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言葉がやさしくて態度が厳しい親

例えば、塾のない日。

今日は、塾の算数の復習と、理科の宿題、それに国語の過去問をやることになっていたとしましょう。

で、お母さんが家に帰ってみると、子どもの姿が見えない。

しっかり遊びに行っているようなのです。

で、18時ごろ、くたびれた顔をして帰ってきた子どもに対して、さて、お母さんはどうしますか?

叱る?

まあ、圧倒的に叱る方が多いのだろうと思います。決めたことをやっていないわけだから。

で、最終的に、ごはんを食べて、やろうと思っても、すでにくたびれていて、まぶたがくっつきそう。あるいは、机の上にすでにうっぷしてしまうかもしれません。

このときは?

「もう、いいから、寝なさい!」

になる方が多いのかもしれませんね。

叱ってもいいが、「寝なさい!」はまずい、と思っています。

だって、決めたことだから、最後までやってもらわないと。たとえ、できなくても、いいんです。そこで親が寝なさい、と言ってしまえばそれですんでしまうから。

ここは叱らずに、

「大変ね。がんばってね。お母さんは寝るからね。」

が正しいと思うのです。

かぜをひくかもしれないし、終わらないかもしれない。でも。少なくともそれは本人が決めたのだから、どこかで落とし前をつけてもらうしかないわけです。

これが「言葉がやさしくて態度が厳しい親」。

逆は「言葉が厳しくて、態度がやさしい親。

みなさんは、どちらですか?

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図形を組み合わせる
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中学受験 算数オンライン塾

4月30日の問題
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終わらせる子

中学受験は小学生がやることとしてはなかなか分量も多いし、難しいので、やはり段取りをとっていかないとなかなか進まない。そこで、計画を立てて、毎週の勉強を少しずつ進めていく、というのは私もよく薦める方法です。

まいにち目標達成ノートという手帳を作ったのも、その一環でそれを毎週持ってきてもらいチェックしていました。

ある女の子のノートは、見事に計画が終了しています。しかもお母さんのチェックも入っていて、なかなかよくがんばっているように見えました。本人はクラスではあまり目立つ方ではありませんが、授業態度もまじめでしたから、それなりにやっているように思えたのです。

でも、ちょっと気になったので、算数の復習ノートを見せてもらいました。このノートは本人ができなかった問題を改めて解きなおす、というノートで1ページに1問、できなかった問題をはりつけて、解くのですが、すべての問題が実にきれいに解けている。というか、書いてある。

「これ、全部自分で解けたの?」
「いいえ。解けないのもありました。」
「で、それはどうするの。」
「先生の解答を写しました。」
「・・・」

つまり彼女は終わらせる子であったのです。わかるか、わからないか、という点で区別がついていない。ただ、「復習をしました。」ということであって、そのときできなければやり直す、ということにはなっていない。逆に考えれば、できようができまいが、答えを写してノートを作り直せば、それで終わりになる、ということなのです。

しかし、別にズルをしたい、ということではないでしょう。そこでじっくり説明することにしました。

「もし、解きなおしてできなかったら、そこで終わりにしていいです。解説は写さなくていいから、一度読んで、もう一度やり直す方に回しましょう。」
「え、でも、それだと終わりません。」
(ああ、やっぱり。)
「終わらなくてもいいのです。あなたが自分でできる問題が増えるかどうかが、大事なのであって、終わるか終らないかは問題ではありません。このノートでどれが自分でできて、どれが答えを写したか、というのはもう忘れちゃったでしょう?」
「はい」
「だから、それだと本当にあなたに解ける力がついたかどうか、わからないでしょう?あなたが自分の力で解けた問題、だけ○が付いていればいいのです。できなかったら、またやり直す。答えを写さずともあるわけだから、それを読むことは大事だけれど、それをまた写す必要はありません。一番大事なのは、あなたが解けるか、どうかなんです。ここで全部○が付いていても、入試でできなかったら困るでしょ?」
「あ・・・、はい」

