ニコンのフルフレーム・ノンレフレックス用レンズ

 blog「エンジニアの嗜み」に、Nikon(ニコン)がフルフレーム・ノンレフレックス用レンズ、28-80mm F3.5-5.6 VR(Full-Size Mirrorless)の特許を出願中であるとの記事が掲載されていました。http://egami.blog.so-net.ne.jp/2014-12-16#more 

 「うぉ、いよいよニコンもフルフレーム・ノンレフレックスをだすのか!」とはいささか早とちりと云うべきか。特許申請という事で云えばニコンは中判デジタル用のレンズの特許も申請している訳で、いろいろ研究はして技術は蓄積していますよ、でも製品化するかどうかはマーケティングリサーチの結果次第ですよ、と云うことですね。

 しかしこのレンズ、フルフレーム用としては「廉価版」じゃありませんか? だってF3.5-5.6です。フルフレームで最低でも2400万画素、あるいは3600万画素ですから、そうなるとF4通しは最低限必要でしょう。焦点距離のレンジも、望遠側は我慢するとしても広角側は24mm始まりであて欲しいところ。

 まあね、そうなるとF2.8程ではないにしても大きく重たいレンズになってしまいますから、せっかくノンレフレックスで小型軽量のボディを作っても意味が無くなっちゃいますね。そう云う用途にはマウントアダプタを介して既存のF2.8なりF4の標準ズームを使ってくれと云う事なのでしょね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、秋の名残り。ちなみにフルフレーム用廉価版、28-300mm f/3.5-5.6G ED VRで撮りました(^^;

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 只今は13日に撮った写真を4点掲載いたしております。初冬の森の様子をどうぞご覧ください。

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モバイル・チャージャー

 モバイル・バッテリーではありません。モバイル・チャージャーです。そもそもモバイルとは、「自由に動く」や「移動(携帯)可能な」という意味のはずです。本来(従来)は携帯できなかった電子機器が小型になり携帯可能となったものをモバイル○○○○と云う訳です。例えばモバイル・フォン、モバイル・コンピューター。バッテリーはと云えば、クルマ用の鉛蓄電池は昔も今も携帯は出来ないけれど、乾電池やニッカド電池はもともと携帯するために考案されたもの。その電池をモバイル・バッテリーと呼ぶのは、モバイル携帯電話と云うようなもので、変だ。

 と云う訳で(訳は後に書いたのだが)、新しいモバイル・チャージャーを買った。既に一つ持っているし、それだってほとんど使わないので全然必要なかったんだけれど、北陸地方に住む某友人に「2,780円で買ったぜぃ。イイだろ~!」と自慢されたので、対抗して買ってみた(^^; 初期ロットが2,780円ですぐに売り切れたようですが、先週金曜日に確認したらたまたま次のロットが入荷したらしくまた2,780円で売りに出ていたので思わずクリック。送料込み3,140円で入手できました。(現在価格5千円超。2,780円で購入した物の転売品?)


 iPhoneと並んでいるのが前から使っているELECOMの4000mAh(3,140円)。容量は少ないけれど112gと軽くiPhoneと同サイズなので充電しながら二つ重ねて手に持って使えるので便利です。奥が今回購入したcheero Power Plus 3で13400mAh(送料込3,140円)です。
cheero は容量3倍なのに同価格で重さは約2倍(250g)。1mAh当たりの価格は0.79円:0.23円と抜群のC/Pです。更に中身のバッテリー本体がSANYOのeneloopとのことですので発火の心配はなさそうですので安心して使えますね。
 
 いや、だからどうと云う事もない、ただそれだけオチの無い今日のお話しでした。

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春を待つ

 葉を落としたばかりの辛夷(こぶし)の木ですが、春に咲かせる花の準備はすっかり出来ているようです。これからやって来る冬の寒さから身を守るために見るからに暖かそうな毛のコートに包まれて春を待つのです。


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 昨日撮影した写真を4点を掲載いたしました。初冬の森の様子をどうぞご覧ください。

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猫団子

 この写真を撮りながら「こりゃぁ、猫団子だ」と思った。我ながら上手い言葉を作ったものだと思ったのだが、帰ってきて念のためと思い検索してみたら、既に「猫団子」なる言葉は存在していた(^^;


 撮っている時には4匹だと思ったが、良く見ると右から二匹目の後ろにもう一匹、白い猫がいるようだ。

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 本日撮影した写真を明日掲載予定です。どうぞお楽しみに!

