座禅のときに行う呼吸は、口を閉じ鼻だけで呼吸します。 吐く息を出来るだけ長く吐きます。 吸う吐くの呼吸を1分間で3回を基準に行います。 出来るだけ長く吐こうとして、頑張りますと息が苦しくなります。 苦しくなる寸前で、また軽く大きく息を吸います。
呼吸法の中には、息を途中で止める呼吸法もあるようですが、私自身はそのような呼吸法は、自然ではないと感じており、吸う吐くの呼吸は、出来る限り無理せず自然なリズムになるようにして、行うのが良いと思っております。
座禅を初めてから10数年になりますが、最近になって呼吸の回数を数えてみました。 私の場合は3分間で7回でした。 多分、呼吸に慣れてくれば、次第に1回の呼吸は長くなってくるのではないかと、思われます。
私自身は現在では吐く息を長く吐くことは、殆んど行いません。 胎息という気の呼吸で座禅を楽しんでおります。