明らかに彼女は気が付いたようです。これは一体何のためにやっているのか、説明していても、だんだんやることが多くなれば自然「終わらなきゃ」という方に力が入ってしまう。しかし、そうなると本当に力がついていくかどうか、わからなくなります。

何のために、この勉強をするのか。時々、確認をしておきましょう。

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第一志望を決める時期
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慶應中等部 学校別対策の考え方(4)
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問題の図に書きこまない

子どもたちがやった過去問やテキストを見ていると、図にいろいろな書き込みが見られます。

中にはいろいろ考えて線を引いたために、実際の問題の図がわからなくなってしまう、ということもあるものです。

最近の子どもたちは自分で図を描くというのが下手になりました。これはやはり問題を板書したり、解説を写す作業が減っているからだと思います。テキストを配り、解答・解説を配れば、先生が板書した解説を写さずともわかるので、別に後で苦労しない。というので、板書を写さないということも多くなったかもしれません。

しかし、これでは子どもたちの図を描く力がつかない。

だから塾の先生はなるべくテキストの問題をやりたがらない、という面があるのです。ところが、この授業は板書を写せなければ、その授業の様子が残らない。我が子のノートを見て、何が書いてあるのかわからないから、お父さん、お母さんが塾に電話をする。

「いったい何を授業でやっているのか、さっぱりわからないんですけど。」

その通りでしょう。

子どもがノートを書いていないわけだから。それで、だんだんプリントは厚くなっていった面は否定できないと思います。直接先生の授業が入っているわけではないが、一応やったことは、こういうことでした、というのがテキストやプリントの内容なのです。

しかし、実際の授業はもう少し高度なことをやっているかもしれません。

だから、早い段階から板書を写せるようにする。

そして問題を解くとき、決して問題の図を使わない。自分で図を描くべきです。

問題の図は、そのまま情報としてとっておかないといけない。

だって書きこんで最早原型をとどめなくなったら、元になっている情報が正しいかどうか、わからなくなってしまうのです。つまり本人は確かめようがなくなる。

このことは、今後勉強を進めていくうえでとても大事なことです。

テストの時は時間がないから、というので、問題の図を使う子が多いかもしれませんが、ここでも同じです。

自分で図を描けば、いろいろな視点から考えられる。自在に自分で図が描けるからこそ、問題は解けるようになるのですから。

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円とおおぎ形
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4月28日の問題
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本物を見に行こう

今年のゴールデンウィークは前半と後半に真っ二つに割れますね。

1週間お休みというところもあれば、どちらかに特別講習を入れるところもあるようですが、遠出はできないにしても、家族で遊びに行ける時間はあるかもしれません。

そこで・・・

私は、水族館や植物園を薦めたいと思います。

子どもたちは生物というと、テキストの写真で勉強することが圧倒的に多いのです。めしべが何本、おしべが何本というように知識としては覚えていても、それをスケッチしてみなさい、などという問題が出てしまうと、お手上げになることが多い。

ならば、ひとつここは、本物を見に行こう、というのはどうでしょうか?

「えー、遊びに行くの? 勉強に行くの?」

と、ブーイングが出るかもしれませんが、じっくり植物や魚の姿を見ればまた関心も出てきます。

最近の子どもたちが生物に関心が薄い理由は本物を知らないから。

だったら本物を見に行って見ると良いと思うのです。

植物園や動物園、水族館であればそれほど遠くまで出かけずとも行けるでしょうし、きっとおもしろい経験ができると思います。

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溶解度の問題
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慶應中等部 学校別対策の考え方(3)
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雑な解き方が直ったのは