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週末

 久しぶりに散歩以外には予定の無い週末です。この頃お疲れ気味の郷秋<Gauche>にはとてもとても嬉しい週末です。最近やたらに疲れます。週半ばにして疲れMaxで、木曜・金曜は万事手抜き三昧(ともすればその傾向になるという意味です)。疲れるお年頃なのでしょうか(^^;

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 先週末は都合により撮影・掲載することができませんでした。只今は11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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良いお年を!?

 年も詰まり残り一週間程にもなれば、仕事は二十八、九日で終わりだから実質あと三、四日。だから「どうぞ良いお年を」と別れ際に挨拶を交わすのも自然な流れなのだが、まだ11日だと云うのに「よいお年を」と云う挨拶が聞こえて来ると、おいおい「そんなに急かせるなよ」と云いたくなる。

 もう年内には一緒に仕事をする日がないから「どうぞ良いお年を」なのだと聞かされた。確かに今年の我が社の勤務カレンダーでは実質的に19日が仕事納めとなっている。週3日勤務のパートタイマーで、人によって勤務曜日が違っていて、更にこれから年休を取ったりすると、どうやら今日辺りから「良いお年を」と云うことになるらしい。

 あらためてカレンダーを眺めてみると今年の残りはあと三週間あるけれど、先に書いた通り我が社独自の勤務カレンダーによればあと8日で年末の休みに入ってしまうのです。成る程「どうぞ良いお年を」の時期なのです。それにしても、時間の流れがますます早くなるばかりの今日この頃であるなぁ。

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 先週末は都合により撮影・掲載することができませんでした。只今は11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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喫煙率19.3%

 厚生労働省が昨年実施した調査によると、現在習慣的に喫煙している人の割合は19.3%との事。えっ、そんなに低い?と思って記事を読んでみたら、それは男女の合計で、男性だけに限れば32.2%だそうだ。そんなものかも知れないな。でも、郷秋<Gauche>が日常生活をしている範囲ではもっと少なく10%程の印象だが、経験的には首都圏では喫煙者は少ないけれど地方に行くと多い、関西地方は多いと云う印象だ。デスクワーク中心の方では少ないけれど、現業系の方には喫煙者が多いと云う印象もある。

 郷秋<Gauche>が住む神奈川県では「公共的施設における受動喫煙防止条例」が制定されているせいもあるけれど、自宅近くでは取り分け、少なくとも郷秋<Gauche>の日常生活の範囲で喫煙している人を見かけることは少ない。だから、自宅近所(横浜市内)の飲食店に入って、タバコの煙や匂いで不快な思いをすることはまずないけれど、隣接する東京都多摩地区には同様の条例がないから、知らずに入った店で思わぬタバコ臭に驚く事がある。

 しかしねぇ、こういう事ってのは自治体毎の条例で決めることではなく、法律によって国内すべての地域で等しく制限されるべきものじゃないかと思う。まあね、時間はかかるかもしれないけれど、それが国民の健康を守る責任のあるお国の仕事だと思うのですよ。2020年の東京オリンピックの時までにはその辺りも整備される可能性があるね。と云うか、郷秋<Gauche>的にはオリンピックに期待するのはそのくらいかな。

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第九が人気なんですか?

 親愛なる神奈川新聞の今日の7面(「芸能」と云うタイトルが付けられたページ)に、「進むウンチク化と実践参加」と云うタイトルの記事。サブタイトル?は「今年末の『第九』事情」(渡辺和彦氏)。

 「第九」(ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付き」)が、年末になると流行るらしい。渡辺氏によると国内のプロオーケストラによる「第九」は22団体で84公演なのだそうだ。その他、来日公演の海外オーケストラ、大学オーケストラ、アマチュアオーケストラ・合唱団による公演を合せると、その総数はこの倍以上に見積もる情報誌もあるようだが、郷秋<Gauche>的には倍どころか3倍、4倍はあるのではないかと思う程だぞ。

