MC68000 Maniacs!
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ファミコン版に続いて,次はゲームギア版「スペースハリアー」であります。

某ゲーレジェで購入した「スペースハリアーの30年」を読んでいて,前回のファミコン版と今回紹介するゲームギア版については,自分持っていなかった(&プレイしたことがなかった)ので,是非入手しておきたいと思った次第。ファミコン版は比較的簡単にゲットできたのですが,ゲームギア版はモノ自体をなかなか発見できず苦労しました。・・・アマゾンとかで探せばすぐ見つかるのですが,個人的に「中古ソフトを探して近場を旅する」ことも趣味の一部にしているので通販なんて野暮なことはしません。とはいえ,近場で簡単に発見できるとも思っていないので,イベント等で上京した際に秋葉原に立ち寄ってゲットしてきました。

ゲームギアに「スペースハリアー」が出ていたこと自体を知らなかったので個人的にめちゃめちゃ興味がありました。もっと言えば,前述した「スペースハリアーの30年」にて「IDAが熊に差し換わっているのが衝撃的」という記事を読んで,どれだけ衝撃的なのか確認してみたかったのです(笑)。実際プレイしてみると・・・これが本当に衝撃的。獣王記の「熊に変身」するときみたいな「熊の顔」が飛んでくるのを想像していたら,顔だけじゃなく胴体と前足まで描いてあって本当に「熊」になってました。地上物としてはマンモスとかと同じ位置づけとして説明が付くんでしょうが,熊がぐるぐると回りながら火を吐いて飛ぶ・・・ってのは,普通に考えたらおかしいでしょう。チェックで引っ掛かるとかないのかしら。あと,個人的に衝撃的だったのは「ゴーダーニ」。真顔のおばちゃんが接近してきて,目前で鬼の形相に変わる・・・って感じ。これ絶対わざとやってるでしょう?? プレイしていて大爆笑しちゃいました。

ちなみに,ビンズビーンも謎の生物に書き換わっています。
柱とかはそのまんまなんだから,ほぼ障害物のビンズビーンは書き換えなくても良かったんじゃないかな・・・。

ゲーム自体は「マークIII版」をベースに製作されているとのこと。キャラをオリジナルに差し換えてアレンジしているようですね。BGMも独特なクセをつけたPSGアレンジがなかなか秀逸。ファミコン版とくらべて圧倒的に「スペースハリアー」になっていると思います。ただ,ゲームギアというハードウェアの制約上,画面サイズが非常に小さいので,キャラの大きさに対して画面が非常に狭いです。それでもキャラを小さくしなかったのは賞賛に値すると思います,が,あくまでもベースが「マークIII」なので,キャラの透過処理が成されておらず,遠景に敵が並ぶともう何が何やら判らなくなっちゃいます。最後のビンズビーン(謎の生物ですが・・・)ステージはそれなりにスピードも速いので非常に難しいです。

全11ステージ+ボスラッシュにステージ数は縮小されていて,なんと「ウィウィジャンボ」がいません。何故かラストの「HA-YA-OH」は健在で,スピードとかわし辛さはマークIII以上の難敵かと。標準でコンティニューがありますが,その場コンティニューじゃないのが地味にツライです。裏技を併用してなんとか最後まで行けましたが・・・HA-YA-OHが強くて倒せてません。これノーコンティニューでクリアできる人いるのかな。


【裏技】
○難易度セレクト
 ゲーム起動時,1ボタン押しっぱなしにすると「EASY」,2ボタンを押しっぱなしにすると「HARD」。
 これは必須の裏技ですよ。

○残機増
 ゲーム起動時,上を押しっぱなしにすると,残機4でスタートできる。
 結局死にまくるのであまり意味を感じません。裏技の仕様上,難易度セレクトと併用はできないみたい。


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