その子は頭の良い子だ、と思っていました。

話をしていても、回転が速いし、口もそこそこに立つ。いろいろな言葉が出てくるわけだから、それなりに語彙も持っている、ということなのでしょう。

しかし、算数の点数が悪い。

理由は明確でした。解き方が雑。式も充分ではないし、計算もなんとなく暗算。しかし、この暗算が思わず間違っていたり、いざ答えを書く段で書き違えたり。

まあ、そういうことで、呼んで注意をしたり、話をしてみたりしたが、何とも直らない。

ところが、6年生の後半になって突然、点数が上がり始めました。

しかも答案を見ると、きちんと式が書いてある。計算もたての計算が明確になっている。

「やれば、できるじゃないか。」

と思ったのですが、問題はどうしてそうなったのか。あれほど注意していても直らなかったのに。

実は彼に、友達ができたのです。

その友達は決して目立つ子ではありません。しかし、成績は良い。

で、教室で二人で並んでいるときに注意してみていると、なんと、二人のノートの取り方がまったく同じになっていたのです。

「なるほど」

と思いました。つまり彼は新しい友達の真似をした、ということなのです。

きっと、なぜ彼は点数が良いのか、自分と何が違うのかを比べたのでしょう。そして、それを素直に真似た。結果として、彼は雑な子ではなくなりました。

もちろん、もとはと言えば「できるようになりたい」「成績を上げたい」と思っていたのですが、具体的なお手本が目の前にできて、彼にとっては道が開けたのでしょう。

翌年から、私は彼の友だちのノートをコピーしておいて、最初の授業の時に解き方の例として説明することにしました。

やはりお手本があると、子どもたちにとってはやりやすい、ということなのです。

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強くない運動部
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4月26日の問題
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文化祭


間もなくゴールデンウィークですが、この前後に文化祭をやる学校があります。文化祭はその学校の雰囲気を知る良い機会ですが、つい秋ではないかと思いがちです。

したがって志望校のホームページで必ず時期を確認してください。

文化祭は、やはりできる限り出かけて行った方が良いと思います。一度行ったことがあるから、今年はいいか、とは思わず、できれば毎年行く、ということでもいいのではないかと思うのです。

志望校であれば、学校が身近になればなるほど「行きたい」と思うものです。したがって文化祭に行けばその気持ちは強くなるので、できる限り行ってほしいと思います。

子どもたちは自分の好きな展示を見てくれば良いのですが、お父さん、お母さんにはやはり在校生の様子をしっかり見てきてほしいと思うのです。

子どもにもいろいろなタイプがいます。

積極的に部活に参加する子もいれば、そうでない子もいるでしょう。

いろいろな子どもたちがいますが、その子どもたちがどんな活動をしているのか、どんな様子なのかを見ていれば、お子さんがやがて入学したときのイメージが湧くでしょう。

その結果として、それが子どもたちにとって楽しいものである、と思えるのであれば、それはその学校がお子さんに合っている、と思って良いのではないかと思います。

逆にそのイメージがあまりわかないとすれば、本当にその学校でいいのか、もう一度考える余地があるのかもしれません。

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仕上がりの時期は違って良い
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慶應中等部 学校別対策の考え方(2)
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方眼罫から白紙ノートへ


学校によって算数で記述式の解答を求める学校があります。

つまり、問題の解き方を説明し、図やグラフなども書いていかなければなりません。ただ、この場合は部分点が認められる。

途中までできていた、あるいは最後のところで計算が違う、というような場合は0点にはならない。でき次第では満点に近い点ももらえる、ということなのでこの形式の方が、「できる子を落とさないで済む」と言われます。

○か×か、で採点してしまうと、ちょっとしたミスも、実は全然わかってない場合も、同じ0点になってしまう。これは差がつきますが、力のある子が落ちる場合もある。本番の入試では何が起こるかわからない。もちろん、それも含めて実力なのですが、とはいえまだ12歳。だったらなるべく見るところを広くした方が良い、というのでこの形式の問題になっているようです。

で、そういう学校を受けるのであれば、早くから記述式の解答の練習をした方が良い。

ところが、その解答用紙は白紙であることが多い。罫はまず入っていません。図や式を自由に書いていいよ、と言わんばかりの白い解答用紙。だから、最終的には白紙のノートで練習すべきだとお話をしているわけですが、まだ慣れないうちは、私は方眼罫を薦めています。