 オーケストラと合唱による「第九」だけではなく、近年はリストの編曲による「二台のピアノ版第九」などもこの季節になると演奏されることが多いのだとか。しかしなぁ、ピアノによる第九も悪くないとは思うけれど、それは自分で演奏する「第九」の、半ば余興的楽しみであり、「第九」と云えばやはりシルレルの、あの「歓喜の歌」を文字通り歌われなければ「第九」じゃないだろうと思う郷秋<Gauche>はステレオタイプに過ぎるか。

 40年来「第九」は歌うものと思っていた郷秋<Gauche>ではあるけれど、ここ1、2年は「弾いてみたい!」と思うようになっている。取り分け終楽章の出だしを聴けば、「第九」はチェロの為に書かれたのではないかと思う程である。いや~~~ぁ、弾いてみたい、弾いてみたいぞ。3年後には弾けるだろうか。遅くとも5年後には「弾く」で「第九」に参加したい郷秋<Gauche>なのでありました。

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 先週末は都合により撮影・掲載することができませんでした。只今は11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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良い子は・・・

 良い子は二次会など行かず、まっすぐ帰ってきて、15分音階をさらって寝ます。おやすみなさい。

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 先週末は都合により撮影・掲載することができませんでした。只今は11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。い。

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月見草

 今年はまったく不作だった我が家の月見草だが実家では相変わらず盛大に咲いていたので、種もご覧の通り。我が家の月見草を絶やさめに写真の1/4程をもらってきた。我が家では直播だと発芽率が悪くなるようなので来春はプランターで苗を育ててから移植してみよう。


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 今週末は都合により撮影・掲載することができませんでした。只今は11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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父が残したもの

 父が他界して明日で半年。そんなこともあり実家に帰って来ました。他界した父は多くのものを残してくれました。残念ながらと云うべきは、それは物やお金ではなく、人と人とのつながり、あるいは思いでなどではありましたが。

 喪中のハガキで亡くなったことを知りましたと、かつての教え子(高校の教師をしておりました)が半年を経てなお電話や手紙を下さったり自宅を訪ねてくださるのだと、母が云っておりました。息子としても、まったくもって「有り難いこと」と感謝いたしておる次第です。

 そんな父が残したものに二冊の本があります。いずれも七十を過ぎてから作ったものですが、最初に作ったのが所謂自伝で、二冊目が句文集でした(田舎の小さな結社の同人会長をいたしておりました)。

 「自伝」には、人生の大半を費やした教員時代の交々が、「句文集」には自選の句と共に作句に至る情景やその折々に思ったことなどが記されております。卒業後も近しくお付き合いくださったかつての教え子の皆さんにも差し上げていたようですが、ご笑納くださった皆さんには好評ではあったようです。

 家族としては、この二冊を読むことで、それまで切れ切れに聞いていた70余年の歩みをつなぎ合わせ、あらためて一人の男が生きてきた軌跡を知り確認することが出来ると云う意味では貴重な資料であり、良くぞ書き残してくれたと云う思いに尽きます。

 父には書き残す価値がある程の人生があったことをあらためて思うと共に、翻って自分が歩んできたこれまでの人生を思うと、果たしてどれ程の意味があったのかと、図らずも人生の第二ラウンドに入ろうかとしている郷秋<Gauche>は考えてしまのであるなぁ。


 カバーの中央に配されているのは、還暦を過ぎてから始めた面打ちによる自作。いまだ自宅の鴨居のあちらこちらに掛けられた、目に見える残したもののひとつである。

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 11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしました。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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小林彰太郎名作選

 不世出のモータージャーナリスト、小林彰太郎名作選 1962-1989」(2014年11月1日 カーグラフィック社刊)がようやく手元に届いた。写真が少ないのが残念だが、例えば創刊号で特集が組まれたメルセデス・ベンツ300SLロードスターの記事であれば、「CARグラフィック」創刊号を併せ読めば当時の熱き思いを手に取ることを出来る。

 「アルピーヌ・ベルリネッタ1300S」「VWゴルフ・ディーゼル」「ホンダ・シビック」などに記事に目を通したが、あらためて氏の高き見識と格調ある文体に敬服するばかり。郷秋<Gauche>もいつかは氏のごとく綺羅星のごとき名車に乗ってみたいと思うのだが、それは叶ううまい。だとすればせめてその人格までもが読み取れるほどの文章を書いてみたいと思うのだが、小林氏とは違いもともと下劣な人間故にそれも難しいか。


