中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
塾バッグ
たまたま外出中に郊外のターミナル駅にいたときのこと。
ホームの階段から駆け下りてくる小学生たち。逆方向に上るのも明らかに塾帰りと思われる集団。
しかし、この子たちは塾帰りかあ、とわかるのは塾バッグのせいです。
塾バッグは、いろいろな変遷があり、機能も盛りだくさんになりつつありますが、やはり塾としてはわが生徒のアピールをすることにあるのは間違いない。
受験会場で同じバッグを持っている生徒たちがいるのは、当然みなさんおわかりのことでしょう。
しかし、大手でも塾バッグをやっていないところもある。
で、ターミナル駅で一番多かったのは、塾バッグを持っていない子どもたちの集団でした。ということは、逆宣伝にもなりえるわけですが…。
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第526回 イベント解禁
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ペースの自由
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偏差値で合格を測ると失敗することがある
4月に入ると早くも模擬試験が始まってきます。
で、この模擬試験なのですが、基本的に1種類の試験ですべての学校の判定を出す。だからいろいろ問題分野を分けたり、簡単な問題から難しい問題まで幅広くし、しかも問題数も多くするわけですが、しかし、所詮1種類。
それで判定を出すともう統計的に処理するしかないわけで、結局正規分布と合格者の分布を比較して合格可能性を出すことになるわけです。
ただ、志望校の出題傾向が模擬試験と大きく違う場合、合格可能性を偏差値で測ると失敗することがあります。
というのも、出もしない細かい知識ができなくても何の問題もないだろうし、逆に国語は記述しか出ないのに他の形式の問題ができてもあまり意味がない、ということがあるからです。
特に今年は各校とも、それぞれの出題傾向をさらに明確化してきたところがあり、いろいろな問題を解いてそこそこ偏差値が取れたからといって入試問題ができるかどうかはわからない。
やはり志望校の出題傾向に合わせた対策をして、例えば過去問である程度点数が取れていくようにならないといけないのです。
模擬試験のデータはだから、ひとつの参考にする、という程度にとどめておくことが大事。
数ポイントの違いなど本番ではふっとんでしまいますから、あまりこだわらないようにしてください。
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どちらかが少し受験から距離を置く
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3月30日の問題
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親が行きたい学校でも良い
志望校を決めるのに、いろいろな条件があるでしょう。男女共学が良いか、別学が良いか、大学受験校が良いか、付属校が良いか。
ただ子どもの行く学校なので、よくわからない、という思いのお父さん、お母さんもおられるでしょう。
私は親が行きたいと思う学校を子どもたちに推薦してあげるのはどうか、と思っています。
お父さん、お母さんの母校でも良いかもしれませんし、あるいは、お父さん、お母さんがかつてあこがれた学校でも良いかもしれない。
あるいは実際に学校を見て「私がこの学校に行きたい」と思ったら、それは子どもにも合う可能性はある。
昔に比べて学校の施設は大きく変わりました。だからやはり実際に見ることが大事。今年は何とか学校説明会がライブで開かれることが多くなると思いますので、ぜひ見てきてください。
子どもが見るのも大事ですが、親が見るのも大事です。
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男の子はだらしないからかわいい?
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講習を旅先から受けた子
春期講習の真っただ中だと思うのですが、フリーダムの子で講習を旅先で受けた子がいます。
オンラインの個別指導だからできることと言えばそれまでなのですが、別にホテルの一室とつないでも何の問題もない。
指導する時間はしっかり勉強する、あとは旅行先で家族と楽しむ、というように時間の切り分けができて良い方法だと感心しました。
受験勉強を始めてしまうと、長期休みは必ず講習があり、家族旅行なんて二の次、三の次になりがちですが、弟や妹もいるので、やはりそれなりに家族の時間を大切にする方法を考えないといけない。
その意味で「場所の自由」というコンセプトは割と気に入っているのです。
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何でもかんでも塾の言う通りにする必要はない
算数オンライン
3月28日の問題
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子どもが塾に行きたくないといっても中学受験まであきらめる必要はない
子どもがクラス分けで、成績順に並ぶのがいやで、もう塾やめたい、ということがあるかもしれません。
塾に行かないならもう受験は無理?