方眼罫だと一応、目安となる線があるからまがりにくい。さらにグラフや表を書くのも定規を使わなくとも、ある程度はできる。

そう、記述式の学校で「定規は使えない」という学校も多いのです。だからある程度フリーハンドで図や表を書けるようになっていなければなりません。

だから定規なしで方眼罫を使う。そうやって少しずつフリーハンドで書く練習をして、夏休み以降過去問を中心に勉強するようになったら、方眼罫を卒業して白紙のノートを使ってください。

最終的には白紙の解答用紙にわかりやすく書くことが目標ですが、最初からうまくはいかないので、段階的に進めていきましょう。

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第80回 家ではできる理由
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4月24日の問題
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本を読む母、読まない母

別に統計をとったわけでもないので、これは確証を持って言える話ではありません。

ただ、お母さんが本を読むなら、子どもは比較的良く本を読む。お母さんが本を読まないなら、子どももあまり読まない。

ということは経験的にそうだと思うのです。

(いえ、うちはそんなことはない、という方もいらっしゃるとは思いますが。)

で、お母さんが家で本を読む、というのは実はなかなか難しい、と思うのです。いろいろやることがある合間を縫って、本を読む時間を確保することはなかなか大変でしょう。しかも、テレビやDVD、あるいはインターネットという時間つぶしはいろいろある中で、やはり本を読む、ということはそれなりにお好きだと思うのです。

そういうお母さんの姿を見ていて、子どもはどう思うか?

「へえ、そんなにおもしろいの?」

あるいは、本を読むために小さいときから図書館に連れて行ったりする機会があれば、当然、子どもも本を読む機会が増えるでしょう。

例えば塾の休み時間に、本を開く子は何人もいます。

一方、ゲーム機を開く子もいれば、定規を落とすゲームに費やす子もいる。つまり、本人がやりたいことをやれる時間に本を読む子は、当然、読むのが好きになっているから、読むのです。その自然な形は、できれば早くにつけてあげておきたい、とは思います。

では、父親はどうか?

父親は、この点で言えばあまり影響力がないような気がするのです。(これまた、統計をとったわけではありません。)

やはりお母さんと子どもの距離が一番近い。だから、影響力はお母さんの方があると思います。

ということで、子どもを本を読むように仕向けたいのであれば、まずお母さんが読む、というのが一番の方法だと私は思っているのですが。


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平面図形の問題
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慶應中等部 学校別対策の考え方(1)
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理系に進む子

中学受験が終わった後、大学に入るとまた塾を訪ねてくる子が少なくありません。

で、進学後の文系、理系を聞いていると、男子は比較的理系が多いような気がするのです。本来はだいたい半分ぐらいになるのかな、と思うのですが、やや理系の方が多いかなという印象。もちろん、大学付属校の場合は若干違うのですが、受験校の場合はそんな感じです。

これについて、ひとつ、思い当たる理由があります。

中学受験は比較的、算数と理科に力を入れる。文系科目というのは国語と社会ですが、社会はやはり覚えるものが多いので、どうしても応用力とか思考力ということで考えると算数が中心になってきます。

その結果として算数は結構できるようになった子どもたちが、中学に進むとまずぶつかるのが英語です。

最近は小学校でも英語をやるようになりましたが、それでも結局は最初から始めるようなところがあり、で、当然のことながらいろいろ覚えなければいけない。まずアルファベットを覚え、次に単語を覚え、と次から次に迫られる。

一方数学も多少つまらない正負の数から進みますが、それでもやがて方程式になり、関数に進む。結果として算数が得意だった子どもたちは、数学も好きになりやすい。数学が好きになった以上、英語はあまり好きにはなれない。この逆も真です。つまり算数が得意でなかった子はやはり数学や化学、物理というような範囲はあまり気が進まない。一方英語は覚えればいい、と思うから勉強がやりやすい。

