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中1、1学期の成績は持ってくるように

受験が終わって挨拶にくる子どもたちに
「中1、1学期の成績は持ってくるように」
と言い渡しています。

中1、1学期というのは、その学校の生活で最初の成績が出る。そしてある意味ではいえば、その学校での位置が決まるといってもいいかもしれない。

だいたい、ここでつまずくと、6年間あまりプラスには転じない。

中学2年なんて、ぜったいにだらけるのだから、最初からついていけない、なんてことになると6年間の生活はあまり楽しくはない。

土台、私立は似たような力の子ばかりなので、ちょっと手を抜けばすぐ点数は下がる。そしてそういう免疫のない子は
「おれはだめだー」
という感覚になってしまうので、とりあえず中1の1学期にいい成績をとるということは大事なことなのです。

ただ、中学受験が終わると、親もがんばったから
「まあ、遊んでいい」
と思うでしょう。

これが、良くない。

勉強が終わるわけではない。むしろ、これからが大事なのだから、しっかり中学進学後の準備をするべきでしょう。

進学校なんかは3月に実力試験をやるところがある。入学前にです。

それくらい、実はこの2ヶ月のすごし方は大事なのですね。気を抜いてはいけない。

まずは中1、1学期の成績をしっかり出して、思い切り遊ぶのは「中1の夏休み」でしょうかね。

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偏差値と合否結果

入試が終わって、結果のメールを読んでいると

「偏差値通りだった」
という声もあれば、
「偏差値では80%を下ったことはなかったのに」
という声もあります。

両論とも正しいと思います。

つまり偏差値はあたるものであり、あたらないものであるということです。

すべての学校の合否をひとつの試験で判定するためには、全体を集団として統計的にとらえるしかないが、中学入試の場合はすべてが独自入試なので、傾向と模擬試験があっていない場合も多い。

また、当然、その日にできれば入るし、今まで成績が良くても、その試験で失敗したらうまくいかない。

だから受験というのは、あくまでトータルで考える必要があるのです。

第一志望に合格しなくても、第二志望で合格できればいい。受ける学校は行きたい学校。
と準備する。

ひとつひとつの学校には当然想いがあります。そして第一志望にしぼって勉強していくことは、明らかに効率が良くなる。そこへの勉強が実力の中心部分を作ってくれ、傾向対策もできるので準備しやすい。

ただ、多くの子どもたちが第一志望とする学校は3倍以上の倍率があるでしょう。
つまりそのレベルの子が集まっても3分の1しか入れない。

だから偏差値ではかれないことがいろいろ起こるし、第二志望、第三志望という準備が必要なわけです。

偏差値は、やはりひとつの目安にすぎないと思った方が良いでしょう。絶対視してはいけないのです。




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進学するか、高校受験にするか

入試が終わって、手続きは終わったものの、さて、このまま進学するのがいいか、それとも高校受験にするか、迷われる方がおられるかもしれません。

合格はがんばった証ではありますが、子どもの可能性はまだまだ広がります。6年間、不満なレベルのままでいると、それはあまり良いことではない。

合格した学校に進学した子どもたちの中でも、途中から高校受験に回った子は少なくはありません。

なぜか?

