の問題文も複雑になってきているので、ちゃんと読み切る練習をしないといけない。たくさんの問題を解こうとする傾向から、問題文を最後まで読んでいないケースが多々見受けられます。

これから過去問の勉強をしていくにあたり、まずはていねいに問題文を読むように練習してください。


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ほめてもらいたい子

お母さんは子どもたちの生活を良く見ているので、やはり見方が厳しくなりがちです。

ちゃんと決めたことができない。

注意したことが守れない。

だから日頃つい口数が多くなる。それが家庭内バトルに発展する場合も少なくないでしょう。

しかし、そういう子どもたちも本当は「ほめてもらいたい」と思っているのです。

これは誰しも同じであって、そうでない子はいないでしょう。

だからほめてあげればいいのです。

叱ってもいいが、その分ほめるからその叱っている言葉が相手に届くのだと考えてください。

そして、子どもたちをほめるためには、まず子どもたちの良いところを見ていないといけない。何も見ていないでほめたところでそれは口先だけのことだ、と子どもたちだって見破れます。

本当に良く見てあげて、話を聞いてあげて、それでほめればその言葉は必ず届くものです。

まずは子どもたちの良いところに目を向けてください。そしてとにかくほめる言葉を多くする。注意する言葉を減らす。

ほめる言葉が増えれば増えるほど、子どもたちは前向きになっていきますから。



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歴史の勉強は、おもしろいが・・・

歴史の勉強はおもしろい。今、小学校でも歴史を習っているから、ちょうど復習になるし、それに覚えていれば、いろいろ答えられる。答えられる、というのは勉強の手応えがあるわけだから、それも楽しい。

必然、子どもたちは歴史の勉強が好きです。(まあ、覚えるのが嫌な子は嫌いになるかも知れませんが・・・。)

しかし、本当はこれを後半に持っていきたい。覚えればできる、できるから楽しい、というのは模擬試験とリンクしたい。

ああ、成績が上がっているなあ、という実感があると入試のプレッシャーにも対抗できるからです。

それを今やってしまうと・・・。

「社会はできるんだけどねえ・・・。」

ということになりかねない。

だから今のところは、算数や国語の勉強に力を入れてください。


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本番はやり直すわけにはいかない

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1日怒られないチケット

誕生日のプレゼントに何が良い?と聞かれた男の子。

「丸一日、まったく怒られない日があったらいいのになあ」

ということで、お母さんが作ったのが「1日怒られないチケット」だそうです。

このチケットをネットで見たとき、「なるほどなあ」と思いました。

実際に多くの受験生はそう思っているのかもしれない。

そりゃあ、確かに叱られる原因があるから叱られるわけではあるものの、まあ、お母さんも注意がつい、口癖になっているのかもしれません。

例えば1週間、ちゃんと計画を達成したら、こういうチケットがもらえる、というのも、悪くはないかもしれない。

ご褒美も工夫で、いろいろ楽しくなるのではないでしょうか。



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勉強する動機

受験勉強は大変です。しかし、それをやろうというのにはそれなりの動機が必要です。

普通は、志望校を見ていくうちに、中学校生活にあこがれが生まれ、それが勉強する動機になっていくものですが、動機は他にもいろいろあります。

例えばオープンキャンパスで先輩の女の子に声をかけてもらい、「いっしょの学校に行きたい」と思うようになる子もいます。

今の小学校のメンバーと折り合いが悪いので、同じ学校には絶対に行きたくない、というのでとにかく私立に行きたいと思う子もいます。

まあ、確かにそういうこともあるでしょう。

いずれにしても、志望校に入ると、こんないいことがある、こんな楽しいことがある、ということを説明してあげてください。それが子どもたちにとって実現したいことになることが大事です。

志望校への合格が本人にとってもぜひ達成したい、ということにれば、あとは具体的に何をして合格までいくか、道筋を決めていく。これだけやれば、合格できるぞ、と導いていけば良いのです。

勉強しなさい、と言うのは簡単ですが、しかし、受験勉強は結構大変なことではあるので、その動機をしっかり作ってあげる手助けは必要だと思います。


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家での勉強時間


ここのところ勉強してるな、と感じている子に
「塾のない日は何時間ぐらい勉強してるの?」
と聞いてみました。

「うーん、4時間ぐらい」
という返事。

4時間、良い数字でしょう。

学校もあるわけだから、そう長い時間できるわけではない。

学校から帰ってきてそれなりに集中して勉強できる時間としては夕食前に2時間ぐらい、夕食後に2時間ぐらい、というのがちょうど良い。

もちろん机の前に4時間座っていたからと行って勉強しているとは限りませんが、それなりに集中して勉強すればこのくらいでもう十分に疲れてしまう、でしょう。

だから、ひとつの目安としては4時間を目標にすると良いかと思います。もちろんそれより長い時間勉強している子もいるでしょうが、それ以上長いと体力や睡眠時間に問題が出てくる場合もありますから、まあ、このくらいに考えれば良いかと思います。

逆に、そんなに勉強していない、とすれば、まずはそれを目標に集中して勉強する時間を増やすようにしていきましょう。



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第277回 ネガティブな気持ちを振り払う

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がまんする覚悟

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チェックリスト

成績がふるわず、勉強をしている様子もないので、
「勉強しなさい」
と注意することは多いかもしれませんが、しかし、具体的に何を勉強するのか、その方法がわかっていない子どもたちは案外多いかもしれません。

例えば算数の復習をしなさい、と先生に言われて、じっとノートを見つめている子がいたり・・・。

できなかった問題をやり直すだけで良いものを、ただノートを見ている。しかも、そのノートに何が書いてあるのかわからなかったりするから、結局時間の無駄、というところもあり・・・。

なので、具体的に何をするのかを決めて、目標を小分けにすることが大事です。

そして、それをチェックリストにする。

今週はどのくらいそれが終わっているのか、一目でわかるようなグラフを描いてもいいかもしれない。

ただ勉強しなさい、と言われて、その場で何か適当に勉強をする、というのでは何も決まらない。本来、子どもの状態によってやるべきことはいくつかあるわけで、それをいっしょに考えてあげて、具体的に決める。

あとはそれを実行してもらって、確認する。

もうすでにそういうことを自分で考えられる子もいるかもしれませんが、多くの子どもたちにはなかなか難しいことですから、具体的にやることを決めていきましょう。



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解答の清書

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