ということで文系とか理系とか、いうのができあがってくるのです。もちろん本人の好みもあるし、あるいは中学校に入ってからの指導もあるので、一概にこう、というわけではないが、やはりその流れは少なくないように思います。

で、好きになる、関心があれば、やはり勉強するから、さらによくわかる。これも逆もまた真で、嫌いになる、得意ではない、と思うとやらないから、さらに成績が悪くなって、嫌いになる。

ということで中学受験では比較的算数好きな子ができるので、理系がやや多くなる、ということなのではないか、と思うのです。

全体的な話で言うと、「理科離れ」が多くなっているわけだから、やはり理系に対するアゲインストは少なくない。それが逆転するのは、やはり中学受験の算数が支えているところがあると思います。だから、理系に進ませようと密かに思っている場合は、「算数を好きになる工夫」「算数が得意だと思わせる工夫」をした方が良い。

算数・数学が最後の砦である子が、やはり理系に進むような気がします。

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青山学院 入試日変更
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4月22日の問題
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量は追わない

多くの中学校の国語の問題は、おおむね物語文と説明文(あるいは論説文)の読解で構成されています。

学校別出題傾向として記述式なのか、選択式や適語選択などの記号式なのか、という違いはあるものの、基本は結局読解力がなければいけない、ということなので、たくさん読解の練習をした方が良い、ということになりがちです。

結果として、この時期くらいから、たくさんの過去問にあたる、という勉強の仕方をしている受験生が多いと思うのですが、量をやっても力が伸びないケースがあります。

というのは、国語力は読んで、考えて、書く(あるいは記号を選択する)という3つの過程の訓練がある程度深くないといけない。国語の問題は著者が作問するのではないので、採録された文章から根拠となる部分を探す、ということが解法のヒントになることは、これまでも繰り返しお話してきましたが、しかし、それとても万能ではありません。

例えば、物語文の心情読解において、登場人物が何を感じているのか、どういう気持ちになっているか、想像して書く、という問題も出題されている。もちろん文章から読み取るわけですから、採点するポイントはいくつか、文中に含まれていますが、結局は本人がどう読み取ったか、ということをしっかり書けないと点数にはならないわけです。

つまりたくさんの問題を解いたからといって、そこに深さがなければ力はつかないのです。

特に最近採録される文章は現代物が多くなり、揺れる登場人物の気持ちを的確に表現できなければいけない、というような問題も増えてきました。しかし、人生経験が少ない子どもたちがこれを完全に読み取れるか?といえば、そうではない。

だから、つい答えを写すだけで、具体的にどんな気持ちになっているか、ピンときていない場合も多いのです。したがって、たくさんやってもその深さがなければ同じことをくりかえしているだけだから力がつかないわけです。

私はたくさん解く必要はないと思っています。むしろ、一問の掘り下げ方が大事でしょう。

国語の指導のうまい先生の授業を見ていると、その状況を説明してまず、子どもたち自身がその状況に立ったような気にさせます。

その上で、「どんな気持ちになった?」ということを複数の子どもたちに聞き、板書していく。

3つ、4つあがってもまだやめない。子どもたちとしては、まだあるのか?と思いながら考えを進めていく。そうすると、もしかするとこういう気持ちもあるかも?という考えが浮かんでくる。そうやっていろいろな見方を見聞きさせながら、疑似的な人生体験をさせていきます。

表現というのは、6年生の後半になって実際に何を書こうか、ということがわかっていればそれなりに上達はしていくものですが、最初の場面での理解はそういう疑似体験が深まらないとなかなか出てこない。ですから、家で勉強するときは、どうしてこの答えになるのだろうか、というような話をできれば、お父さん、お母さんとしてほしいのです。

実際には物語のその場面が良くわかっていない場合もあるだろうし、人間関係を取り違えている場合もあります。そうなると、なかなか自分の考えから抜け出せない。逆に一緒に考えて、話す、ということだけで、想像が広がっていき、相当力がついてきます。

量をこなすよりも深さ、が国語の読解、特に物語文では必要ですから、闇雲にやろうとしてはいけません。

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