第九が人気なんですか?

 親愛なる神奈川新聞の今日の7面(「芸能」と云うタイトルが付けられたページ)に、「進むウンチク化と実践参加」と云うタイトルの記事。サブタイトル?は「今年末の『第九』事情」(渡辺和彦氏)。

 「第九」(ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付き」)が、年末になると流行るらしい。渡辺氏によると国内のプロオーケストラによる「第九」は22団体で84公演なのだそうだ。その他、来日公演の海外オーケストラ、大学オーケストラ、アマチュアオーケストラ・合唱団による公演を合せると、その総数はこの倍以上に見積もる情報誌もあるようだが、郷秋<Gauche>的には倍どころか3倍、4倍はあるのではないかと思う程だぞ。

 オーケストラと合唱による「第九」だけではなく、近年はリストの編曲による「二台のピアノ版第九」などもこの季節になると演奏されることが多いのだとか。しかしなぁ、ピアノによる第九も悪くないとは思うけれど、それは自分で演奏する「第九」の、半ば余興的楽しみであり、「第九」と云えばやはりシルレルの、あの「歓喜の歌」を文字通り歌われなければ「第九」じゃないだろうと思う郷秋<Gauche>はステレオタイプに過ぎるか。

 40年来「第九」は歌うものと思っていた郷秋<Gauche>ではあるけれど、ここ1、2年は「弾いてみたい!」と思うようになっている。取り分け終楽章の出だしを聴けば、「第九」はチェロの為に書かれたのではないかと思う程である。いや~~~ぁ、弾いてみたい、弾いてみたいぞ。3年後には弾けるだろうか。遅くとも5年後には「弾く」で「第九」に参加したい郷秋<Gauche>なのでありました。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori 

 先週末は都合により撮影・掲載することができませんでした。只今は11月30日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋と冬との狭間を行き来する森の様子をどうぞご覧ください。

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