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縁のある学校は必ず見学できる



まだコロナ禍が続いているので、学校説明会とかイベントが抽選制であるところが多いでしょう。

で、その抽選に外れた、というお声をよく聴きます。それなりに学校もイベントの機会を増やしていくとは思うものの、そう熱心ではないという学校もあるので、見学できないのはちょっと、と思われるかもしれません。

が、縁のある学校は必ず見学できるものです。

そういう流れになっていることが多い。

だからあまり外れたことを苦にしないで、いろいろチャレンジしてみてください。

案外知らなかった学校が、「結構いいかも」と思うチャンスがやってくるかもしれません。



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待つ学校

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相対評価はありません。









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自分のペースで勉強したら?



カリキュラムが前倒しされ、かなり忙しいものになっている塾があります。

で、特に小さいころはまだ個人差が大きいので、それに対応できる子が多いわけではないのです。

それが子どもたちのやる気喪失につながってしまうのはやはりもったいないし、子どもたちには自信をもって勉強してもらいたいと思うのです。

だからもう自分のペースで勉強した方が良い。本人がちゃんとわかる、というところで次に進む、ということができないと、どんどん積み残しが出てしまって、あとの方が大変になる。

だったら最初から少しペースを落として、できることをていねいにやり、「これはできる」ということを積み重ねていった方が子どもたちのやる気にも自信にもつながると思うのです。

競争させるからそういうことになる面はあるので、一度足を止めてみてはどうでしょうか。

実際に勉強はわかること、できることが増えるから本当は面白いものなのです。




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全国を受けまわる受験

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4月29日の問題









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国際と名の付く学校



最近、「国際」と名の付く学校が増えてきました。

古くは暁星国際とかもありましたけれど、ここのところ新たな校名がつく学校には国際の文字が多い。

まあ、それだけ受けが良い、ということなのでしょうか。このまま日本の中に埋もれていてはいけない、ということなのかもしれませんが、しかし、その内容はやはりよく見分けた方が良いのです。

本当に力がつくのか、ただ、雰囲気で名前がついているのか、具体的な学習内容はどうか。

学校の内容がしっかり見分できるのは実際は10年ぐらいかかるのです。その名前に値する学校であるかどうかも、そこまではなかなか見極めがつかないところはあります。

子どもたちの志望は待ったなし、なのでなかなか最初の募集からうまくいかないとは思いますが、逆にコツコツと努力を続けてきた学校はメキメキ力をつけているのも間違いない。

これらの学校のこの先が楽しみになってきました。



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第530回 相対比較の発想はやめた方が良い

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基礎固めが大事









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学ばせる時期を間違えてはいけない



中学受験は、子供にしろ親にしろ、次の学習環境を決めることができるという点で大いにメリットがあります。6年一貫教育を選べば、当然、高校受験はないわけだから、その分いろいろな資質を伸ばせるという点でもメリットが多い。

ですから、中学受験自体は何も問題はないのです。

ただ、この加熱期は異常。これまで40年近く、中学受験を見てきましたが、本カリキュラムが2年生から始まるなどは論外と言ってもいい。

塾の競争があるので、塾は早くから生徒を囲い込みたい。これはその通りでしょうが、だからといってカリキュラムを前倒しにしても子どもにはメリットが少ない。

学ばせる時期を間違えてはいけないのです。本来あることができるようになって、次に進むわけで、そのあることをすっ飛ばして次に行ったところで、何らかの無理がある。

本来中学受験で出題されることは小学校5年、6年で学べば十分である、ということは間違いないのです。4年生からでも本来は早い。だからついていけない子が多いのです。

周りが早くいくから、うちも急がなきゃ、はまあ、よくある話なのですが、しかし、その分のデメリットを子どもが受けているのを見逃してはいけません。




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子どもは子どもの考えがあるが

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4月27日の問題









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管理型の学校が増えているようだが



最近の子どもたちの話を聞いていると、結構、学校でいろいろ管理されているところが多いようです。

実際に塾と見紛うほど、成績を全部公表している学校もあるし、宿題が多い学校もある。

付属校なら安心というわけではないのです。付属校同士で大学推薦枠を争っているところもあって、したがって同じように管理されている。中学から高校に進めない子が出ている学校も少なくありません。

しかし、これは子どもたちの資質を伸ばすという点で本当に良いかというと、そうでもない。

実際にそういう管理型からドロップアウトしてしまう子どもたちもいます。もっと自由な学校に行きたかった、というのはその通りでしょう。

親は管理されていれば安心と思うかもしれませんが、実はそうではない。ドロップアウトするとけんもほろろ、に扱われる学校が多いのです。

だからよく学校の状況は見た方が良い。ただ、偏差値表だけで学校を見ていると、本当の中身が見えてきませんから気を付けてください。



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問題用紙に注目

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覚えられる子、覚えられない子



入学試験では、やはり知識が物を言う場面が少なくありません。

社会はほぼそうだし、生物や地学、漢字の問題もそうでしょう。で、こればっかりはとにかく覚えるしかない。

で、それをすぐ覚えられる子とそうでない子がいます。

例えば暗記テキストを出題範囲にして、合格点を決めてテストをする、というのはどこの塾でもやることですが、だいたい合格点をとれないメンバーというのは決まっている。じゃあ、ちゃんと準備をしていたのか?といえばしている子もいればそうでない子もいます。ただ、概ねしている子の方が多い。