  と云う訳で今日の一枚は「小林彰太郎名作選」のカバーと巻頭グラビアの300SL、そしてその記事が掲載された「CARグラフィック創刊号」の復刻版。

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 11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしました。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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小林彰太郎名作選

 不出生のモータージャーナリスト、小林彰太郎名作選 1962-1989」(2014年11月1日 カーグラフィック社刊)がようやく手元に届いた。写真が少ないのが残念だが、例えば創刊号で特集が組まれたメルセデス・ベンツ300SLロードスターの記事であれば、「CARグラフィック」創刊号を併せ読めば当時の熱き思いを手に取ることを出来る。

 「アルピーヌ・ベルリネッタ1300S」「VWゴルフ・ディーゼル」「ホンダ・シビック」などに記事に目を通したが、あらためて氏の高き見識と格調ある文体に敬服するばかり。郷秋<Gauche>もいつかは氏のごとく綺羅星のごとき名車に乗ってみたいと思うのだが、それは叶ううまい。だとすればせめてその人格までもが読み取れるほどの文章を書いてみたいと思うのだが、小林氏とは違いもともと下劣な人間故にそれも難しいか。


  と云う訳で今日の一枚は「小林彰太郎名作選」のカバーと巻頭グラビアの300SL、そしてその記事が掲載された「CARグラフィック創刊号」の復刻版。

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地方の私立大学再生はなるのか

 文部科学省が、大都市圏にある大手私立大学の定員超過の抑制を検討していると云う。

 その理由は、大都市圏にある大手私立大学の入学者数が大幅な定員超過となっているのに対して、地方の私立大学のうちかなりの大学が定員割れとなっている現状の是正。もっと判りやすく云えば、定員割れが続いており、放置すれば遠からず経営が困難になる地方の私立大学の救済である。

 大手私立大学の定員超過の抑制は、定員超過に対するペナルティの強化で行う事が検討されている模様。つまり、現状では定員超過が20%(定員が100人の所に120人入学させる。定員充足率120%)以内であれば交付される補助金の基準を定員超過10%(同110%)に引き下げることにより、大都市圏の大規模校に流入する地方出身者を地元の私大に誘導しようと云う作戦のようだが、果たして上手くいくだろうか。

 大都市圏の大規模校にはそれなりの魅力があるから受験生が集まるのであり、その結果が大幅な入学定員超過となって現れる。大学の評価基準にはいろいろな視点があることを知りながらも乱暴な云い方をするならば、出来ることなら慶応・早稲田に入りたい。それが無理なら青山学院、明治、立教、中央。それが無理なら法政、成蹊、明治学院・・・。慶応・早稲田が無理なら、青学・明治が無理なら、成蹊・明学が無理なら・・・、・・・。それが無理なら地元の大学、とはならないのである。

 大都市圏の有名大学そのものにそれ程の魅力があるのかどうかは甚だ疑問ではあるが、地方の高校生にとって大都市そのものが魅力的に映ることは確かだろう。まっ、それだってホントに良いのかどうかは大いに疑問ではあるが、(高校生的視点に立てば)退屈な地方(田舎)よりも刺激の多い都会を目指す気持ちもわからないでも無いし、それは昨日今日に始まったことでは無い事も事実である。

 地方の私立大学には魅力がないのである。いや、魅力のない地方(田舎)にある大学だから魅力が無いように見えているだけなのかも知れない。いずれにせよ地元にある大学だからと、地元の高校を卒業して仕方なく進学する大学ではなく、全国から受験者が集まる程の目に見える魅力がなければ、大都市圏の大手大学の入学者数を抑制しても地方の大学の受験者・入学者は増えない。先にも書いたようにSクラス大学からAクラス大学へ、AクラスからBクラスへ、BクラスからCクラスへと受験者・入学者が流れ、中堅以下の大学の定員超過率が上昇するだけである。

 根本的な解決策は、地方に所在する大学の、誰の目にも見える魅力の発現とその増強であるが、云うは易く行うは難しであるなぁ。しかし、地方の大学がすべてダメかと云うとそうでもない。例えば秋田県の国際教養大学、例えば福島県にある会津大学。いずれも小規模公立大学であるが、日本全国から受験生・入学者を集めている。

