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国語が得意な子

国語が得意な子は、ある意味、得をしている部分があります。

というのは、国語の点数は他の教科に比べてぶれることが少ない。つまり、安定的な得点として最初から計算できる部分があります。しかも、最近は理科や社会の問題が長くなった。いろいろな資料を読む込まないと問題が解けないものが少なくないが、読解力がある分、結構スピーディに読んでいけるし、こうい問題の得点も悪くはないからです。

では、国語が得意な子の共通点は?

1 家族の中で本を良く読んでいる人がいる。(一番良いのはお母さん。)

2 大人と話をする機会が多い。(つまりは語彙を耳から聞いている。)

3 小さい時に本の読み聞かせをしてもらっている。

4 良く自分でも本屋に行く。

というようなことが挙げられるでしょうか。例えば塾のお迎えにお母さんが待ち時間で本を読んでいる場合、そのお子さんはまあ、本を読むことが自然だから良く読むようになる場合があるでしょう。(ただし、そうでないという場合もありますが。)

中学入試の国語の場合、読んで、考えて、書く、という3つのプロセスができる必要があるので、ただ本を読んでいるだけで点数が上がるわけではありませんが、しかし、それでも読まないよりはやはり言葉を覚えるし、文章の理解力もついていきます。

意外に大事だなあと思うのが2番。

今、家庭が核家族化しているので、お父さん、お母さん以外の大人と話す機会を子どもたちはあまり持っていない。しかし、今、お盆休みで実家に帰ると、おじさん、おばさんにあったり、年長のいとこ、はとこと話をしたりする機会もあるでしょうか。こういう機会を横で聞いていると、明らかに子どもたちの語彙が増えていったりします。(たまに方言もプラスされますが。)やはり、子どもは耳から言葉を覚えることは多いので、こういう機会は大事だなと思います。

国語が得意であれば、ある程度点数は安定してくるので、後は算数ということになりやすい。まあ、そういう子は算数が嫌いだから国語になるケースも多いので、算数の点数を上げるのは大変ですが、国語も悪い、というよりはよほど良い。

国語力は受験ばかりでなく、中学生以降の学力を支える土台になるので、4年生、5年生の時から本に対する習慣を培っていけるように考えてあげてください。

お父さん、お母さんと一緒に図書館に行く、という経験はやはり大事なことだと思います。

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