自分の可能性を広げたいと思うからです。

もっと上のレベルの勉強をしたい、とか、大学の付属校に入りたいとか、まあ、理由はいろいろですが、その気持ちは良くわかるし、それは当たり前のことだと思うのです。

12才と15才では、精神的な成長もだいぶ違ってくる。幼かった子がしっかりして、自分の本来の力を出してくることもよくあるのです。

だから「受験勉強は負担が多いから」とか、「かわいそう」などという考えは不要でしょう。

高校受験は、またひとつの大きなチャンスではあるわけで、3年後を狙うこと自体は子どもの成長に確実にプラスになるだろうと思います。

しかし、これは本人が決めることです。

最早、中学生は「やらされる」勉強などできないのです。

「自分でやる」「自分でがんばる」ということでなければ、成功はしないでしょう。

決断するまでにはまだ時間がかかるかもしれないが、子どもが高校受験をしたいという気持ちが強ければ、応援してあげてよいのではないでしょうか。


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新学年を始めるにあたって

そろそろどの塾も新学年が始まるでしょう。

少子化、不況下の受験ということで、いろいろ注目が集まっているが、中学受験の場合、ある基礎となる受験生は必ずいます。

御三家が例年3倍の倍率に収束していくのもその例。

しかし、ゆとりバブル期には、受験生は一気に増えました。

いまは減少期に入っているでしょう。だから、塾は日数を増やす。一人当たりの単価をあげたいと考えるからです。

でも、今年の結果もそうでしたが、やはり「自分で勉強する」ことを大事にしないと、結果はともなわない。

6年も最初から週5日も塾に通うのは、私は変だと思います。

その結果はしっかり今年も現れているように思うのです。

だから、新学年を始めるにあたって、自分で勉強する、自分で納得する時間をしっかり確保するようにしてください。

まずは計画を立て、わからないところをどう「理解するのか」スケジューリングをしましょう。

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予定通り進むもよし、ここでやめるもよし

3日まで終わったところで、いろいろな結果があるでしょう。


しかし、最後まで「あきらめない」という考え方は、必要です。予定を組んで、ここまではがんばろうと決めたのだったら、それはそれで進むもよし。


が、一方で、今の状況を受け入れられていない。子どもも親もつかれきってきた。この際一度撤退するか、と考えるのなら、それもまたよしでしょう。


私は、予定外の行動はもうやめた方が良かろうと思っています。今から受けられる学校を探す、というのは、エネルギーが要ります。

ここまではがんばる、と決めてやるならいいが、
「一体いつまでやるのか」
となってしまうと、あまりプラスにはならないかもしれません。

ここは、親がしっかり考えてあげる必要があるでしょう。
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明日、自家用車は絶対ダメ!

ずいぶん雪が積もってきました。

かわいそうだから、というので、車で連れて行こうと思っているお父さん、やめてください。

4WDであろうと、スノータイヤを履いていようと、ぜったいにダメ!

どこで道が止まるか、わかったものではない。

公共の交通機関が止まれば、学校は対応をせざるを得ません。

しかし、個人が自動車で来たために、遅れても対応はありません。

暖かくして、すべらない靴をはいて、そしてちょっと早めに。

長く待つことになるかもしれませんから、防寒には気をつけてください。

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雪の備え

明日、雪の予報が出ていますので、再掲載。

試験日に雪が降る、という場合があるでしょう。

気にしなければいけないのは3点

(1)交通機関の乱れ
(2)防寒
(3)ころばないためのくつ

(1)については、やはり若干早めに出るということが大事です。ただ、公共交通機関を使っていて、電車が遅れる場合、学校側は当然、遅刻の生徒に対して特別処置をします。
一度、1日校が午後に入試を行ったこともありますね。
ですから、あまり早く行き過ぎてもいけない。今度は外で待たないといけなくなります。
電車が止まった場合、複数の行き方ができるか、一応確認しておきましょう。
問題はタクシーで向かうかという議論ですが、これはやめた方がいい。
渋滞で、動けなくなった場合は、電車よりも時間がかかってしまう可能性が高いです。ですから、復旧を待つ方が無難でしょう。

(2)早くいったり、駅で待つということを考えると、防寒には工夫が必要です。携帯カイロをはじめ、いろいろな防寒グッズはありますから、寒くならないように準備しましょう。

(3)面接がある場合、どうしても良い靴を履きがちですが、雪の日はとにかくころばないように注意しないといけません。

スノーブーツなどすべらないものを用意し、靴ははきかえるといいでしょう。
お母さんのヒールの高い靴などは、まったくだめです。
一度、校門の前で見事にころばれた方を見たことがありますが、やはりおしゃれなヒールの高い靴でした。

くれぐれも気をつけてください。
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