Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ここを乗り越えたチームは強い(18節横浜FC戦)

2017-06-10 17:11:43 | マッチレポート17'
2位相手に勝ち点1は決して悪くないけど、ほとんどのサポーターがモヤモヤした気持ちでこの試合を受け止めている。そこにいま我々が目指しているレベルの高さがあるわけで、いまは苦しいけど、乗り越えた先には明るい未来があると信じて、やり切るしかない。いまは耐え忍ぶ時。


このスタイルのサッカーを貫くためには、前節は少し心配なミスから敗戦を喫した。次の試合への影響が心配されたけど、そこの心配はなかった。何よりもここが生命線だから、ここを立て直してきたというより、いつも通りにやらせた監督の手腕を評価したい。さらに先制後は圧倒的に支配し、横浜に何もさせなかった。復帰即スタメンのコテがかなり自由に動き回り、ボールを引き出すことで横浜の守り方を混乱させてた印象。林の負傷は本当に残念だけど、さんぺー、コテ、怜と立て続けに復帰してきたことは大きなプラス材料。ゲームマネジメントがうまくないという点だけは真摯に反省して、あとは自信を失わずにやること。ホントそれだけ。


自信を失うという点では今日のフクは残念だった。PKになってしまったシーンは自らスルーしたのか、相手に股を通されたのかは分からなかったけど、正直やむを得なかったと思うよ。あれくらいはある。ただフクがダメだったのは、その後メンタル面で自らを立て直せなかったこと。ここは自分次第でどうにでもなる部分だけに何とかしてほしかった。伊佐が最後に使えなくなることを承知で手を入れざるを得ないとまで片野坂さんに思わせてしまったことをしっかりと受け止めて練習から取り返してほしい。短い時間ながらもいいプレーをいくつか坂井達が見せてただけに、次節代わってもおかしくはないかなと思った。


惇のゴールもさんぺーのゴールも素晴らしかった。町田戦や水戸戦でもどかしいくらいに入らなかったのがウソのように、どちらもGKにはどうしようもないレベルのゴール。それだけにこれを勝ち点に結びつけたいところだったけど.... もちろん粗は探せばたくさんあるし、まだまだ改善しないといけない部分も多い。でもいまのこの流れの悪さは運が悪かったで片付けていいレベル。長いシーズンこんな時期もある。ここを乗り越えたチームは強い。
コメント (2)
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