X68000が現役だった 80年代後半~90年代前半という時代は,ハードディスクはまだ高級品の扱いであり,一般の PCユーザーに広く普及している訳ではない時代でした。ハードディスクにインストール可能なゲームソフトも多数存在しましたが,基本的には「オプション扱い」の行為であり,起動するために「キーディスク」を作成してフロッピーディスクから起動し,データ読込をハードディスクから行うという仕様のものが多かったと記憶しています。
自分も X68000購入後,比較的早い段階でハードディスクの購入を考えましたが,SHARP純正の内蔵用ハードディスクがあまりにも高価(40MBで定価120,000円)だったので,結局のところ外付SCSI接続のサードパーティ製品(Logitec LHD-FM100E)を購入する形になりました。
※LHD-FM100Eは当時 FM-TOWNS用として売られていた製品です。
SX-Windowの環境を整備したかった事がハードディスク導入の最大の要因ですが,後に DINIT.SYS を使用し CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT をマルチ化して,MUSIC PRO 68Kや MUSICSTUDIO PRO 68Kもハードディスクから直接起動可能に設定しました。また,Ko-Windowや SION2も起動可能にしていました。その他,GENOCIDE2や PHALANX,OVERTAKEといった ZOOM系ゲームもインストールしていましたね。
現在は LHD-FM100Eが起動不良状態となってしまい,Logitec SHD-FMX240を別途入手して使用しています。また,つい最近ジャンク屋経由で Logitec LHD-B120Hを 390円で入手。底面のネジが1本欠損しているものの 動作自体に問題はなく十分現役で使用できる状態でした。ジャンク品としては「当たり」ですね(嬉)。とりあえず予備品として保存する事にしています。
ギガバイトクラスの製品を接続している事例もあるようですけど,思わず 100MBクラスの製品を探してしまうあたりは,もはやジャンク馬鹿状態(笑)。動きさえすれば当時の製品なら絶対つながるので心配無用な点が魅力。
失敗時のリスクも僅か数百円。やっぱこれですよこれ。(≧∇≦)
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ロジテックのSHD-FMX240ですか!
私も同じのを使っています。
もう、25年は経とうかというのに未だに動いてます!
かなり丈夫な部類にはいると思われますね。
ジャンク屋で拾って、完動品だったというのも
うなづける話です。
ちなみにジャンク屋って、某全国展開大型新古書店
系列の ○ー○○フ ですか?
私のテリトリーにある○ー○○フでは、68関連は
なんにも出た事がありません。
良いジャンク屋が傍にあって、羨ましいです。。。
>SHD-FMX240
ジャンク屋でゲットしたのはLHD-B120Hの方ですね。
SHD-FMX240はたしか友人からのもらい物だったと思います。
ジャンク屋さんは某ハードオ○です(笑)。
現在は閉店してしまったので,地元ではジャンク品が
入手しづらくなりました。