フィジコ、おめでとう!

 一週間前には「ルビーニョ、おめでとう!」と書いたが、今日は「フィジコ、おめでとう!」だ。才能を持ちながら弱小チームを渡り歩き、勝てそうなチームのシートを得たときにはセカンドドライバー待遇で・・・。

 郷秋<Gauche>はどうしてもジャン-カルロ・フィジケラとジャン・アレジがダブってしまう。両者素晴らしい才能を持ちながらチームに恵まれずあるいはチャンスに恵まれずにB級ドライバーのレッテルを貼られてしまう。古くはミケーレ・アルボレートもそうだ。素晴らしい才能、素晴らしく紳士でこよなくモータースポーツを愛することが三人の共通点であるが、この共通点を持つが故に三人ともチャンピョンにはなれなかったと云うべきか。

 それでもいいじゃないかと、郷秋<Gauche>は思う。誰よりもモータースポーツを愛する、こういうドライバーがいるからF1は素晴らしいのだと思うし、それでこそモータースポーツの最高峰なんだろうなと。

追記:一体全体何の事を書いているのかまったくわからんぞという、ごもっともなご指摘をいただきました。つまりはです、F1 2009年年シーズン第12戦、サーキット・ド・スパ-フランコルシャンで行われたベルギーGPにおいて、昨年のF1参戦以降1ポイントも獲得できていない弱小チームであるフォース・インディアF1チームのエースドライバーであるジャン-カルロ・フジケラが予選でポールポジションを獲得し、レースではオープニングラップでフェーラーリを駆るキミ・ライッコネンに先行を許したが、その後はゴールまでライッコネンを追い回し見事2位でフィニッシュした事を祝って「おめでとう、フィジコ!」(フィジコはフィジケラの愛称)と題する小文を書いた訳です。これでもお判りにならない方は、まっこと申し訳ございませんが、この記事は読み飛ばしてくださいませませ。ペコリ。
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郷秋<Gauche>、田園を巡る(その7・最終回)

 さて、今日ご覧頂くのは昨日もご紹介した田村市船引の「小沢の桜」です。名木と呼ばれる桜を見て回り一番気に入ったのはこの「小沢の桜」でしたが、いずれも葉桜では絵にならず、ご覧くださった皆さんにはまったく面白くも無い写真ばかりであったことと心苦しく思っております。しかしながら初回にも書きましたとおり、来るべき花の季節の撮影に備えての「ロケハン」ですのでどうぞどうぞお許しください。

 それにしても花の時期以外の桜を撮るというのは実に難しいですね。ただこれは郷秋<Gauche>の写真術が未熟である証とも云えるでしょう。大家と云われる写真家であれば、葉桜を見事に表現することでしょうから。郷秋<Gauche>の技では葉桜を存分に表現できなかったわけですが、代わりと云っては何ですが空は美しかったですね。こちらも表現できたかどうかは怪しいのですが、とにかく素晴らしい空、そして雲でした。

 7回にわたりお付き合いいただきました「郷秋<Gauche>、田園を巡る」も今日で終了です。果たして来年になるのか再来年になるのかはわかりませんが、今回見て回った桜を、いつの日にか花の咲いている時期に訪れたいと思っております。その時にはもう少しはマシな写真をご覧いただけるかと思いますので気長にお待ちいただければ幸いです。



「郷秋<Gauche>、田園を巡る」シリーズ
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その7)(この記事、最終回)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その6)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その5)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その4)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その3)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その2)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その1)
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