「ワンダラーズフロムイース」は,言わずと知れたファルコムの名作イースシリーズの第3作目。トップビューのアクションRPGだった1~2作目とは大きく違い,サイドビューのアクションRPGへ変貌を遂げた本作。PC88版を初めてプレイした時はゲームの動きが全体的に重く,粗く感じてしまい,なかなか好きになれませんでしたが,X68K版をプレイしてその印象は一変。X68K現役時代にはかなりハマり込んでプレイしていました。石川三恵子さんが担当していたBGMも,X68Kアレンジのものが今でも大好きで,当時のCDをいまだに持っています。今回のメガドライブ版は,X68Kベースの移植というまさに「異色」の存在。開発が日本テレネットという点も異色であります。
久々にプレイしましたが非常に面白い。購入直後は2~3時間ぶっ通しでプレイしちゃいました(笑)。発売当初は賛否両論だった「YSIII」もやはり名作ですね。メガドライブ版の移植具合はかなり良好な感じ。あえて挙げるとすればジャンプ操作にちょっとだけ違和感があります。ジャンプボタンを押している「長さ」でジャンプの高さが変化する仕様になっているのですが,これがえらくシビア。ラストのガルバラン戦はジャンプ仕様の厳しさに阻まれ,いまだに倒せていません。ほんの一瞬押し過ぎただけで敵本体に突っ込んじゃうんですよね・・・。X68Kのときは・・・やっぱ強すぎて倒せなくて,最終的に「両腕を落とさずに攻撃だけかわして,ボス本体が体当たりしてく瞬間にプロテクトリングを装備して攻撃して,すぐリングを外して~」を繰り返すごり押しパターンだったと思うのですが,本当にそれだけだったのかは定かではないです。
今回驚いたのは,中古で買ったカートリッジのバックアップバッテリーが生きていたこと。
そんなに持つものなのかしら?? そもそもバッテリーじゃないとか?? そんな訳ないか・・・(笑)。
お試しで買ったつもりでしたが,普通にセーブしながら遊べたのはラッキーでした。
ガルバランが倒せていませんけどね。(´・ω・`)
日本テレネットが開発してるってだけで,ネット上では結構酷い言われよう(笑)。移植版なので若干の違和感こそありますが,決して完成度が悪いわけではありません。多重スクロールもしっかり再現していますし,動きの激しいガルバラン戦もかなりスムースに動いていますし。前述のジャンプの件はありますけど。当時はX68K版が手元にあったので,あえてメガドライブ版を購入する事はありませんでしたが,仮に購入していたとしても十分満足できる完成度になっているな。と今回あらためて思いました。初期ロットのメガドラ本体で起動しない事象があるようなのでご注意を。
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