ニコンからタイの洪水被害に関する第4報

 洪水被害により水没していたタイのアユタヤ県にあるニコンの工場(ニコンタイランド社)周辺の排水が1126日に完了したようである。これから生産設備の復旧作業に取りかかり、来年3月までには被災前の生産体制にしたいとの事。(詳細は 

 

それに先立ち、タイ国内の協力工場で売れ筋の(と云う事は、D3100D5100が中心か)DSLRの生産を開始しているニコンだが、本来の工場が完全復旧するまでは品薄状態が続くことになるんだろうな。

 

タイの工場ではD3100D5100D7000そしてD300S(海外向け)と、量販クラスのレンズを生産していたわけだが、その生産がストップし、更にはD700D300Sの国内向け出荷を1119日に終了していることから(see here)、「売るものが無い」状態となっている訳で、代替え工場での生産を急いだのも頷ける。

 

しかしD3100D5100のような低価格機は販売台数が多いからシェア拡大には貢献できても、1台当たりの利益は相当薄く、経営への貢献はいま一つのはず。ならば利幅の大きいD700D300Sの後継機の発表・発売を急いだ方が良いように思うのだが、何故かいずれもなかなか出て来ない。どうなっているんだろうね。

 

 

例によって記事本文と何の関係もない今日の一枚は、ツワブキの蜜を吸わんと、まさに着陸(着花?)態勢の蜜蜂。ツワブキは漢字で書くと艶蕗。蕗(ふき)に良く似て葉に艶があるからと、判り易い命名。初冬に花を咲かせる。色彩の乏しくなった今どき、そこだけにぽっと明かりが灯ったようにも見る。

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