MC68000 Maniacs!
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先日開催された「ゲームレジェンド22」でゲットしてきた「スペースハリアーの30年」について。

同人誌即売会で売られていた同人誌・・・ではありますが,外観は普通に売られているムック本となんら変わりないクオリティ。中身に至っては,今やオールドゲームとなってしまった「スペースハリアー」というゲームのみを題材として,全132ページ(うち80ページはオールカラー)の大ボリュームで纏め上げており,広告など無駄なページは一切なし。前半のカラーページは昔懐かしいゲーム雑誌(Beepとか)の特集記事を思わせる編集。後半の白黒ページは読み物中心でどちらかというとマニア向けパソコン誌(Oh!Xとか)の雰囲気が漂っています。個人的には読むのが非常に楽しかったです。世間一般の雑誌では,新作でもなんでもないゲームのネタ1本でここまで掘り下げた内容にはできないと思います。同人誌だからできた若干オーバークオリティなスペハリのムック本。「スペースハリアーの30年」をゲットできただけでも,ゲームレジェンドに足を運んだ甲斐があったと言うものです。

とにかく懐かしいの一言。(≧∇≦)

冒頭のアーケード版「スペースハリアー」全ステージ攻略記事と全キャラクター紹介は,全盛期のゲーム雑誌の攻略記事をあらためて読んでいる気分です。今まで飽きるほどプレイして,ステージ攻略も全部記憶しているような状態にも関わらず,攻略記事をかなり楽しんで読む事ができました。登場キャラクタの紹介部分は特に面白かったです。やはり全編オールカラーで,すべての記事にゲーム画面やキャラクターのスクリーンショットが差し込まれているのが良いですね。続いての記事は「スペハリコレクション大全」。国内/海外向け家庭用ゲーム機への全移植版と,国内/海外向けパソコンへの全移植版を,パッケージ写真とゲーム画面のスクリーンショット付きですべて紹介しています。もちろんオールカラー。国内向けの移植版はほとんど全てプレイした事がありますが,海外版のものはGBA版以外は触った事がないですね・・・。国内向けのものでも,ファミコン版は一度も触った事がありません。あとは・・・MZ-700版も存在は知っていましたが,プレイした事は一度もないですね(笑)。せめてファミコン版は入手しておきたいところです。

面白いのは,主要な国内移植版を対象にファミ通ばりのクロスレビューを実施しているところ。
満点を獲得したのは「3DS版」。完璧と謳われたサターン版は次点でした。

3DS向け「セガ復刻アーカイブス」に収録されたスペハリって,再移植規模の修正が入ってたのか・・・。
3D機能が修正されたのは知ってましたが,こりゃあ早速買ってこなければ。

この後は「ムービング筐体レストア記」と題した筐体のばらし方教本のような記事が続きます。もちろん全ての作業箇所に解説&写真入りで,かつオールカラー。この部分だけ切り出しても,別に同人誌が1冊出来ちゃいそうなくらい濃い内容。めちゃめちゃ読む人を選ぶ記事ではありますが(笑),自宅に筐体(というかゲーセン)を所有する「プロ」のレストアテクニックが書かれていると言う意味では,非常に貴重な記事かと思います。

以降は読み物中心の白黒ページ。
元Beepライター達のインタビュー記事や,現役筐体設置店へのインタビュー記事などが掲載されています。
天野ゲーム博物館の名前が出てきたのが非常に懐かしかったです。

う~ん。国内PC移植版関係のネタであと3倍のテキストは書けるなあ。(`・ω・´)
でも,きりがないのでこのへんで(笑)。


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