いえいえ、そんなことはありません。本人が違うやり方で受験すればいいだけの話。
いやだと思っているやり方を無理して続けさせる必要はありませんが、中学受験のチャンスまでなくす必要はないのです。
中学受験は、学校の勉強から大きくかけ離れているので、塾でないと対応が効かないと思われるかもしれませんが、たくさんの参考書や問題集はあり、個別指導も家庭教師も個人塾もいくらでも方法がある。
子どもが適切な勉強を自分でしっかりやれるようになれば、成績は上がります。だから、一大事と考える必要はない。
3大塾全部行った、という猛者がウチの卒業生にもいましたが、まあ、最後の最後でたどり着いたのか、ウチでしっかり合格していきました。だから、しっかり子どもに合う方法を考えてください。
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え、講習こんなに長いの?
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場所の自由
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なぜわからないか、わからない
お父さん、お母さんも一緒に勉強していると、お父さん、お母さんはわかるけれど、子どもがわからない、ということはあるでしょう。
優秀な先生は、「なぜわからないかわからない」と言いますが、しかし、わかっている人はわかっているから、わからない方の気持ちはわからない。
まして「なんでわからないの?」と言われてもわからないものはわからないのです。
だから、少しずつ組み立てていくしかない。繰り返し勉強していくしかない。
そうやって積み上げていったとき、ある時突然、「そうか!」と思うこともあるわけで、そこまで繰り返すことにちゃんと付き合ってあげることが良い先生の資質、なのです。
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「塾にお任せしていれば良いのよ」という先輩ママ
算数オンライン
3月26日の問題
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子どものストレスはいろいろなところに出る
新学年になって2か月。そろそろ春期講習も始まったとは思うのですが、しかし、この間に前学年に比べれば受験勉強の量は一気に増えているでしょう。
だから、いろいろ子どもたちはストレスをためている。
遊びに行けない、ゲームができない、というところから始まって、勉強がうまくいかない、終わらない、覚えられない、などなど。
それが次第にストレスとなって子どもたちに現れてきます。
チック症が出たり、脱毛があったり、友達と喧嘩したり、弟、妹をイジメ始めたり…。
だからよく見ていてください。
子どもたちは自分がストレスに苛まれているとは気づいていない。なぜこうなんだろう、と不思議に思うのが関の山ですから。
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加熱期の先
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時間の自由
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この授業いらないんだけど…
今の塾は基本的にセット塾です。つまり、この授業は出ない、ということは基本的にできない。全部出なさい、ということになっている。
でもいろいろ都合があるから、ということはあるのですが、それは許されない。だからテストをやってちゃんと授業に出るように仕組まれています。
それに比して単科塾というのがあります。国語の先生が割と多いですが、算数単科という塾もあるでしょう。これだと必要な教科だけをやる、ということも可能ですが、最近はセット塾ばかりになりました。
その結果として、子どもたちの都合はあまり優先されていない。習い事はさっさとあきらめないといけないし、友達と遊ぶ時間も制限される。というか、今は学校だけで遊んでいる子が多いかもしれません。
そういう意味で子どもの都合に合わせるとすれば個別指導の方が便利になっているかもしれません。実際に子どもの勉強に合わせていろいろ考えてみると、本来優先しないといけない勉強ができないままに放置されることはあるわけで、6年生は特に注意が必要です。
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第525回 子どもの数だけ伸ばし方がある
算数オンライン
3月24日の問題
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一人っ子じゃないと無理?
中学受験はお金がかかります。
また、受験した後も私立だからお金がかかる。
「ウチは一人だから何とかなったのよ」と受験後に言われた方もいらっしゃいました。
で、人に頼めば、それだけお金がかかるわけですが、自分でやれば後は入った後の私学の学費に絞り込むことはできるので、まだまだやり方はあるだろうと思います。
つい6年生になるとこれが最後だから、とばかりに力を入れてしまうのですが、まあ、そう大きな効果があるわけではない。
それよりは自分でいろいろなことをしてくれるように仕向けることで、大分コストはカットできるようになるでしょう。
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みんなが競争好きなわけではない
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時間の自由
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これは何かの間違いだろう
テストが帰ってきました。
「え、ええ!!」
というような点数を見せられることもあるかもしれません。
あんなにいっしょにやったのに、とか、いろいろなことを思われるかもしれませんが、なに、子どものすることです。そんなときは、
「これは何かの間違いだろう」ということにしましょう。
で、あとはいつも通り、復習をする、やり直しをする。
本人だって良い点は取りたいのですから、責めても仕方がない。ちゃんと復習すると次は良い点がとれるよ、と励ましてあげてください。
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そんなに自由で良いの?
算数オンライン
3月22日の問題
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