しかし、時間切れになって覚えきれない。だからテストに合格できないのです。つまり覚える能力には個人差がある。簡単に覚えられる子とそうでない子がいる。これは最後の追い込みのところでやはり差が出ます。つまり、たくさんのことを覚えられる子とそうでない子で差がつくわけです。

だから、今から少しずつ覚える能力を鍛えていった方が良い、とは思います。例えば10個の知識を暗記する時間を記録してみる、とか。

覚えるのにはコツがあって、例えば駅から自分の家までにある風景とそれを結びつける、とか。家族や友達とそれを結びつける、ということで、思い出すきっかけを作る、という手法があります。それ以外にもいくつか手法があるし、本人に一番合う手法を見つけることも大事なので、そういう練習は少しずつしていくと良いでしょう。

ただしあくまで、覚える力を鍛えるのであって、本当に覚えるのは、後半です。今覚えても、どうせ忘れますから。




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入試問題はここからもう一段階レベルアップする

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4月25日の問題









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遊ぶときは遊ぶ



間もなくゴールデンウィークです。

塾も休むところが多いかと思いますが、それでも特別講習とかあって6年生は気が抜けないかもしれない。

しかし、まあ、遊ぶときは遊ぶ、でよいのではないでしょうか。

子どもたちはこれまでの間に相当ストレスはたまっているわけだから、どこかで発散する必要があるのです。

これは実は親も同じかもしれない。なんか息が詰まってくる、という感じがあるでしょう。

だから遊ぶときは遊ぶ。家族で楽しい時間を過ごしてください。



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中和に関する問題

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追われるだけで定着していないと感じたら



新学期になって、カリキュラムはどんどん進み、組み分けもやってきて、なんか気ぜわしいけれど、実際に学習が定着していないのでは?と感じられることがあるかもしれません。

そう感じたら、まず間違いなくその通りだと思うのです。

だいたい、忙しすぎるし、本当に宿題とかこなせないと思われる量が出ていたりするし、それでとにかく終わらせる、だけになると本当にわかっているかどうか、怪しい。

子どもたちも終わらせればよい方に傾けば、適当に答えを書くという芸当ができる。

「これ、ちゃんとやったの?」と聞かれれば、当然「やった」と答えるでしょうが、しかし、本当のことを言えばまあ、適当にやったと言っても過言ではないかもしれません。

だから、個別にじっくりていねいにやった方が結局早いのです。

むやみやたらと競争させられているだけで、力がつかなかったら元も子もないのです。

いったんそういう流れをストップして、じっくり勉強してみる方が、効率は上がるものです。




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親の根気も大事

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4月23日の問題









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空白の3か月にしないために



6年生の1学期を、空白の3か月という場合があります。

思うに、5年生の延長線で毎月のカリキュラムや組み分けテストに追われ、最後までがんばってきたものの、特段成績が大きく変わるわけでもなく、いざ、夏休みに学校別対策が始まったら、「もっとやっておくべきことがあった」ということで思わず、「あの3カ月がもったいなかった」というニュアンスになるのだろうと思うのです。

ここ数年、カリキュラムが前倒しにされているのだけれど、しかし、学校別対策が始まるのが夏休みから、というのは変わりがないので、この1学期の意味合いがいまひとつ明確になっていないのもそういわれる所以かもしれません。

で、大事なことはこの期間の総復習を組み分け試験で上位に入るためのものとして考えてはいけない、ということです。

何となく5年生の延長で、次の組み分けまでに、あれをやって、これをやって、というので、「志望校に向けて」何かをするということが抜け落ちる可能性が高いのです。

例えば国語の読解問題の練習は、もうこの時期過去問をやってもまったく問題がないでしょう。

いずれにしても塾のテキストは過去の問題でできていることが多いから、他校の問題をやるぐらいなら、まず志望校の問題をやった方がよほど良いはずです。

しかし、そんな話を塾の先生にしても「まだ、早い」とか「できないと自信をなくしますから」みたいな言われ方をして先延ばしされる。

別に過去問で力試しをする必要はありません。

あくまで学習の教材だし、「こういう問題が出るんだ」ということでよほど子どもたちのモチベーションを引き出すことになる。

今のうち過去問をやってしまうと、あとやることがなくなってしまうなんて話なら、「じゃあ、なんで先にやるんだ」ということでしょうか。

せっかく少しは早く進んだのだから、復習をしながらも学校別の対策に少しずつ手をつけていくべきです。

そんなのは塾の指示を待たなくても家庭で率先してやれることです。

でないと、あんなに大変な想いをして前倒しをした意味がなくなります。

1学期でも少しずつ志望校対策は進めていきましょう。



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塾の宿題はかえって邪魔な時もある

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できない問題は解説を見た後が大事



模擬試験でも、組み分けても、過去問でも、できない、という問題はあるでしょう。

で、15分ぐらい考えてもできなければ、解説を読んでみるのです。そうすると、「ああ、そういうこと…」ということになる。

それがひとつの勉強。あとはそれをもとに最後まで自分で答えを出せばよい。最後まで、というのが大事です。

解説を読んだだけでは、実は本当はわかっていない、という場合が多い、だからそれを読んだ上で、そこから自分で答えを導き出す。

そうすると、読んだことが自分の力になる。

ただ解説を読んだだけでは、力になっていないことが多いので、時間はかかるがしっかりやり切ってください。




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第529回 入試で出ることは5・6年で習う

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4月21日の問題









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