福島県中通り地方


 夜の間にうっすらと雪が積もり、陽が出ると消える。福島県中通り地方の冬の典型的な天気です。
 3.11の報道であるいは有名になったかも知れませんが、全国の県の中で2番目の広さを誇る福島県は東側(太平洋側)から浜通り(はまどおり)、中通り(なかどおり)、会津地方(あいづちほう)の三つの地域に分けられます。地形による区分ではありますが、それがために気候だけではなく言葉も交通も人々の気質も大きく異なります。

 気候では、特に冬が大きく異なります。会津地方は、西側に隣接する新潟とは山ひとつ隔ててはいるのですが典型的な雪国。浜通りは典型的な太平洋側の気候、つまり首都圏と同じように冬の間中乾燥した晴天が続きます。そして中通りはと云えば、三日周期で会津と浜通りの間を行ったり来たりするのです。その冬の典型的な様子が今日の一枚なのです。三地方の県民性の違いなどについては、また別の機会に書いてみたいと思います。

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