 Wikipediaによれば、国際教養大学在学生を出身高校所在地別学生数でみると、地元の秋田県は僅かに14%、秋田県以外の東北地方・北海道が14%、関東地方が24%、中部地方が14%、関西地方が14%、中国地方・四国・およびそれ以西が12%、外国等が約8%と全国のみならず海外からも学生を集めている。

 これを稀有な成功例と捉えずに、各大学が「我が大学の魅力再発見&強化」の努力を重ねれば、国際教養大学の後に続く事ができる「かも」知れない。おそらくは文科省の施策による起死回生は無理。その末路は見えている。文科省としては、「行政として出来る限りのことはした。責任は果たした。経営破たんは自助努力が足りなかったからである」と云いたいのであろう。それが行政の常套手段なのである。

 学部・学科名を変えるなど小手先の改革ではなく、自校の建学の精神を見つめ直し、他とは違う魅力を抽出し、そこから発する、全てのステークホルダーにとって判り易い人材育成目標を掲げ、目標達成のための教育課程と制度を再構築すると云う基本に立ち返ったアクションが、結局は一番効果的なのかも知れないな。

注:主旨は変りませんが、部分的な修正・追記の可能性がありますことを予めご承知おきください。

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チャームポイント

【チャームポイント】
1. その人の最も魅力的なところ。また、人を最も引き付ける部分。
2. (姿・服装などで)他人をひきつけるところ。魅力となるところ。

 以前なら「広辞苑によれば」と書くところですが、面倒なのでネット上で検索した結果の代表的なものが上の二つでした。そうは云っても、手抜きだとは云われたくないしやっぱり広辞苑に何と書いてあるのか気になって引いてみたところ「人の心をひきつける魅力的なところ。『彼女の―は目だ』」と書かれていました。

 これはもう「ネット辞書」の勝ですね。広辞苑では用例に書かれている通り、見た目の魅力がチャームポイントだとしています。一方「ネット辞書」の2番には括弧書きで「姿・服装などで」と書かれています。郷秋<Gauche>はこの括弧書きを、「一般的には姿・服装などで語られる『チャームポイント』だが、ホントは人間性の問題なのよ」と云いたいのだろうと解釈したいと思います。

 温和・温厚な性格、高い見識、包容力、場を和ませる上品なジョーク、こちらも思わず微笑みたくなる柔和な表情、そこにいるだけで回りが明るくなる、何ですかね、云ってしまえば人間性。とにかく、見た目じゃない、その人となりの魅力が本当のチャームポイントなのではないかと郷秋<Gauche>は思うのです。

 話がそれてしまいました。郷秋<Gauche>が今日書こうとしたのはもっと世俗的な、見た目のチャームポイントの事についてでありました。しかも郷秋<Gauche>の。いや、そんなものありはしないと云うのが大方の反応であることは承知しておりますが、郷秋<Gauche>以外にはほとんど誰も見たことのない秘密の場所に、郷秋<Gauche>のチャームポイントがあると、本人は勝手に思っているのであります。

 それは、足の裏です。

 郷秋<Gauche>のチャームポイントであると自認(だけ)していますので、更に魅力を増すための手入れを怠りません。一年を通してとにかく清潔を保ちます。シャワーの度(ちなみに郷秋<Gauche>はほとんど風呂に入りません。一年365日の内、風呂に入るのは多くて10日。真冬でもシャワーのみです)に足の裏、足指の間を入念に洗います。そして踵、親指とその付け根を中心に軽石で磨きます。

 湿潤な春から秋にかけてはそれ以上の手入れはほとんどしませんが、乾燥する冬になるとシャワー上がりの足に化粧水をつけて、それからハンドクリームをつけてすぐのソックスを履くようにしています。忙しい朝には結構慌ただしい事になりますが、それでもこの手入れは欠かしません。

 その結果、郷秋<Gauche>の足の裏は一年中、つるつるすべすべです。本日は、本人以外は誰も見たことのない、郷秋<Gauche>のチャームポイントに関する駄文でありました。すみません。いや、これも言葉のお遊び、駄文書きの訓練の一つだとご理解ください。ペコリ。


 と云う訳で今日の一枚は、家人から支給されている冬用の足裏お手入れグッズ。手や顔にも使いますが、足の裏が最大の消費地です。ちなみに郷秋<Gauche>の秘められたチャームポイントをご覧になりたいと云う方にはいつでもご連絡ください。こっそりお見せします。 つるつるすべすべです。(^^)

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